上田健次のレビュー一覧
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ネタバレ四宝堂第三弾。
野帳、憧れる。
現場でポケットから野帳を出してメモをとるなんて、いかにもプロっぽい。
細長く硬い表紙。
必要性はないが、文房具好きとしては魅かれる一品だ。
「フィールドノート」というタイトルになっていたが、
前に出て来た和菓子の「兎堂」の若旦那と職人さんのお話だった。
主人公は職人さんだが、若旦那は店主宝田硯とは同級生で、
四宝堂でしし座流星群を見るために泊りがけで来たのに、
二人とも寝てしまうるところがかわいらしかった。
「原稿用紙」はお金が無くて修学旅行に行けず、
空想修学旅行の作文を書いたところが、かなり苦しかったかな。
「模造紙」の最後で、
前作の「名刺」で出て来た -
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シリーズ二作目。
軽くさくさくと読めるのだけれど、時々涙腺を刺激されます( ; ; )
文房具店の店主、宝田硯のどこまでも丁寧な物腰とお客様への心遣い(気遣いを遥かに通り越してる!)が読んでいて本当に心地よい。
でも、幼なじみの良子にだけは口調が違うのですよね。そして、いつもの物腰からは想像できない早食いする姿!(◎_◎;)
その理由が今作では語られています。人に歴史ありです。
今作では宝田硯だけでなく、丁寧に仕事をする人がたくさん登場しました。仕事をってこういうものだよな、明日からまた頑張ろうと思える1冊でした。(でもまたすぐに頑張らなくなっちゃう私٩( ᐛ )و)
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とても優しい物語でした。
手に取ったきっかけは、四方堂文具店と同じ著者であるということと、レトロスナックという文字に惹かれたことです。
「レトロスナックってどんなの?」て、とても興味がありました。
実際はレトロショップとスナックのことで、スナックのオーナー兼レトロショップを営んでいる古物商の阿川曜が主人公の話でした。
5つの作品がおさめられていて、どれもカクテルの名前がついています。
カリフォルニア•レモネード
ブルー•バード
ゴッドファーザー
ピンク•レディ
キール
カクテルの名前だからスナックでの物語が多いかと思ったら、古物商の話が主でした。
昭和からある写真館、喫茶店、個人玩具店、 -
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☆4
銀座「四宝堂」文房具店シリーズが大好きなので、同じ上田健次さんの作品ということで読み始めました。
読み始めて少し経った頃に「おや?」と思ったのですが、「四宝堂」シリーズの硯さんと今作に登場する曜くん、何だかキャラが少し似ている様な気がしたのですが…私だけでしょうか?
文房具店とスナック、全く違うジャンルのお店ではありますが、優しくそして温かく迎え入れてくれる感じが似ているなぁと感じました❁⃘*.゚
「四宝堂」シリーズがお好きな方には、是非とも読んで頂きたい素敵な1冊です(*´˘`*)
また曜くんや真央さん、佐東社長に会いたいので…続編を切実に希望させて頂きます!! -
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小学館文庫のこの手の本は当たりはずれがあるというたら失礼すぎるか
合う合わないがすごいある(笑)
ちゅうことで、この本も、まあさらさらと読んだけどそこまでアレではなかった(笑)
筋は面白い…んやけど、どうしても
「こんな中学生おるかい」
ってなってしまう
そもそも会話文も
「こんなしゃべり方する中学生おるかい」
ってなってまうねんな~(笑)
途中からコレ、ツッコミ待ちなん? と、すら思ったけど、ちゃうよな
たぶんちゃうよな(笑)
ほんでよくよく考えたら著者はわたしより10才くらい年長ぽいので、そうか…あの時代の中学生やったら、このくらいの話はあるんかもしれん…、と、思った
ち -
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普通の家の子とテキ屋の仕事と学業を両立している子のブラザーフッドのお話。
テキ屋の仕事から社会と接している子は、どこか大人びる。人間関係の細かいお作法やレストランでのマナーも心得ている。
普通の家の子との共通点から意気投合ではないけれど偶然のあれこれで話が展開していく。
小さい社会の謎のヒエラルキー。
よくある展開。だけれど…
読後、グルメや嗜好がどうこうでなく
ストーリーの総括として
カップ焼きそばでなく、鉄板で焼いた少し焦げたところのある固まる寸前のドロリとしたソース焼きそばが食べたくなる。
超高級店の分厚い鉄板でなく
薄くもなく分厚くもない、屋台のテッパン。
思春期のあれこれを暗示