藤ノ木優のレビュー一覧

  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    都内の大学病院で腹腔鏡手術の腕を磨いていたのに急遽伊豆中央病院に異動することになった北条衛先生。

     腹腔鏡手術禁止の教授ルールがある病院に異動することになり絶望するも、その経緯を知り、いつの日か腹腔鏡手術が解禁される時に備えて準備しつつ日々の治療に専念してたんだけど、、、

    今回やっと腹腔鏡手術が解禁される?
    お医者さんとして患者さんと真摯に向き合って、人としても成長していく先生を素敵だなと思ったり、伊豆グルメが美味しそうだなと思ったり。続編が楽しみです。

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    2026年02月24日
  • 偽医者がいる村

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    【偽医者がいる村(藤ノ木 優)】

    どんなに最善を尽くしても、悔いの残る結果になることはある。
    過ぎた日を取り戻すことは出来ない。
    後悔の気持ちが消えることもない。
    それでも人生は続く。
    「今、ここ」の先に未来はある。

    医療事故の記事の炎上で、職場にも、世間にも居場所を失った産科医の一馬が、限界集落唯一の産院で医師としての自分を取り戻していく物語。

    後半の息をのむ展開に、一気に読み進めてしまった。
    自己回復の描写に泣けた。

    産科医療の担い手不足や地域医療の存続の課題など、実社会の現状も描かれている。
    「せんべい汁」が出てくること、「北別駅」という架空の駅名、漁師町、東京から北上…という設定から、舞台は岩手・青森あたりなのかな。

    著者は産科医であり、オペの描写などは結構生々しい。

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    2026年02月17日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    伊豆長岡にある周産期センターに北条衛は異動する。腹腔鏡手術を専門にしたい衛にとってはまったく技術を学べない病院への異動で納得いかないが、伊豆の出産を支える重要性に気づくと共に自身も医者として大事なことにも気づき成長していく。
    産婦人科の厳しさを描きながら、それをやりがいのある職場に描いている。

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    2026年02月13日
  • 偽医者がいる村

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    ここ最近読んだ本の中で1番面白かった。
    実医療に携わる者として目を背けられない現実をありありと突きつけてくる内容で、自分には刺さる内容だった。
    人の温かさや、命の尊さなど、目に見えない部分がとても心を温めてくれる本だった。
    また読みたい。
    でも蛇はやっぱ最後まで好かんかった。。。

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    2026年02月06日
  • スウィッシュ!

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    運動音痴の愛菜が高校に入ってバスケットボール部で頑張り出した。スポーツドクターをやっている父竜介は苦々しくそれを見ている。自分も運動音痴でバスケをずっとやっていたが、報われなかったからだ。
    愛菜のバスケットボール仲間羽瑠が足を骨折したのだが、高校最後の試合に間に合わないかもしれないとのことで、愛菜が父に相談した。羽瑠は疲労骨折なのと、貧血まであり、あと痩せすぎで栄養不足だと判明する。

    食事をきちんと摂り、身体をいちから作り直す必要があるのだが、羽瑠は首を縦にふらない。

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    2026年01月28日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    美味しいものが出てくるし
    人と人の間で起こる
    感情の機微も出てくるし
    研修医と主人公の成長も出てくるし
    盛り沢山

    で

    無機質な彼女からの連絡で終わる

    次巻が楽しみ

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    2026年01月26日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    シリーズ第三弾も面白かったです。
    面白いシリーズものは続きが気になります。
    次作がありそうなラストでしたので期待したいです。

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    2026年01月16日
  • あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)

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    2作目です。
    今回も働く医師たちに感動しました。
    地方の医療を支える素晴らしい話です。
    みんなが成長していく姿も良かった。

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    2026年01月09日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    とても感動しました。
    若い医師の成長を描いた作品になります。
    地方医療の現状を丁寧に描いております。
    また、美味しい食べ物もたくさん出てきているので、伊豆に足を運んでみたくなりました^_^

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    2025年12月25日
  • -196℃のゆりかご

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    読み終わってから知ったのですが、産婦人科医の方が書いた小説だったんですね。
    奈緒さんの自分と唯一血が繋がった凍結胚に毎日会いに行くところがとても切なく、でもそれがあったから生きる希望にもなった。人生上手くいかなくて、すべてが同じ色に見える。でもだんだん色がついていった。どん底で苦しいときでも、きっと自分にとって輝くものがどこかにはあるということ、覚えておきたい。

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    2025年12月15日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    出産は大変
    母もだけど、医師、助産師、看護師も
    実力不足あったもしれない、設備やタイミングのせもあったもしれないけど
    できる限りのことをやったら、それ以上責任わとらなくていいから

    水の質を持つこと
    ルールを定め遵守させる
    ルールを作る人は、周りから傲慢だと言われるかもしれないけど、信念と思いを持って作る

    子宮を取り上げたこと
    まだ乗り越えれてないから大将と話せない

    以下、面白かった言葉
    水と油は攪拌すればドレッシング、卵黄と少しの酢があれば美味しいマヨネーズ。水と油が混ざらないと決めてしまったらもったいない

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    2025年12月07日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師作家9人によるアンソロジー作品。
    どの作品も50頁程なので、スピード感がある。

    研修医 精神科医 救急医療 現場医療 研究者 認知症等 医療1つとってもジャンルが違い、心理描写の加減に手に汗握ってハラハラしたり、淡々と読み進めたり、一冊で何度も美味しい読み応えのある本でした。

    医師(著者)が実際に経験しているであろうリアリティがそこにある。


    認知症対応を生業としている身としては、何度も見た光景で「あーー大変さの中に、いくつも希望が見いだせるんだよ」「怒ったらダメダメ」と逆の意味でハラハラさせられた。


    現代はサービスが揃っているので、抱え込まず使える手段を利用していくのがお互いの心の安定を図るが、未だに長男が!とか、嫁が!とか他人事の様に話す親戚がいるのも事実。

    「介護者は生き方を選べないのか?」に胸つまされる。

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    2025年11月05日
  • スウィッシュ!

