森鴎外のレビュー一覧

  • 舞姫・うたかたの記 他三篇

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    最初の数ページは文語体に慣れるのに苦労した
    しばらく日々飽きもせず同じページばかりを眺めていると不思議なことに理解できるようになってくる
    解釈が完全に正しくないかもしれないが、それなりにじわじわ情景が見えるようになってくる
    とりあえず、間違っていてもいいから現代文のカンニングだけはやめてとりあえず最後まで行ってみよう!の精神で(笑)

    「舞姫」他4篇



    【注)ネタバレを含みます(特に「舞姫」)】





    「舞姫」
    あらすじを乱暴にまとめてしまうと…
    主人公太田豊太郎がドイツ留学をして、そこで出会った貧しい踊り子エリスと恋に落ちる
    結局当時の時代背景と豊太郎の心の弱さにより、エリスを捨

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    2020年10月14日
  • 青年

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    山口から東京に出て2ヶ月間の青年の経験。漱石の「三四郎」を彷彿とさせる。見るものは目新しく、付き合う人からの刺激も新鮮である。異性としてみた女性感の変化の描写は近いものがある。しかし、「三四郎」もしかり、この作品ではなおのこと、横文字がこれでもかと巻き散らかしているのは何なのか。当時の流行りか。今日にもまして、仏語や独語の単語を並べても理解できないであろうに。2020.7.28

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    2020年07月28日
  • 山椒大夫・高瀬舟

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    ネタバレ

    中学生の授業で初めて読んだけど、
    話の意味が分かれば、めっちゃ意味が
    分かるし、高瀬舟は本当に主人公が
    悪人か善人なのかどっちだ〜‼️

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    2020年07月27日
  • ヰタ・セクスアリス(新潮文庫)

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    ネタバレ

    古典的な文章は得意じゃないけど
    教養として読んでおこうと思って手をつけた。

    何の予備知識もなく読み始めたから、始まりの
    「性欲的生活について書き記してみよう」で
    そういう感じの内容か〜と覚悟したけども
    ハッキリした描写は一切無く、
    欲にありつける環境に身を置かれながらも
    頑なな態度を見せる金井君の心情を楽しめた。

    文章にドイツ語が頻出するのも独特。

    最後の VITA SEXUALIS 表記は
    「だからこのタイトルなのか〜」と納得して
    スッキリした。

    個人的には、最後の高橋氏の解説にもあった、
    児島君のきんとんのくだりが
    一番印象に残っているし好き。

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    2020年04月25日
  • 山椒大夫・高瀬舟・阿部一族

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     歴史小説としてみれば、史実にそぐわないだろう点もあるが、当時の武士の心境が見事に現れていると感じています。
     森鴎外の作品のなかでも特に好きなものが詰まっている一冊です。

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    2020年04月25日
  • 独身

    A

    購入済み

    読みやすいけど

    読みやすい本でした。
    この本が書かれた当時の社会と現在の社会とでは、
    それこそ時代が違うので、内容については評しようがありません。
    それでも、文章はリズミカルで、
    文章を読むこと自体を楽しむという点では、
    悪くないと思います。

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    2020年03月27日
  • 里芋の芽と不動の目

    A

    購入済み

    なんとも言えない

    読みやすい本でした。
    主人公の語りがメインの話しです。
    もともと口語体の文章で、
    その語り口がリズミカルなので
    とても読みやすく読んでいて楽しいのですが
    内容は今一ピンとこないものです。
    書かれた当時の社会情勢に関係しているのかもしれませんが。

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    2020年03月21日
  • 佐橋甚五郎

    A

    購入済み

    文章を味わう

    はたして佐橋甚五郎という人物が実在するのか。
    この本に書かれていることが事実なのかどうか。
    そんな風に考えると、
    ストーリーについては、面白いも面白くないもありません。
    それなのに読ませる魅力はある。
    文豪とはすさまじいものです。
    何てことのない情景描写に感心してしまう。
    自分もこんな文章がかけたらなあと思ってしまう。
    読書の醍醐味は、わくわくするストーリー展開ではあるけれど
    文章を味わう、そんな読書も乙なものです。

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    2020年03月17日
  • 雁(新潮文庫)

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    この本を読んで無縁坂を歩いてみた。
    緩やかな情緒のある小道でこんなショートストーリーがよく似合う。
    下げが名残惜しく清々しい。

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    2020年03月08日
  • 山椒大夫・高瀬舟

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    初鴎外。有名な表題作など全十二篇を収録。私小説的な作品もちらほらあり、鴎外の考えをうかがうに重要なようですが、ドイツ語やらフランス語やらがやたらめったら差し込まれており、とにかく読みづらい。こーゆう作風が当時の流行りなのかなと思いきや、解説曰く、どうやら鴎外の厭味の表れであるよう。

    一方、「護持院原の敵討」や「山椒大夫」、「最後の一句」、そして「高瀬川」はおもしろい。「山椒大夫」はとにかく悲惨。最後は厨子王の地位も安泰し母親と再会してよかったと思いますが、心にしこりが残ります。それはやはり安寿の存在。犠牲のうえに成り立つ幸福。これは手放しで喜んでいいのでしょうか。本作ではそのあたりの葛藤を一

