藤ノ木優のレビュー一覧

  • アンドクター 聖海病院患者相談室

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    死が直面する医療の本だけど、それでも感動をありがとうと言いたい 泣ける本でした、3冊読んだけど、どれもこれも非常に胸に響く、お客様相談室の研修を希望するとか 関口先生に現実を見ろと言われたこととか 折り合いが出来ない状態で真実を知るって凄い事。最初から患者に寄り添う思いだけを曲げないで自分を見失わない様にしていたが、最後に患者と共存する事を言える迄の成長 いや気付きかな、ひ孫のランドセルに真人のお母さんにラストどどうだけど毎日相談室に顔を出してて安心したよ。凪沙と同じ部類の医者に出会いたい

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    2024年01月09日
  • あの日に亡くなるあなたへ

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    積んである本を手にしてみて、これは読むべき本だと思いなにわともあれ購入する。で不思議な有り得ない事がずーっと続く。冴子先生が妄想する春翔に研修を終わらせるように進言するという。確かにその通りだけど、同時に産婦人科のこと細かく仕事を書いてあるし患者の状態もリアリティーがあるし、実際には医療小説を読んでいるしか思えないので。ナースの日常を読んだ事があるけど、江川さんかなあ、やっぱり医療現場は戦場で人の生き死にがある中で、興味本位だけでは読めないな、そして知るべきだな。ブロガーがどの位かわからないが藤ノ木優さん

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    2024年01月09日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    えがったよね。どの章が良いとかよりも通して5人のチームワークが完成したって事。ラストにほとんど出てない三枝先生登場と謝罪と北条の将来を守る絶対良い人 やっぱり伊織の手術は衝撃的で塔子の告白で震えた。大将の一言にワサビの涙腺のとあそこが1番良かったです。常に緊迫感のオペに対岸の美味しい食べ物に まぎわもこんな美味しんぼ的なリアル食の物語で一挙両得で得した気分です。三枝先生に自分の意思を伝える正解で 何故なら大将と女将に言葉を贈られたから。成長した未来のチームも見てみたい 北条良かったよ!

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    2024年01月09日
  • まぎわのごはん

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    ネタバレ

    はじめの翔太の態度にはイライラさせられたけど、本を読み進める内に、自分も翔太のように、自分本位で仕事をしているのではないかと考えさせられた。
    私も心を持って仕事をできる人になりたいと思った。

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    2023年12月21日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    伊豆半島を舞台に地域医療の問題点をふまえた医療ライトノベル。郷土料理と時に緊迫した展開のバランスが素晴らしいエンタメ小説。

    何となく本屋で手に取ってみた一冊。ましかこれ程面白いとは。

    現役産科医ならではのリアルな手術の描写。人材難で多忙な中束の間の休息と突然の呼び出し。

    伊豆半島の海と山の幸をふんだんに描きながら、地域医療の問題点にまで踏み込んだ作品。

    笑いあり涙ありの良作でした。

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    2023年12月12日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    おもしろかった!
    さすが現役産婦人科医!
    生々しくリアリティー溢れる!

    いくつかの話が最終話に繋がる展開。
    キツい塔子先生の過去が、教授への現在での立ち振舞いの大元になっていたとは。

    都市に集中する若い医師たち。
    それを誰も責めることはできない。
    医療の地域間格差を小さくすることは難題であることを、多くの人たちに知ってもらいたい。

    ただ、文庫本の解説が質的にものたりないかなぁ……

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    2023年12月09日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    産婦人科の先生が書かれているという事で、すごく読み応えがあった。専門用語もたくさん出てくるので本の中、伊豆中病院の中にグッと惹き込まれるような感覚があり、緊迫感のある場面ではドキドキしたし、無事に命が誕生した時は胸が熱くなった。
    リアルな医療小説が大好きなので、医療小説としても大満足!
    そしてなによりご飯の描写が!とんでもなく美味しそう!!読んでいてご飯の香りがしてきそうな、口の中に味が広がるような美味しそうな描写に涎とニマニマが止まらなかった…
    出てくるご飯、全部食べたい。三島に行きたい!!!

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    2023年11月15日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    命をかけて一瞬一秒を争う場所での緊張感と、美しい自然から得られる悦び、そして新たな命が産まれる感動、涙無しには読めず、とてもおもしろかったです。

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    2023年10月24日
  • まぎわのごはん

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    食ってやはり生きる上で最も大切なものだと思った。
    だからこそ、自分の食べたいもの、好きなもの、美味しいものを食べることが幸せなのだと思った。
    お医者さんも料理人さんもすごい職業。

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    2021年09月28日
  • まぎわのごはん

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    こんな素敵なお店現実にはないんだろうけど、人の最期が、お料理が、人物像が全てとてもリアルで、とても泣けるお話でした。

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    2021年08月15日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    この方の本は程よく現場感があり、
    読み応えがあって好んで選んでる
    所謂作者読み
    その価値あり。
    今回は人間味あり
    土地柄あり
    とてもキャラクターにも深みがあり
    良作

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    2025年11月30日
  • 偽医者がいる村

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    一本の記事により偽医者とネットで叩かれ、職場を転々とした後に辿り着いた限界集落の診療所。
    逃げてきた産婦人科医の再生への物語。
    始まりの電車でのシーンから引き込まれました。読みやすさもありあっという間。

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    2025年11月22日
  • スウィッシュ!

