あらすじ
鈴鹿での勝利で、マカオGP出場へ、そして年間チャンピオンに大きく前進したカペタ。一方、永遠のライバル・ナオミは、ユーロF3で苦闘を続けていた。崖っぷちのイギリスラウンドで、カペタの走りを参考に予選で爆発したナオミだが、チーム内の“見えない壁”に阻まれ、ポールポジションを逃す。決勝で真価を発揮することができるのか!?舞台が世界へと広がり、ますます加速する超熱闘レーシングロマン!
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『め組の大吾』『シャカリキ!』などに代表される曽田正人先生の作品は、とにかく熱いマンガが多いのですが、その中でも特に熱いのがこの『capeta』です!!
幼い時に母を亡くし、とても貧しい家庭に育った主人公の平勝平太(通称:カペタ)が、モータースポーツに出会うところから話は始まります。作品中、カペタは何度も辛い逆境に立たされながらも、己の才能でそれを次々と乗り越えていきます。
しかしそれだけでは終わらないのがこのマンガの面白いところ。いわゆるスポーツマンガにありがちな「才能+努力で栄光を掴んでいく」というテーマとは違い、カペタは、普通なら才能だけでは絶対に越えられないような壁すらも、己の才で越えていくのです!圧倒的な才能というものは、人もお金も地位も全て惹きつけてしまうんだなぁ…としみじみ感じてしまいました。
日本のモータースポーツファンの期待を一身に背負った「CAPETA from JPN」は、栄光を掴む事が出来るのか!?読めばあなたも熱くなる!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
奈臣の話を挟んだことで日本側の展開に影響を与える、という構成が非常に面白い。
カペタと奈臣の関係性を外から見る金田という構図にしているのが巧い。カペタ自身も奈臣からの報告の影響で失敗したりと一筋縄ではいかなくなるのが面白い。電話とはいえノブとカペタの交流は久しぶりなだけに読者的にも非常に熱く、そこからカペタが原点まで回帰する展開は非常に良い。そこがしっかり今巻末に置かれているのも魅力的。
Posted by ブクログ
前巻の鈴鹿優勝が全日本F3の、対金田戦のクライマックスでした。
タイトルを獲る最終戦ではライバルのいない、さらに上の速さの世界でひとり走ることになりました。
次はマカオですね。源と対決ですね。F1のシートも見えてきました。
Posted by ブクログ
マンガ好きの知人から借用。
曽田正人のマンガはどれも主人公が我が強くて
アツ過ぎるなぁと思うのだけど、その中では
カペタは人間味があると思う。
要は「好き」って事です。(笑)
Posted by ブクログ
ラスト辺りを読んでいて「次の巻でマカオでレースして完結?」ってな気になりました・・・。次から新章になるんですね、ホッとしました^^;