藤ノ木優のレビュー一覧

  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    お互いをリスペクトしている、なんかおいしいそうなご飯、やさしい作品と思い、当直明け帰りの新幹線で、騙されたことに気付いた。手遅れでした、涙があふれるおっさんとなりました。

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    2026年03月22日
  • スウィッシュ!

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    子供の限界、親が勝手に決めてない?と思わされる一冊。

    以下、本文から
    「正直、驚いているよ」
    勝てない勝負はしない。大それた冒険はしない。そんな娘だと思っていた。そんな愛奈が羽瑠から強い意志で治療を拒絶されたにもかかわらず、なんとか道を模索しようとしている。

    小さな頃から、かしこい、物分かりがいい子だと褒められることが多かったが、その度に愛奈は違和感を覚えていた。なんのことはない、ただただ分の悪い賭けを避けてきて、波風立たない道を歩き続けていただけだったからだ。
    幼子が伸ばす手の先に無限の世界が広がっているのは、未来を計算できないからだ。だからこそ、恥ずかしさをおくびにも出さずに夢を語り、

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    2026年03月19日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    偽医者がいる村で感銘を受け、藤ノ木優さん作品2作目。
    現役の産婦人科医が描くリアルさが本当にすごい。文面からここまで臨場感溢れる描写に手に汗握って、地域医療の現実をまざまざと見せつけられた。そんな状況にも甘んじることなく立ち向かっている三枝教授、塔子医師を始めとするスタッフが素晴しい。伊豆グルメも満載でこれは是非「まぎわのごはん」も読まねばと。
    続編は沙耶さんが登場してくるのかな。期待が膨らむ。

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    2026年03月14日
  • 偽医者がいる村

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    ネタバレ

    大学病院での医療事故を世間から糾弾されて職場を追われた産科医の阿比留一馬は北の限界集落の診療所に辿り着く。同じ産科でも大学病院と竹下診療所では違う現実が広がり、過酷な地方医療の実情に向き合う。ジャーナリストは終盤に掻き回し役で出てくるかと思いきや、早い登場で彼女も重要人物だったことに驚いた。相良先生をはじめ、竹下診療所の人々の温かさが心地良かった。里帰り出産を検討した時に規模の大きな病院で出産を担う流れが進んでおり、良いこともあるが、普段近くにある産科にお世話になっている身としては色々思うことがあった。

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    2026年03月03日
  • コウノトリとんだ

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    当時珍しい外科からの産婦人科ローテションで人生一度だけの
    出生証明書記載の重みは思い出しました。
    最後は自分が行き倒れになって教会で保護されたような気分だった。

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    2026年02月26日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    都内の大学病院で腹腔鏡手術の腕を磨いていたのに急遽伊豆中央病院に異動することになった北条衛先生。

     腹腔鏡手術禁止の教授ルールがある病院に異動することになり絶望するも、その経緯を知り、いつの日か腹腔鏡手術が解禁される時に備えて準備しつつ日々の治療に専念してたんだけど、、、

    今回やっと腹腔鏡手術が解禁される?
    お医者さんとして患者さんと真摯に向き合って、人としても成長していく先生を素敵だなと思ったり、伊豆グルメが美味しそうだなと思ったり。続編が楽しみです。

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    2026年02月24日
  • 偽医者がいる村

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    【偽医者がいる村(藤ノ木 優)】

    どんなに最善を尽くしても、悔いの残る結果になることはある。
    過ぎた日を取り戻すことは出来ない。
    後悔の気持ちが消えることもない。
    それでも人生は続く。
    「今、ここ」の先に未来はある。

    医療事故の記事の炎上で、職場にも、世間にも居場所を失った産科医の一馬が、限界集落唯一の産院で医師としての自分を取り戻していく物語。

    後半の息をのむ展開に、一気に読み進めてしまった。
    自己回復の描写に泣けた。

    産科医療の担い手不足や地域医療の存続の課題など、実社会の現状も描かれている。
    「せんべい汁」が出てくること、「北別駅」という架空の駅名、漁師町、東京から北上…という設

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    2026年02月17日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    伊豆長岡にある周産期センターに北条衛は異動する。腹腔鏡手術を専門にしたい衛にとってはまったく技術を学べない病院への異動で納得いかないが、伊豆の出産を支える重要性に気づくと共に自身も医者として大事なことにも気づき成長していく。
    産婦人科の厳しさを描きながら、それをやりがいのある職場に描いている。

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    2026年02月13日
  • 偽医者がいる村

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    ここ最近読んだ本の中で1番面白かった。
    実医療に携わる者として目を背けられない現実をありありと突きつけてくる内容で、自分には刺さる内容だった。
    人の温かさや、命の尊さなど、目に見えない部分がとても心を温めてくれる本だった。
    また読みたい。
    でも蛇はやっぱ最後まで好かんかった。。。

