あらすじ
新人ダンサーの登竜門として最も有名な「ローザンヌ国際バレエコンクール」。その決選当日、すばるは40度の高熱を出しながらも、舞台に立つことを選んだ。あまりの高熱にふらつき、宙に浮いているような感覚。だが、この逆境こそが、すばるに奇跡をもたらした。まるで重力から解き放たれたかのような、人間離れした動きを可能にしたのだ。すばるの踊りは観客の心をつかみ、共に出場する踊り手たちを震撼させた…
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Posted by ブクログ
1冊のほとんどがたった1日のコンクール決選を描いて埋められている。
正直、雑誌連載時にこの進み方じゃもどかしくて先が気になってしょうがないだろうな〜、と思うけど、コミックスで一気に読めるのは幸せだ!
作中「重力の魔女」と表現された昴の踊りだけど、その重力を感じさせる描画もすごいんです。
これで「第一部」が終わるけれど、とにかく濃い話!
15歳でこんなに色々と起こって、迷う昴は大変だ…。天才の苦悩なんて実際は自分にはわからないけど、空港での子供からサインを求められたシーンなど、昴の表情だけで感情が判ってすごかった。
Posted by ブクログ
連載がお休みになっているため、11巻でストップしています。早く続きが読みたい作品。クラシックバレエの話です。でも繊細なバレエのイメージとは正反対で、力強いタッチで描かれています。その力強さがまた節々の切なさを引き立てているんだろうなぁ・・