藤ノ木優のレビュー一覧

  • あの日に亡くなるあなたへ

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    ネタバレ

    ありがちな設定(過去と電話が繋がる)なのに、ありがちな展開にならない。
    途中途中で、記憶がさまざま入れ替わっていく様を読むと、読んでいるこちらまで混乱してくる。
    これ、最終的に翔子の記憶の中にも、未来の息子と話をしていた事実が生まれるってことよね?
    ものすごい不思議な展開だと思った。

    0
    2026年06月19日
  • アンドクター 聖海病院患者相談室

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    研修医凪沙の成長1ヶ月。ってところか。
    著者が医師なので、医療行為の場面や、病状についてとてもリアリティがあるなと思う。
    凪沙が1番初めに失敗するシーン。
    「自分は医者である。患者をどうにか助けねば」と、思うあまりに暴走してしまう感じ、すごくわかるなーと。
    医師ではないが、キャリアコンサルタント資格を手にした後、私は面談で失敗した。
    凪沙と似たような気持ちに落ち入り、「どうにかしなきゃ」と暴走し、クライアントの信頼を損ねてしまった。
    あのときの光景、まざまざと思い出せるなー。。。

    伯母が肺がん末期でホスピスに入院していた過去があるので、武田さんの過程には感情移入をしてしまった。
    幸せなラスト

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    2026年06月17日
  • スウィッシュ!

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    成長期での栄養管理の大切さ

    脚を怪我してしまった。エースで親友の羽瑠が全治四ヶ月と診断を受ける。
    このままでは高校生最後の試合に出れない。
    愛奈はチームのために、スポーツドクターの父である竜介に相談するが・・・

    部活に取り組んだからこそ分かる、青春スポーツ小説でした。
    パフォーマンスを上げるために食事管理がとても大事だと改めて教えていただきました。また、女性ならではの悩みなどがリアルにあり、別の大変さを知れました。

    一言言えるのは、全てを否定するのではなく、人の考えに寄り添ってあげる器の大きさも大切だなって感じます。

    0
    2026年06月01日
  • 偽医者がいる村

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    ネタバレ

    ジャーナリストの記事のせいで居場所を失った医師が、ずっとそのジャーナリストを恨んでいたのに、
    実際に会ってみると、ジャーナリストのほうも自身の記事が炎上したことで、文章を書けなくなっていた。怒りの矛先はどこなんだー?!と悩みながら、田舎のぎりぎり経営の産院で手伝いをしていくうちに、おじいちゃん先生から大事なことをたくさん学ぶ。
    岩手なのかな?東北なので方言に親近感があった。

    お医者さんをあんまり責めたくないなと思った
    ほんとうに大変なおしごと。

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    2026年05月31日
  • あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)

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    ハイテンションで一生懸命な若いお医者さんたちの成長、最後の責任を負って彼らを守る教授。そして、医師たちがついに教授の庇護を脱して前面に出ていく。
    1巻に続いての個性豊かなメンバーに更に個性的なキャラクターが加わって一気に読みました。

    0
    2026年05月30日
  • 偽医者がいる村

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    ネタバレ

    不合理な政策が決まる 過程をこれまでも 散々目の当たりにしてきたからこそわかるのだ。たとえ 当事者不在でも、内容にどれだけ 不備があろうとも 、舵取りする人間とそれに従順なメンツが集められれば計画は進んでしまうものなのだ。

    「 ここは(過疎地の産院) 店主が頑固に続けてる オンボロの定食屋 みたいなもんだ家族経営 同然なのに 大赤字 だし 店主 も よぼよぼのジジイだ そんな店はもう時代にそぐわないだろう 求められていない場所は消えていくのが 事前の摂理であり 時代の定めだ」

    「 最善を尽くしても助けられないことがあるのが 医療だ救えなかった命を悔やむのはいい だが無理に罪を背負う必要はな

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    2026年05月09日
  • コウノトリとんだ

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    新人助産師のまゆは生い立ちのトラウマから出産介助ができない。同僚や指導助産師などの見守りの中で成長していく物語。出産現場の臨場感溢れる描写、生まれる赤ちゃんや産む側の妊婦さんへの暖かい眼差し、手助けする関係者の熱い思いが伝わってきました。

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    2026年05月04日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    塔子「教授のこともわたしたちの過去のことも考えなくていいから。あなたが向き合うのは目の前の患者だよ」

    三角師長「自分が納得するまで資料を集めて、私たちにプレゼンして頂戴。その上で意見を擦り合わせて、城ケ崎先生にフィードバックしましょう」
    胸が熱を帯びる。分娩後に患者からお礼を言われるのも嬉しいが、それとはまた違う。自らの提案が通ったことに対する嬉しさと、未来に対する期待、同時にのしかかる責任感が入り混じった不思議な高揚だった。(小幡八重)

    先ゆき不安な新米を気にかけていたら、想いが何倍にもなって返ってきたのは、嬉しかったし、やりがいを実感した。(小幡八重)

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    2026年04月27日
  • あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「ペリーが日本人を見た時 技術さえ手にしたら強力なライバルになるに違いないと 驚いた そうだ それほど日本人を脅威に感じた理由は真摯に学ぶ姿勢と圧倒的な基礎学力があったからだ 海崎 お前に足りないものはどっちだってね まずは基礎を磨かなきゃ話はそれからだってことだよ それ以来 僕はここで 遮二無二鍛錬を積んだんだ」

