上田健次のレビュー一覧

  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    シリーズ5作目。短編全5話。
    今回も面白かった!特に新任のレストラン女性店長と老婆の「カード」は、心が暖かくなり、明日から頑張ろう!という気持ちが湧いてきて、とても良かった。
    最後の「絵の具」は、硯の生い立ちがわかり、感動です。

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    2025年06月15日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    シリーズ第5弾。
    銀座にある老舗文房具店「四宝堂」には悩みを持った人や心が疲れている人が訪れる。店主の宝田硯はそんな人達に癒しを与えてくれる存在だ。そしてここの常連客も相手の話に耳を傾け、寄り添うことが出来る人達ばかりだ。
    複雑な家庭環境で育った店主の宝田硯。子供ならがに大人の気持ちを思いやり、寂しさを乗り越えながら生きてきた。そんな心優しい宝田硯だからこそ、いい人と巡り会い幸せになって欲しい。
    「絵具」の話は読んでいて目頭が熱くなった。次のシリーズが待ち遠しい作品だ。

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    2025年06月14日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    ネタバレ

    どの話も良かった。最後の「絵具」は硯の父親と母親、子供時代の硯の話で、硯がどのように育てられたかが分かる。絵を描く父親のことを思って祖父のもとで暮らすことを決めた硯、父親からの手紙と添えられた絵には家族3人の姿が⋯(涙)良子との婚約も祝福してもらえて良かった。

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    2025年06月12日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    今回も良かったなぁ。
    特に最後の「色鉛筆」が良かった。
    言いたいことは沢山あるけど、ネタバレしちゃうしなぁ。
    「普通という言葉はよく分からないことを曖昧にしたい時に使う言葉じゃないか」といったところが出てきててね。
    なるほど!って思ったんだよね。
    元々私は普通という言葉がどうもあまり好きではなくて。
    そういうことか!と腑に落ちた。

    色鉛筆の色だってそうよね。
    世間一般でなんとなく統一しているだけだもんね。
    娘たちが色鉛筆を使うようになって、「はだいろ」が「ペールオレンジ」や「うすだいだい」と名前が変わっているのに気付いたとき、私は何も考えずにこの色を使っていたんだなって反省したんだよね。

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    2025年06月04日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    硯さんのご両親が素敵。
    丸石さんちのおじいちゃんのおじいちゃんも最高♡

    全く本の感想ではないのですが、会議の議事録をとるのが苦痛で苦痛で…
    そんなとき、この中の4話目の「サインペン」。主人公はアナログ人間のインタビュアー。
    あ、そうかぁ…私、ICレコーダーに頼りすぎてたんだ…
    手帳にごちゃごちゃメモってるからあとでなんて書いてあるかわかんないだ…

    早速、このキャンパスのレポート用紙を入手。
    今度の会議はがんばるぞー

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    2025年06月01日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    シリーズが進むたびに面白くなっていく作品も意外と珍しい!4巻は特によかった!

    百貨店の社員食堂の回、ラミー回、若いパパの回。泣けるのが多かった(涙)

    そしてファン待望のほおづえのマスターエピソードからの…早く5巻が読みたい!

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    2025年05月31日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    昔ながらの銀座の息づかいを今に残す文房具店四方堂。この文房具店に訪れる様々な人たちの文具に纏わる懐古の話と現代のお話。どの話も優しくてホッとするお話でした。今回は店主と幼馴染の良子もやっと進展が。

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    2025年05月29日
  • テッパン

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    お祭りの縁日などで見る、大きな鉄板で焼きそばを焼いている人、そして向かい側に誰かが立っているイラストが表紙。この鉄板(テッパン)が大きな意味を持つ…

    主人公は中学卒業と同時に渡米していたが、同窓会で当時作ったタイムカプセルを開けるために久しぶりに帰国。そしてタイムカプセルに入っていた『おみくじ』だけを手に握り締める…忘れもしない中学三年の夏休みに出会った、中学生ながら屋台を営む町一番の不良、東屋(あずまや)との思い出の品だった。

    そこから物語は舞台を80年代の東京に移し、回想シーンが描かれてゆく。

    回想シーンの中で、彼と僕のひと夏の切ない物語が展開する。この不良の東屋がいい奴。家庭が複雑

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    2025年05月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    読んでてすごくホッとする…。
    どの話も感動しきりで、前の巻にも少し繋がってるのが見えたりして。
    そういうのがすごく好きです。

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    2025年05月16日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    シリーズ第5弾。

