曽田正人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コンクールで得た奨学金と留学を蹴って、昴は「すぐにプロになる」ために単身渡米。
期待に胸を膨らませて踏んだニューヨークで、待っていたのは2年も公演をしていない、問題だらけのバレエ・カンパニーだった!?
中学卒業してすぐに単身渡米…しかもいきなり強盗に遭ったり働かされたり、ろくに踊れなくて昴は不満一杯!
それでも「自由」を感じるあたり、今までの昴の人生がちゃんと複線としてはられてるな〜、と言う感じ。
昴の子供らしいところなども垣間見れて、最後には大人っぽいところも!
アメリカ編、スタートしてさらに勢いを増してきたストーリーにのめりこみます!
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Posted by ブクログ
初めてのプロの舞台の上での群舞。その中で昴はさらに一歩進んで行き、自分にはダンスしかないと決意を固める。
新たに出会ったタカコから「ローザンヌ国際コンクール」について教えてもらい、ダンスで生きていくためにそれを目指すことにした矢先、ダンサーとして大切な物を失いかけていることに気付かされ、一度はバレエから離れてしまう。
そこでストリートダンスと出会い、初めての仲間を得て楽しみを取り戻す。
このストリートのシーンとかもまたすごかった!リズムが聞こえるような、周りの熱狂とかもすごく伝わる!
何よりこの3巻は表紙の昴の表情がなんともたまりません…バレエしかない、って言う感じで、それ以外は希薄な存在みた -
Posted by ブクログ
15歳になった昴が中学卒業を前に自分の未来を考え始める…そして「プロのダンサーになる」と決め、プロのバレエの世界に踏み出していく。
しかし、群舞(コール・ド)という今まで経験のなかった場面で、壁にぶつかる。
数年間キャバレーのおばちゃんに叩き込まれた技と、眠っていた「才能」がスイッチが入って華開く時、息を呑むような群舞を見せられる。
セリフの無いシーンでも、すごく熱気とか迫力を感じる曽田さんの画力がすごいです!
この巻の中で何人もの人に息を飲ませている昴ですが、読んでいるだけのコチラも喉を鳴らしてしまうくらい。
先はまだまだすごいことになるんだろうな〜〜〜、という期待を裏切らない、第2巻。終わ