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    2026年02月06日
  • 偽医者がいる村

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    初読みの作家さん。現役の産婦人科医が織り成す物語は臨場感が半端なく、感動の嵐だった。何となく物語の終着点は予想できるのに、ここまで胸が熱くなるとは❗️
    手に汗握る出産シーンに臨む主人公の心模様だったりライターさんや師匠との邂逅、小さな村ならではの葛藤、本当に盛りだくさんであっという間の素敵な時間を過ごせた。
    彼の作品をもっともっと深掘りしてみたくなった。

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    2026年02月04日
  • スウィッシュ!

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    運動音痴の愛菜が高校に入ってバスケットボール部で頑張り出した。スポーツドクターをやっている父竜介は苦々しくそれを見ている。自分も運動音痴でバスケをずっとやっていたが、報われなかったからだ。
    愛菜のバスケットボール仲間羽瑠が足を骨折したのだが、高校最後の試合に間に合わないかもしれないとのことで、愛菜が父に相談した。羽瑠は疲労骨折なのと、貧血まであり、あと痩せすぎで栄養不足だと判明する。

    食事をきちんと摂り、身体をいちから作り直す必要があるのだが、羽瑠は首を縦にふらない。

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    2026年01月28日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    美味しいものが出てくるし
    人と人の間で起こる
    感情の機微も出てくるし
    研修医と主人公の成長も出てくるし
    盛り沢山



    無機質な彼女からの連絡で終わる

    次巻が楽しみ

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    2026年01月26日
  • 偽医者がいる村

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    お医者さんの書く小説好き。
    オチは読みやすくて意外なことは起こらないけど、起こってほしいことが的確に起こるので良い定番展開だと思う。
    規則正しい生活、体を黙々と動かせる作業、温かくて栄養のある食事、まあまあ承認してくれる人間関係。雪は厳しいけど堅実で治療的な環境だと思った。
    医療や医師を叩くネタってネット上に本当にたくさんあるけど、ほんとうに実直で熱心で献身的なお医者さん、看護師さんにお世話になったことがあるから尊敬を忘れないようにしたい。

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    2026年01月25日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    シリーズ第三弾も面白かったです。
    面白いシリーズものは続きが気になります。
    次作がありそうなラストでしたので期待したいです。

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    2026年01月16日
  • 偽医者がいる村

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    限界集落で従事する産科医の物語。
    医療従事者の両親に依存する現代医療の限界や行く末についても語られていた。地域における、住民の願いも、それと反する医療者の思いもいずれも大切にすべきだが、両立するには限界があることを、皆が理解し、受容していく必要があると思った。

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    2026年01月10日
  • あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)

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    2作目です。
    今回も働く医師たちに感動しました。
    地方の医療を支える素晴らしい話です。
    みんなが成長していく姿も良かった。

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    2026年01月09日
  • 偽医者がいる村

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    人生に深い絶望を抱いた主人公が、原点へと立ち返り、人助けを通して得られる喜びに触れることで、自身の人生において本当に大切なものを再認識していく物語。
    個性豊かなキャラクターたちと、波瀾万丈に展開するストーリーが巧みに絡み合い、読者を強く惹きつける。読み進めるほどに物語の世界へと引き込まれ、最後まで濃密な没入体験を味わえる一冊である。

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    2025年12月26日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    とても感動しました。
    若い医師の成長を描いた作品になります。
    地方医療の現状を丁寧に描いております。
    また、美味しい食べ物もたくさん出てきているので、伊豆に足を運んでみたくなりました^_^

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    2025年12月25日
  • 偽医者がいる村

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    産科医がどれだけ過酷でリスクの高い大変なものか
    これでは成り手がいなくなる

    ましてやこんな雪の深い救急搬送に時間がかかる場所にあるクリニックで担当医が1人なんて

    救えなかった命とその後の自分の居場所がなくなった一馬先生の苦悩から 後半にかけての気持ちの変化もリアルに描かれている

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    2025年12月20日
  • -196℃のゆりかご

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    読み終わってから知ったのですが、産婦人科医の方が書いた小説だったんですね。
    奈緒さんの自分と唯一血が繋がった凍結胚に毎日会いに行くところがとても切なく、でもそれがあったから生きる希望にもなった。人生上手くいかなくて、すべてが同じ色に見える。でもだんだん色がついていった。どん底で苦しいときでも、きっと自分にとって輝くものがどこかにはあるということ、覚えておきたい。

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    2025年12月15日