藤ノ木優のレビュー一覧

  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    9人の現役医師による医療小説アンソロジー。
    医師作家でしか表現できないと思われる臨場感あふれる詳細な描写、ヒューマンでミステリアスなストーリーが魅力の作品集だ。
    1〈研修医ヒナノの洞察〉
    上司からパワハラを受けている研修医が患者の膠原病を見つけ上司を見返す痛快な話
    2〈魚類譚〉
    封建的で理不尽な医大の内部構造、詳細な手術シーンにミステリーとホラーの要素を取り入れた作品
    3〈パイナップルのある光景〉
    同じような引きこもり系の精神疾患でも、一方は入院治療、一方は家族による対処という示唆をする精神科医。専門的な見解が押し付けなく、ふわっと伝わってくる秀作
    4〈救いたくない命〉
    救急外来に運び込まれて

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    2024年09月04日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    初読み作家さん。
    地元が舞台で、知ってる土地の名前が出てくるし、もちろんモデルとなった病院にも行ったことがあるので、とても親近感を持って読み進めました。
    美味しいお店も気になり、出てくる料理も作ってみたいと色々な点で読み応えのある1冊でした。

    続編、出るかな〜?

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    2024年08月20日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師が描く小説はリアリティがあります。専門的な用語も飛び交うがそれもまた面白い。本短編集はよく知った医師作家が多かったので、新たな面も見れて楽しめました!

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    2024年08月07日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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     伊豆半島。温泉や景勝地、魚の幸・山の幸にも恵まれた豊かな土地だ。
     けれど近年、伊豆でも若者の流出とともに過疎化も始まっている。医療施設の減少も目立つがそれは産婦人科において特に深刻である。
     そんな伊豆の産科医療を支えているのが伊豆中央病院、通称「伊豆中(いずなか)」だ。

     伊豆の新しい生命の誕生を第一線で守る伊豆中産婦人科医たちの奮闘を描いた医療ドラマ。
     北上次郎オリジナル文庫大賞。

     なお物語は主人公の北条衛の視点で展開するが、第4話「城ヶ崎塔子の夏休み」のみ先輩医師の城ヶ崎塔子の視点で語られる。
              ◇
     天渓大学医学部附属病院の医局員、北条衛に急な異動の辞令が

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    2024年06月03日
  • まぎわのごはん

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     小学館が創設した「食」に関する新レーベル「おいしい小説文庫」。2020年、コロナ禍の非日常だからこそ、食小説を通じ読者の心に彩りを添えたい、との思いで立ち上げたとのこと。その内の一冊です。

     ところで、現役医師兼作家さんて結構いらっしゃいますね。本書の著者・藤ノ木優さんもそうで、本作がデビュー作とのこと。今回初読みでした。

     末期患者専門の料理を提供する店「まぎわ」を舞台に、終末期医療の一つのあるべき姿を提示するとともに、人の心や店の流儀が解らない半端な青年・翔太が、人の想いや最後の晩餐を叶えることに喜びを見出し、料理人として成長していく物語です。

     翔太の、包丁の技はあれど心が伴わな

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    2024年04月26日
  • アンドクター 聖海病院患者相談室

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    お仕事小説。謝り方なんて誰からも教えてもらえなかったように思う。というか謝ることから逃げてたからじゃないかなと思う。そういうう意味で、身をつまされる思いもした。それ以上に学ぶ事も多かった。

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    2024年03月17日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    出産の描写は圧巻です。人間がこの世に生まれて来ることは奇跡だと、そんな風に思ってしまう。
    本格的な医療小説であると同時に、これはグルメ小説ですね。読んでるとお腹が空いて来ます。

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    2024年01月09日
  • あの日に亡くなるあなたへ

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    読んでいて泣いてしまった。良かったです。
    最近ものすごく涙もろい自分がいる。

    小さい頃に母を亡くした産婦人科医がある日母親が使用していたPHSを母親の部屋(亡くなった日からそのままにしていた部屋)で見つけ、そのPHSに過去の母親
    から電話がかかってきて物語が進行していくというありがちなお話しではあるのですが、なんかすごく感動した。

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    2023年11月29日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    美味しそうな表現と、美味しそうなお店たち。伊豆中の温泉、食のツアーに行ってみたいです。次回も楽しみにしております。

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    2023年11月18日
  • まぎわのごはん

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    まぎわの料理とは、「死ぬまぎわ」の料理だった⁉️
    「ありがとう。私の人生で、一番美味しくて、一番楽しくて、一番美しいご飯だった」

    「料理を作り続けて欲しい。翔太さんの料理には、人を救う力があるわ。私が亡くなった後も、沢山の人を助けてあげてね」

    現役医師が描く圧巻のデビュー作!

