森鴎外のレビュー一覧

  • 雁(新潮文庫)

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    この話からは見えない、「僕」とお玉の関係がとても気になる。

    お玉が岡田に出会うまでの引き込み方がものすごく上手くて、違う世界に行っていた所で岡田との出会いに戻され、ハッとした。

    すれ違い続ける人間模様、なんだか哀しい。

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    2013年07月08日
  • 舞姫(まんがで読破)

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    名前は聞いたことあったが、読んだことなかった。切なかった。主人公は作者本人がモデルらしい。昔は、海外に行くことは大変なことだったんだろう。主人公は、彼女か仕事かの決断を迫られている。これって難しいよな。最後は、結局相手がみごもったけれど、精神に異常をきたして、一緒に暮らせないということになる。彼女と一緒になれないということになってしまうが、こうでもしないと主人公が決意できなかったんじゃないかと思った。悲劇ではあるきがするが、主人公にとっては、諦めがつく形だったような気がする。仕事と彼ってどっちとる?今の私は仕事よりも彼をとるなー。そんなこといういうと、彼も逃げてしまうかな。
     昔は、階級差みた

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    2013年05月24日
  • 青年(新潮文庫)

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    煩悶青年のお話。
    純一は恵まれた家庭に生まれ
    就職する必要がない。
    奥さんとのロマンスも
    うやむやに終わり。
    ううん
    「三四郎」のカタルシスはない

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    2013年02月25日
  • 山椒大夫 高瀬舟 他四篇

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    高瀬舟が読みたくて購入。
    中学の国語の教科書に載っていたなぁ。

    かなり強烈な印象を受けていたのだけれど(喉から息が漏れる所とか)
    改めて読んでみると別の箇所に目がいく。

    上へ上へと人間の欲って際限ないですものね。


    『じいさんばあさん』もお気に入り。

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    2012年12月27日
  • 阿部一族 他二篇

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    殉死をするにも許しを乞うなどきちんとしたしきたりがあるんだなあ…武家社会の考え方が、淡々と書かれているぶんリアルに伝わってきた。うーん。読めてよかった。

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    2012年12月15日
  • 青年(新潮文庫)

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    文豪、森鴎外の作品『青年』。
    実家の私の本棚から取り出しました。
    中学生のころに買って読んだ本です。
    一度読んだ本を、今の私がもう一度読んだらいったい何を想うか。


    主人公の名前が「小泉純一」。
    なんとなく、今は政界を引退した元総理大臣のことを思い起こさせます。
    私が本を読むときはあまり主人公のイメージを固めないのですが、
    この作品に関しては、元総理大臣の息子(芸能人のほう)のイメージが定着してしまいました。
    しかも、純一は地方のお金持ちの家の人。
    勉強ばかりしてきた育ちのいい、しかも外見がとてもよいお坊ちゃま。
    親の援助で東京に出てきて、「本を書きます」といいながらも
    なかなか手をつけるこ

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    2012年12月03日
  • 山椒大夫 高瀬舟 他四篇

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    いまのいままで「山椒大夫」が安寿と厨子王の話だと知らなかった。山椒大夫って言ってるんだからそうに決まってるのにどうして気づかなかったんだろう。鴎外は、親子の愛、姉弟の愛に焦点あてる一方で、仏の庇護や後の復讐はほとんど描かない。説経節らしくないといえばらしくないが、これはこれでいかにも近代の知識人といった仕上がりでいい。もともと簡潔な鴎外の文体もとても相性がいい。書き手によって全然違う物語が生まれるのが説経節の面白いところだな。説経節なら近藤ようこが描いているだろうと探してみたらやっぱりあった。

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    2012年09月01日
  • 山椒大夫・高瀬舟・阿部一族

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    ネタバレ

    教科書に載っていた『舞姫』以来久しぶりの森鴎外作品。表紙がきれいで、見ていて飽きない。今回は以下の3作品を読みました。

    『山椒大夫』…正直、なんだかよくわからなかった。当時の人買いの風習だとか、奴隷として働くくらいなら入水しようという考え方?信仰の大切さ?姉弟愛?いろいろあるだろうけど、その時々の生き方を書いているのだろうか。読む人次第なのかな。
    『高瀬舟』…この中にある『附高瀬舟縁起』にも書いてあるけど、安楽死と、兄弟愛、財産に関する考えかたを描いている。特に、財産に関する考えかた(貰っている量が違うだけで、財産が残らないのなら変わりは無い。足りなくても、それで満足する心持)は勉強になった

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    2013年11月09日
  • 阿部一族・舞姫(新潮文庫)

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    中学以来、再び手にとってみた一冊。

    ただ、感受性はあまり変わってないようで、「舞姫」については、未だにどこが名作なのか、さっぱり分からない。
    中学時代から読解力が変わっていないという現実をつきつけられてしまった。

    「阿部一族」は再読した現在でも、恐ろしい小説という感想。
    武士社会において、「時代の精神」とどう折り合いをつけて生きて行くかという命題を、迫力のある筆致で突きつけてくる。
    正直、中学時代も今も同じ様にビビりました。

