藤ノ木優のレビュー一覧

  • まぎわのごはん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    それぞれの登場人物の描写が丁寧で、好感を持てた。
    咲良と向き合い、一度は逃げ出し、腹を括って戻ってきて、そこからラストまでの流れは夢中になって読んだ。そして泣いた。

    食べることは、生きること。
    死ぬまで何かを食べなければならない。

    素敵な本でした。

    0
    2021年06月29日
  • コウノトリとんだ

    Posted by ブクログ

    新人助産師のまゆは生い立ちのトラウマから出産介助ができない。同僚や指導助産師などの見守りの中で成長していく物語。出産現場の臨場感溢れる描写、生まれる赤ちゃんや産む側の妊婦さんへの暖かい眼差し、手助けする関係者の熱い思いが伝わってきました。

    0
    2026年05月04日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    塔子「教授のこともわたしたちの過去のことも考えなくていいから。あなたが向き合うのは目の前の患者だよ」

    三角師長「自分が納得するまで資料を集めて、私たちにプレゼンして頂戴。その上で意見を擦り合わせて、城ケ崎先生にフィードバックしましょう」
    胸が熱を帯びる。分娩後に患者からお礼を言われるのも嬉しいが、それとはまた違う。自らの提案が通ったことに対する嬉しさと、未来に対する期待、同時にのしかかる責任感が入り混じった不思議な高揚だった。(小幡八重)

    先ゆき不安な新米を気にかけていたら、想いが何倍にもなって返ってきたのは、嬉しかったし、やりがいを実感した。(小幡八重)

    0
    2026年04月27日
  • あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「ペリーが日本人を見た時 技術さえ手にしたら強力なライバルになるに違いないと 驚いた そうだ それほど日本人を脅威に感じた理由は真摯に学ぶ姿勢と圧倒的な基礎学力があったからだ 海崎 お前に足りないものはどっちだってね まずは基礎を磨かなきゃ話はそれからだってことだよ それ以来 僕はここで 遮二無二鍛錬を積んだんだ」

    0
    2026年04月26日
  • コウノトリとんだ

    Posted by ブクログ

    あるトラウマからお産をとれない助産師のお話

    望まれずに授かった命は
    生まれないほうが良いのか
    それでも生まれた方が良いのか

    母親が孤独で
    あるいは貧困で
    あるいは無責任で
    育てられなかった場合
    生まれた子どもは幸せだろうか

    母親の立場と、子どもの立場からいろいろ考えさせられる作品だ

    0
    2026年04月01日
  • 偽医者がいる村

    Posted by ブクログ

    1人の熱情に頼るだけでは、現実の根本的な解決には繋がらず、人口が減少する中で、諦めていかざるを得ない現実も増えていくのだと思います。
    それでも、多くを経験することの大切さも学べました。

    「律子は、この診療所そのものが、若者を縛る中途半端な存在だと言っているのだろう。」

    0
    2026年03月29日
  • あの日に亡くなるあなたへ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    現役産婦人科医の著者による作品。

    気になって手に取ったが、産婦人科が舞台ではあるものの、医療現場というよりは、主人公が抱えるトラウマに焦点が当たっている。

    現在と過去を繋ぎ、過去を変えることで今を変える、という視点は面白いと思ったけれど、20年前に亡くなった妹が急遽現在は生きている……など?
    受け入れられるのかな?とか、20年のブランクが記憶の改ざんだけで家族になれるものなのか?とか。
    少々考えさせられるところがあるかな、と個人的に。

    0
    2026年03月29日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    シリーズ第三弾!
    今まで同様、医療+伊豆のグルメの物語。
    医療現場のリアルに加え、伊豆の料理のリアルが伝わります(笑)
    伊豆のその店を探したくなります。(きっとモデルがあるはず)
    感涙とはいきませんが、医療シーンは熱くなります。

    ドクターヘリで搬送された患者を腹腔鏡手術で救う北条。
    しかし、開腹にするか腹腔鏡にするかで緊迫なやり取りがなされます。
    手術後の伊豆グルメがこれまたいい感じ!

