藤ノ木優のレビュー一覧

  • 偽医者がいる村

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    産科医の過酷さがよくわかる。ハイリスクの妊婦、さらに稀有なケースでも助けられなかったことをこれ程責められるのならやってられない。お産は予定が立たないから近頃の開業医は予定日に出産させると聞いたことを思い出した。ちょうど出産一時金を公的保険適用にするか検討されていることも含め難しい問題だ。阿比留が今後も産科医を続けてくれることを希望したい…

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    2025年12月04日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    この方の本は程よく現場感があり、
    読み応えがあって好んで選んでる
    所謂作者読み
    その価値あり。
    今回は人間味あり
    土地柄あり
    とてもキャラクターにも深みがあり
    良作

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    2025年11月30日
  • 偽医者がいる村

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    一本の記事により偽医者とネットで叩かれ、職場を転々とした後に辿り着いた限界集落の診療所。
    逃げてきた産婦人科医の再生への物語。
    始まりの電車でのシーンから引き込まれました。読みやすさもありあっという間。

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    2025年11月22日
  • スウィッシュ!

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    ネタバレ

    スポーツ小説でありながら、家族との仲も描かれる家族小説。
    女子選手ならではの不調など、わたしは女だけど正直目から鱗が落ちる思いでした。
    生理が辛い自体は、女性なら程度は違えど味わってきた思いだと思います。
    しかし上手くなろうとして頑張った分と成長期で使用したエネルギーが足りず、結果痩せすぎて生理不順に陥る。接種エネルギーを増やして、身体が良くなったと思いきや、生理がきちんと再開し、今度は貧血と腹痛で…。と読み、
    女性アスリートとして活躍している人々は、このような自身の身体と向き合いながら活動されていたのだなと驚きました。
    私はどちらかというと運動ができないタイプであり、運動ができる人は強い、と

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    2025年10月29日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    このシリーズって、必ず最終章がかなりのシーンになるよなー。
    今回も御多分に洩れず。
    穏やかな章タイトルに安堵しそうになるな、もちろん、そんなことはなく。
    今回もハラハラしてしまった。

    シリーズ3巻まで読んで思うのは、三枝教授の凄さと、考えていることの凄さ。
    とにかく、三枝教授はすごい。
    1巻の前半で感じた三枝教授の印象は、もうガラッと変わった。

    このシリーズ、続いて欲しいなー。。

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    2025年10月05日
  • あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)

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    一巻に続いて面白い。
    読み終わったら、古本屋さんに持っていこうかなー。。と、思っていたが、このシリーズは、手元に置いておきたいなー。。。
    そんな本ばっかりだから、本箱に入らなくなるのだが。。(そして、そんな本の多くはことごとく医療モノというところが私らしい)

    前回に続き、後半にオオゴトが起こるのがこのシリーズだな。。
    麻衣子の行末、メイちゃんの行末がめちゃくちゃ気になる。
    3巻目にも登場いただきたいものだ。
    偶然にも1巻から3巻を大人買いしていたので、すぐにこの続きが読めるのはかなり嬉しい。

    空気の読めない2人、特にユメちゃんには、若干イライラしてしまった。
    でも、塔子が語った「産婦人科と

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    2025年09月27日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    医療系のストーリー小説はよく読むが、このかたのは初。
    この方も医師なのね。
    医師って、小説家になる方が多いイメージが。。
    みんな文才もあるのね、すごい。

    さて。この本の中身。
    リズムがよく読みやすい。
    産婦人科領域の話は、「コウノドリ」で結構見聞きしていたので、伊織ちゃんの病状にもすぐに気づいた。
    そして、それがどれだけ致死率が高いかも。
    なので、あの展開は、伊織ちゃんを救うために最大限に必要なものだったと思う。
    だから、北条、いくなよ!と、最後は思ったが、無事に残ってくれてよかったよー。
    あのあたりの三枝教授の話し方、行動は、同じく医師で小説家の夏川草介氏の「始まりの木」の教授に似ているな

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    2025年09月16日
  • -196℃のゆりかご

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    体外受精、不妊治療、虐待、自傷、家族の話でした。

    次々と、先が読みたくなって、読み進み、面白かったです。

    でも、やはり、登場人物の心の闇というか、痛みというか、傷ついた心が、
    (私は、オーディブル、聞く読書のため)耳からはいってきて、聞くのがつらかったり、疲れたり。

    それぞれ、傷があって、ちょっと疲れた。
    それでも、素敵なラストで、よかった。

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    2025年09月13日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    主人公の医師が伊豆中央病院へ来てからまだ半年足らずなのに3作目。最初の頃は自己紹介兼ねての伊豆名物料理が多かったが、今回は手術の場面が格段に増えている。こちらは素人なのでよく分からないが、何となく映像が出てきて圧倒される。
    頑固で頑迷と思われた教授が、徐々に優しさと厳しさを兼ね備えた人格者と分かってくる。
    主人公の北条医師が、教授を含めた素晴らしい先輩達の元で急速に成長を遂げて行く成長物語。
    今回は新人研修医が初めての手術に臨む場面が出てくるが、誰でも初めてはあるものの、このような医者には当たりたくないと思ってしまった。

