『め組の大吾』『シャカリキ!』などに代表される曽田正人先生の作品は、とにかく熱いマンガが多いのですが、その中でも特に熱いのがこの『capeta』です!!
幼い時に母を亡くし、とても貧しい家庭に育った主人公の平勝平太(通称:カペタ)が、モータースポーツに出会うところから話は始まります。作品中、カペタは何度も辛い逆境に立たされながらも、己の才能でそれを次々と乗り越えていきます。
しかしそれだけでは終わらないのがこのマンガの面白いところ。いわゆるスポーツマンガにありがちな「才能+努力で栄光を掴んでいく」というテーマとは違い、カペタは、普通なら才能だけでは絶対に越えられないような壁すらも、己の才で越えていくのです!圧倒的な才能というものは、人もお金も地位も全て惹きつけてしまうんだなぁ…としみじみ感じてしまいました。
日本のモータースポーツファンの期待を一身に背負った「CAPETA from JPN」は、栄光を掴む事が出来るのか!?読めばあなたも熱くなる!
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Posted by ブクログ 2017年06月10日
第2部中学生編完!
熱かった!言葉にできないくらい熱かった!
中学生編は同世代のライバルたち、仲間たちとの熱いロードがえがかれた。曽田さんはあとがきで第2部は「学校」を意識して書いたという。
通常の学校ではなく、同世代とのかかわりを通して、カペタがどのようにモータースポーツに向き合っていくか、...続きを読むそれにともなう周囲の人との関係を臨場感たっぷりに描いてくれたと思う。すごい!
そしてモータースポーツのおもしろさがこれでもかと伝わってきた。この漫画を読めたことに感謝したい。第3部がたのしみ!
Posted by ブクログ 2014年01月20日
6巻から中学三年になったカペタが成長ぶりを見せる。
ライバル源や幼なじみのモナミ、ノブの成長もいいね。
14巻では、カペタの主人公らしからぬ思考にゾッとする場面もあり。
9巻、フォーミュラを初見する話の扉絵、カペタとノブ、モナミの将来図好きだな~。
Posted by ブクログ 2013年04月16日
あー、ここで第2部終わりなのか。曽田氏の作品は好きなので楽しんで読んではいるものの、カンマ1秒が縮まるだけの説得力が希薄に感じられるところがあって、ダダハマリとまではなかなかいかない。
Posted by ブクログ 2012年08月28日
再読。
6-15。
中学生になって、FSRS編とエントリー編で、一部完結。
カペタもだけど、マネージメントを勉強しようというノブも、アイドルになって資金源になろうとするモナミも、自分たちに出来る精一杯でチームカペタを頑張ってるこの感じ。何度も泣きそうになる。何度目かの再読なのに。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
シートは地球上にわずか20のみ。あまりにも狭き道よ。それでも最高峰への夢に取り憑かれた幾千の若者たちは迷いもせずなだれ込む。傷つき血を流し、心が折れたライバルをエスケープ・ゾーンへ押し退け、満身創痍でようやく1人が通り抜けられるか。スピードの帝国、フォーミュラ・ワンへと続く道。その隘路はどこか似てい...続きを読むた。無理がある……!並んで2人は通れないのだ!“スズカのシケイン”。ここで我々は幾度目撃したことだろう。愚かで、強引で、そして抱きしめたくなるような男たちの意地の張り合いを!