上田健次のレビュー一覧

  • テッパン

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    読みやすくて一気に読む事が出来ました。丁度中学校が荒れていた時代のお話でした。私の中学生時代は穏やかで、先生の威厳があり、いじめも無く皆んな和気あいあいとした時代でした。他の中学校のお友達もいて、大人になってから再開した時は互いに懐かしく昔話に盛り上がりました。元気で再会できていたら良かったのにと思いましたが、息子が父親そっくり成長してくれて、救われました。

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    2024年12月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    何気無い文房具に纏わる家族や個人の思いが暖かく描かれていて、とても心地良く読めるシリーズ。
    ただ今回は手作りのブックカバーや工作用の模造紙と、ネタ切れかと心配になってしまった。調べてみると次作も出ているようなのでホッとした。硯と良子の進展も気になり、まだ楽しめそう。

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    2024年12月26日
  • テッパン

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    小学館文庫のこの手の本は当たりはずれがあるというたら失礼すぎるか
    合う合わないがすごいある(笑)

    ちゅうことで、この本も、まあさらさらと読んだけどそこまでアレではなかった(笑)

    筋は面白い…んやけど、どうしても

    「こんな中学生おるかい」

    ってなってしまう
    そもそも会話文も

    「こんなしゃべり方する中学生おるかい」

    ってなってまうねんな~(笑)

    途中からコレ、ツッコミ待ちなん? と、すら思ったけど、ちゃうよな
    たぶんちゃうよな(笑)

    ほんでよくよく考えたら著者はわたしより10才くらい年長ぽいので、そうか…あの時代の中学生やったら、このくらいの話はあるんかもしれん…、と、思った

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    2024年11月30日
  • 中野「薬師湯」雑記帳

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     中央線沿線に住んでいるので、馴染みある駅名、地名、寺社、施設が出てきて嬉しい。
     シゲさんと亡き大将とのご縁、咲良さんのブラジル料理のエピソード、美川造園さんとオカミさんのご縁など、泣ける部分もあるが全体的に爽やかで楽しかった。
     蓮君は、苦労して入った大学を休んでばかりいないだろうかと少し気を揉んでしまった。

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    2024年07月15日
  • 中野「薬師湯」雑記帳

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    とても優しい物語でした。
    作品の舞台は中野の薬師湯という銭湯。
    そこを手伝うのを条件で、水道光熱費無料、朝晩2食付で無料で部屋を借りられる。
    そこに縁あって入居した大学1年生の手塚蓮が主人公。
    そして、彼を合わせて4人の住人と店の主、風呂焚き当番の6人が主要人物。
    彼が薬師湯に住むようになってから次の春までの、心あたたまる優しい物語が描かれていました。

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    2024年07月13日
  • テッパン

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    普通の家の子とテキ屋の仕事と学業を両立している子のブラザーフッドのお話。
    テキ屋の仕事から社会と接している子は、どこか大人びる。人間関係の細かいお作法やレストランでのマナーも心得ている。
    普通の家の子との共通点から意気投合ではないけれど偶然のあれこれで話が展開していく。
    小さい社会の謎のヒエラルキー。
    よくある展開。だけれど…

    読後、グルメや嗜好がどうこうでなく
    ストーリーの総括として
    カップ焼きそばでなく、鉄板で焼いた少し焦げたところのある固まる寸前のドロリとしたソース焼きそばが食べたくなる。

    超高級店の分厚い鉄板でなく
    薄くもなく分厚くもない、屋台のテッパン。
    思春期のあれこれを暗示

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    2024年05月05日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    優しい

    やっぱり 優しくて幸せを感じるお話し。
    お店もだけど やってくるお客さんも みんな優しくて とても良い人たち。
    もしかしたら 良い人しかお店には辿り着けないのかもしれない。

    #ほのぼの #癒やされる

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    2024年04月11日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

    匿名

    購入済み

    素敵なお話し。

    とても優しくて素敵なお話しです。
    文房具を通じて 心の中にほわっとした暖かい何かが生まれます。
    こんなふうに 暖かく優しく穏やかにいられたら良いなと思います。

    #癒やされる

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    2024年03月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

    匿名

    購入済み

    読んで良かった。

    本当に優しいお話です。
    みんなみんな優しくて レビューの感想そのまんまです。
    優しい人には優しい人が集まってくるのかな?
    本当に読んで良かった。