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    2020年03月03日
  • 山椒大夫 高瀬舟 他四篇

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    鷗外の後期作品、「山椒大夫」から「寒山拾得」までの5篇が収録されています。

    ・山椒大夫 …
    原作は古浄瑠璃の「さんせう大夫」、絵本で「安寿と厨子王丸」というタイトルでおなじみの説話です。
    元の話から鷗外が改変を施した内容となっており、安寿が拷問の末殺された描写や山椒大夫へ厨子王丸がその復讐をする話など改変されており、より一般向けの話になっています。
    森鷗外も後期の作品というだけあって、舞姫等と比べるとかなり文章がこなれていて、読みやすく面白かったです。
    歴史小説というよりも、日本昔ばなしを読んでいるような気軽さが感じられました。

    ・魚玄機 …
    魚玄機という実在した唐の末期の女流詩人の生

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    2019年11月23日
  • 舞姫・うたかたの記

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    舞姫のみ。原文(文語体?)で。
    この作品は1890年に執筆されたそうなので、2019年現在で約130年が経過したことになる。現代においては、主人公の選択は非難されて然るべきだが、当時ではそうでもなかったのだろう。そう考えると、100年ちょっとでも世の価値観は大きく変化するのだな…と感慨深い。
    主人公がものすごい意志薄弱で優柔不断に読んでしまったが、『当時の背景からすればすぐ日本に帰るのが普通とされるところ、彼にはまだ悩むだけの自我があった』という考察に成程、と思った

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    2025年12月28日
  • 渋江抽斎

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    岩波文庫緑

    森鷗外 「 渋江抽斎 」 医者であり、官吏であり、読書家であった渋江抽斎の史伝。


    鷗外が 抽斎を リスペクトしすぎ。抽斎が人格者すぎる。逆に 虚構的で 小説的だが


    対照的に 抽斎の4番目の妻 五百(いお)や 抽斎と交友のある人々が 生き生きと描かれていて 面白い。


    鷗外の抽斎像
    *心を潜めて 古代の医書を読むことが好き
    *技をうろうという念がない〜知行よりほかの収入はなかった
    *金は「書を購う」と「客を養う」ことに費やした
    *詩に貧を問いている
    *抽斎は 人の寸長も見逃さず、保護をして、瑕疵を忘れる


    史伝の題材としての抽斎=抽斎に因縁を感じる鷗外
    *抽斎は 医者で

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    2019年09月20日
  • 雁(新潮文庫)

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    日常的な他愛もないとした話。
    ただ、登場人物は活き活きと描写されている。
    上野に森鴎外記念館があり、当時ここに滞在して「雁」を執筆したらしい。

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    2019年07月03日
  • 雁(新潮文庫)

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    ネタバレ

    1回目の結婚も2回目の結婚も本妻にはなれず、妾や2番目の立ち位置にしかなれなかったお玉が医学生の岡田と出会い、運命を感じるが、いざ一歩踏み出そうとしたところで些細な偶然によって恋は燃え上がることなくしぼんでしまう…

    お玉の自分は「自分は生娘だったころより美しくはなっても醜くはなってない」と言い聞かせる姿に哀愁を感じる。

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    2019年06月28日
  • 元号通覧

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    ひたすらに、大化から始まる元号と改元理由、候補となった元号案が列挙されている。
    「和」の字は幾度となく使われる、改元は今よりずっとカジュアルに(理由は決してカジュアルではないが)行われていたことなどが読み取れ、興味深い。
    ただ、門外漢である自分としてはなかなかに読み解くのが難しい一冊だった。
    文庫の煽りなどは一般向けにしてあるので、想定読者と売り方の間にギャップがあるのではないだろうか。

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    2019年05月21日
  • 舞姫・うたかたの記

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    独逸三部故事有美和芸和演。韻是好。希腊(Greece),丹麦(Denmark),犹太教(Judaism), 罗马教(romeism)。有样的字是不一样

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    2018年10月02日
  • 雁(新潮文庫)

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    文芸雑誌『スバル』にて
    1911年から1913年にかけて連載された。
    (wiki引用)

    舞台は1880年(明治13年)
    **
    結婚相手に実は
    妻も子供もいた事がわかり
    絶望に井戸に身投げしようとする
    裕福ではないけれど
    美人なお玉さん…

    そんなお玉さんを妾にした
    高利貸しのおじさま…

    お玉に無縁坂に家を買い与えて
    毎夜通うおじさま

    しかしお玉はある日
    家の前を通り学校へ通う
    岡田という青年に恋をしてしまう
    **
    まぁ皮肉三昧で
    人生を物語ってます
    今みたいにキャリアウーマンなんて
    ありえない時代
    男の力を借りなければ
    生きていけない辛さが
    ひしひしと伝わる…
    とにかくお玉さんが不憫な…

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    2020年11月19日
  • 阿部一族・舞姫(新潮文庫)

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    高校の教科書にあった「舞姫」はなつかしい。テンポよい語感であるが終盤腑に落ちぬところもあった。他短編が収録。2018.7.5

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    2018年07月05日
  • ヰタ・セクスアリス(新潮文庫)

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    鴎外はかなり読んでいたと思っていたがこれは初めて。こういう時代に、このような身分で生まれてみたかった。

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    2018年04月30日