上田健次のレビュー一覧

  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    ハートウォーミングな短編集。文房具屋という空間を介して、伝えることの大切さを投げかける。
    主人公の宝田硯さんの人間性に惹かれ、行動することでストーリが結実する展開ゆえ、安心して読み進めることができる。
    一定の感動ストーリを展開してくれるだけでなく、タイトルにある「文房具屋」にもスポットライトをあてられるか?という観点で、続編が気になる。
    硯さんと良子さんとが、どういう展開で進展するか?と合わせて、続編を手にしてみたい。

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    2025年08月03日
  • 中野「薬師湯」雑記帳2

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    「薬師湯」シリーズ第二弾。薬師湯では、銭湯の仕事を手伝うことを条件に家賃不要。しかもオカミさんの美味しい賄いが食べられる。常連さん達を巻き込んで、まるで家族のような交流が広がる薬師湯。生き方に迷った住人達も、少しずつ自分の道を見つけていく。この設定がたまらない。特に、全てを包み込むような温かいオカミさんとシゲさんの存在は大きい。第三弾楽しみにしています。

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    2025年08月02日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    とても読みやすい5つの短編の物語。
    文房具店「四宝堂」店主の硯ちゃんとのやりとりの中で、登場人物の心の悩みやモヤモヤが解きほぐされていくお話。自分は4話目の絵葉書がじーんと心に響きました。どのお話もキーとなる文房具、どれも欲しくなってググってしまいました。文房具を使いこなせる素敵な大人になりたい。まずはロディアのメモ帳買います!

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    2025年07月31日
  • 中野「薬師湯」雑記帳

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    賄い付きの中野「薬師湯」という銭湯に住み込むことになった大学生の蓮。家賃不要の代わりに銭湯の仕事を手伝うのが条件。この設定にワクワクした。同じく住み込んでいる仲間や常連のお客さんたちとの日常は、楽しく清々しい。明るく世話好きなオカミさんも魅力的。第2弾も読んでみたい。

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    2025年07月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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     どれも良かったが特に「名刺」が良くてうるっときました。文房具を通じてのハートフルな物語です、主人公も魅力的だと思います。こんな店に行ってみたいな

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    2025年07月17日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    毎回泣けるよこのシリーズと友人に薦められ読んでみた。
    確かに泣けるというか、わかっているのに泣かされるのは著者のチカラ?
    この展開みえてるんだけどね 笑

    しかし、あたたかい空気がほっこりする。
    心を文字にすること、それを紙と筆記用具を使って表すこと、久しぶりに手紙を書きたくなった。
    LINEでなく、メールでなく。

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    2025年07月12日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    「名刺」がお気に入り。
    このシリーズもほっこりするお話ばかりで、実際に四宝堂に行ったかのような気分になれる☺️
    これからも沢山四宝堂の店主とお客様の物語をのぞいていきたい。

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    2025年07月03日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    文房具と温かい思い出に包まれ、安心して読める銀座「四宝堂」シリーズ。とうとう婚約、両親の出会いも描かれている。

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    2025年07月01日
  • 中野「薬師湯」雑記帳2

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    ワケありの寮生が新しく入って来てまたすぐ去って行ってしまった。蓮はこの先もずっといるのだろうか…。
    花見の席でのハプニングを収めた丸さんや、鴇田が乗り込んで来た時のバタやんなど常連客たちも頼もしい。

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    2025年06月30日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    文房具そのものが主体になった物語かと思いきや、文房具はあくまで小道具、いや重要な脇役というところか。
    5つの短編集で5つの文房具、5つのストーリーが語られる。感動的といえばそうだがちょっと作り過ぎな感も。5つの話の主人公たちがほとんど繋がっていないのも残念。これから繋がるところもあるようだが。

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    2025年06月14日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    文房具×温かいショートストーリー。
    こんなにも心が温かくて、普段使っている文房具をとても恋しく思った。

    祖母の隠された思いが明かされる『万年筆』。

    クラブのママに育てられ、愛情をかけてもらったユリ。そんなママは“一流のもの”にこだわりユリを育てた。『システム手帳』

    高校弓道部の主将と副主将として、大学ノートに練習日記をつけてきた七海と拓海。引退と同時に日記は終了してしまうが、七海には拓海に伝えたい思いがあった。『大学ノート』