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    ネタバレ

    高校生女子バスケの青春ものでありつつ、スポーツドクター目線の、ケガやリハビリに対して、根性論ではない現実的なアプローチがとてもリアルに描かれていて面白かった。これを読んでプレイヤーだけじゃなくてトレーナーや栄養士なんかの道に憧れる若い子もいるかも、なんて思えた。
    ちなみにリアルな描写だと思ってきたら、作者さんお医者さまでした

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    2025年10月30日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    駅前で珈琲飲みながら読み初めていて ふとモバイルエマージェンシールームを見ようと映画館へ 油断してたのがスリリングだけかと思ったら、めちゃくちゃ泣いてた自分、MERの情報が0でもあった。あの手術舞台が文字になってたのがあしたの名医、伊豆中大忘年会ははちゃめちゃ飲み会だと思いきや1番の過酷な手術が三枝先生で描かれていた。衛の腹腔鏡手術が克明に文字になってたし、自分でも理解できないけど、知らない世界を見るのは勉強になります あっ2を再読せねば

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    2025年09月10日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    シリーズ3作目。衛が伊豆中に赴任してまだ半年しか経っていなかったんだと、初めて気付いた。それほど濃密で、印象的な出来事が多かったんだろう。
    今回は三枝教授の決断力のと類稀な手技、また人情味あふれる人柄など魅力がいっぱいだ。
    更に衛が成長して行く第4弾が待ち遠しい。

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    2025年08月14日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    ネタバレ

     のんびりとした伊豆の温泉や美味しそうなご飯の情景。それと交互に現れるすごく怖い教授、そして凄まじい気迫の医師そして妊婦の妊娠との激闘、緊迫した手術と命の危機。気の緩みと緊張が幾度となる続く物語であった。才能ある医師が新たな出会いをし励まされ、時に休み時に覚悟を決めて挑む。いろんな形の強さと医師の生き様を感じさせる。
     最初に頑迷にして旧弊な存在として現れた教授ルールが、この極限の環境においては非常に理にかなったものであるということが複数の段階で、複数の理解であらわになっていき、逆にそれが必要なほどに地域医療の抱える根本的な問題が浮かび上がる。そして合間にある伊豆の土地の温かさや美しさ、ご飯のおいしさなどが、その問題だらけの地域医療で支えなくてはならないものとして現れるのだ。そしてそれを支えて改善して発展させたい医師達の思いや、それに感銘を受けていく主人公の視点の説得力を生んでいる。

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    2025年07月25日
  • -196℃のゆりかご

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    義母の奈緒が倒れたと病院から連絡があり電話を受けたつむぎが医者から告げられたのは実母だったという事実。戸惑いどうしていいかわからず考えた末、真実を知ろうと行動する。どうなるのか気になって一気読みでした。感動。

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    2025年06月18日
  • まぎわのごはん

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    『あしたの名医』がお面白かったので、藤ノ木優さん3冊目。こちらはデビュー作のようです。

     赤坂翔太は見習い料理人。
    包丁の技術はあるし、練習も欠かさないのにいつまでも料理を作らせてもらえず、腹を立てて店を飛び出す。

     偶然見つけた『まぎわ』というお店のお雑炊に惚れ込み、そのまま修行させて貰うことに。

     実はこのお店、事情がある人達のための料理店でした。重度の糖尿病患者や、癌で余命わずかな人、重度の食物アレルギーのある女の子などなど。みんなの健康状態を把握して、制限内で食事を出してくれる。

     面白かった。先が気になってすいすい読みつつ、知らない飾り切りや料理はググったり。翔太が人として成長していくのが嬉しかった。

     現役医師で作家さんな藤ノ木さん。知念実希人さん、中山祐次郎さんに続き3人目。(私が知る限りで)

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    2025年06月11日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    どれも共感する。
    これから医師として働く自らの身に降りかかりうる未来と考え、深くしかしながら一瞬のうちに読破した。

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    2025年06月04日
  • まぎわのごはん

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    あれから意外にも早く、タイミングが合うってこういう事ですね。出だしのヤンチャ振りに芝親方の丁々発止にスったもんだの住み込みに、一気に通り過ぎて、でもどん読めたなあって 医師の立場からなので真実味があるし、咲良さんの担当医のパソコンから目を離さないとか情けなくてでも事実あるので、悔しかった。マスターが本当の先生でみんなそうだといいかな、マスターも奥さんに患者と同じ言葉を掛けれなくて悩んだ所が、深いな。蛤のお吸い物飲んでみたいな、咲良さんの死と逃げずに向き合う、咲良さん自身も綺麗を最後まで。まぎわで働くのだね

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    2025年05月28日