上田健次のレビュー一覧

  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    ネタバレ

    今作めっちゃジンと来た。

    名刺の会長の最後は何となく予想してたけど、実際そうなったとき残念で悲しかった。
    四宝堂の地下から主任の名刺出てきた所はやばかった。メンタルによっては泣いてたかもしれん。
    最初はパワハラ過ぎと思ったけどめっちゃ良い人で、理想の人物像な気がした。

    色鉛筆のとみおさん、とみお君って出てくるまで女性かと思って読んでたの、話中の差別うんぬんと重なって、あぁ、、、ってちょっと反省。

    良子と硯の関係はっきりさせて欲し過ぎてムズムズするwww
    今後に期待する。

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    2025年02月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    こんな文房具屋さんに行ってみたい。
    読むたびに新しい文房具が欲しくなる。何点かは実際に買ってしまった。

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    2025年02月20日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    4巻も良かったです!ボールペンと奉書紙が特に。
    LAMYのボールペンを使ってみたくなりました✒️あと、能率手帳って昔からあるんだと知りました。今回は喫茶『ほゞづゑ』のマスターも登場、この章もウルっとしました(T ^ T)

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    2025年02月07日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    ネタバレ

    四宝堂第二弾。

    前作より良かった気がする。
    店主宝田硯の子供時代、喫茶店の看板娘との出会いの物語「栞」も良かったが、
    田舎から高卒で就職した会社で愚直を通し、退職の日を迎えた「名刺」が良かった。

    前作にもあった、
    真面目な若者が人生の先輩の先達を受けて成長していくお話だが、
    登場する「大人」が素敵だ。
    「名刺」では毎朝会社の前を掃除する会長で、
    新入社員に掃除を教え、仕事を教え、人生を教えた。
    会社の金庫の鍵を預けるほど信頼し、彼も信頼に応えた。
    それは彼の人生を変えたが、彼自身が変節することはなかった。
    退職の日四宝堂の2階で、退職祝いの会と
    亡くなった会長が注文した「主任」の名刺が待っ

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    2025年01月19日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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     銀座の老舗文房具店『四宝堂』の店主とそこを訪れるお客様たちの物語、第二弾です。

     今日も老舗文房具店『四宝堂』は銀座の一角に静かにたたずんでいる。そこに訪れるのは、突然結婚して外国に行くと娘に告げられた父親、クラスにうまく馴染めないことを悩む女の子、長く勤めていた会社を退職することになった人に、久しぶりに来日した日本で思い出の色鉛筆を探す男性。今回は若かりし日の店主、硯と良子の出会いにまつわる話も収録されている。
     どれも文房具は一つのきっかけに過ぎないけれど、確かにだれかとだれか、だれかとなにかをそっとさりげなくつないでくれる物語となっている。

     前作もそうでしたが、文房具店の店主が、

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    2025年01月18日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    3巻でも読み応えあるお話に大満足!
    特に後半三遍が好き。
    前に少し出てきたうさぎ屋の話を掘り下げたり、なかなか考えられているシリーズだなぁと思う。
    野鳥は私も取材で使っているから嬉しくなった!

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    2025年01月06日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    ネタバレ

    銀座四宝堂、第三弾。前ニ作も良かったのだけど、この三作目、読み応えがあり、とても良かった。

    「ブックカバー」
    ギクシャクしてしまう2組の母娘の話。私も娘がいるので、身に覚えがあり過ぎて感情移入してしまった。そして、多くの人が心の奥底ではわかっているだろう、手書き文字の大切さ、長所を再認識できた。

    「シール」
    家事と子育てに追われる主婦が、独身の友達を羨んで自己嫌悪に陥り‥仕事が忙しいダンナさんの優しさに、今ある幸せに気づく。ありがちかもしれないけど、過去と現在を繋ぐ道具立てがうまくはまっていて、ステキな話になっている。

    「原稿用紙」
    苦学した後、事業で成功した男性。中学校の恩師とのエピソ

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    2024年12月15日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    優しさに溢れた癒しを与えてくれる本でした。5篇のお話しそれぞれの主人公が四宝堂と関わったことで、一歩前に進んで行く姿に、ゆっくりとよく効く薬を処方されたように感じました。本屋さんで3巻と4巻が発売されているのを見つけて早速購入しました。4巻ではどんな素敵なお話が描かれているのか楽しみです。

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    2024年11月23日
  • テッパン

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    中学卒業から日本を離れていた吉田は、旧友に誘われた中学の同窓会に赴き、30年以上もほっぽかれたタイムカプセルを開けることに。
    吉田のタイムカプセルから出てきたものは…。

    そこから一気に中学三年の夏になり、夏休みの夏期講習で他校の東屋と出会うことに…
    東屋は、素行の悪さで区内中に知れ渡っている名前だったが、初めて見る姿は不良の感じはしなかった。

