藤ノ木優のレビュー一覧
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ネタバレ大好きなシリーズの4作目。
不器用だけど、誠実に患者さんと向き合い、自分とも向き合う北条先生がかっこいい。こんなに素敵な人に大切にされている沙耶さんがうらやましい!
ほぼほぼ自分の中での答えは(気付いていなくても)決まっているのに、リスクや不安を考えて一歩踏み出せないことって結構あるから、一緒に悶々としながら読んでた。
でもそういう時に人からぽんっ!と背中を押してもらえると、思っていたよりもあっさり一歩踏み出せちゃって急に心が軽くなるし、今までのグルグル考えてた時間を思うとあっさりすぎて笑っちゃったりするんだよねぇ。でもまた別の事で同じ様に悩んでは誰かに、何かに背中を押されてを繰り返すんだ… -
Posted by ブクログ
棚刺しで目があって借りた。初読の作家さん。
闘病中の方が身近におられる人には読むのはしんどいのではないやろうか…
と、思うような本やった。わからんけど…。
(わたしの)年齢が年齢やからかもしれへんけど、ある意味すんごい「死」を感じる話やったなあ。
あっ、わたしにも残された時間なんて少ないな
と、また思った。最近ほんま、こればっかり感じてしまう(笑)。
しかも今までとその解像度が違う。
老いは病気ではないけど、作中で翔太が感じてたように
「未来があるのが当たり前」
の、「前提」がぼんやりと見えているくらいの解像度?
未来があるのが当たり前と思っていない、まではいってないけど、
「この -
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Posted by ブクログ
今回は主人公の北条護と恋人の沙耶との物語。
年末年始に1週間の休暇を取って伊豆にやって来た沙耶。その前に沙耶の両親との食事会が有り、沙耶の父親に圧倒されてトラウマになってしまった護。何事も優柔不断で決められない護に呆れてしまう。沙耶が会いに来た理由を明かされると、更に動揺が激しくなり、手術も外されるほどの混乱を来してしまう。沙耶の病気は護の専門の病気。優柔不断なだけに自分で手術ができない。同僚、先輩たちに励まされ何とか立ち向かう姿が立派。
最後の決断も結局は先輩に覆されてしまうが、良い結果になったようだ。ハラハラドキドキ、見守ってしまった。
シリーズが終わりのような最後だが、これからも続いてほ -
Posted by ブクログ
ネットで医療事故を叩かれて、限界集落に逃げてきた主人公が、乗り合わせた汽車でのお産に立ち会って寂れた診療所に来てしまうところから、物語が始まります。診療所の老医師のかっこ良さにしびれました。そして件の記者との関わりの中で、お互い分かり合えて行く様子、そしてクライマックスの緊急手術での、関わる人たちの緊迫感や、主人公たちの思いと覚悟。かなりグッと来てウルっとしました。
オペの様子や診断などは専門的で描写もグロい感もあるけど、リアリティに溢れてます。方言も素敵で、いろんな人のあたたかさを感じますね。
何より生命の誕生の大変さと素敵さを感じられる物語でした。 -
Posted by ブクログ
生い立ちにトラウマがあって
助産師としての知識は十分あるのに
お産を一度も取れていないまゆ。
厳しくて近寄りがたい雰囲気の
まゆのプリセプターになった亜美。
この2人を中心に物語が進んでいく。
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まゆは実習でもお産を取れなくて
助産師に向いてないって評価されそうだし
実際亜美にも向いてないって言われてしまった。
それでもまゆには
助産師でないといけない理由があって
知識も技術も十分すぎるくらい身につけて
それでも助産師でいたいと踏ん張る。
私の看護学生や新人時代を思い出すと
同じような状況になっても
まゆのように頑張れないって思った。
そして亜美は
日本有数の産科病院で助