藤ノ木優のレビュー一覧

  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    初読み作家さん。
    地元が舞台で、知ってる土地の名前が出てくるし、もちろんモデルとなった病院にも行ったことがあるので、とても親近感を持って読み進めました。
    美味しいお店も気になり、出てくる料理も作ってみたいと色々な点で読み応えのある1冊でした。

    続編、出るかな〜?

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    2024年08月20日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師が描く小説はリアリティがあります。専門的な用語も飛び交うがそれもまた面白い。本短編集はよく知った医師作家が多かったので、新たな面も見れて楽しめました!

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    2024年08月07日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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     伊豆半島。温泉や景勝地、魚の幸・山の幸にも恵まれた豊かな土地だ。
     けれど近年、伊豆でも若者の流出とともに過疎化も始まっている。医療施設の減少も目立つがそれは産婦人科において特に深刻である。
     そんな伊豆の産科医療を支えているのが伊豆中央病院、通称「伊豆中(いずなか)」だ。

     伊豆の新しい生命の誕生を第一線で守る伊豆中産婦人科医たちの奮闘を描いた医療ドラマ。
     北上次郎オリジナル文庫大賞。

     なお物語は主人公の北条衛の視点で展開するが、第4話「城ヶ崎塔子の夏休み」のみ先輩医師の城ヶ崎塔子の視点で語られる。
              ◇
     天渓大学医学部附属病院の医局員、北条衛に急な異動の辞令が

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    2024年06月03日
  • まぎわのごはん

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     小学館が創設した「食」に関する新レーベル「おいしい小説文庫」。2020年、コロナ禍の非日常だからこそ、食小説を通じ読者の心に彩りを添えたい、との思いで立ち上げたとのこと。その内の一冊です。

     ところで、現役医師兼作家さんて結構いらっしゃいますね。本書の著者・藤ノ木優さんもそうで、本作がデビュー作とのこと。今回初読みでした。

     末期患者専門の料理を提供する店「まぎわ」を舞台に、終末期医療の一つのあるべき姿を提示するとともに、人の心や店の流儀が解らない半端な青年・翔太が、人の想いや最後の晩餐を叶えることに喜びを見出し、料理人として成長していく物語です。

     翔太の、包丁の技はあれど心が伴わな

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    2024年04月26日
  • アンドクター 聖海病院患者相談室

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    お仕事小説。謝り方なんて誰からも教えてもらえなかったように思う。というか謝ることから逃げてたからじゃないかなと思う。そういうう意味で、身をつまされる思いもした。それ以上に学ぶ事も多かった。

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    2024年03月17日
  • あの日に亡くなるあなたへ

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    読んでいて泣いてしまった。良かったです。
    最近ものすごく涙もろい自分がいる。

    小さい頃に母を亡くした産婦人科医がある日母親が使用していたPHSを母親の部屋(亡くなった日からそのままにしていた部屋)で見つけ、そのPHSに過去の母親
    から電話がかかってきて物語が進行していくというありがちなお話しではあるのですが、なんかすごく感動した。

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    2023年11月29日
  • まぎわのごはん

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    まぎわの料理とは、「死ぬまぎわ」の料理だった⁉️
    「ありがとう。私の人生で、一番美味しくて、一番楽しくて、一番美しいご飯だった」

    「料理を作り続けて欲しい。翔太さんの料理には、人を救う力があるわ。私が亡くなった後も、沢山の人を助けてあげてね」

    現役医師が描く圧巻のデビュー作!

    修業先の和食店を追い出された赤坂翔太は、あてもなく町をさまよい「まぎわ」という名の料理店にたどり着く。

    店の主人が作る出汁のおいしさに感動した翔太は、店で働かせてほしいと頼み込む。念願かない働きはじめた翔太だが、なぜか店にやってくるのは糖尿病や腎炎など、様々な病気を抱える人ばかり。

    それもそのはず、「まぎわ」は

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    2023年10月14日
  • まぎわのごはん

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    現役のお医者さんが書いたのか。なるほどー。
    終末医療、最後まで食事をすること=生きること。
    もちろん.叶わない人もいるだろうけど、なるべくそうありたい。
    そんな希望を叶えてくれる食事処に出会った和食職人修行中の翔太の成長物語でもある。
    元医者のマスター、元看護師の小夜ちゃん、闘病中の芝親方。
    登場人物もシンプルでよい。
    これはシリーズ化もありかな?
    また読みたい。

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    2023年01月08日
  • まぎわのごはん

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    ネタバレ

    それぞれの登場人物の描写が丁寧で、好感を持てた。
    咲良と向き合い、一度は逃げ出し、腹を括って戻ってきて、そこからラストまでの流れは夢中になって読んだ。そして泣いた。

    食べることは、生きること。
    死ぬまで何かを食べなければならない。

    素敵な本でした。

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    2021年06月29日
  • 偽医者がいる村

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    ネタバレ

    不合理な政策が決まる 過程をこれまでも 散々目の当たりにしてきたからこそわかるのだ。たとえ 当事者不在でも、内容にどれだけ 不備があろうとも 、舵取りする人間とそれに従順なメンツが集められれば計画は進んでしまうものなのだ。

    「 ここは(過疎地の産院) 店主が頑固に続けてる オンボロの定食屋 みたいなもんだ家族経営 同然なのに 大赤字 だし 店主 も よぼよぼのジジイだ そんな店はもう時代にそぐわないだろう 求められていない場所は消えていくのが 事前の摂理であり 時代の定めだ」

    「 最善を尽くしても助けられないことがあるのが 医療だ救えなかった命を悔やむのはいい だが無理に罪を背負う必要はな

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    2026年05月09日
  • コウノトリとんだ

