上田健次のレビュー一覧

  • レトロスナック「YOU」

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    銀座四方宝文具店からファンになりました。
    連作短編は、読みやすく好きな分野でもあり、それより各編読んでいる途中にじわりと来るエピソードに気持ちが優しくなっていく気がします。

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    2025年11月08日
  • 中野「薬師湯」雑記帳2

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    ここまで人情厚い下宿があれば素敵だなと思う。
    でも実際に話を聞いたら大丈夫?となるだろうな。

    こんな世界があればいいな。
    チカちゃんとあかりちゃんはまたでてきて欲しいな。成長をみたい。

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    2025年11月07日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    昔、売れた歌手(一発屋的な)の師弟のサインの話や硯のホテルマン時代の話があったり。

    老舗のお店の話だがら令和だけど昭和感が好きだな。

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    2025年11月07日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    シリーズ第6弾。

    いつもながら「四方堂」店主・宝田硯の接客は丁寧で柔らかい物腰に老若男女問わず誰からも愛されて、品揃えもよくて知識の豊富さには頭が下がる思いだ。
    今回もいろんな思いを秘めて文具店にやってくるお客様に寄り添い丁寧に接客する。
    そこから繋がる縁も良い方に向かい、また顧客を増やすことになるのだろうと思う。

    スタンプ〜父の急逝により実家の旅館を継ぐことになった青年は、鄙びた温泉街をスタンプラリーでの集客を考える。

    フェルトペン〜歌手の駿が海原勝男の付き人になり、教えられたことは忍耐と優しさと感謝とココアの美味しさ。

    消しゴム〜今でも手帳に予定を書き変更のときは消しゴムを使う浜田

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    2025年11月06日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    ネタバレ

    やっと!シリーズ通してのストーリーが進みそうでわくわくする

    リボンから始まる今回の短編はどれも家族・恋愛の要素が強かったように思う。
    別れもあったが、それよりも相手を想う気持ちの強さがきれいな一冊だった。

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    2025年10月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    銀座の文具店にて、人と人の繋がりや人生の温もりが明らかになってくる、というか思い出を語らずにいられなくなる、そこに色々な文房具が結びついてくる温かくて優しいお話でした。
    わかっているけど泣かされてしまう。
    文ママと最後の大将が素敵でした。
    硯さんも若いながらに見習うべきお人柄、良子さんとの今後も楽しみで、6まで早く追いつきたい。

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    2025年10月13日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    ネタバレ

    本作の中では、シールと模造紙がすごく好きだった。
    シールは旦那さんから奥さんへ名前シールを贈る話。
    職場の先輩後輩から夫婦へ、関係が変わっても変わらず想ってくれる旦那さんが素敵だった。

    模造紙は仕事の仕方を改めて考えさせられた。
    誰のために仕事をするのか、自分のキャリアとは、考えながら気づきを与えてくれるお話だった。

    余裕がなくなってくるとこのシリーズが読みたくなる。

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    2025年10月12日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    文房具も連作短編集も好き。それぞれの登場人物も、しっかり背景が描かれていてとても気持ちよく読めた。
    ただ、「ああ、◯◯は・・・」と通常は書かれると思われるところを何故か「ああっ、◯◯は・・・」と表現されることが多く、何度もびっくりしてしまった。

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    2025年10月10日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    1巻よりこちらのほうが好きでした。
    どの話も心温まる話で、特に名刺が好きでした。
    いや、ハサミも色鉛筆もよかった…。

    どんな物にも言える事だけど、それに触れると蘇る思い出があって、物を大切にすることは、思い出を大切にすることだな、と実感しました。

    いつか大切な人に、特別な文房具をプレゼントするのもいいな。

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    2025年10月09日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    文房具店って学生じゃあるまいし大人になってから行かなくなったというより、文房具店自体が無い。ロフトとかハンズとか100均で用足りるし。昔ながらの文房具店、商品知識だけでなく、こうゆうサービス付きの専門店、文房具だけじゃなくて少なくなった営業スタイルで、だからこそのあったかストーリー、読み続け決定。

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    2025年09月30日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    最近、恋愛ものにハマっていて自分より若い子達の本ばかり読んでいたけど、人生の先輩達の話も良いものだな、と思いました。ステキな大人達がたくさん出てきましたよ。

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    2025年09月26日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    今回もほろっとできるいい話ばかり。
    フィールドノートがいちばん良かった。銀座に生きる人々はみんな優しい。

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    2025年09月23日
  • テッパン

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    初読みの作家さん
    表紙から食べ物の話かなと思ってたけど、ちょっもベクトル違った。
    いやまぁ食べ物の話っちゃ話だけれども。そして出てくる食べ物おしなべて美味しそう・・
    この文章表現ぴかいち

    呼んだ後に表紙の画みるとまた違った感想に

    面白かった満足

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    2025年09月23日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    四宝堂という文房具店を舞台にした暖かいお話。
    最近はこういう本に心が癒されます。
    文房具が好きなので、尚更楽しく読めました。

    中でも文ママの言葉や生き方が素敵でした。

    続きも読みます!

