上田健次のレビュー一覧

  • テッパン

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    ☆5に近い4。(勝手に☆5のハードルをあげてしまっているため……)
    昭和の空気感、思春期の友情、垣間見る大人の世界……。
    言葉にすると安っぽくなってしまうけれど、そういった切なさの混じったいろんな感情が呼び起こされる。
    「日本おいしい小説大賞」応募作品のため、食べものの描写がたくさん出てきて、美味しそう!……ではあるのだが、主役の2人の少年の前には、ちょっと邪魔な気も……。
    とにかく、2人がいい。
    絆って、おいしいご飯をどれだけ一緒に食べたか、その時間を共有できたか、と密接に関わっている。
    時間が長ければいい、回数が多ければいい、というものではない。その時間の濃密さ。
    最後も、ハッピーエンドか

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    2022年11月24日
  • テッパン

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    ネタバレ

    普通の中三男子・吉田が中学生ながら屋台を営む不良・東家と出会う。同じ中学のフリから恐喝されたが、何とかやり過ごした。そして二人で高級ステーキ屋でステーキを食べる。それから30年以上がたち、東家は死んでいた。そして東家の息子さんが鉄板で焼きそばを焼いていた。涙まではいかなかったが、良かった。おすすめの言葉は『迷った時は野生の勘に従って最初に選んだ方を選べ』

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    2022年02月25日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    ネタバレ

    父の死で温泉旅館を引き継いだ若き経営者の青年はさびれゆく温泉街を盛り立てたく悩んでいた…『スタンプ』。
    「ほゝづゑ」を訪れた高齢の歌手は、若かりし頃に付き人をした演歌歌手のことを思い出していた…『フェルトペン』。
    会社の執行役員を務める男性は、スーパーカー消しゴムを見て当時頃姉の婚約者だった人のことを思い出す…『消しゴム』。
    新入部員の勧誘に悩む女子バレー部の新部長の少女は幼馴染に誘われ四宝堂を訪れる…『レポートパッド』。
    硯は結婚の報告をしにかつての職場であるホテルを訪れ…『折り紙』。

    シリーズももう6巻。
    今回は過去を思い出す系のエピソードが多め。『スタンプ』は温泉街を盛り上げるスタンプ

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    2026年05月10日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    シリーズ5作目。硯ちゃんのお父さんが登場、訪れるお客さんとのやりとりやお客さんの背景もいつも気になるけど、硯ちゃん自身のことも気になるからシリーズとして進みを感じて良かった。

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    2026年05月05日
  • 銀座「四宝堂」文房具店7

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    毎回ほっこり+文房具うんちくで
    楽しませてくれるシリーズ第7弾です。

    「道具箱」私も百均のだけど使ってます。
    席を移動して仕事するのに持って動くから。
    どの席にも、ちゃんとハサミとかあるけど
    自分の使い慣れたやつが結局ラクなのよ…。

    ベテラン社員さんの「ファイル」の話もいいな。
    この人はちゃんと自分で作ったファイルを
    活用できているのがすごいです。
    何のために作ったのかわかってないと
    こんなふうには活用できなさそう(反省)

    運動会とかで紅白の花を作るアレ。
    「フラワーペーパー」って言うんですね。
    「スケッチブック」に「多機能ペン」
    どの道具にも使う人のドラマがある。

    さて、硯ちゃんと良

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    2026年04月26日
  • 銀座「四宝堂」文房具店7

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    銀座にある、老舗文房具店「四宝堂」
    店長を務める「宝田硯」を主人とした、このお店には今日も様々な想いを持った人たちが訪れる。

    このシリーズも7作目とあって
    ほんの数頁で、世界に惹きこまれる。

    5作の短編の中で「フラワーペーパー」という
    昔お世話になった方へ想いを馳せる物語が心に残った。
    今は、校長先生となった主人公が中学生の時に出会い心を通わせ、現代の自分の礎となった言葉をくれた方を思い出し、「フラワーペーパー」を手に取り現代の自分へも活かしていく。

    私自身が忘れているようなことを文房具をきっかけに思い出す。なんてことが、あったら素敵だなーと過去の自分に期待してしまう。そんな1冊だった。

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    2026年04月26日
  • レトロスナック「YOU」

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    酒好きなので案の定カクテルが飲みたくなった。
    優しい話ばかりなのでリラックスしたい時に良いと思う。
    裏表紙にある「感涙の連作短編」は、ちょっと誇張しすぎ…そこまでではないと思う。

    スナックというと、お姐さんがやっている店で、バーテンダーは居なくてせいぜいが水割りが出てきて、カラオケでママとデュエットしていて、店名はママの源氏名が多い。
    というイメージだったので、YOUは、バーのイメージなんだけど。
    地方によって言い方が違うのかな?

