芦花公園のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ凄い、何も解決しないで終わった話だった
確かに色々ある事柄の中、こういう事もあるんだろうなとは思う
別に物部さんも完全無敵な正義の味方でもなんでもないし、当人達がどうにかしようとしなければそれまでだし
で、あの村どうなったんだろうとは思うけど、またあの村の誰かが犠牲になるだけなのかな
それでずっと永遠に続いていくのか
泣き仏の時の美和が、何故か急に自信喪失して仕事無くなって、両親がいなくなって帰ってきたけど呼ばれたというかそういうものなのか
頷き仏は匠のお兄さんは上手く逃げれたのか
てか隼人と匠の関係は最後の方で、え?ってなったし尚更後ろめたいというか、そういう、気持ちがあるのにその友達の実家に行くものかな、だからこそなのかそこは分からないけど
そして笑い仏の優斗くんは、残念ながらのあと一歩で逃げ損ねた
今時の子はそんな感じなのかな、カナメさんて誰だよ、配信者とかそんなの信じちゃうの?いや今はそうかと
一体何処に消えたのかも分からない
結局鍵って何なのかそれも分からないけど、家族を犠牲にしても返したくないそんなものなのか
こういう事がありましたよ、っていう話、これはこれで面白かった
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公の佐々木るみが自分自身のトラウマとこれでもかと向き合わされるお話。キッツ。
初っ端から斉清さんが退場してしまうので「ええ、どうなるの…」と驚いたが、第二章の終盤あたりでやっと根本に気がつく。
毒親、虐待、ルッキズム、いじめ…、胸糞環境たちと絡み合った「もしも」の世界を廻っていく。私は佐々木るみがこのシリーズで1番好きな(応援したい)キャラクターだったのもあり、描写が辛い、痛い。言葉が突き刺さり、心から血が出た。芦花公園先生、自己肯定感マイナス人間の劣等感を煮詰めたドロッッドロな感情を描くのが巧すぎる。るみちゃんに共感できる自分へのダメージが凄い。死んじゃう。
敏彦はあまり得意ではなかったけど、今作ばかりは彼の絶対的な美しさから生まれる安心感、そして言動の軽さに心のモヤモヤが薄められた。ありがとう敏彦…
救いのある、というか、救われた?ラスト。自分を救えるのは自分だけというのも真理だと思うが、その過程でやっぱり他者の存在というのは必要なんだと。特に彼女の核にある傷は「(親から)愛されなかった」ことだから余計に。青山君と恋仲にならなくても、お祓いができなくても、彼女が普通に生きていけますように。
完結でもおかしくないような終わり。押入れの中にいる「人魚姫(だっけ?)」が暴走する話とか、読みたいなあ。結局青山くんというキャラクターもそこまで深掘りされていない気がするし。 -
Posted by ブクログ
著者の作品は、角川ホラー文庫30周年記念アンソロジー『堕ちる』で短編を一編読んだのみ。最近勢いに乗っている作家さん(私見。)ということで、せっかくなので長編にもあたってみることに。(著者の代表作はシリーズものみたいなので、避けてノンシリーズの本作をチョイス。)
「四国の山奥にある小さな村。そこに祀られる石仏、その背景にあるは猿神信仰。"極楽に至る鍵"を欲した人々がその土地に醸成したのは、手の施しようのない"歪んだ神"と"怨嗟の呪い"だった―――。」
土着信仰をテーマにした、救いのない恐怖。実力のある拝み屋すらも匙を投げてしまう程に、人々の欲望によって穢れてしまった土地。人々は、その"呪い"に翻弄され、餌食になるのみ。
ストレートに恐怖を味わうことが出来る民俗系ホラー。ストーリー展開に特筆すべきものはなく、ある意味シンプルなホラー作品。良い作品であったとは思うが、記憶に刻まれるようなインパクトはなかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白い!ホラーを読んでる最中に恐怖を覚えたのは久しぶり
なんとなくweb小説っぽい空気のある作品だな〜と思っていたけれど、やはりカクヨム発のお話らしい。
web小説特有の遊び心あふれている構成は嫌いじゃない。
色々な神話や民話が登場して読み応えがあったが、その分範囲が広くてわかりづらい部分も多々あった。でもこれは私の理解力の問題かもしれない...面白い知識も増えてとても良かった。
どんどん続きが気になり読み進めたが、一気に終わってしまった印象。
彼の寿命としてはここが限界だったのだろうが、やはりもう少し色々な話が交錯してる部分を紐解いて欲しかったなと思う。
でも頭こんがらがってる部分もあるので、読み直します! -
Posted by ブクログ
ほねがらみ。という奇妙なタイトルに惹かれて読んでみたら、怖すぎて途中で読むのやめようかと何回なった事か。なのに、かっぱえびさんみたいにやめられない。。。
この本は恐怖の正体がよく分からない、でも確実にそこに恐怖となる何かが存在していること。それが怖い。これならばまだ形となって出てくるリングの貞子、呪怨の俊夫の方が怖くない。
だって、はっきりとした姿と形があるから。
後半は伝承や宗教なんかも絡んできて、その辺りに疎い私はよく理解できずに終わった。
そういうのが詳しかったり好きな人だったら、楽しかったのかもしれないけど。
最後に余談で。
途中”ず”という一文字が何ページにも渡って書かれている箇所があったのだが流石にその時、この小説のせいで本当に変異が起きたのか!?と怖くなり、かなり焦ってすごい勢いでページを捲り続けてしまった。 -
Posted by ブクログ
ホラーアンソロジー。
最恐とうたってはいるが、トイレに行けなくなるほどではない。
が、やはり力のある作家の作品なので怖い。
特に、面白いと思ったのは次の作品。
「竜狩人に祝福を」
昨年は辰年ということもあって、Aden+anaisの干支シリーズ、ドラゴン柄ガーゼケットを買った。
ドラゴンだとか龍だとか、かっこいいよね!
いいと思うのは小中学生男子だけじゃないんだぞ、ということでタイトルに惹かれた。
中身は、自分で選んだ数字通りに物語を読み進めるRPGタイプ(結構こういう手間が好き)なのだが、そこに一工夫。
そのままだと全て読めない、のだ。
だから飛ばした部分を初めから読むと…‥。
虚構と現実がないまぜになっていくのが面白い。
「オンリー・ユー-かけがえのないあなた」もまた幻想的。
「愛情」を書かせたらピカイチの作者。
似たような話はブラック・ジャックにもあるが、そもそも日本の昔話に鶴女房というものがある。
こうした物語というのは普遍性のあるものなのかもしれない。
「函」は正統派のホラー。
家にまつわる怪異は怖い。
寒い日、薄曇りの日に、薄暗い家に一人でいる時に(正確には赤ん坊がいるから二人だ)読むもんじゃない。
開発されない場所、というのは何かきっとあるんだろう、そんな気がしてきた。