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    2025年09月07日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    医療関係の小説は数多く読んだが、産婦人科領域は初体験
    少子化が危ぶまれる昨今、母子を守る医師たちに感銘した
    わずか数ヶ月の期間をこれだけの話にまとめ上げた作者の経験と能力にも感銘した
    医療のみではない楽しみもあって良かった

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    2025年09月02日
  • 偽医者がいる村

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    緊迫した出産シーンに思わず涙したのが美容室で、美容師さんを心配させてしまった。

    それは医療ミスか不可抗力か…。
    産科医のみならず、医療に携わるということは総じて自分ではない誰かの命に向き合っているということ。
    その中でも、とりわけ妊娠出産というダイレクトに命を預かる産科医の重圧は計り知れない。

    センシティブな題材なので、安易に良い悪いは言えない。
    どんなに力を尽くしても、経験を重ねても、素人には理解できない経緯の果てに哀しい結果をもたらすことはあるのだと思う。
    それをどんなに丁寧に真摯に説明を受けたとしても「はい、そうですか」と簡単に納得できるはずもない。
    どちらも傷付いている。

    医療現

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    2025年09月02日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    この小説とは関係ないが、本を読むと何か得ることができる。
    印象に残った言葉は、
    経験が増えればふえるほど人生は潤う。
    潤いのある人生を送れるかどうかは、君自身が選択することができる。

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    2025年08月11日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師が書いた小説。もう読んだ本もあるが、すべて興味深い。ここから知った医師作家の本を読んでみたいと思う。

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    2025年07月15日
  • あの日に亡くなるあなたへ

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    ネタバレ

    お母さん途中で助からないエンドだろうと思ったら、結構力技でハッピーエンドになった。でも家族の温かみ感じられてよかった

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    2025年06月18日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    美味しい料理小説でデビューした産婦人科医が書いた本格医療小説。なので各話毎に医療と料理が出てくる。
    伊豆中周産期センターという架空の設定だが、どう考えても自治医大の分院をイメージしてしまう。作中では周産期センターしか出てこないので、これだけかと思うのだが、現実の大学病院は殆どの科が揃っているので違和感がある。
    ただ、伊豆随一の病院なので、伊豆中から難しい患者が運ばれるのは間違いない。作中では、それらの出産光景が専門医である作者から詳細に描かれる。赤ちゃんも母親もリアルな死からの生還は感動する。
    本院から左遷されたような主人公が、頑固で偏屈な老教授に虐められるようなイメージの出だしだが、同僚、先

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    2025年06月11日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医療にかかわる方たちの文体の素晴らしさに感心します
    小説家とはまた別に作ろうとしているのではなく
    日々の中でおこった事象に文体が多いついていく感覚
    健康であるという妄想を当たり前のように支えてもらっていることに
    改めて感謝です

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    2025年05月29日
  • 偽医者がいる村

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    自分の道は自分で決めた方がいい。今も昔も、そういうもんだ。
    せっかく免許を持ってるんだから、使わなねえと勿体無いだろう。
    逃げたらどの道、もとの世界には戻れなくなるぞ。
    自ら価値を下げてどうするのか。
    自らの意思で、後悔なく向き合う。
    ゆっくりでもいい。自分を取り戻したい。
    その肩書きを失ってしまうと、私自身が築き上げてきたものが、全部崩れてしまう。
    いっそ縛るものがなくなれば、外の世界に飛び立てるかもしれない。
    どうせ先が見えないのであれば、現状に早く見切りをつけて新しい形に変わった方がよい。
    求められていない場所は、消えていくのが自然の摂理。
    あんたが全力を尽くした結果だったんだから。

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    2025年11月21日
  • あの日に亡くなるあなたへ

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    ネタバレ

    過去と電話する系2冊目。
    好き嫌いあるけど、自分は非日常系好き。

    翔子の命日に電話かかってくるぐらいから一気に進んで一気に読んだ。

    バッドエンドにもハッピーエンドにも転びそうな感じやった。結果ハッピーエンド。

    でも、
    「どう行動するか、なのだ。たとえ結果は同じだとしても、後悔なく行動するかしないかで、未来がガラッと変わってしまうのだ。」
    の部分回収する感じで、「助からんかったけどあの時の自分の行動に悔いはない」みたいな感じになるの予想した。全然違うけど。

    秋穂の性格素直過ぎてちょっと物足りんのと、春翔以外の人間の記憶どうなってんの???ってめっちゃ思ってスッキリせんのと、家族4人(5人

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    2025年05月04日
  • 偽医者がいる村

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    ネタバレ

    最初の、思いがけず産気づいた妊婦に出会うシーンからこの作品にどんどんひきつけられました。

    村の限界集落の産院の実情が想像以上に過酷であることを知りました。

    また、自身も出産(二度)を経験していますが、どちらも無事に済みましたが、それは医師看護師のお陰であったのだと改めて感謝の思いを感じると共に、出産は命懸けのことなのだと再確認いたしました。

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    2025年03月30日
  • -196℃のゆりかご

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    ずっと気になっていて、読み始めたら一気に最後まで読んでしまいました。一児の母になった今だからこそ、色々な視点から考えることができました。

    子どもは授かりものとは言いますが…子・親・子をもつことに関わる人々の様々な気持ちに思いをめぐらせることのできる1冊でした。

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    2025年03月28日