上田健次のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とても面白かった。
1巻は出来すぎたお話感が気になったけど、
2巻はそれよりもうるうる感が強くなって、出来すぎたお話でも良いよね〜って思えるようになった。
特に「単語帳」はその思いが強かったかな。
「名刺」は文句なしに面白かった。
大好きなお話でした。
昔はこんな人たちがいたよなー。
「ハサミ」は
会話とか作業とか高校生のレベルのような気がして、中学生という設定はちょっと無理があるかな、と思いました。
「栞」は2人の出会いとこれまでがわかったけど、2人とも30代後半。昭和な私は、
人ごとながらちょっと焦ってます笑
「色鉛筆」は名入れとか色の名前とかなかなか興味深かったです。
差別に対する人の意 -
Posted by ブクログ
シリーズ第6弾。
いつもながら「四方堂」店主・宝田硯の接客は丁寧で柔らかい物腰に老若男女問わず誰からも愛されて、品揃えもよくて知識の豊富さには頭が下がる思いだ。
今回もいろんな思いを秘めて文具店にやってくるお客様に寄り添い丁寧に接客する。
そこから繋がる縁も良い方に向かい、また顧客を増やすことになるのだろうと思う。
スタンプ〜父の急逝により実家の旅館を継ぐことになった青年は、鄙びた温泉街をスタンプラリーでの集客を考える。
フェルトペン〜歌手の駿が海原勝男の付き人になり、教えられたことは忍耐と優しさと感謝とココアの美味しさ。
消しゴム〜今でも手帳に予定を書き変更のときは消しゴムを使う浜田