藤ノ木優のレビュー一覧
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「まぎわ」って、何が起こる間際なのだろうか?藤ノ木優さんの作品からすると「いまわ」のことだろうか?
若い料理人の翔太が兄弟子と反りが合わず店を飛び出した先に、拾ってもらった店が、特別な料理店だった。藤ノ木さんの作品は名前に「翔」がつく登場人物がやたら目に付く。そして店の名前が・・・。
拾ってもらった料理店は、マスターと呼ばれる優しい料理を作る元医者がいた。元寿司職人でオーナーの親方と呼ばれる芝、小夜、この2人がマスターとともにこの作品を引き締めている。翔太の未熟さをより際立たせることで、「まぎわ」の意味を強調しているように思えた。小夜が翔太と話している時に、人差し指を挙げて語る場面は、天久鷹 -
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わたしの尽きぬ悩みの一つに「病院が遠くて通うのが大変」というのがあります。持病があり専門医に診てもらう必要があるのですが、住んでいる所は医療過疎地域です。
この小説は、同じく医療過疎問題を抱える伊豆半島が舞台になっていて興味深く読みました。
伊豆半島にある産科救急特化型の医療センターに、入局5年目の医師、北条衛が東京の大学病院から異動でやってきます。前任者から聞く話によると、この病院の医師たちは曲者ぞろい、トップの教授は頑固で絶対的な権力を持っているとのこと。
過疎地域に住むわたしは、病院の少なさや高度な医療を受けるためには遠方まで出向かなければならないことに不安を持っていますが、都落ちしてく -
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医師で作家の藤ノ木優さん、知念実希人さんとは作風が異なるが、不思議さと医師としての覚悟は、似ているように感じた。
大学病院に勤務する産婦人科医・草壁春翔は幼い頃に妊娠中だった母を亡くしている。それは自分のせいだと思い、1人でも救いたいとの思いで母が亡くなった病院で産婦人科医になった。
ある時、雷鳴と共に母の鼻歌と同じ着信音が聞こえてくる。それは母の遺品のPHSだった。なぜ過去と未来が通話できるのか?その謎を解明しようとする春翔、ある意味ミステリーであり、ファンタジーだ。
春翔は小学1年の時に母が亡くなったことを後悔し、咎に囚われている。母からの電話は、あたかもそれを払拭するためのように思え -
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Posted by ブクログ
大学病院での医療事故に関わり、世間から「偽医者」とバッシングを受け職場を追われた産科医の阿比留一馬は、逃げるように北へと向かい限界集落の産院に辿り着く…現役医師が描く、命に向き合う感動の医療小説。
やっぱり妊娠出産って怖いよね。
自分の時を思い出し、6日に無事第2子を出産したお嫁ちゃんのことを思った。
1人目の時に血圧上昇による緊急帝王切開
実はRH−のお嫁ちゃんは血液の確保がちょっと大変なのです(*_*)
不妊治療の末に授かった大切な命は無事に誕生しました。
第2子は万全の体制の中での帝王切開とはいえ出産は命懸けだと言うことに変わりない…
無事産まれることの奇跡!
命の大切さをしみじみ -
Posted by ブクログ
気が付けばあっという間に3冊目を読破。
やっぱり読みやすいです。
全然医療関係者じゃないのに、なぜか身近に感じるというか、それわかるぅ的な感情になります。
今回は衛だけでなく、明日香や八重などの看護師、助産師にもスポットがあたってます。
そして、食に関しては、ちょっと少な目。
内容は前作からの続きで、腹腔鏡手術が横軸となっています。
伊豆中に改革の風穴をあけた海崎は本格的に腹腔鏡手術をメインに据えようと衛をけしかけ(?)ていきます。
そこに呼応するように、塔子がついに無痛分娩の挑戦を宣言し、ゆめは産婦人科に入局すると宣言する。
各キャラクターにとって大きな変換の一冊だった気がします。