    事業には成功したものの、3度の結婚に失敗した正太郎。彼は1人目の妻藤子のお葬式の弔辞を作成するにあたり、「四宝堂」の店主硯の元を訪れるが…『絵葉書』

    寿司屋の開

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    2025年06月09日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    毎巻欠かさず読んでいます。
    今回も四宝堂を介した人達のドラマに心が暖かくなりました。

    それと硯と良子も進展があった上に、硯の両親について書かれており硯の生活もあと少しで固まるのだなと実感しました。

    良子との絡みを書かれたのが少なく、そこが物足りなさを感じますが、次巻に期待することにします。

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    2025年06月08日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    この巻は過去の回想と起業する人が多かったな。
    どれも良かったけど。
    起業ね。
    起業なんて大それたレベルではないけど、一応私は個人事業主の扱いでね。
    第二子出産の時にその時いた所を辞めてるの。
    その際に恩師に細くていいから、細く長く続けていなさい。って背中を押してもらった。
    恩師の言う通り、本当に細く細くやってきた。
    まだまだ1ミリの糸がたこ糸になったくらいだけど、これだけは手放さないぞって心に決めてる。
    私の相棒はサラサの赤いボールペンとクーピー。
    クーピーって削らなくても良いから使い勝手がいいんだよね。

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    2025年06月07日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    あら!
    サザエさんやちびまる子ちゃんのように、登場人物がずーっと歳を取らないシリーズなのかと思っていたら
    動きましたよ!シリーズ4冊目にして大きく動きましたよ!
    これからは渡る世間は鬼ばかりみたいに楽しみたいと思いまーす(*ᐛ )
    それにしても、このシリーズは本当に働く全ての人に頭を下げたくなります。毎日マジメにコツコツと働く、それだけで尊敬に値します。
    とてもストレートでシンプルなお話ばかりなのだけれど、それだけに真っ直ぐに心に響いてきます。
    安心して読める、水戸黄門みたいなシリーズです。

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    2025年06月03日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    文具のうんちくは専門的すぎてすぐ忘れちゃうと思いますけど、面白い!
    四章の□と○の話しが良かったです。自分も使おう!
    縦軸は僅かな主人公と幼馴染の関係、今回は具体的に結婚式まで行きそうな、これはほとんどなく、物語の大半を占める文具にまつわり人生をかたる横軸の構成で、うまく文具の話しとマッチして楽しい。「ナイフ」と「サインペン」の話しが良かったです

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    2025年06月02日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    シリーズ5巻目です。
    このシリーズはいつも職場の方に貸していただいてるのですが、今回も優しい話ばかりで、心が癒されました。硯さんの生い立ちや家族のお話も知ることが出来て、次巻にも期待しかありません。

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    2025年05月25日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    相変わらず素敵なお店だなぁ
    硯さんと話すとみんなの気持ちが穏やかになるような…安心して読める
    名刺のお話が印象深い。目立たなくとも真摯に仕事に取り組む姿を誰かは見ているし、励まされているのだと嬉しくなった
    色鉛筆も、オリジナルな色の名前が刻印された経緯を知ると泣ける…
    優しい気持ちになりたい時、シリーズ続き読んでみよう

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    2025年05月24日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    宝田さんの人柄のよさに毎度惹かれます!
    一人一人を丁寧に接する姿は、一つ一つの文房具、思い出も大切にしているからこそ、心にグッとくるものがあります。
    そして良子さんとの関係も気になるところ!!

    次はどんな人が来るのか、どんな物語があるのか、
    良子さんとの関係はどうなるの!
    続きが楽しみです!

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    2025年05月21日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    硯の父親、墨舟さん登場。雅号かと思ったら本名!四宝堂初代の考えなんですね。親としてはちょっとねぇ。引っ張り回したあとは放置!想いは通じ合っていてももう少し早く帰れなかったのか。大橋さんてすごい人だったんだ。今回墨舟さんを連れ戻した経緯を見てびっくり。
    「サインペン」の桃子さん、素敵な先輩。私も最近後輩の指導員になったばかりなので見習いたい。「ナイフ」の話良かった。祖父から孫へ、そしてそのまた孫へ繋がっていく思い。「人に向けた刃物は自分に向かう」戦争経験者の重い言葉。

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    2025年05月20日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    文房具店の印象が少しずつ弱くなってきた気もするが、シリーズ過去作からの人のつながりを思うと、人の魅力が増してきたなと思います。

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    2025年05月11日