上田健次のレビュー一覧
-
匿名
購入済み素敵なお話し。
とても優しくて素敵なお話しです。
文房具を通じて 心の中にほわっとした暖かい何かが生まれます。
こんなふうに 暖かく優しく穏やかにいられたら良いなと思います。 -
Posted by ブクログ
☆5に近い4。(勝手に☆5のハードルをあげてしまっているため……)
昭和の空気感、思春期の友情、垣間見る大人の世界……。
言葉にすると安っぽくなってしまうけれど、そういった切なさの混じったいろんな感情が呼び起こされる。
「日本おいしい小説大賞」応募作品のため、食べものの描写がたくさん出てきて、美味しそう!……ではあるのだが、主役の2人の少年の前には、ちょっと邪魔な気も……。
とにかく、2人がいい。
絆って、おいしいご飯をどれだけ一緒に食べたか、その時間を共有できたか、と密接に関わっている。
時間が長ければいい、回数が多ければいい、というものではない。その時間の濃密さ。
最後も、ハッピーエンドか -
Posted by ブクログ
最近人気の作家が、警察の食について書いた小説。編集社に勤める主人公が担当する、警察の部内誌の食レポコーナーを取材をしながら作り上げていく形式になっている。「カツ丼」「のり弁」「ナポリタン」「から揚げ」「カレーライス」が取り上げられ、食事を紹介する警察官とともにエピソードを通じて警察組織についても知ることができた。小説なので、すべてが事実ではないのかもしれないが、面白く読めた。実際に、このような企画があって写真を添えて紹介していけば、人気になるように感じた。
「ハコ長などと呼ばれる交番の責任者は原則として警部補以上でないとなれません」p187
「警部に上がるための試験を『警部試験』と言います -
Posted by ブクログ
上田健次『サツ飯 刑事も黙るしみしみカツ丼』文春文庫。
初読み作家。文庫書き下ろしの異色のグルメ小説。
もう少し料理にまつわる人間模様とか描かれるかと思ったら、料理のレシピに重きが置かれているようで、期待外れだった。
PR会社に勤める30歳になったばかりの桜花は、その名前と大食いで食べっぷりが良いところを認められ、Y県警の職員向け広報誌『桜花』の人気連載『サツ飯! 拝見』を担当することになった。『サツ飯! 拝見』は、警察関係者が口にする料理を作る人と食べる人に話を聞き、その料理に絡んだ出来事や思い出を聞く連載コラムであった。
警察組織ならではの裏話と美味そうな蕎麦屋のカツ丼、機動隊の