曽田正人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
帰省時に1〜20巻をあっという間に再読。
全巻1回は泣けるのではと思うくらい、グッとくる展開が続く。やはりかっこよくて、面白くて、災害時の対応にちょっと詳しくなる、最高の名作。
大吾がただヒーローなのではなく、天才すぎてイっちゃってるところがあって周りが感動通り越してドン引きしがちなのとか、本人にも消防士という仕事とは、という葛藤があるのがヒューマンドラマをリアルにしていていい。
スマトラ島のエピソードで伏線回収がされていって、五味さんの「災害に、エネルギーをすいとられる人生なんてまっぴらごめんだ。住む人間が好きなことに情熱の全てをかたむけられる。そんな千国市にしよう。めでたい街に!!」という -
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おもしろすぎる。ダンスシーンの熱気や研ぎ澄まされた空気がページから飛び出すように伝わってきて、喜怒哀楽すべての感情が詰まっていて心を掴まれた。最高だった。
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どこまでも「め組」
途中途中で描かれる未来の災害が気になってしかたないが、それよりも作品のクオリティが素晴らしくてどこまでもめ組。
曽田先生はずっと進化し続けている。最高。 -
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そこにあるのは光か闇か
ミュージカル「コーラスライン」のバレエにまつわるエピソードの少女と同じように、私にとって憧れても結局深くは関われなかったバレエの世界は、厳しい現実から切り離された美しく研ぎ澄まされた世界だった。だからバレエマンガは、結局バレエに深く関われなかった気持ちを紛わすことができるから読んでいた。でも昴の一連のストーリーは戦闘もののようにギスギスし、殺伐としていた。ギスギスや殺伐のために美しいバレエの世界を使うことに不満を感じていたが、そのギスギスや殺伐がどこにたどり着くのか知りたくて、読破した。青年誌の男性作家さんはバレエに愛があったのか?ただ己の美学とこの世の闇を嘲笑うためにバレエを利用し、バレエの
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言葉の戦い
歌人や和歌と関わりを持つ名家の主人公が、ラップに出会う話です。和歌やラップバトルは全然違うように見えて、ある意味言葉の戦いなので意外と通じるものはあるのかな、と。作品のリリックはラッパーの協力で作っているそうで、やはり言葉一つ一つが深いです!個人的にヒプマイよりこっちの歌詞が好き。