    助産師、看護師たちの業務の境界からくる微妙な軋轢。
    こうした仕事の役割分担ってどこの業界でもあるのですね。
    しかし、目的は一緒。プロフェッショナルを感じます。

    そして研修医のゆめの初めての手術
    これって部

    0
    2026年03月28日
  • コウノトリとんだ

    Posted by ブクログ

    現役産婦人科医が描くストーリーという帯に惹かれた。

    生命が生まれる現場を、生々しく、リアルに描いている作品。
    主人公の新人助産師まゆと、まゆのプリセプター(指導役)の亜美が中心となって、ストーリーが進んでいく。

    生い立ちにトラウマがあるまゆと、完璧な助産師を育てたい亜美。
    一見、厳しく、取り付く島もないように見える亜美だが、助産師への熱意と、現場の厳しさ、生命を預かる危険と喜びを知っているからこそ、指導にも熱が入り、厳しくなるのだなと思えた。
    まゆのトラウマにも向き合い、プリセプターとして責任を持つ亜美を、私はカッコイイと思う。
    その厳しさを自分の糧とするまゆも。

    現場はなまなましく、日

    0
    2026年03月20日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    よくある医療小説のひとつ。
    出来過ぎ先輩達と、新米医者という設定は有りがちだなぁと。
    ただ、伊豆の国市近辺の観光や食事には興味が湧いた。
    いちど温泉に行ってみるのもいいな。

    0
    2026年03月19日
  • スウィッシュ!

    Posted by ブクログ

    高校の女子バスケがテーマ。高三の愛奈と羽瑠は、羽瑠が怪我をしたことで、地区予選の決勝に復帰を間に合わせようと愛奈の父竜介を頼ることにする。竜介は愛奈がバスケをやりたいと言った時に反対して以来関係が途絶えていたが、スポーツドクターとしての竜介の腕を頼ることにする。
    怪我を乗り越え、チームはまとまり、父娘の関係もよくなりとストーリーは少しお約束という感もあるが、話は楽しめる。

    0
    2026年03月13日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    医療現場のリアルな緊張感が伝わってくる作品が多かったです。短編なので読みごたえという点ではちょっと物足りなかったですが、読んだことのない作家さんが殆どだったので読み比べて楽しめました。

    0
    2026年02月22日
  • あの日に亡くなるあなたへ

    Posted by ブクログ

     過去は変えられるか?という未来永劫解決のできないことをテーマにしたお話。それはないだろう、とツッコミどころ満載だったが、小説としては面白くどんどん先に読み進めた。
     自分自身の出産も孫たちの出産も何も問題なく安産だったので、お産に関する危険な事例を初めて知った。お産は、命をかけた大仕事という事を改めて感じた。

    0
    2026年02月14日
  • 偽医者がいる村

    Posted by ブクログ

    絶望の中で得た経験こそ大事にすべきことを表した一冊。
    仕事に真摯に向き合い続けたこの主人公は医者を天職にしたんだと思う。

    0
    2026年01月24日
  • スウィッシュ!

    Posted by ブクログ

    自分が好きなのは、個人スポーツ。勝負が掛かる集団スポーツの方が、周囲の応援も凄いだろうから、テンションも上がるし、燃えるだろうと容易に想像つくが、運動が得意ではない自分は、コツコツやっていく方が性に合っていた。今は、それが功をなして、負担を掛けなかったので、故障がない。別に将来を見越してスポーツする訳ではないので、何とも言えないが。頂点を目指す事の代償。それを減らす為のサポート。何もかも大事。

    0
    2026年01月20日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    つい読みやすい短編の医療系に手が伸びてしまいました。その期待は裏切らないのですが、短編集はやはり短編集でした。それにしても、お医者さんがもっと楽な社会にはならないのでしょうか。

    0
    2026年01月10日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    本当に医療に携わる方々の体力、知力、タフさは尊敬するし感謝しかない。どのお話もよかったけど、「研修医ヒナノの洞察」、「春に綻ぶ」が好き。
    少しでも健康でいようと思う。

    0
    2026年01月05日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    アンソロジーは、新しい作家さんとの出会いも楽しみ。シリーズ物も読んでみたいと思う作家さんに会えた。医師をしながら小説家もできるなんて凄すぎる。

    0
    2026年01月04日
  • スウィッシュ!

    Posted by ブクログ

    スポーツを続けていく上で沢山の人々に助けてもらい続けて行けることを改めて認識しました。
    栄養のバランスや必要なトレーニング、がむしゃらにやればよいのではないんですね!
    目標に向かって頑張っている人、必要なアドバイスしている周囲の人々を改めて尊敬します。

    0
    2025年12月31日
  • あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    先に3作目を読んだけれどこれが一番良かった

     手術シーンはよくわかんないけれど、塔子部長の力強さとそれぞれのキャラクターの息遣いが鮮明で緊迫感と感動のお話だったように思う。もう一度1作目から読むかな。

    0
    2025年12月10日