あらすじ
残るは4周。勝者は神のみぞ知る! ――鈴鹿サーキットでのF・ステラ第6戦、運命の決勝。カペタとナオミは、ついに直接対決のときを迎えていた! しかし、マシンと一体化して完璧に走る二人の前にも、驚異の運命が待ち受けていて……。魂の作家・曽田正人が描き出す、超本格レーシングロマン、第15巻。
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『め組の大吾』『シャカリキ!』などに代表される曽田正人先生の作品は、とにかく熱いマンガが多いのですが、その中でも特に熱いのがこの『capeta』です!!
幼い時に母を亡くし、とても貧しい家庭に育った主人公の平勝平太(通称:カペタ)が、モータースポーツに出会うところから話は始まります。作品中、カペタは何度も辛い逆境に立たされながらも、己の才能でそれを次々と乗り越えていきます。
しかしそれだけでは終わらないのがこのマンガの面白いところ。いわゆるスポーツマンガにありがちな「才能+努力で栄光を掴んでいく」というテーマとは違い、カペタは、普通なら才能だけでは絶対に越えられないような壁すらも、己の才で越えていくのです!圧倒的な才能というものは、人もお金も地位も全て惹きつけてしまうんだなぁ…としみじみ感じてしまいました。
日本のモータースポーツファンの期待を一身に背負った「CAPETA from JPN」は、栄光を掴む事が出来るのか!?読めばあなたも熱くなる!
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Posted by ブクログ
第2部中学生編完!
熱かった!言葉にできないくらい熱かった!
中学生編は同世代のライバルたち、仲間たちとの熱いロードがえがかれた。曽田さんはあとがきで第2部は「学校」を意識して書いたという。
通常の学校ではなく、同世代とのかかわりを通して、カペタがどのようにモータースポーツに向き合っていくか、それにともなう周囲の人との関係を臨場感たっぷりに描いてくれたと思う。すごい!
そしてモータースポーツのおもしろさがこれでもかと伝わってきた。この漫画を読めたことに感謝したい。第3部がたのしみ!
Posted by ブクログ
6巻から中学三年になったカペタが成長ぶりを見せる。
ライバル源や幼なじみのモナミ、ノブの成長もいいね。
14巻では、カペタの主人公らしからぬ思考にゾッとする場面もあり。
9巻、フォーミュラを初見する話の扉絵、カペタとノブ、モナミの将来図好きだな~。
Posted by ブクログ
あー、ここで第2部終わりなのか。曽田氏の作品は好きなので楽しんで読んではいるものの、カンマ1秒が縮まるだけの説得力が希薄に感じられるところがあって、ダダハマリとまではなかなかいかない。
Posted by ブクログ
再読。
6-15。
中学生になって、FSRS編とエントリー編で、一部完結。
カペタもだけど、マネージメントを勉強しようというノブも、アイドルになって資金源になろうとするモナミも、自分たちに出来る精一杯でチームカペタを頑張ってるこの感じ。何度も泣きそうになる。何度目かの再読なのに。