上田健次のレビュー一覧
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ネタバレ四宝堂第六弾。
懐かしい、BOXYのボールペン。
スーパーカー消しゴムを走らせるのに使っていましたよ。
まさか四宝堂に登場するとは思っていなかった。
それも、いよいよ結婚に向けて荷物を片付けるために、
硯の個人的コレクションであるスーパーカー消しゴムを売る話で登場するとは。
昔、義兄になるはずだった人が、
事故で自身の父親と弟を亡くし農業を継ぐために縁談を断り、
会うことがなくなり、
だが時を経て、その人が作った野菜に巡り合う話でもあり、良かった。
温泉街を中心に地域を元気づけるスタンプラリーを始める話は、
スタンプも素敵だし、「銀座の総務」さんも登場したし、
ほんのり恋愛もからんでいて微 -
Posted by ブクログ
カツ丼が運ばれてくる。被疑者は数言交わした後、涙を流した。自白の始まりだった…みたいな話かと思いきや違った。雑誌編集社で働く大食漢の桜花(さくらはな)30歳。刑事の機関誌「桜花」奇遇にも同じ名前の雑誌コラム「サツ飯」を任されてしまった。向こうの担当者希望はまったく警察に先入観や知識がない方がいいというのもあって、桜花に仕事が回って来たのだ。
第1話 刑事課警部補 蕎麦屋「長寿庵」のカツ丼。うまそう。
第2話 機動隊、犯罪捜査より、犯人確保よりも、事件を起こさないように要人警護をする人たちを支える弁当飯。
第3話 数学科卒PH.Dの科捜研のお昼ごはん。ナポリタン。
第4話 警察学校卒業式 -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々に優しい気持ちになれる素敵な本に出会った気がします。
老舗文具屋と色んな事情を抱えたお客さんを巡る物語。主人公の人柄が良いし、「ああ、こんな文房具屋さんがあったらな」と文具好きには堪らない話でした。
売り場の2階がイベントスペースになっており、イベントが無い時はそこで購入した文具で手紙を書いたりも出来るとのこと。そこに主人公の宝田硯が茶やお菓子を持ってきてくれます。
これは宝田さん狙いの女性客とかも通っていそう。早く良子さんと一緒になって!!笑
文房具店の話ということもあり、実在の文具が文中でたくさん出てきます。
話に出てきたロディアのメモ帳は、前職の接客業で使っていた人が居たなとふ