上田健次のレビュー一覧
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銀座の文房具屋さんのお話。
店長さんの人柄がめちゃめちゃ良くて気転が効くみたいな感じなんだと思うけど、ここの店長さんは単なる鏡で、人格を感じさせない。そこが器が広くて良い点でもあるのだろうけれど、単なる聞き役というか記号みたいな感じもして物足りない。
初任給では、大切な誰かに物を贈るといいよという先輩のアドバイスを受け、銀座にやってきた凛だったが、歩き回っても何を贈ればいいのかよくわからない。お茶屋さんに引っ張り込まれ、美味しかったので新茶を祖母の夏子さんに贈ることにしたが、手紙を添えるべきだと文具店の四宝堂を紹介される。
「クラブふみ」で10年に渡って働いているユリさんは、本当にお世話に -
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また新たなお気に入りのシリーズが増えてしまった。
モンブランの万年筆
ファイロファックスのシステム手帳
コクヨのキャンパスノート
観光名所の絵葉書
ロディアのメモパッド
文房具にある程度関心のある人なら誰でもピンとくる定番の商品たち。
文房具好きとしてはそれらが作中で一役も二役もかってるというだけで嬉しい。
だけど、もちろんそれだけじゃなく登場人物みんながまっすぐに生きてて、背筋が伸びる思いだった。
(実際、自分も一緒にアドバイスを受けてるような気分になって、その度に何度も姿勢正して読んだ。)
文具屋店主がナビゲーターみたいな役割なのだけど、最初の登場の描写から、あまり主張せずひっそり佇む -
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銀座のとある路地の先、円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保五年、地下には古い活版印刷機まであるという知る人ぞ知る名店だ。店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯(けん)。硯のもとには今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる。(本の背表紙より引用)
私の親友からの紹介で、この本を知りました。素敵な本に出会えて感謝!
「四宝堂」店主の宝田さんのお人柄に惹かれました。訪れるお客さん一人一人に、親身になって対応し、心をこめて筆記具を選んで下さる。きっと、お店にある文房具に深い愛情をそそいでいるから出来ることだと読みながら感じました。
お話は、万年筆、システ