上田健次のレビュー一覧

  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    四宝堂という文房具店を舞台にした暖かいお話。
    最近はこういう本に心が癒されます。
    文房具が好きなので、尚更楽しく読めました。

    中でも文ママの言葉や生き方が素敵でした。

    続きも読みます!

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    2025年09月16日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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     七光とは正反対の心情。同じ道には進みたくない2世も多くいることでしょう。異国の地で囲まれた不安に対する打開策を見出す。じぶん物差しは良いですね。人の基準はその人のみぞ知る。他人には干渉されずに計れるのがいい。
     少し前に「キッチン常夜灯」を読んでいたので、飲食店のスタッフ同士の関係性が改善する話は親近感を覚えた。読書の連鎖がもたらすちょっとした喜びでした。硯さん、文さんご両名は策士ですね。
     竹とんぼは子供の頃に竹を削って作りました。飛行機の羽のような形に整えると推進力がグッとついて一気に浮上する感じが手のひらを通じて分かる瞬間は嬉しかった。少しずつ高く舞い上がる形が分かるようになるともっと

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    2025年09月01日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    本当にいい人しか出てこない物語です。
    (あ!イヤな社長が一人いたかも!)
    5冊目にもなると、今までのお話の中で登場した人がちょくちょく登場して嬉しくなります。
    そして何よりも表紙の絵がいつもと違う!
    いつもはお店の外観が描かれていたのですが、今作はお店の中が!
    私が想像していたより数段広い店内。これは見て回るのがとっても楽しそう(≧∀≦)

    前作でズズっと前進した硯ちゃんと良子。今作では結婚式?なんて期待していたけれど、なかなかののんびり具合ですねー(^^;)
    その代わり、硯の父と母の過去のエピソードが。少年時代の硯のこと、ちょっと心配だったのだけれど、やっぱり人って話してみないと分からないも

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    2025年08月31日
  • 中野「薬師湯」雑記帳

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    大学生が銭湯に住み込む、そんな設定に惹かれて手に取った一冊です。おいしそうなご飯と下町や銭湯の穏やかな日常に心が癒やされました。
    夢を追う若者、少しお節介ながらも見守る人たち、登場人物が素敵でした。ただ、主人公は存在感薄めな感じがしました。続編もあるので、これからの成長に期待なのかな。
    他者との関係が希薄になりがちな時代だからこそ、いいことばかりではないにせよ、このようなコミュニティに憧れます。

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    2025年08月25日
  • 中野「薬師湯」雑記帳2

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    薬師湯に集う人達が魅力的で、自分も住みたくなる。不器用さから生き方に迷った新メンバー2人が薬師湯の人々との交流を通して自分の道を決断していく姿に励まされた。シゲさんやおかみさんの言葉からは、不器用であってもやさしく生きることの大切さが伝わって優しい気持ちになれる、ずっと続いて欲しいシリーズ。

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    2025年08月21日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    楽しみにしていたシリーズ5作目。
    今回も悩める人々が四宝堂を訪れる。
    店主の硯さんは文房具店員の域を超えて、もはやカウンセラーの様。穏やかで丁寧な対応にこちらまで癒された。
    回を重ねるごとに、文房具の描写は減ってきている印象。初めの頃の「文房具屋さん」という雰囲気の方が独自性があって、より好きだったな。
    今回は硯の両親のエピソードも明らかになって、物語が少し動き出した感じ。
    次はいよいよ良子と結婚?

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    2025年08月13日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    以前に読んだ『テッパン』という小説が面白く、かつ現役のサラリーマンの方が書かれてるとのことで、もう1冊くらい読まないと…と手に取ってみた。こちらはシリーズ化されている。(現在では4作品)

    銀座の路地に佇む老舗文房具店の四宝堂において店主の宝田硯(たからだ・けん)が店を訪れるお客の様々な悩みを解決してゆく。

    銀座の文房具屋と言えば思い浮かぶのは伊東屋に鳩居堂のような老舗でもチェーン化しているような店。
    この四宝堂は天保の時代からの老舗とあるが、そこの店主が何故に青年なのか。

    万年筆、システム手帳、大学ノート、絵葉書…文房具の名前がそれぞれお話になっている。
    ホロッとくるようなエピソードも…

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    2025年08月07日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    ハートウォーミングな短編集。文房具屋という空間を介して、伝えることの大切さを投げかける。
    主人公の宝田硯さんの人間性に惹かれ、行動することでストーリが結実する展開ゆえ、安心して読み進めることができる。
    一定の感動ストーリを展開してくれるだけでなく、タイトルにある「文房具屋」にもスポットライトをあてられるか?という観点で、続編が気になる。
    硯さんと良子さんとが、どういう展開で進展するか?と合わせて、続編を手にしてみたい。

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    2025年08月03日
  • 中野「薬師湯」雑記帳2

