上田健次のレビュー一覧

  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    シリーズ4作目。
    表紙をめくると一気に「四宝堂」の世界に引き込まれる。温かくて優しくて何となく涙が滲んでしまう。

    人生の後半を迎え、銀座にある老舗文房具店「四宝堂」に再び足を運んだ時、ふと、若かった頃の自分を思い出し、こんな失敗やあんな嬉しいことがあったなぁと感慨深くなる。その回想は心が揺さぶられるものばかりだ。それも長きに渡り四宝堂が続いているからであって、これからもずっと居心地の良い場所であって欲しいと願ってしまう。
    今回は進展があり、希望がある終わり方だった。5作目を読むのが待ち遠しい。

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    2025年03月31日
  • テッパン

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    中学卒業から日本を離れていた吉田は、旧友に誘われた中学の同窓会に赴き、30年以上もほっぽかれたタイムカプセルを開けることに。
    吉田のタイムカプセルから出てきたものは…。

    そこから一気に中学三年の夏になり、夏休みの夏期講習で他校の東屋と出会うことに…
    東屋は、素行の悪さで区内中に知れ渡っている名前だったが、初めて見る姿は不良の感じはしなかった。

    吉田と東屋の切なすぎるひと夏に青春を感じるが、けっして青くさいものではなく、ただ東屋が語ることは真っ当で中学生とは思えず驚いた。
    食に関して詳しいことと美味しいものをどうやって提供できるか、など観察眼も凄い。
    すべては祖父に教わったようだが、孤独であ

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    2024年11月08日
  • テッパン

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     平凡で普通の「僕」と、最恐の不良と言われる「あいつ」が過ごした一夏の物語。

     主人公は、中学の同窓会の誘いを受けて帰京し、そこで御開帳されたタイムカプセルに、中学時代の懐かしい思い出を見つける。
     その頃の「僕」は受験をどうするか迷いのある中学三年生。夏期講習で他校の不良と隣の席になったことで、いつの間にか少しずつ彼と交流が生まれていく。名の知れた不良だという「あいつ」は、義理堅くて、読書家で、つまらない夏期講習も真剣に聞いているようなところもあって、縁日の屋台で焼きそばを作る姿が堂に入っている。けれど、平々凡々な一般人である「僕」と四代目を継ぐのだという的屋の「あいつ」とは、住む世界が違

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    2024年09月14日
  • テッパン

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    面白かった!
    中学3年の悪ガキとのひと夏の思い出。
    淡い友情が芽生えていく様子に共感できた。
    鉄板料理が美味しそうで食べたくなる。

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    2021年05月03日
  • 銀座「四宝堂」文房具店7

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    シリーズ7作目。
    4作目を超えたぐらいから、若干マンネリ化して来て、今回もちょっと読むのを止めようかなぁ、と思ってたんだけど、結局習慣的に読んでしまった…
    結果…
    今作の登場人物は割と年齢層が高く、その人物たちの過去が多く描かれ、どの作品も心に沁みるものがあったので、読んで良かった。
    特に好きなのは、「フラワーペーパー」。
    悲しいお話で久しぶりに読んでて、涙が出た。
    どの文房具も生きて来たどこかの時代で接点があるものだが、「フラワーペーパー」はさすがに学生時代以降手にすることがなかったので、最初は懐かしいと思いながら、読み進めていたのに、ラストに悲しい出来事が待っていたとは…当時中学生だった洋

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    2026年07月12日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    4巻飛ばして5巻を読んだので、
    謎だった部分が、今回の最後の話読んでスッキリ。

    単品でも読めるけど、
    続きものはこういうことがあるから要注意やね。

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    2026年07月09日
  • 今日もひといき

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    軽めなので隙間時間にそれこそ「ほっとひといき」な感じで少しずつ読める。
    世の中には様々な職業の人がいるのだ、と思い出させてくれる。各人たちの本当の「ほっとひといき」は実は掲載されていないところにあったりするのが良い。確かに、誰にも教えたくない秘密のマイルーティーンを持つ人もいるだろう。
    関連作なのかな?『レトロスナックYOU』も読んでみたい。

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    2026年07月09日
  • サツ飯 刑事も黙るしみしみカツ丼

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    「刑事も黙るしみしみカツ丼」のサブタイトルに、警察=取調べ=カツ丼という、刑事ドラマをどっぷりと見ていた世代は連想してしまうのですが、読み始めるとその展開はなく、でもそのたべものを作る過程の表現が、満腹で読んでいても食べたくなってしまうくらいリアルで良かったです。中途半端(続編を期待させる)終わり方に感じたので、ぜひお願いしたいところです。

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    2026年06月29日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    意外な進展に、先が気になる。
    ストーリーは、いつもながらの安定感。お涙ちょうだいのエピソード、ジリジリする主人公自身の状況が続く。マンネリ防止の点でも、最終話の展開は必然。
    ともかく、次を急ごう。

