雁(新潮文庫)

雁(新潮文庫)

539円 (税込)

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貧窮のうちに無邪気に育ったお玉は、結婚に失敗して自殺をはかるが果さず、高利貸しの末造に望まれてその妾になる。女中と二人暮しのお玉は大学生の岡田を知り、しだいに思慕の情をつのらせるが、偶然の重なりから二人は結ばれずに終る……。極めて市井的な一女性の自我の目ざめとその挫折を岡田の友人である「僕」の回想形式をとり、一種のくすんだ哀愁味の中に描く名作である。(解説・竹盛天雄)

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    雁(新潮文庫)
  • タイトルID
    2134210
  • 電子版発売日
    2026年01月09日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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雁(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    158P

    森鴎外の雁って150頁ぐらいでそんなに短いはずなのに、なんか短くは感じないよね。高瀬舟も超短編だけど、短いけど内容が異常に詰まってるから短いとは感じないんだよね。芥川龍之介も短編しか出さないけど濃密だから、そっちのタイプだと思う。

    「 僕は人附合いの余り好くない性であったから、学校の構

    0
    2026年04月13日

    Posted by ブクログ

    高利貸しの妾となったお玉は自由のない囲われた生活の中で時折見かける大学生岡田に魅かれる。いつも一礼して通り過ぎていく岡田に思いを募らせるが…。所詮生きる世界の違う男女の虚しい結末。想いだけでは超えられない人間の真理を無情に描き出す名作。

    0
    2026年03月10日

    Posted by ブクログ

    まだ子供の頃に「よろめきドラマ」なる言葉があって大人が使っていた記憶がある。
    今ならば「不倫物」というような意味だろう。
    森鴎外という文豪の作品に果たして「よろめき物」というジャンルを当てはめて良いものかと
    思いながらもその思いは拭えず読み進んだ。
    男親の暮らしのために大学の寄宿舎の小使い上がりの高

    0
    2022年06月23日

    Posted by ブクログ

    主人公のお玉の自我の目覚めと落胆が見事に描かれていたが、末造の妻の嫉妬にもだえる姿の描写も見事だった。

    0
    2018年01月06日

    Posted by ブクログ

    哀切なすれ違いの話

    伝える事すら出来ないで終わるのか
    父の為に妾になったのに高利貸しだったとか「生娘でいた時より美しくはなっても、醜くはなっていない」とかなんとも言えない哀愁があるよなぁ…うまいなぁ

    0
    2026年04月09日

    Posted by ブクログ

    100年くらい前に書かれたお話
    上野辺りが舞台なので現在と当時とでは
    ずいぶん面変わりしてるだろうな
    と思いつつ読む

    前半の話と後半の話
    合わせてひとつの話となるのが
    からくり細工のようで
    深みも出て面白かった

    呆気ない終わりのようだけど
    ちょうど良いキレ感と
    微妙な余韻が残る感じが
    さすが森鷗

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    瑞々しさと少々癖のある文章で描かれた、ミニマルな不条理

    思えば登場人物全員が、
    運命に翻弄されていたり、知らず知らずのうちに欺かれていたりする。

    主役2人は尊い恋心を持ちながらも、
    その熱は何かを果たすことなく、
    石を投げられた雁のように儚く消えてしまう。
    しかし、それが故、人生の残酷さと無常の

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    ラストの玉の表情の描写が印象的。高利貸しの妾として、蔑まれる中、恋心を抱く岡田に一声掛けたいだけなのに、それすら、できずに終わる。
    この物語の周辺、岡田が歩いたあたりを周ってみようかと思う。

    0
    2022年02月27日

    Posted by ブクログ

    昭和54年2月10日 62刷 再読

    明治13年の出来事として、明治44年から書かれた鴎外中編小説。

    母親を早く亡くした世間知らずな美しい女性“お玉”は、生活の困窮から、高利貸の妾となる。騙された思いもあり、自身の運命から逃避したいと考えてみるも、年老いた父・無学な自分を考え、その生活を受け入れて

    0
    2022年01月17日

    Posted by ブクログ

    無縁坂とは不忍池を脇に入り旧岩崎邸庭園と東京大学医学部に挟まれた小さな坂である。文教と花街が混淆する地であった。その地を舞台とし学士と妾の邂逅をテーマに選ぶことで、森鴎外は前近代から近代へ移り変わる時代の変化を巧みに捉えたように思う。純粋無垢だったお玉が艶ある女性へ変遷することは即ち妾という前近代に

    0
    2018年04月23日

雁(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    雁(新潮文庫)
  • タイトルID
    2134210
  • 電子版発売日
    2026年01月09日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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