上田健次のレビュー一覧

  • レトロスナック「YOU」

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    過去の記憶は、その時見た物使った物で呼び起される。そこに戻れはしないけど、思い出す事はできる。
    Under the bridge.

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    2025年05月10日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    威風堂々とした佇まいで、昔ながらの銀座の息づかいを今に残す貴重な文房具店「四宝堂」。血のつながらない娘の婚約祝いに何を贈ればよいか悩む父親から、娘の釣書を頼むお馴染みの喫茶店のマスターまで今日も、様々なお客が訪れる――。

    振り返ってみるとお父さんから始まって、お父さんで終わる4巻でしたね(笑) しかもどちらも娘の結婚関係でという(お後もよろしいようで)
    相変わらずいいお話ばかりで安心して読めるのはもちろんのこと、最後のタイトル「奉書紙」って??と扱われる文房具のことも毎度気になるのでした。
    しかしもうしばらくのらりくらりでいくと思っていたことがようやく動いたのでちょっとびっくりしました。まさ

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    2025年05月10日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    ネタバレ

    シリーズ第4弾。安定の面白さ。安心して読める。

    今回も、「四宝堂」を様々な事情を抱えた人たちが訪れる。
    血のつながりがない娘に、婚約祝いを贈りたい男性の話が、いちばん良かった。10歳しか違わない義理の娘が連れてきた結婚相手は、まさかの自分より年上!硯ちゃんの反応が笑える。でも、お母さんが亡くなってしまったのに、変わらず仲良しの父娘っていいな。

    最後の話では、良子の両親の馴れ初めが描かれ、そしてついに!硯ちゃんは良子にプロポーズする決意を固める。やったー!ところが肝心な場面はまだだったので、楽しみは次回作に持ち越しである。早く読みたい。

    今回、様々な文房具のうんちくも楽しかった。自分でも使

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    2025年05月10日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    シリーズ第5弾

    今作も心温まる素敵なお話ばかりでした❁⃘*.゚
    どのお話もとっても良かったのですが、中でも「絵具」がお気に入りです。
    硯さんの父親(墨舟)と母親(里利)のエピソードが素敵で、物語を読み終わる頃には涙が溢れてきました。
    「絵具」に登場した【奥大井湖上駅】から見渡せる景色を、いつか実際に行って見てみたいです!

    「四宝堂」シリーズを読むといつも気になる文房具が登場するのですが、今作ではペントの『コトバノイロ』シリーズのインクが気になりました。

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    2025年05月08日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    品揃えの良さはもちろんのこと、オリジナルのブックカバー制作やインク調合のワークショップなども好評の知る人ぞ知る銀座の文房具店「四宝堂」。
    そんな店を一人で切り盛りする硯のもとには、今日も様々な事情を抱えたお客が訪れて――。

    今回もほっこりする話ばかりだったなぁと。
    こんなにお客を泣かせる文房具店は他にないんじゃないかなぁ(笑)
    タイトルになった「ブックカバー」「シール」「原稿用紙」「フィールドノート」「模造紙」だけ見ると、どんな話になるか全く分からないのに、ちゃんとそれぞれの物語が立っていて面白い。
    模造紙なんてどう使うんだと思っていたけれど。
    フィールドノートの測量野帳は以前使っていたこと

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    2025年05月06日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    銀座の文房具店「四宝堂」の店主を務めるのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには、職場体験に来た少年少女、定年を迎え一人寂しく退職していくサラリーマン、想い出の色鉛筆を求めて来た美術監督などが訪れて…。

    文房具屋さんで職場体験できるのいいなぁ、と思いました。絶対楽しそう。
    終わりを迎えても新たな道が開けるのも良かったし、言われてみれば色鉛筆のあの色名は確かに変だと思ったり、進展がないと思っていた硯ちゃんと良子ちゃんの関係にも動きがあったりなかったり…(笑)
    短編なのに1話1話が深いなぁと思って読みました。

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    2025年05月02日
  • 中野「薬師湯」雑記帳

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    銭湯好きで中野近辺の人ならばどこかで見たことのある風景と設定にニヤリとできる。こういう日常も良いなと思う。面白かった。

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    2025年05月02日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    ネタバレ