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    2026年06月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    銀座に構える老舗文具店、四宝堂。
    そこに悩みを抱えた人々が訪れる。
    訪れた人々それぞれのストーリーが一人称視点で展開される。
    祖母に感謝を伝えたい青年、退職届を出したい女性、思いを伝えられない女子高生、弔辞を書かないといけない男性、恩人に招待状を書きたい男性。

    人の数だけ語られるストーリーがあるというけれど、十人十色の人生が文房具を通して広がっていて、
    他人の人生を覗き見てるかのような気分になった。
    大切な気持ちを持っているほど、人ってより魅力的なのかも。
    祖母への感謝を伝えたい青年の話がとてもハートフルだったな。どれもハートフルだけども。

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    2026年06月26日
  • 銀座「四宝堂」文房具店7

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    大学を卒業して一人暮らしを始める息子に両親が贈る「道具箱」に添えた手紙に込められた願い。営業回りをしている機器メーカーのベテラン社員は、タブレットをスマートに使いこなすペアを組む若者に気後れしていた。しかし、休憩で入ったカフェで古いレジを修理し、年配の店主のために操作方法のアンチョコを作ったことから、新しい企画のリーダーに任命され…。五つの物語には、誰かへの温かい思いがあり、優しい気持ちになれる。硯が以前勤めていたホテルで行われる良子との結婚式の準備も少しずつ進んでいるようで、楽しみ。

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    2026年06月22日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    ここ最近、少しだけマンネリ化してたような気がしていたのですが(すみません)
    最後の『絵具』はやられましたー
    最後の墨舟さんの手紙を読んで、鼻の奥がツーンと…

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    2026年06月20日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    亡くなった父がゼネコン勤務で現場の人でした。ボールペンの話、私の子供の頃の父の苦労を知ることができたような気がして泣けました。

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    2026年06月19日
  • レトロスナック「YOU」

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    じんわり優しいお話でした。
    売り手と買い手、双方が喜べるような商売を目指して真面目に働いている人たちがきっと世の中にはたくさんいるのだろうと思わせてくれました。

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    2026年06月17日
  • 銀座「四宝堂」文房具店7

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    次の予約があるので慌てて読んだ。
    どの話も良かったけど、最近の様々な新しいものを使いこなせてない身としては、2話目がいちばん良かったかな。

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    2026年06月16日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    シリーズ第6弾

    久しぶりに「四宝堂」を訪れました❁⃘*.゚
    いつも通りどのお話もとても良かったのですが、勝男さんと駿君の師弟関係を描いた「フェルトペン」、そして硯さんが老舗ホテルに勤めていた頃のお話である「折り紙」が特に印象に残りました。

    既に第7弾も発売されているので、引き続き読み進めていきたいと思います。

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    2026年06月16日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    文房具が好きなので、読んでみた。
    優しいお話。
    嫌な登場人物がいないので、心穏やかに読める。
    こんな文房具店があるなら是非行ってみたい。
    私も2階で硯ちゃんにいれてもらったお茶を飲みたい!
    カフェで読んだら泣いてしまって…もちろん誰も見てはいないと思うけど…恥ずかしかった…

    美術館に苦手意識があったけど、行ってみようかな…
    ロディアのメモをお店で見る度にNoいくつなのか気になるようになってしまった。

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    2026年06月11日
  • 今日もひといき

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    日常のなかに散りばめられた、大切な“ほっとひといき”の時間。さまざまな職種の登場人物たちのそんな瞬間に光をあてる、とても優しい連作短編集。 主人公・凪ちゃんの好感の持てるキャラクターに引っ張られながら、1話読み終えるごとに心からリラックスできる。読みながら「自分にとってのひといきつける時間は、やっぱりこうして本を開いているときだな」と再確認した。

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    2026年06月08日
  • 銀座「四宝堂」文房具店7

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     飲食店のカテゴリの中からは外れたイメージを抱いてしまうバー。多くのエピソードの中で重要な会話がさりげなく語られる場面に採用されるバー。カクテルを作る人は職人気質というよりキザな性格だと思ってしまう。なかなか注目しないけどカウンターにさりげなく滑り出されるグラスには緻密に精製された旨さが凝縮される。そのためには並外れた苦労があって不思議ではない。
     テレビが時代を先行するメディアとして誰もが疑わなかった頃、スケッチブックにマジックで大きく書かれた言葉にクスッと笑うこともあった。画面を見る側にとって速やかな進行をするには無くてはならないペンとスケッチブック。定番の製品があるとは知らなかった。演者

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    2026年06月07日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    シリーズ2は途中でやめていた。1話ずつなので、休憩してた。ついつい、中山七里さんのミステリーに夢中になって。ミステリーのドロドロに疲れたら、ここにきて、ほっこり。ケンさんと幼なじみとの出会いについても描かれていて、面白かったなぁ。

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    2026年06月02日