森鴎外のレビュー一覧

  • 高瀬舟(旧仮名)

    購入済み

    面白い

    旧仮名版だけでなく新仮名版があるので読みにくいという方はそちらをオススメします。ですが、旧仮名で読むと現代とは違った言葉使いを知ることができて面白いですよ。

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    2020年03月08日
  • 高瀬舟(新仮名)

    購入済み

    考えさせられる

    現代の司法制度に対して問題提起しているかのような意味合いを受けとることができた。罪に対する罰の多寡を決定するときに、その人の境遇なり心情なりを考慮することの大切さを再確認した。文章量が多くないから、短時間で読み終えられる。

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    2020年03月08日
  • 渋江抽斎

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    歴史小説の原点とも言うべき作品だと思います。文章はピカイチ!!!まさに教科書のような作品。その成功の一つに一人称で書かれているということがあると私は思っています。

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    2019年12月17日
  • 舞姫・うたかたの記 他三篇

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    教科書にも載っている有名作品とその他による短篇小説集です。
    まず擬古文が手強い。現代口語訳みたいなのが欲しいところです。
    それにしても、心情の描写や嵐の描写など目を見張るものがあります。
    解説者は舞姫を犠牲者としていますが、本当にそうなのかな?男を手玉に取った女優という見方もありだと思うな。
    イタリア統一運動の描写があるけど、当時の戦争ってのんびりしたもんなんですねぇ。

    舞姫(1890)
    うたかたの記(1890)
    文づかひ(1891)
    そめちがへ(1897)
    ふた夜-Friedrich Wilhelm Hacklaender(1890)

    著者:森鷗外(1862-1922、島根県津和野町、小

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    2019年12月09日
  • 山椒大夫・高瀬舟

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    (高瀬舟)情景描写が丁寧に描かれていて物語の中に引き込まれるような感覚に陥った。自らの貧しい境遇と罪人と呼ばれる高瀬舟の乗員の境遇を照らし合わせる場面に心打たれた。

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    2019年08月05日
  • 山椒大夫・高瀬舟

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    中高生の頃、漱石はほぼ全てを途中挫折していたが、短編中心の鴎外はよく読んでいた。数十年ぶりに読み返しても、格調の高い文体、冷静で客観的な表現は切れ味見事で、日本語の素晴らしさを十二分に味わうことができた。ただ、小説としてはどうなのだろう?創作というよりも分析のような物語が多く、冷徹な視線で一段高いところから下々の実態を描写する、そんな感じを受け怖かった。

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    2018年09月22日
  • 樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鴎外

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    いやはや、これは。
    はぁぁあ。
    なんとも。

    いいっ!

    カーソン・マッカラーズの「結婚式のメンバー」のあとがきで、「たけくらべ」を思い出した。だなんて村上さんが書いてたもんだから、気になって気になって文庫をペラペラとめくってみたんですが、原文はもとより、口語訳でさえなんだかちんぷんかんぷんと思ってたところ、池澤夏樹編の日本文学全集で、川上未映子が訳してるって聞いて、そりゃぁ好きだわきっとと思い、このかわいいピンクの全集を手にしました。
    それがほんとに私にしっくりピッタリ!だって川上未映子の「乳と卵」も、「先端で、さすはさされるわ…」も面白いねと思ってたから、そりゃもう楽しめたし、好きだったし

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    2018年08月19日
  • 阿部一族・舞姫(新潮文庫)

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    数十年ぶりの舞姫、懐かしい。内容もちゃんと覚えていた。あまりにも人の命が軽すぎると思うが、阿部一族などの歴史物も非常に興味深かった。思うのは、鷗外はこれらの史実を書いて何を言いたかったのだろう。鴎外の思想はどこにあったのだろう。まさに"これぞ美しい日本文学"だと思うが、主題が見えない。ただ単に自分の力不足か。

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    2018年08月02日
  • 山椒大夫 高瀬舟 他四篇

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    表題2作が読みたくて。どちらも短い作品ながら深く考えさせられるテーマを背負っています。多くを語っていないぶん読み手によって様々な捉え方や考え方ができるので、読後に他の方の意見を聞いてみたくなりました。
    数年後に再読したらその時々で異なる登場人物に心を寄せている気がします。
    好きとは違う、心の奥に根付くような名作。

    『山椒大夫』
    私の父は「『山椒大夫』=『安寿と厨子王』じゃないか!」と読後に膝を打っていたので、世代によっては後者のタイトルの方が童話などで馴染み深いのかもしれません。
    人買いによって悲運を辿る幼い子供たち――現代の日本では考えにくい描写が多々あります。しかし姉と弟、早々に離れ離れ

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    2018年02月11日
  • 雁(新潮文庫)

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    主人公のお玉の自我の目覚めと落胆が見事に描かれていたが、末造の妻の嫉妬にもだえる姿の描写も見事だった。

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    2018年01月06日
  • 山椒大夫 高瀬舟 他四篇