    吉田と東屋の切なすぎるひと夏に青春を感じるが、けっして青くさいものではなく、ただ東屋が語ることは真っ当で中学生とは思えず驚いた。
    食に関して詳しいことと美味しいものをどうやって提供できるか、など観察眼も凄い。
    すべては祖父に教わったようだが、孤独であ

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    2024年11月08日
  • テッパン

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     平凡で普通の「僕」と、最恐の不良と言われる「あいつ」が過ごした一夏の物語。

     主人公は、中学の同窓会の誘いを受けて帰京し、そこで御開帳されたタイムカプセルに、中学時代の懐かしい思い出を見つける。
     その頃の「僕」は受験をどうするか迷いのある中学三年生。夏期講習で他校の不良と隣の席になったことで、いつの間にか少しずつ彼と交流が生まれていく。名の知れた不良だという「あいつ」は、義理堅くて、読書家で、つまらない夏期講習も真剣に聞いているようなところもあって、縁日の屋台で焼きそばを作る姿が堂に入っている。けれど、平々凡々な一般人である「僕」と四代目を継ぐのだという的屋の「あいつ」とは、住む世界が違

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    2024年09月14日
  • テッパン

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    面白かった!
    中学3年の悪ガキとのひと夏の思い出。
    淡い友情が芽生えていく様子に共感できた。
    鉄板料理が美味しそうで食べたくなる。

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    2021年05月03日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    この前読んだ本の続き。文房具という自分が好きなものを軸に、性別や年代関係なく登場人物が入れ替わって、お話が進んでいく。それだけ文房具は、職業や年齢関係なくみんなに愛されている。今時百均でも買えるけど、でも大切なものはちゃんとしたお店で買いたい…という気持ちを、大切にしたい。

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    2025年11月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    なんとなく銀座の小道を歩いていたら、こんな郵便ポストとお店があるんじゃないかしら?と思っちゃうようなお話。文房具好きにはたまらない内容で、ほっこり心が温まる小説。

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    2025年11月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    平積みで見て衝動買いしました
    文房具がすきなので、楽しく読めました。それぞれの短編が、大きな事件が起こるわけではないけど、みんなほっこりするお話ですね

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    2025年11月27日
  • テッパン

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    ネタバレ

    性格も境遇も違う二人の少年が中学3年の時期を一緒に過ごしお互いを支え合う物語。ラストは切ないだけではないどこか暖かいもので安心した。その界隈は常に危険が伴うものなんだと怖さ半分人間の暖かみも感じた。

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    2025年11月26日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    東京行ったら、東京が舞台の小説が読みたくなる。私にとって東京と言ったら、銀座、日本橋界隈。この物語には、私の好きな東京がたくさんあって心が暖まる。特に今回は、硯さんの過去が、次回も早く読みたい。

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    2025年11月23日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    次回とうとう結婚式か!??

    知らないことを知らないって言ったら
    そっか、味方が増えるのか。なるほど

    ちょっとウルっと来るので
    外で読まなくて良かった

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    2025年11月22日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    今までの話が好きすぎて、それらを超えることはなかったけど今回も良かった。
    人がいい人って、見ただけでわかるんよなあ。
    私も人のために突っ走っていける強さと優しさを持ちたい。仮に優しさを仇で返されたとしても、やってあげたとか思わずに、自分がしたかっただけだからってサラッと受け流せるようになりたい。

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    2025年11月20日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    とても面白かった。
    1巻は出来すぎたお話感が気になったけど、
    2巻はそれよりもうるうる感が強くなって、出来すぎたお話でも良いよね〜って思えるようになった。
    特に「単語帳」はその思いが強かったかな。
    「名刺」は文句なしに面白かった。
    大好きなお話でした。
    昔はこんな人たちがいたよなー。
    「ハサミ」は
    会話とか作業とか高校生のレベルのような気がして、中学生という設定はちょっと無理があるかな、と思いました。
    「栞」は2人の出会いとこれまでがわかったけど、2人とも30代後半。昭和な私は、
    人ごとながらちょっと焦ってます笑
    「色鉛筆」は名入れとか色の名前とかなかなか興味深かったです。
    差別に対する人の意

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    2025年11月19日
  • 中野「薬師湯」雑記帳2

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    中野薬師湯シリーズ第2弾です。新メンバー2人(3人)が登場します。

    前回に引き続き、登場人物がみんな人情味あふれていて、温かい空気に満ちています。下町の雰囲気もよく出ています。

    現実的には、こんな寮の運営は、特に金銭面の問題で難しいと思います。しかし、他人同士でもお節介を焼いて、焼かれてという文化は、悪いことだけではないと思うので、廃れすぎないでほしいです。

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    2025年11月12日