    修業先の和食店を追い出された赤坂翔太は、あてもなく町をさまよい「まぎわ」という名の料理店にたどり着く。

    店の主人が作る出汁のおいしさに感動した翔太は、店で働かせてほしいと頼み込む。念願かない働きはじめた翔太だが、なぜか店にやってくるのは糖尿病や腎炎など、様々な病気を抱える人ばかり。

    それもそのはず、「まぎわ」は

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    2023年10月14日
  • まぎわのごはん

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    現役のお医者さんが書いたのか。なるほどー。
    終末医療、最後まで食事をすること=生きること。
    もちろん.叶わない人もいるだろうけど、なるべくそうありたい。
    そんな希望を叶えてくれる食事処に出会った和食職人修行中の翔太の成長物語でもある。
    元医者のマスター、元看護師の小夜ちゃん、闘病中の芝親方。
    登場人物もシンプルでよい。
    これはシリーズ化もありかな?
    また読みたい。

    0
    2023年01月08日
  • まぎわのごはん

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    ネタバレ

    それぞれの登場人物の描写が丁寧で、好感を持てた。
    咲良と向き合い、一度は逃げ出し、腹を括って戻ってきて、そこからラストまでの流れは夢中になって読んだ。そして泣いた。

    食べることは、生きること。
    死ぬまで何かを食べなければならない。

    素敵な本でした。

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    2021年06月29日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    アンソロジーは、新しい作家さんとの出会いも楽しみ。シリーズ物も読んでみたいと思う作家さんに会えた。医師をしながら小説家もできるなんて凄すぎる。

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    2026年01月04日
  • スウィッシュ!

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    スポーツを続けていく上で沢山の人々に助けてもらい続けて行けることを改めて認識しました。
    栄養のバランスや必要なトレーニング、がむしゃらにやればよいのではないんですね!
    目標に向かって頑張っている人、必要なアドバイスしている周囲の人々を改めて尊敬します。

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    2025年12月31日
  • あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)

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    先に3作目を読んだけれどこれが一番良かった

     手術シーンはよくわかんないけれど、塔子部長の力強さとそれぞれのキャラクターの息遣いが鮮明で緊迫感と感動のお話だったように思う。もう一度1作目から読むかな。

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    2025年12月10日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師作家アンソロジー。専門が違うことでこんな風に違う広がりがあるのかという驚きと、医療やそれを取り巻く人々の色々な悩みを小説を通じて想像すると自身に何かあった時に受け止め方が変わるかもしれないと、解説にも感銘を受けた。

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    2025年09月26日
  • まぎわのごはん

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    初めての作家さんです。
    読み進めるうちに、主人公の言葉の悪さが気になって読むのを止めようかと思いました。

    主人公の赤坂翔太は、修行先の和食店を追い出されて「まぎわ」という料理店にたどり着き、そこに頼み込んで働くことになります。
    しかし、翔太は自分の技術をひけらかすばかりで...。

    作品を読んで思ったのが、自分のことばかりではなくて相手のことも思い考えなければいけない。そして、この事は色んなことに通じるな、ということです。
    気をつけていないと、どうしても自分の想いを通してしまう、押し付けてしまいがちになるので「気をつけよう」と思わせてくれました。
    それには、まだまだ修行が必要ですね。
    色んな

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    2025年08月21日
  • 偽医者がいる村

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     産科医療の様々な問題が出てくる医療小説、テーマの割には重たすぎず読みやすいがその分先が少し予想出来てしまうとこがある。

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    2025年08月02日
  • 偽医者がいる村

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    誰かの命が自分の腕一本にかかっていたら
    どれほどの重圧だろう
    医療に携わる人たちは日々そういう責任を担っていることを痛感する

    これは作者が産婦人科医ということで
    リアルな出産シーンや医療事故の様子、若き産婦人科医の苦悩が描かれている

    それでも医師は命を救うことができるし
    産婦人科医ならば、新しい命を誕生させることもできる

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    2025年07月31日
  • 偽医者がいる村

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    限界集落で産院をどうするのかという話。自分のお産を思い出した。入院騒動もあったし、今日元気に生きていられることに心から感謝。

    そしてネットは怖いと改めて思った。意図したことと全く違う解釈ばかりが拡散されていく。最後に平安を見付けた場所があまりにも遠くて呆然。

    産科といえば、漫画のコウノドリはオススメ。

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    2025年07月15日