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    2025年09月16日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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     七光とは正反対の心情。同じ道には進みたくない2世も多くいることでしょう。異国の地で囲まれた不安に対する打開策を見出す。じぶん物差しは良いですね。人の基準はその人のみぞ知る。他人には干渉されずに計れるのがいい。
     少し前に「キッチン常夜灯」を読んでいたので、飲食店のスタッフ同士の関係性が改善する話は親近感を覚えた。読書の連鎖がもたらすちょっとした喜びでした。硯さん、文さんご両名は策士ですね。
     竹とんぼは子供の頃に竹を削って作りました。飛行機の羽のような形に整えると推進力がグッとついて一気に浮上する感じが手のひらを通じて分かる瞬間は嬉しかった。少しずつ高く舞い上がる形が分かるようになるともっと

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    2025年09月01日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    本当にいい人しか出てこない物語です。
    (あ!イヤな社長が一人いたかも!)
    5冊目にもなると、今までのお話の中で登場した人がちょくちょく登場して嬉しくなります。
    そして何よりも表紙の絵がいつもと違う!
    いつもはお店の外観が描かれていたのですが、今作はお店の中が!
    私が想像していたより数段広い店内。これは見て回るのがとっても楽しそう(≧∀≦)

    前作でズズっと前進した硯ちゃんと良子。今作では結婚式?なんて期待していたけれど、なかなかののんびり具合ですねー(^^;)
    その代わり、硯の父と母の過去のエピソードが。少年時代の硯のこと、ちょっと心配だったのだけれど、やっぱり人って話してみないと分からないも

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    2025年08月31日
  • 中野「薬師湯」雑記帳

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    大学生が銭湯に住み込む、そんな設定に惹かれて手に取った一冊です。おいしそうなご飯と下町や銭湯の穏やかな日常に心が癒やされました。
    夢を追う若者、少しお節介ながらも見守る人たち、登場人物が素敵でした。ただ、主人公は存在感薄めな感じがしました。続編もあるので、これからの成長に期待なのかな。
    他者との関係が希薄になりがちな時代だからこそ、いいことばかりではないにせよ、このようなコミュニティに憧れます。

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    2025年08月25日
  • 中野「薬師湯」雑記帳2

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    薬師湯に集う人達が魅力的で、自分も住みたくなる。不器用さから生き方に迷った新メンバー2人が薬師湯の人々との交流を通して自分の道を決断していく姿に励まされた。シゲさんやおかみさんの言葉からは、不器用であってもやさしく生きることの大切さが伝わって優しい気持ちになれる、ずっと続いて欲しいシリーズ。

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    2025年08月21日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    楽しみにしていたシリーズ5作目。
    今回も悩める人々が四宝堂を訪れる。
    店主の硯さんは文房具店員の域を超えて、もはやカウンセラーの様。穏やかで丁寧な対応にこちらまで癒された。
    回を重ねるごとに、文房具の描写は減ってきている印象。初めの頃の「文房具屋さん」という雰囲気の方が独自性があって、より好きだったな。
    今回は硯の両親のエピソードも明らかになって、物語が少し動き出した感じ。
    次はいよいよ良子と結婚?

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    2025年08月13日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    以前に読んだ『テッパン』という小説が面白く、かつ現役のサラリーマンの方が書かれてるとのことで、もう1冊くらい読まないと…と手に取ってみた。こちらはシリーズ化されている。(現在では4作品)

    銀座の路地に佇む老舗文房具店の四宝堂において店主の宝田硯(たからだ・けん)が店を訪れるお客の様々な悩みを解決してゆく。

    銀座の文房具屋と言えば思い浮かぶのは伊東屋に鳩居堂のような老舗でもチェーン化しているような店。
    この四宝堂は天保の時代からの老舗とあるが、そこの店主が何故に青年なのか。

    万年筆、システム手帳、大学ノート、絵葉書…文房具の名前がそれぞれお話になっている。
    ホロッとくるようなエピソードも…

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    2025年08月07日