『め組の大吾』『シャカリキ!』などに代表される曽田正人先生の作品は、とにかく熱いマンガが多いのですが、その中でも特に熱いのがこの『capeta』です!!
幼い時に母を亡くし、とても貧しい家庭に育った主人公の平勝平太(通称:カペタ)が、モータースポーツに出会うところから話は始まります。作品中、カペタは何度も辛い逆境に立たされながらも、己の才能でそれを次々と乗り越えていきます。
しかしそれだけでは終わらないのがこのマンガの面白いところ。いわゆるスポーツマンガにありがちな「才能+努力で栄光を掴んでいく」というテーマとは違い、カペタは、普通なら才能だけでは絶対に越えられないような壁すらも、己の才で越えていくのです!圧倒的な才能というものは、人もお金も地位も全て惹きつけてしまうんだなぁ…としみじみ感じてしまいました。
日本のモータースポーツファンの期待を一身に背負った「CAPETA from JPN」は、栄光を掴む事が出来るのか!?読めばあなたも熱くなる!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2013年09月04日
Capeta最終巻です。
マカオF3の決勝。
ついに、源とカペタの勝負に決着がつきます。
決着が決着が付いたからと言って、そこで彼らの勝負が
終わるわけでもなく、キャリアの終焉でもありません。
彼らにとってこのマカオF3はあくまでも通過点・・・。
本当なら、数年後とかを描いて欲しかったのです...続きを読むが、
その数年後は、読者の想像に任せるということでしょうか。
もしかすると作者だけの秘密ってことかもしれません。
うーん、終わってしまうのは非常に残念。
でも、楽しかった!!
マカオでの優勝を経ても先の見えない現状
でも源の言う通りカペタにとってはいつも逆境だからきっとF1へ辿り着くはず
その道も見てみたいと思うけどこれからはレースよりも
スポンサー集め等の裏方の描写がメインになりそうだしここで完結は良かったと思います
Posted by ブクログ 2013年06月02日
読み終わってしまったー・・・・・・。
なにか最後D-LIVEの悟っぽくなってたけど。
最後に秦さんとくっつくのはなくてもよかったかなー・・・。
ドライバーバカだし、そうでなくてもモータースポーツ界大変なので、苦労しそう、たとえ自分もドライバーでも(秦さんが)
Posted by ブクログ 2013年06月04日
多くの人が感じる「F1まで描いてほしかった」ってのはあるんだけど、あとがきにある「カペタのF1への到達はミラクルと思えなかった」には説得力がある。カペタの「奇蹟」のストーリーは完全燃焼して読者に伝わったかと。曽田さん、長い間熱い物語を描いてくれてありがとうございました!
Posted by ブクログ 2014年01月25日
マカオGP決勝レース、カペタ完結。F3編からちょっと難しかったが、最終巻は車と対話しながら走るカペタは良かった。まさに原点に戻った走り。
レーシングカーの世界は、厳しいな。資金がなければ、才能ある速いドライバーでも走れない。
そう、世界が違うんだと痛感させられる。
Posted by ブクログ 2013年10月12日
capeta完結です。
カート時代に戻った原点の走り。
源とのコンマ1秒を争うギリギリの勝負。
マカオGPはこれ以上描くものはないだろうと思える熱いレースでした。
赤いクルマに乗っているところも見たかったけど…。
F1は財政難で世知辛いことになってるみたいですし。
ドライバーの腕より持参金なんていう...続きを読む大人の事情は少年漫画向きではない気がするので、この終わり方で良かったと思います。
Posted by ブクログ 2013年08月18日
やっと完結。月マガで開始当時から見ていただけに待ちに待った。本当に曽田さんは主人公を魅力的に書くのがうまい。決して中身、環境的に完璧ではないけど、仲間に恵まれ、才能、努力の上に勝ち進んでいく感じ。30巻あたりのF3決勝~祝勝会の流れは本当に感動的。カートの設定とか走行方法とか難しくてなかなか理解出来...続きを読むないけど、それ抜きにしても面白い作品!
Posted by ブクログ 2013年05月19日
自分のもてる力をすべて出すこと。そして、その先にある力を引き出すこと。そういう全力の姿というのが、この漫画からヒシヒシと伝わってくる。
終わってしまったのは、とても残念だけど、この先に待ち受けるキャラクターの未来は、明るいものしか想像できない(笑)