上田健次のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
☆4
銀座「四宝堂」文房具店シリーズが大好きなので、同じ上田健次さんの作品ということで読み始めました。
読み始めて少し経った頃に「おや?」と思ったのですが、「四宝堂」シリーズの硯さんと今作に登場する曜くん、何だかキャラが少し似ている様な気がしたのですが…私だけでしょうか?
文房具店とスナック、全く違うジャンルのお店ではありますが、優しくそして温かく迎え入れてくれる感じが似ているなぁと感じました❁⃘*.゚
「四宝堂」シリーズがお好きな方には、是非とも読んで頂きたい素敵な1冊です(*´˘`*)
また曜くんや真央さん、佐東社長に会いたいので…続編を切実に希望させて頂きます!! -
Posted by ブクログ
小学館文庫のこの手の本は当たりはずれがあるというたら失礼すぎるか
合う合わないがすごいある(笑)
ちゅうことで、この本も、まあさらさらと読んだけどそこまでアレではなかった(笑)
筋は面白い…んやけど、どうしても
「こんな中学生おるかい」
ってなってしまう
そもそも会話文も
「こんなしゃべり方する中学生おるかい」
ってなってまうねんな~(笑)
途中からコレ、ツッコミ待ちなん? と、すら思ったけど、ちゃうよな
たぶんちゃうよな(笑)
ほんでよくよく考えたら著者はわたしより10才くらい年長ぽいので、そうか…あの時代の中学生やったら、このくらいの話はあるんかもしれん…、と、思った
ちょっと脚色は入ってるけど、ちょっと。たぶんちょっと。すごい時代やな
食べ物の描写はなかなかおいしそうで楽しめたけど、ときどき
「そういう表現つかう…?」
と、いうのもある
「ネットリ」とか…
そうなんやろうけど、なんかもっと違う表現はないのか、とか(笑)
形容詞の位置なんかがびみょうに読みづらかったりしたので、わりと自由な文章やなあとも思った。えらそうですいません
なんやろうね、国語の模試なんかで
「この『ゆっくりと』はどこにかかっているでしょう」
っていう問題が作れそうなわかりにくさというか(すいません)(しかもわからんわ)
「ぼくらの七日間戦争」とか、あのへんをめちゃくちゃ楽しんだ世代ならこれもまた楽しいんじゃないかな
うまいこと令和の時代に昔を取り込んでると思う
懐かしいな~、そういうこともあったな~、そういえばあのころって…
とか、思うにはいいんじゃないかな
残念ながら、(懐古するには)わたしはちょっと時代が違うかった
もっと(時代が)離れてたら逆にファンタジーに楽しめるのかもしれへんし、この世代のお子さん方が現在の20代から30代前半なんやな、と、思うと、いやいや、楽しんで読めるかもしれない
この世代を親御さんにもつ若い人のほうがわたしよりずっと(この世代の感覚の)解像度が高いかもしれんな
いいとか悪いとかではなく、歴史ってそういうもんやもんなという(きゅうに話がでかくなったな) -
Posted by ブクログ
普通の家の子とテキ屋の仕事と学業を両立している子のブラザーフッドのお話。
テキ屋の仕事から社会と接している子は、どこか大人びる。人間関係の細かいお作法やレストランでのマナーも心得ている。
普通の家の子との共通点から意気投合ではないけれど偶然のあれこれで話が展開していく。
小さい社会の謎のヒエラルキー。
よくある展開。だけれど…
読後、グルメや嗜好がどうこうでなく
ストーリーの総括として
カップ焼きそばでなく、鉄板で焼いた少し焦げたところのある固まる寸前のドロリとしたソース焼きそばが食べたくなる。
超高級店の分厚い鉄板でなく
薄くもなく分厚くもない、屋台のテッパン。
思春期のあれこれを暗示しているようだ。
「テッパン」良いタイトルだと思った。 -
匿名
購入済み素敵なお話し。
とても優しくて素敵なお話しです。
文房具を通じて 心の中にほわっとした暖かい何かが生まれます。
こんなふうに 暖かく優しく穏やかにいられたら良いなと思います。 -
Posted by ブクログ
☆5に近い4。(勝手に☆5のハードルをあげてしまっているため……)
昭和の空気感、思春期の友情、垣間見る大人の世界……。
言葉にすると安っぽくなってしまうけれど、そういった切なさの混じったいろんな感情が呼び起こされる。
「日本おいしい小説大賞」応募作品のため、食べものの描写がたくさん出てきて、美味しそう!……ではあるのだが、主役の2人の少年の前には、ちょっと邪魔な気も……。
とにかく、2人がいい。
絆って、おいしいご飯をどれだけ一緒に食べたか、その時間を共有できたか、と密接に関わっている。
時間が長ければいい、回数が多ければいい、というものではない。その時間の濃密さ。
最後も、ハッピーエンドかはわからないけれど、ホロリと来ました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新社会人になる息子への就職祝いに悩む夫婦を描いた『道具箱』。
久方ぶりに単身赴任から戻った中年の営業社員が現在の社内の動きに着いて行けず苦戦する『ファイル』。
硯と良子の中学時代の担任で現校長のお花紙にまつわる思い出『フラワーペーパー』。
四宝堂を訪れたテレビ局のリサーチャーが若きAD時代の思い出を語る『スケッチブック』。
硯の元職場のホテルのベテランバーテンダーが硯に祖父・硯水の面影を見る『多機能ペン』。
5話を収録したシリーズ第7弾。
『ファイル』は頑張ってきた営業社員が報われる話でよかった。身につけてきた技術は裏切らないんだなぁと思う。
『フラワーペーパー』で登場するお花紙が懐かしい。小学校中学校で作ったなぁ。初めの蛇腹折る時に気づいたら偏ってて始まりと終わりが合わなくなっていた記憶。
『多機能ペン』は特にそうなんだけれども、このシリーズ読んでると知らない文房具って色々あるんだなって思う。マルチ8なんていうものがあることは知らなかった。多機能ペンっていうと多色ボールペンかと。