    一巻より今回のお話の方がなんとなく感情移入できて好みでした
    定年退職の話が特に好きです
    一期一会ってほんと大切ですね

    そして2人はいつ付き合うのでしょうか
    進展があるようでないのでヤキモキします

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    2025年04月27日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    シリーズ4冊目も安定のうるっでした(泣)
    本当にこんなお店があったら素敵だし(あるのかも知れないですが)、登場人物達も、人として素敵な人ばかりで、こんな人達の中にいたら、私も素敵になれるのではと思ったり…
    そして、いよいよ2人に進展が。
    既に5巻も発売されているので、続きが気になりすぎます。

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    2025年04月24日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    シリーズ4冊目になると登場人物に愛着が湧いてきて、まるで知り合いみたいな気持ちで読んでしまった。基本いい人しか出て来ないし。

    いろんな文房具が知れて楽しいし、自分の使ってる文房具が出てきたら嬉しいし、いつもの読書とはひと味違う楽しみかも。

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    2025年04月23日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    穏やかに時間が流れているような本でした。
    私の願望は、もう40歳に近いなら、店主に身を固めて欲しいわね。

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    2025年04月15日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    シリーズ4作目。
    いつも読み始めたら、あっという間に「四宝堂」の世界に惹き込まれてしまう。
    今作では、いつも以上に硯さんの知識に「フムフム」と感心してしまった。文房具のことだけに留まらず、礼儀作法に関することまでお客様にしっかり伝えているのがさすがだなと。
    それも押し付けがましくなくて、さらっと伝えているところがプロフェッショナル。
    こんな風に褒めたら、きっと「とんでもないことでごさいます。」って返されるんだろうな。
    硯さんのこの言い方が好き。

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    2025年04月10日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    3でもういいかなっ となったのですが、これまで共に読んできた方からの貸し本に入っていた。1.2.3とは違うアプローチで進むではないか!それでいて文房具アイテムと共に良質な時間を刻むことの素敵な物語がありました。銀座が成せることなんだよな。羨ましくも自分はあそこでは生きてはいけなかっただよな。

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    2025年03月21日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    万年筆で交換ノートをする親子の話を読み、初心者向けの万年筆、思わず買ってしまいました。お値段も手頃で書きやすかったです。本を読むと文房具屋さんを覗いてみたくなります。

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    2025年03月18日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    1巻めほど読んでいてこちらの感情が揺らぐことはありませんでしたが、主人公の文具店主の生い立ちが明かされて、幼馴染との関係が今後どうなるか楽しみです。

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    2025年03月17日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    ネタバレ

    四宝堂第四弾。

    お話としては、
    最初の「リボン」が面白かった。
    スーパーのバイトで知り合った母子をDV夫から守り、
    無事家族となれたバンちゃん。
    だが、結婚して三年もたたずに母親が亡くなってしまい、
    父子家庭となってしまう。
    その娘が育ち婚約するので四宝堂を訪れ、
    木目の写真立てをお祝いに買っていた。
    連れて来たお相手はまさかのバンちゃんより年上。
    そう来るとは思わなかった。

    その次の、
    バレーボール選手を応援して「スクラップブック」を作っているお話も
    面白かったけど。

    ただ、何と言っても今回の山場は最後の「奉書紙」。
    四宝堂の店主の幼なじみ、良子の父母のなれそめ話と見せかけて、
    とうと

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    2025年03月12日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    大好きなシリーズで、もう4冊目なんだなと少し驚くが、やはりどの話も暖かく、いい話だなと思った
    奉書紙の話を読んだ後は、今後の展開が凄く楽しみで、5冊目を早く読みたくなる

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    2025年03月11日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    今回も優しいお話ばかりの短編集でした。個人的には店主と良子の関係が進展してほしいところですが、それはこのお話の本筋ではないのかもしれません。続編もあるようなので読んでみたいです。

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    2025年03月09日
  • レトロスナック「YOU」

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    古物商とレトロスナックのオーナーである曜。
    それぞれの話にじんとしました。古いものを廃棄するのではなく活かして行けたら言うことないですよね。こうあって欲しいと思うような話ばかりでした。

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    2025年03月08日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    シリーズ2作目。銀座の文房具店 四宝堂の店主宝田硯のもとには様々な悩みを抱えた客が訪れる。そんな客たちの心も店主の温かな言葉でじんわりと解きほぐされていく、優しくて温かい短編集でした。

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    2025年02月24日