曽田正人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ熱苦しくて好き。
自分には「バレエしかない」と、本当にそれだけで生きていく昴。まっすぐすぎて痛々しいけれど、こんなに荒れ果てた我が道でも、天才が突き進めばローマに通じるのだな~。
クライマックスはボレロ。
かつて刑務所の慰問公演で囚人たちを嗚咽させた昴が、今度は、いよいよ一般の観客をかき乱す。やわな感動を通り越して、苦しめる。ここがこの作品の神髄だと思う。
囚人は自由を渇望する。でも、普通の人間は、檻の外でだって昴のようには突き抜けられない。自由を持て余す。その点、昴には「バレエしかない」。その不自由さが眩しい。
「あんたは、これで生きるの死ぬのという踊りをしたことがあるかい」
「こい -
Posted by ブクログ
1巻を読んでからずっと読んでいなかったのですがふと機会が訪れ8巻まで一気に読んでみました。
1巻を読んだ時の私の感想は「曽田先生に求めているのはこんな安っぽいアニメのような作品じゃない」でした。
「昴」といい「シャカリキ」「め組」といいあの濃厚な作画と物語こそ先生に求めているものであって、あんなにあっさりした線で敵ロボットを主人公が超能力で倒していく物語なんて正に対極に位置するものじゃないか…と。
ただ実際に読み進めていくと実はそうでもない。
特にベルナの登場によって曽田先生らしさがどんどん濃くなってきたように思えます。
(「MOON」のミンミンの時のように脱線気味な気もいたしますがw)