    大好きなこのシリーズもすでに5巻目、文房具好きにはたまらない。
    たくさんの文房具類が出てくるのも楽しみのひとつである。
    そして、店主の宝田硯の気遣いのある丁寧で優しい接客に惚れ惚れする。

    「ものさし」〜短期留学生の中学男子の悩み

    「カード」〜オープン店の新米店長の苦悩とは

    「ナイフ」〜祖父が小学生の頃に少しの間、暮らした祖父との思い出

    「サインペン」〜出版社に就職した時期に取材や原稿の書き方を教えてくれた先輩との思い出

    「絵具」〜硯の父(天才画家・墨舟)と早逝した母(里利)との出会い

    硯と隣りの良子との結婚に向けて、今まで触れてこなかった硯の父が「絵具」で出てく

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    2025年05月09日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    2025年5月3日
    温かで上品。
    零れる
    の表現と字面にちょっと反応してた
    作者の好きな表現なのだろうな。
    マニアックな文具の商品名
    きっと作者も文具オタクなのだろう。
    出てきた文具をデパートで確かめてみよう。
    事務キチやホームセンターでも。

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    2025年05月03日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    シリーズ5作目

    今回は、
    ものさし
    カード
    ナイフ
    サインペン
    絵具
    と、なっていました。

    オーストラリアからの短期留学生の話や四方堂文具店が『大江戸骨董市』に出店したりと今までとは少し変わった話もあって面白かった。
    また、店主の硯さんの家族の話もあって、心が温かくなって涙が流れてしまいました。
    どれも素敵な話でしたが、今回は特に「カード」の話が好きでした。
    人との関わり方には色々と考えさせられました。そして、私も褒め上手になりたいな〜と思いました。

    とっても優しくて温かい物語でした。
    続編も楽しみにしています。

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    2025年05月03日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    シリーズ2作目。
    今回のお話も良かったです。心温まるお話でした。
    特に定年退職された方のお話が好きでした。
    幼馴染の二人の今後も気になります。

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    2025年04月29日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    ネタバレ

    ずっと気になってたあの二人に進展が!!!!!

    最後のお話は思わず泣いてしまったぁ、、、!

    やっぱ素敵なお話だね

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    2025年04月20日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    読んでいる途中でも、眼が霞んできてしまう。
    揺ったりと流れる時間、回想の中でも揺ったりと過ぎていく時間。
    登場人物みんなが、日本人のお手本のような人柄で、道徳の教科書のような一冊。毎日忙しくて、趣味の時間も無くなって、余裕の無い日々。このシリーズを手にしているときは、確実に癒されていますし、心に余裕も生まれます。

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    2025年04月16日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    ネタバレ

    嫌な人が出てこないとっても暖かいお話

    みんなみんな優しくて丁寧

    ほんとにこのシリーズ大好きだなあ、、、✨

    新しいことを始める、新しい環境がスタートするこの時期にこのシリーズを読めていることが幸せ

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    2025年04月10日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    ネタバレ

    硯さんや良子さんの出会いであったり、人々の出会いや大切な人に関する話題が多かった。

    特に、「名刺」がすごく良かった。

    これからの硯さんと良子さんがどうなるのか楽しみで仕方ない。

    どれも普段よく使う文房具だからなんだか使う度に四宝堂を思い出してホッコリします

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    2025年04月04日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    シリーズ4作目。
    表紙をめくると一気に「四宝堂」の世界に引き込まれる。温かくて優しくて何となく涙が滲んでしまう。

    人生の後半を迎え、銀座にある老舗文房具店「四宝堂」に再び足を運んだ時、ふと、若かった頃の自分を思い出し、こんな失敗やあんな嬉しいことがあったなぁと感慨深くなる。その回想は心が揺さぶられるものばかりだ。それも長きに渡り四宝堂が続いているからであって、これからもずっと居心地の良い場所であって欲しいと願ってしまう。
    今回は進展があり、希望がある終わり方だった。5作目を読むのが待ち遠しい。

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    2025年03月31日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    オーディブルにて。
    大好きなシリーズです。
    近くにこんな文房具店があればいいなーといつも思いながら読んでいます。
    硯と良子がようやく進展しそうなので続編に期待しています!

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    2025年03月13日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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    ネタバレ

    「フィールドノート」「模造紙」が好き。
    部長人が良過ぎる。

    I→II→IIIって読むに連れて内容が刺さる率が高かった。
    話の内容にもよると思うけど、読み進めるに連れて四宝堂の登場人物に親しみ感じるようになったからやと勝手に思ってる。

    過去と現在結構行き来するからたまに?ってなる瞬間あるけど、過去と現在の切り替わり方とか繋ぎ方が自然で読みやすい。

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    2025年03月07日