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    「薬師湯」シリーズ第二弾。薬師湯では、銭湯の仕事を手伝うことを条件に家賃不要。しかもオカミさんの美味しい賄いが食べられる。常連さん達を巻き込んで、まるで家族のような交流が広がる薬師湯。生き方に迷った住人達も、少しずつ自分の道を見つけていく。この設定がたまらない。特に、全てを包み込むような温かいオカミさんとシゲさんの存在は大きい。第三弾楽しみにしています。

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    2025年08月02日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    とても読みやすい5つの短編の物語。
    文房具店「四宝堂」店主の硯ちゃんとのやりとりの中で、登場人物の心の悩みやモヤモヤが解きほぐされていくお話。自分は4話目の絵葉書がじーんと心に響きました。どのお話もキーとなる文房具、どれも欲しくなってググってしまいました。文房具を使いこなせる素敵な大人になりたい。まずはロディアのメモ帳買います!

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    2025年07月31日
  • 中野「薬師湯」雑記帳

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    賄い付きの中野「薬師湯」という銭湯に住み込むことになった大学生の蓮。家賃不要の代わりに銭湯の仕事を手伝うのが条件。この設定にワクワクした。同じく住み込んでいる仲間や常連のお客さんたちとの日常は、楽しく清々しい。明るく世話好きなオカミさんも魅力的。第2弾も読んでみたい。

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    2025年07月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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     どれも良かったが特に「名刺」が良くてうるっときました。文房具を通じてのハートフルな物語です、主人公も魅力的だと思います。こんな店に行ってみたいな

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    2025年07月17日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    毎回泣けるよこのシリーズと友人に薦められ読んでみた。
    確かに泣けるというか、わかっているのに泣かされるのは著者のチカラ?
    この展開みえてるんだけどね 笑

    しかし、あたたかい空気がほっこりする。
    心を文字にすること、それを紙と筆記用具を使って表すこと、久しぶりに手紙を書きたくなった。
    LINEでなく、メールでなく。

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    2025年07月12日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    「名刺」がお気に入り。
    このシリーズもほっこりするお話ばかりで、実際に四宝堂に行ったかのような気分になれる☺️
    これからも沢山四宝堂の店主とお客様の物語をのぞいていきたい。

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    2025年07月03日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    文房具と温かい思い出に包まれ、安心して読める銀座「四宝堂」シリーズ。とうとう婚約、両親の出会いも描かれている。

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    2025年07月01日
  • 中野「薬師湯」雑記帳2

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    ワケありの寮生が新しく入って来てまたすぐ去って行ってしまった。蓮はこの先もずっといるのだろうか…。
    花見の席でのハプニングを収めた丸さんや、鴇田が乗り込んで来た時のバタやんなど常連客たちも頼もしい。

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    2025年06月30日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    毎巻欠かさず読んでいます。
    今回も四宝堂を介した人達のドラマに心が暖かくなりました。

    それと硯と良子も進展があった上に、硯の両親について書かれており硯の生活もあと少しで固まるのだなと実感しました。

    良子との絡みを書かれたのが少なく、そこが物足りなさを感じますが、次巻に期待することにします。

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    2025年06月08日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    この巻は過去の回想と起業する人が多かったな。
    どれも良かったけど。
    起業ね。
    起業なんて大それたレベルではないけど、一応私は個人事業主の扱いでね。
    第二子出産の時にその時いた所を辞めてるの。
    その際に恩師に細くていいから、細く長く続けていなさい。って背中を押してもらった。
    恩師の言う通り、本当に細く細くやってきた。
    まだまだ1ミリの糸がたこ糸になったくらいだけど、これだけは手放さないぞって心に決めてる。
    私の相棒はサラサの赤いボールペンとクーピー。
    クーピーって削らなくても良いから使い勝手がいいんだよね。

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    2025年06月07日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    あら!
    サザエさんやちびまる子ちゃんのように、登場人物がずーっと歳を取らないシリーズなのかと思っていたら
    動きましたよ!シリーズ4冊目にして大きく動きましたよ!
    これからは渡る世間は鬼ばかりみたいに楽しみたいと思いまーす(*ᐛ )
    それにしても、このシリーズは本当に働く全ての人に頭を下げたくなります。毎日マジメにコツコツと働く、それだけで尊敬に値します。
    とてもストレートでシンプルなお話ばかりなのだけれど、それだけに真っ直ぐに心に響いてきます。
    安心して読める、水戸黄門みたいなシリーズです。

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    2025年06月03日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    文具のうんちくは専門的すぎてすぐ忘れちゃうと思いますけど、面白い!
    四章の□と○の話しが良かったです。自分も使おう!
    縦軸は僅かな主人公と幼馴染の関係、今回は具体的に結婚式まで行きそうな、これはほとんどなく、物語の大半を占める文具にまつわり人生をかたる横軸の構成で、うまく文具の話しとマッチして楽しい。「ナイフ」と「サインペン」の話しが良かったです

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    2025年06月02日