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    2026年04月21日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    文房具なんて珍しいテーマだなあと読み始める。とは言っても、文房具ががっつり主題になっているわけでもない。登場人物たちの物語を開ける扉として文房具は存在している。作品の中でも触れられていたように、文房具は私たちのすぐそばに溶け込んでいるようだ。
    思い返せば、小学生のときは消しゴムや鉛筆で遊んでばかりいた。それらは毎回退屈な授業をやり過ごすための手遊びの道具にすぎなかった。ボールペンを分解してみたり、鉛筆を彫刻刀で削ってみたり。バトル鉛筆なんかも流行っていた気がする。休み時間になれば、「消しピン」という、消しゴムと消しゴムをぶつけ合って机の上から落としあう遊びに興じたりもした。
    当時はそれが当たり

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    2026年03月15日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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     会話が読み取れずやや混乱するところもありましたが、だんだん慣れました。主人公のキャラがなかなか個性的なのは面白かったけど、涙が止まらないことはなかったです。

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    2026年03月13日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    さらっと読めてあたたかい気持ちになる。文房具についても興味深くて、シリーズ化しているのも納得。インパクトがあるわけではないけれど、気晴らしで読んで元気になりたい人におすすめ。

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    2026年03月04日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    なんとこのシリーズ、もう6弾なのです。

    文具って誰もが必ず何かしら使う物だから思い出がある物も多いのでしょうね。
    しかし、聞きなれないブランドのノートやペンの話が出てくると検索して『ああ、これかぁ』などと思い、欲しくなったりしています。

    今回は店主の硯ちゃんだけではなく周りの人々の優しさに涙ぐんでしまう話もありました。

    安定の温かいお話しばかりでした。

    (Word)
    ・客側が意識して良い店にしていくことが大切だと思うんだ。客側が気遣いと言うかマナーを自然に守って、はじめて一流の店と呼ばれると思うんどけどね。

    ・知ったかぶりは損をしますよ。知らないことを知らない、分からないことを分から

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    2026年03月03日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    『ナイフ』はこのシリーズにしては怒りの気持が強くハラハラしながら読んだ。お父さんが描かれた章も興味深い。

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    2026年03月02日
  • 銀座「四宝堂」文房具店5

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    シリーズ第5弾!

    今回は硯ちゃんのお父さんが登場!
    一緒に暮らしていなかったわけが明らかに。
    それにしても硯ちゃんは子供のころから優しい子だったのね。
    ちょっとだけ複雑な家庭に育ったけれど、硯ちゃんと良子ちゃんは素敵な家庭を築いてほしいです。

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    2026年03月01日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    シリーズ第4弾!
    銀座で働く人、または働いていた人たちが文具を通して過去を振り返る…思い出話しです。
    今回は、それプラス店主の硯ちゃんが幼なじみの良子に対して一歩踏み出す!
    ああ、やっとか〜。やれやれ。と、近所のおばちゃん如く思う私です。笑

    (Word)
    ・何もしなければ失敗もしないでしょう。けれど、そこからは何も生まれません。

    ・嫌なことに出会ったら、次に回さず自分で止めろ!

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    2026年03月01日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    シリーズ4作目。この作品ね、働く人達の目線や志が好きで、私もこういう風に仕事に対して向き合いたいなって姿勢が正される。実際難しいんやけど、それでも周りを見たり視野を広くしていけたらなって。店主の恋愛模様も進みそうで親目線かのように微笑ましい

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    2026年02月20日
  • レトロスナック「YOU」

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    どの話も目を閉じれば、懐かしく甦ってくる風景である。
    写真館、喫茶店、玩具屋に化粧品屋、どれも思い出がある。
    小説だから、うまい落とし所でまとまり、それぞれ第二の人生をスムーズにスタートできている。
    うまくまとまり過ぎかもしれないけど、哀しいよりはよいと思う。

    美しく話はまとまっているが、主人公の存在感や思いが、少し弱く感じた。
    物語の案内役と、とらえればよいのか、それともまだまだこれから伸び代のある発展途上の人物と考えればよいのか。
    次作があり、今後成長していく姿を楽しみにすればよいのかだろうか。


    2025/12/21 01:16

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    2026年02月13日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    短い物語が5話。
    3話までは文房具店四宝堂の主人、宝田硯の丁寧過ぎる言い回しや、話の内容に共感しにくい部分があって、一旦読むのをやめてしまった。
    しばらくして4話、5話と読み進めたが、とても素敵な話で一気に読んでしまった。
    4話目の『絵葉書』はうるうるしてしまったし、5話目の『メモパッド』は、思わず私もメモしたくなるような言葉が散りばめられていた。
    シリーズ化されているようだが、続きを読むかどうかはまた改めて検討するつもり。

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    2026年02月05日
  • 銀座「四宝堂」文房具店4

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    登場人物がいい人ばかり。私の職場もこんな人達だったらいいのに。硯さんと良子さんに進展があったことはおめでたいけれど、一番好きな話は『リボン』だな。

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    2026年02月05日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    また、ほんわかと暖かくなるシリーズを読み始めてしまった。
    文房具好きとしてもたまらない。

    こういう各章ごとに誰か一人が救われていくというか、何かを感じさせてくれる作品は多くあるけれど、やっぱり好きだなぁと。

    それが、今回は文房具に絡めてだなんて、読まないわけにはいかないよね。
    今まで知らずに、すみません。

    またちょこちょこ読んでいこう。

    なんか、手紙とか書きたくなるよね。
    もう少し文字をきれいに書かなくては。そう思って何年経つか…。

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    2026年01月31日
  • 銀座「四宝堂」文房具店3

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     涙をながすってほどではないけどどれも胸を打つ内容だったと思う。自分に体力がなくても読み進める事が出来る読みやすい作品です。

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    2026年01月28日