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    ネタバレ

    スポーツ小説でありながら、家族との仲も描かれる家族小説。
    女子選手ならではの不調など、わたしは女だけど正直目から鱗が落ちる思いでした。
    生理が辛い自体は、女性なら程度は違えど味わってきた思いだと思います。
    しかし上手くなろうとして頑張った分と成長期で使用したエネルギーが足りず、結果痩せすぎて生理不順に陥る。接種エネルギーを増やして、身体が良くなったと思いきや、生理がきちんと再開し、今度は貧血と腹痛で…。と読み、
    女性アスリートとして活躍している人々は、このような自身の身体と向き合いながら活動されていたのだなと驚きました。
    私はどちらかというと運動ができないタイプであり、運動ができる人は強い、と

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    2025年10月29日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    このシリーズって、必ず最終章がかなりのシーンになるよなー。
    今回も御多分に洩れず。
    穏やかな章タイトルに安堵しそうになるな、もちろん、そんなことはなく。
    今回もハラハラしてしまった。

    シリーズ3巻まで読んで思うのは、三枝教授の凄さと、考えていることの凄さ。
    とにかく、三枝教授はすごい。
    1巻の前半で感じた三枝教授の印象は、もうガラッと変わった。

    このシリーズ、続いて欲しいなー。。

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    2025年10月05日
  • あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)

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    一巻に続いて面白い。
    読み終わったら、古本屋さんに持っていこうかなー。。と、思っていたが、このシリーズは、手元に置いておきたいなー。。。
    そんな本ばっかりだから、本箱に入らなくなるのだが。。(そして、そんな本の多くはことごとく医療モノというところが私らしい)

    前回に続き、後半にオオゴトが起こるのがこのシリーズだな。。
    麻衣子の行末、メイちゃんの行末がめちゃくちゃ気になる。
    3巻目にも登場いただきたいものだ。
    偶然にも1巻から3巻を大人買いしていたので、すぐにこの続きが読めるのはかなり嬉しい。

    空気の読めない2人、特にユメちゃんには、若干イライラしてしまった。
    でも、塔子が語った「産婦人科と

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    2025年09月27日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    医療系のストーリー小説はよく読むが、このかたのは初。
    この方も医師なのね。
    医師って、小説家になる方が多いイメージが。。
    みんな文才もあるのね、すごい。

    さて。この本の中身。
    リズムがよく読みやすい。
    産婦人科領域の話は、「コウノドリ」で結構見聞きしていたので、伊織ちゃんの病状にもすぐに気づいた。
    そして、それがどれだけ致死率が高いかも。
    なので、あの展開は、伊織ちゃんを救うために最大限に必要なものだったと思う。
    だから、北条、いくなよ!と、最後は思ったが、無事に残ってくれてよかったよー。
    あのあたりの三枝教授の話し方、行動は、同じく医師で小説家の夏川草介氏の「始まりの木」の教授に似ているな

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    2025年09月16日
  • -196℃のゆりかご

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    体外受精、不妊治療、虐待、自傷、家族の話でした。

    次々と、先が読みたくなって、読み進み、面白かったです。

    でも、やはり、登場人物の心の闇というか、痛みというか、傷ついた心が、
    (私は、オーディブル、聞く読書のため)耳からはいってきて、聞くのがつらかったり、疲れたり。

    それぞれ、傷があって、ちょっと疲れた。
    それでも、素敵なラストで、よかった。

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    2025年09月13日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    主人公の医師が伊豆中央病院へ来てからまだ半年足らずなのに3作目。最初の頃は自己紹介兼ねての伊豆名物料理が多かったが、今回は手術の場面が格段に増えている。こちらは素人なのでよく分からないが、何となく映像が出てきて圧倒される。
    頑固で頑迷と思われた教授が、徐々に優しさと厳しさを兼ね備えた人格者と分かってくる。
    主人公の北条医師が、教授を含めた素晴らしい先輩達の元で急速に成長を遂げて行く成長物語。
    今回は新人研修医が初めての手術に臨む場面が出てくるが、誰でも初めてはあるものの、このような医者には当たりたくないと思ってしまった。

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    2025年09月07日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    医療関係の小説は数多く読んだが、産婦人科領域は初体験
    少子化が危ぶまれる昨今、母子を守る医師たちに感銘した
    わずか数ヶ月の期間をこれだけの話にまとめ上げた作者の経験と能力にも感銘した
    医療のみではない楽しみもあって良かった

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    2025年09月02日
  • 偽医者がいる村

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    緊迫した出産シーンに思わず涙したのが美容室で、美容師さんを心配させてしまった。

    それは医療ミスか不可抗力か…。
    産科医のみならず、医療に携わるということは総じて自分ではない誰かの命に向き合っているということ。
    その中でも、とりわけ妊娠出産というダイレクトに命を預かる産科医の重圧は計り知れない。

    センシティブな題材なので、安易に良い悪いは言えない。
    どんなに力を尽くしても、経験を重ねても、素人には理解できない経緯の果てに哀しい結果をもたらすことはあるのだと思う。
    それをどんなに丁寧に真摯に説明を受けたとしても「はい、そうですか」と簡単に納得できるはずもない。
    どちらも傷付いている。

    医療現

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    2025年09月02日