    #泣ける #憧れる #癒やされる

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    2024年03月25日
  • テッパン

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    ネタバレ

    ぐっと引き込まれるストーリー展開。東屋がかっこよくて、吉田と2度と会えなくなったことが惜しい いっきに読んでしまった。涙涙

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    2023年12月28日
  • テッパン

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    ☆5に近い4。(勝手に☆5のハードルをあげてしまっているため……)
    昭和の空気感、思春期の友情、垣間見る大人の世界……。
    言葉にすると安っぽくなってしまうけれど、そういった切なさの混じったいろんな感情が呼び起こされる。
    「日本おいしい小説大賞」応募作品のため、食べものの描写がたくさん出てきて、美味しそう!……ではあるのだが、主役の2人の少年の前には、ちょっと邪魔な気も……。
    とにかく、2人がいい。
    絆って、おいしいご飯をどれだけ一緒に食べたか、その時間を共有できたか、と密接に関わっている。
    時間が長ければいい、回数が多ければいい、というものではない。その時間の濃密さ。
    最後も、ハッピーエンドか

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    2022年11月24日
  • テッパン

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    ネタバレ

    普通の中三男子・吉田が中学生ながら屋台を営む不良・東家と出会う。同じ中学のフリから恐喝されたが、何とかやり過ごした。そして二人で高級ステーキ屋でステーキを食べる。それから30年以上がたち、東家は死んでいた。そして東家の息子さんが鉄板で焼きそばを焼いていた。涙まではいかなかったが、良かった。おすすめの言葉は『迷った時は野生の勘に従って最初に選んだ方を選べ』

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    2022年02月25日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    ブックカバー、私の体験と重なるところがあって涙が出てきてしまった。あの時の母とのノートはもう捨てちゃったかな…お母さんの手書きのおかえりなさい♪を読むの、好きだったな。交換ノートしてた友人のことも思い出したりして、やっぱり書くの好きだなぁって思った。

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    2025年11月30日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    ブックカバーとシールが印象的だった。


    シリーズの中で1番好き。
    ブックカバーとシールが印象的だった。

    親子関係を良くするためのノート、専業主婦のシール

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    2025年11月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    文房具は100均で充分!?
    私は文房具専門店なんて行ったことないけど、どこで買うか、誰から買うかって大事なのかも。

    手書きの方が気持ちは伝わるし、メモをとることは大切。相手を想って文房具も選ぶべきなんだな

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    2025年11月18日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    出てくる人の口癖だろう「あぁっ」がすっごく気になって集中できない。
    そんな言い方する人いる?特徴付けたいのかもしれないけど…違和感しかない。

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    2025年11月14日
  • テッパン

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    薬師湯シリーズもあるから、この著者さん、新井薬師好きなんだろうな…または、この辺りで過ごしていたことがあるのかな。

    近年のテキ屋の実態などまったく知らないけれど、こんな危険と隣合わせな稼業なんだろうか。

    倫の進路を後押しする担任、梅子のセリフが色々とおもしろく、心軽くなる感じで良かった。

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    2025年11月13日
  • サツ飯 刑事も黙るしみしみカツ丼

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    上田健次『サツ飯 刑事も黙るしみしみカツ丼』文春文庫。

    初読み作家。文庫書き下ろしの異色のグルメ小説。

    もう少し料理にまつわる人間模様とか描かれるかと思ったら、料理のレシピに重きが置かれているようで、期待外れだった。


    PR会社に勤める30歳になったばかりの桜花は、その名前と大食いで食べっぷりが良いところを認められ、Y県警の職員向け広報誌『桜花』の人気連載『サツ飯! 拝見』を担当することになった。『サツ飯! 拝見』は、警察関係者が口にする料理を作る人と食べる人に話を聞き、その料理に絡んだ出来事や思い出を聞く連載コラムであった。

    警察組織ならではの裏話と美味そうな蕎麦屋のカツ丼、機動隊の

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    2025年11月12日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    文房具好きなので、手にとってみました。
    日々あっさり生きてきましたが、こだわりや人との深い関わりがあるっていいなぁと身にしみます。

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    2025年11月02日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    遅々として進まぬ
    硯ちゃんと良子ちゃんの結婚準備( ̄▽ ̄)

    今回は「消しゴム」の物語が好き。
    しみじみと優しい物語だった。
    スーパーカー消しゴム流行ったなぁ。

    「フェルトペン」は、年季の入った歌手の話。
    「スタンプ」は実家のある温泉街に
    客足を取り戻したい青年の想い。
    「レポートパッド」では
    部活を頑張る少女たちの奮闘が描かれ
    「折り紙」で語られるのは
    硯ちゃんの若かりし頃の姿…
    そうか、ホテルマンだっだっけ。

    またいろいろな文房具のうんちくもあって
    そちらも楽しませていただきました。
    ナカバヤシの写真文庫は整理しやすそう。
    消しゴムのMONOとレーダーの東西差や
    水彩絵の具の透明・不透

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    2025年10月28日