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    2026年04月26日
  • コウノトリとんだ

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    あるトラウマからお産をとれない助産師のお話

    望まれずに授かった命は
    生まれないほうが良いのか
    それでも生まれた方が良いのか

    母親が孤独で
    あるいは貧困で
    あるいは無責任で
    育てられなかった場合
    生まれた子どもは幸せだろうか

    母親の立場と、子どもの立場からいろいろ考えさせられる作品だ

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    2026年04月01日
  • 偽医者がいる村

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    1人の熱情に頼るだけでは、現実の根本的な解決には繋がらず、人口が減少する中で、諦めていかざるを得ない現実も増えていくのだと思います。
    それでも、多くを経験することの大切さも学べました。

    「律子は、この診療所そのものが、若者を縛る中途半端な存在だと言っているのだろう。」

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    2026年03月29日
  • あの日に亡くなるあなたへ

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    ネタバレ

    現役産婦人科医の著者による作品。

    気になって手に取ったが、産婦人科が舞台ではあるものの、医療現場というよりは、主人公が抱えるトラウマに焦点が当たっている。

    現在と過去を繋ぎ、過去を変えることで今を変える、という視点は面白いと思ったけれど、20年前に亡くなった妹が急遽現在は生きている……など?
    受け入れられるのかな?とか、20年のブランクが記憶の改ざんだけで家族になれるものなのか?とか。
    少々考えさせられるところがあるかな、と個人的に。

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    2026年03月29日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    シリーズ第三弾!
    今まで同様、医療+伊豆のグルメの物語。
    医療現場のリアルに加え、伊豆の料理のリアルが伝わります(笑)
    伊豆のその店を探したくなります。(きっとモデルがあるはず)
    感涙とはいきませんが、医療シーンは熱くなります。

    ドクターヘリで搬送された患者を腹腔鏡手術で救う北条。
    しかし、開腹にするか腹腔鏡にするかで緊迫なやり取りがなされます。
    手術後の伊豆グルメがこれまたいい感じ!

    助産師、看護師たちの業務の境界からくる微妙な軋轢。
    こうした仕事の役割分担ってどこの業界でもあるのですね。
    しかし、目的は一緒。プロフェッショナルを感じます。

    そして研修医のゆめの初めての手術
    これって部

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    2026年03月28日
  • コウノトリとんだ

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    現役産婦人科医が描くストーリーという帯に惹かれた。

    生命が生まれる現場を、生々しく、リアルに描いている作品。
    主人公の新人助産師まゆと、まゆのプリセプター(指導役)の亜美が中心となって、ストーリーが進んでいく。

    生い立ちにトラウマがあるまゆと、完璧な助産師を育てたい亜美。
    一見、厳しく、取り付く島もないように見える亜美だが、助産師への熱意と、現場の厳しさ、生命を預かる危険と喜びを知っているからこそ、指導にも熱が入り、厳しくなるのだなと思えた。
    まゆのトラウマにも向き合い、プリセプターとして責任を持つ亜美を、私はカッコイイと思う。
    その厳しさを自分の糧とするまゆも。

    現場はなまなましく、日

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    2026年03月20日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    よくある医療小説のひとつ。
    出来過ぎ先輩達と、新米医者という設定は有りがちだなぁと。
    ただ、伊豆の国市近辺の観光や食事には興味が湧いた。
    いちど温泉に行ってみるのもいいな。

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    2026年03月19日
  • スウィッシュ!

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    高校の女子バスケがテーマ。高三の愛奈と羽瑠は、羽瑠が怪我をしたことで、地区予選の決勝に復帰を間に合わせようと愛奈の父竜介を頼ることにする。竜介は愛奈がバスケをやりたいと言った時に反対して以来関係が途絶えていたが、スポーツドクターとしての竜介の腕を頼ることにする。
    怪我を乗り越え、チームはまとまり、父娘の関係もよくなりとストーリーは少しお約束という感もあるが、話は楽しめる。

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    2026年03月13日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医療現場のリアルな緊張感が伝わってくる作品が多かったです。短編なので読みごたえという点ではちょっと物足りなかったですが、読んだことのない作家さんが殆どだったので読み比べて楽しめました。

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    2026年02月22日
  • あの日に亡くなるあなたへ

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     過去は変えられるか?という未来永劫解決のできないことをテーマにしたお話。それはないだろう、とツッコミどころ満載だったが、小説としては面白くどんどん先に読み進めた。
     自分自身の出産も孫たちの出産も何も問題なく安産だったので、お産に関する危険な事例を初めて知った。お産は、命をかけた大仕事という事を改めて感じた。

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    2026年02月14日
  • 偽医者がいる村

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    絶望の中で得た経験こそ大事にすべきことを表した一冊。
    仕事に真摯に向き合い続けたこの主人公は医者を天職にしたんだと思う。

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    2026年01月24日
  • スウィッシュ!

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    自分が好きなのは、個人スポーツ。勝負が掛かる集団スポーツの方が、周囲の応援も凄いだろうから、テンションも上がるし、燃えるだろうと容易に想像つくが、運動が得意ではない自分は、コツコツやっていく方が性に合っていた。今は、それが功をなして、負担を掛けなかったので、故障がない。別に将来を見越してスポーツする訳ではないので、何とも言えないが。頂点を目指す事の代償。それを減らす為のサポート。何もかも大事。

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    2026年01月20日