    夏目漱石の「こころ」と同じように「阿部一族」も明治天皇の崩御と乃木大将の殉死というのをモチーフにしているように感じた。

    「阿部一族」は主君への個人的な忠義を殉死と

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    2012年05月03日
  • 舞姫・うたかたの記 他三篇

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    舞姫は、やはり名作だと思う。
    豊太郎のどうしようもない心境も手に取るように伝わってきて、読んでいるこちらとしても、かなり心苦しい感情になった。
    とても心に残る物語の一つである。

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    2012年04月12日
  • 舞姫・うたかたの記 他三篇

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    高校の原告の授業で浜じい先生が使ってました。 友人のKちゃんが授業が始まる前に文庫を買ってきて読んでいて自分も注目したのを覚えている。

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    2011年08月24日
  • 青年(新潮文庫)

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    思想の話やあたしの知らない人物、外国語がでてきて読みにくかった。あきらかに知識不足。それだけの知識を持った森鴎外はさすがというかなんというか。

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    2011年06月05日
  • 山椒大夫 高瀬舟 他四篇

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    「本好きと言う割には読んでないなんてちょっと恥ずかしいんじゃない?的本をこの際だからまとめて読んでしまおうキャンペーン」第二弾。

    最近「ずっしりぐったり系」の本が続いたので、淡々とした語り口が心地よい。

    ・山椒大夫
    ・魚玄機
    ・じいさんばあさん
    ・最後の一句
    ・高瀬舟
    ・寒山拾得
    全6篇
    解説:斉藤茂吉 豪華。

    実は「安寿恋しや~」の場面が見たかっただけで手に取った本だったり。
    でも面白かった。
    簡潔な文章なのに、どのお話も人間の普遍的なテーマ。

    他4篇の中では「寒山拾得」が気になってたりする。
    斎藤氏の解説の中に「小説に説明を与えるのは邪道のごとくに」みなされるってありましたが、その

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    2010年10月18日
  • 山椒大夫 高瀬舟 他四篇

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    実は森鴎外の文章はあまり好きではない。

    ただ、この一冊には歌舞伎でなじみのある「じいさんばあさん」が収録されていたので読んでみた。

    「山椒太夫」は文章も読みやすく、ストーリーも追いやすい。淡々と書かれているがゆえに、心を揺さぶる。

    「高瀬舟」も「高瀬舟縁起」にあるとおり、色々と考えさせられる要素(『知足』と『安楽死』)のある話。

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    2010年08月12日
  • 山椒大夫 高瀬舟 他四篇

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    山椒大夫…山岡大夫のせいで母、姥竹と安寿、厨子王が離れ離れに。最後には弟と盲の母が再会する。

    高瀬舟…財産というものについての観念、人の欲には限りがないが、喜助は二百文を喜んだ。安楽死、苦しんでいるものを死なせてやるのは殺すことか。一番考えさせられた。

    魚玄機…美しい女が詩を読んだり嫉妬で人を殺したり
    じいさんばあさん…仲の良いじいさんばあさん。爺さん伊織は肝癪持ちだったが、美人ではないが器量のいい嫁るんを迎えて良くなった所に感動。
    最後の一句…死刑になる父親を助けるために子どもらが色々する。
    寒山拾得…盲目の尊敬について  閭の頭痛を坊さんが水で治す。

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    2010年08月03日
  • 青年(新潮文庫)

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    三四郎に対抗して書いたらしい。
    鴎外自作の東京地図を辿りながら主人公が歩いていく場面も
    初めだけだし、お雪もおちゃらもキャラが弱いかな。
    坂井夫人も初めは強烈だけど、後は印象が薄い。
    物語の筋も主人公が文学を書こうとしながらも書き上げられず、
    やたらモテるという中途半端な感じだった。

    ふらんす後が書いてあっても意味がわかりませんな。
    ロシア文学だと訳にフリガナとしてフランス語だったりするからわかるけど。

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    2010年07月10日
  • 鴎外の「武士道」小説 傑作短篇選

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    森?外の各短編の後に「鑑賞のヒント」という解説があって、勉強になる本です。?外の古くさい文章の後に参考書風の文章が出て来るコントラストが面白い。

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    2011年07月16日
  • 青年(新潮文庫)

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    ニイチェの詞遣で言えば、einsamなることを恐れたのではなくて、 zweisamならんことを願ったのである。

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    2009年10月04日
  • 山椒大夫 高瀬舟 他四篇

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    「山椒大夫」は女性に守られている男の子が大人の男へと踏み出す健気さを、「高瀬舟」は幸福とは何かを問いながら積極的安楽死について、それぞれ描いている。文体・内容ともに余計なものがなく素朴なところが、静かでもの悲しい雰囲気を醸し出している。まさに“文豪”による名文・名作。

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    2023年10月13日
  • 青年(新潮文庫)

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    森鴎外2冊目はこの『青年』であり、これを選んだ理由はただ目に入ったからです^^ どれが有名な作品かもわかりませんよっと\(^o^)/ でも、そういう境遇で読んだものの、なかなか興味深いものでした。もちろん、時代や環境がまったく違うものの、私は主人公に共感するところが多々ありました。よくこのような青年の心を書くことができると、つくづく感心させられます。あ、私はまだ青年の心を持っていますよーヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

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    2009年10月04日