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    新人助産師のまゆは生い立ちのトラウマから出産介助ができない。同僚や指導助産師などの見守りの中で成長していく物語。出産現場の臨場感溢れる描写、生まれる赤ちゃんや産む側の妊婦さんへの暖かい眼差し、手助けする関係者の熱い思いが伝わってきました。

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    2026年05月04日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    塔子「教授のこともわたしたちの過去のことも考えなくていいから。あなたが向き合うのは目の前の患者だよ」

    三角師長「自分が納得するまで資料を集めて、私たちにプレゼンして頂戴。その上で意見を擦り合わせて、城ケ崎先生にフィードバックしましょう」
    胸が熱を帯びる。分娩後に患者からお礼を言われるのも嬉しいが、それとはまた違う。自らの提案が通ったことに対する嬉しさと、未来に対する期待、同時にのしかかる責任感が入り混じった不思議な高揚だった。(小幡八重)

    先ゆき不安な新米を気にかけていたら、想いが何倍にもなって返ってきたのは、嬉しかったし、やりがいを実感した。(小幡八重)

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    2026年04月27日
  • あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「ペリーが日本人を見た時 技術さえ手にしたら強力なライバルになるに違いないと 驚いた そうだ それほど日本人を脅威に感じた理由は真摯に学ぶ姿勢と圧倒的な基礎学力があったからだ 海崎 お前に足りないものはどっちだってね まずは基礎を磨かなきゃ話はそれからだってことだよ それ以来 僕はここで 遮二無二鍛錬を積んだんだ」

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    2026年04月26日
  • コウノトリとんだ

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    あるトラウマからお産をとれない助産師のお話

    望まれずに授かった命は
    生まれないほうが良いのか
    それでも生まれた方が良いのか

    母親が孤独で
    あるいは貧困で
    あるいは無責任で
    育てられなかった場合
    生まれた子どもは幸せだろうか

    母親の立場と、子どもの立場からいろいろ考えさせられる作品だ

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    2026年04月01日
  • 偽医者がいる村

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    1人の熱情に頼るだけでは、現実の根本的な解決には繋がらず、人口が減少する中で、諦めていかざるを得ない現実も増えていくのだと思います。
    それでも、多くを経験することの大切さも学べました。

    「律子は、この診療所そのものが、若者を縛る中途半端な存在だと言っているのだろう。」

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    2026年03月29日
  • あの日に亡くなるあなたへ

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    ネタバレ

    現役産婦人科医の著者による作品。

    気になって手に取ったが、産婦人科が舞台ではあるものの、医療現場というよりは、主人公が抱えるトラウマに焦点が当たっている。

    現在と過去を繋ぎ、過去を変えることで今を変える、という視点は面白いと思ったけれど、20年前に亡くなった妹が急遽現在は生きている……など?
    受け入れられるのかな?とか、20年のブランクが記憶の改ざんだけで家族になれるものなのか?とか。
    少々考えさせられるところがあるかな、と個人的に。

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    2026年03月29日
  • あしたの名医3―執刀医・北条衛―(新潮文庫)

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    シリーズ第三弾!
    今まで同様、医療+伊豆のグルメの物語。
    医療現場のリアルに加え、伊豆の料理のリアルが伝わります(笑)
    伊豆のその店を探したくなります。(きっとモデルがあるはず)
    感涙とはいきませんが、医療シーンは熱くなります。

    ドクターヘリで搬送された患者を腹腔鏡手術で救う北条。
    しかし、開腹にするか腹腔鏡にするかで緊迫なやり取りがなされます。
    手術後の伊豆グルメがこれまたいい感じ!

    助産師、看護師たちの業務の境界からくる微妙な軋轢。
    こうした仕事の役割分担ってどこの業界でもあるのですね。
    しかし、目的は一緒。プロフェッショナルを感じます。

    そして研修医のゆめの初めての手術
    これって部

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    2026年03月28日
  • コウノトリとんだ

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    現役産婦人科医が描くストーリーという帯に惹かれた。

    生命が生まれる現場を、生々しく、リアルに描いている作品。
    主人公の新人助産師まゆと、まゆのプリセプター(指導役)の亜美が中心となって、ストーリーが進んでいく。

    生い立ちにトラウマがあるまゆと、完璧な助産師を育てたい亜美。
    一見、厳しく、取り付く島もないように見える亜美だが、助産師への熱意と、現場の厳しさ、生命を預かる危険と喜びを知っているからこそ、指導にも熱が入り、厳しくなるのだなと思えた。
    まゆのトラウマにも向き合い、プリセプターとして責任を持つ亜美を、私はカッコイイと思う。
    その厳しさを自分の糧とするまゆも。

    現場はなまなましく、日

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    2026年03月20日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    よくある医療小説のひとつ。
    出来過ぎ先輩達と、新米医者という設定は有りがちだなぁと。
    ただ、伊豆の国市近辺の観光や食事には興味が湧いた。
    いちど温泉に行ってみるのもいいな。

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    2026年03月19日
  • スウィッシュ!

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    高校の女子バスケがテーマ。高三の愛奈と羽瑠は、羽瑠が怪我をしたことで、地区予選の決勝に復帰を間に合わせようと愛奈の父竜介を頼ることにする。竜介は愛奈がバスケをやりたいと言った時に反対して以来関係が途絶えていたが、スポーツドクターとしての竜介の腕を頼ることにする。
    怪我を乗り越え、チームはまとまり、父娘の関係もよくなりとストーリーは少しお約束という感もあるが、話は楽しめる。

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    2026年03月13日