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    表題、山椒大夫も高瀬舟も、とても有名な話。
    高瀬舟は、確か学生の頃に教科書か何かで読んだ気がする。
    けれど、どちらも、こんなに短い話だったろうか。
    記憶にある限りでは、もっと長かったような気がしたのだけれど。
    読み終えた時にはそう思ったのだけれど、少し間があいて、また読み直してみたら、同じ印象を抱く。
    こんなに、短い話だったろうか。
    言葉を尽くして説明されているわけではなく、むしろ読者に判断をゆだねるかのように完結に記された部分も多いのに、なぜか、心には長く残る。
    いつか、どこかで、「本当にそれで伝わるなら、言葉など一言で事足りる」というような話を聞いた記憶があるが(夏目先生だったろうか?)、

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    2017年11月29日
  • 山椒大夫・高瀬舟・阿部一族

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    高瀬舟を読んで読書が大好きになりました。
    ハッピーエンドの物語しか知らなかった頃に読んだ衝撃的な内容と世の中のままならさを教わったような気がします。

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    2017年03月11日
  • ヰタ・セクスアリス(新潮文庫)

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    予てから気になっていた作品。ようやく読むことが出来ました。
    軍医であった鴎外がこれを出したら、そりゃあ世間は騒然とするだろうなと当時の発禁も納得。
    鴎外の考え方が多分に描かれているため、非常に興味深かった。

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    2017年01月28日
  • 樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鴎外

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    2016/10/22
    たけくらべ

    これまで、樋口一葉がなぜお札に載っているのか不思議だった、という以前に気にもとめてこなかったのだけれど、たけくらべ、面白すぎて一気読み。文体が軽快でリズミカル。読んでて気持ちがいい。そして何より、思春期の登場人物の心の内を表す文章は秀逸で、それはもうかゆくてかゆくてたまらない背中をピンポイントでさすってもらったかのように、私の胸にストンと落ちた。今回は川上未映子さん訳で楽しんだが、また違う翻訳でも読んでみたい。

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    2016年10月22日
  • 阿部一族・舞姫(新潮文庫)

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    削ぎ落とされた文体、本当に美しいと感じます。
    実は昭和25年発行、32年印刷版(旧仮名、旧字体)を実家の棚から見つけて読みました。直ぐに頭の中で変換できないせいかゆっくり読むこととなり、却ってじっくり味わうこととなりました。作家が書いた筈の文字で読む体験、貴重かもしれないと実感。

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    2016年05月30日
  • 山椒大夫・高瀬舟・阿部一族

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    渋い。
    渋すぎます。

    表紙の装丁が素敵な角川文庫版。(手ぬぐい屋「かまわぬ」とのコラボシリーズは、大好きです)

    この1冊、面白かった。
    レベル高い。さすが、森鴎外さん。有名なだけのことは、アルんですねえ。

    「山椒大夫」
    「じいさんばあさん」
    「最後の一句」
    「高瀬舟」
    「魚玄機」
    「寒山拾得」
    「興津弥五右エ門の遺書」
    「阿部一族」
    「佐橋甚五郎」

    というのが収録作品。
    好みで言うと、「魚玄機」「興津弥五右エ門の遺書」あたりはそんなにでもなかったです。
    「高瀬舟」も、安楽死の問題など有名ですが、改めて再読してみて、他ほど小説としての衝撃はなかったような。

    ●「山椒大夫」
    安寿と厨子王

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    2016年02月21日
  • 青年(新潮文庫)

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    初森鴎外。ルー大柴の元ネタか(失礼)
    純朴な青年が大人の階段を登り始める話。
    中勘助みたいな文章そのものの美しさはあまり感じないけれど、
    心理描写の生々しさが良い。
    哲学について少し知識を増やしてからまた読み直したい。
    この時代の「文系」な方々の知識の豊富さに辟易します。

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    2015年03月22日
  • ヰタ・セクスアリス(新潮文庫)

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    おもしろかった!
    性(性欲)というのは幼少期から欲求と共に探索されてきたもの。でも他方、性の発見や自覚はつねに不快感を伴うものでもあった。本書ではこの欲求と不快感っていうアンビバレントな感情が素朴に描かれていて、それが微笑ましくもあり、巧いなあと思った。
    とはいえ、あくまで男性目線での性(性欲)なのだけど。

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    2015年01月12日
  • 夏目漱石論

    購入済み

    よい

    名作がタダで読めるのは素晴らしい。

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    2014年02月13日
  • 青年(新潮文庫)

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    時は明治。田舎の裕福な家庭に育ったぼんぼんの小泉純一は、上京し小説家を志していた。東京では同郷の小説家や、美術学校に通うかつての同級生の瀬戸、文学を愛好する医学生の大村などとの交わりで次第に東京にも慣れ始めていたが、ある日、劇場で出会った美貌の若き「未亡人」坂井夫人に誘われるまま彼女の豪邸を訪問し、そこで「男」になるのであった・・・。
    この物語自体、特にどうという進展がなく、ひたすら主人公が出歩き交流してその時々に考えた様子を描いているだけなのですが、何ともいえなく味わい深い雰囲気を持った作品でした。主人公が訪れる小説家の部屋や、文学会の様子、同郷会の宴会、街々の風景など「明治」という空気を感

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    2013年09月01日