久住昌之のレビュー一覧
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まさに「今度は山かい」という感じ。
低山登山に、温泉とお酒。いや、温泉とお酒のための低山登山といった感じか。
そうなってくると、いつもの久住節がピタリとはまる。はまるけど、『ちゃっかり温泉』と同じように、そこまで面白い本かと言われると微妙なところ。
鋸山は、近いうちにもっかい行ってみよう。
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(目次)
奥多摩・むかし道 古道を歩いてヤマメの刺身で一杯―「みやぎ」のヤマメの刺身とキノコ汁
真鶴半島・魚つき保安林 巨木をめぐり、魚つき林の恵みをいただく―「丸入」のおさしみ定食
房総・鋸山 船で東京湾を渡り、絶品アジフライでべろべろになる―「さすけ食堂」の驚きアジフライ
埼玉(比企丘陵)・官ノ倉山 はじめてクサリ場体験をして、濃密ホルモン店へ下山―「太田ホルモン」の濃密ホルモン
群馬・榛名山 縦走をして伊香保温泉へ下山。隠れていい店発見酔い!―「再会」の粋なつまみと「ふきのとう」の特製メンチカツ
伊豆大島・三原山 火口の迫力に驚き、ジモティな店で伊豆の海を味わう!―「南島館」のくさや
山梨(上野原)・鶴島御前山 母の郷里で異常に急な山を登り、駅前食堂の愉悦に浸る!―「一福食堂」の湯豆腐と普通のメニュー
三浦半島・大楠山 日本のフロリダで、海から登って最高の居酒屋へ!―「つ久志」の焼白子とおにぎり
東伊豆(宇佐美)・巣雲山 小さな港町から、大展望を楽しんで海辺の食堂へ―「ふしみ食堂」の地元ごはん定食
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久住氏の温泉エッセイ。
温泉と言っても、都内か、もしくは近郊の温泉にまつわるエッセイである。
どこかで連載していたもののようだ。
第一話が、綱島温泉だもの、買わない訳にはいかなかった。
文体は今までの著者のエッセイの中でも一番好きかもしれない。
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内容紹介
平日の昼間から温泉入ってひとり飯!?
温泉につかって体の心まで温まったあと、
キューっとビールで一杯飲るもよし。
甘いもので小腹を満たすもよし。
温泉着く前におやつラーメンを食すもよし。
「なんかちょっと罪悪感のようなものがあるんだ。
贅沢し過ぎのような」
原稿催促の電話が入った午後1時。
「すいません。今書いているところで、夜には必ず送ります」 と言いながら、
タオルと着替えをバックに詰め、向かった先は温泉っ!???
「花のズボラ飯」「孤独のグルメ」の原作者として注目集まるの久住昌之氏が
次に題材にしたのは、温泉から飯屋へのご機嫌な散策。
情報を検索して、宿の予約を入れて、荷造りして。
準備を整えてから行くのが“温泉”だとばかり考えていたら、人生損しているのかも。
非日常のオアシスは案外身近! 案外手軽!
ちゃっかり温泉”ってのもありじゃないですか!?
【目次】
第一話 綱島温泉と焼き鳥
第二話 高井戸温泉と回転寿司
第三話 笹塚温泉とじゃがいも塩ゆで
第四話 箱根かっぱ天国とシフォンケーキ
第五話 浅草観音温泉と牛すじ煮込み
第六話 蒲田温泉と生ハムサラダ
第七話 深大寺温泉と天盛り蕎麦
第八話 花小金井の湯とアイスクリーム
第九話 戸越銀座温泉とクレソンのサラダ
第十話 麻布黒美水温泉と焼きそば -
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先日一人でふらりと、カニ料理屋に入った。
そこで5400円の蟹しゃぶコースを頼んだ。
私にとってはかなりの出費だ。
蟹しゃぶはとても美味しかった。
こんなにも美味しい蟹
こんなにも贅沢した夕食
なのに
この美味しさを共有する相手がいない…
今までも、私は一人で様々な店で飲み食いしてきました。
そして、それをSNSに投稿してました。
「私、一人でご飯食べに行っても全然寂しくないし」
「ご飯、めっちゃ美味しいし!一人でも全然楽しいし」
というポーズを取っていたんです。
しかし、孤独のグルメの五郎はそんなことしない。
ただ一人で静かに飯を食う。
蟹しゃぶを食べてて気付いたんです。
美味しいけど共有する人がいない、この一寸の寂しさ、虚しさ。
五郎は、それを飯と一緒に味わっているのではないか。
そこにあるのは、一種の美学。
モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず
自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ
独りで静かで豊かで・・・
私も五郎を見習い、SNS投稿なんか止めて、独りで静かで豊かな飯の時間を楽しみたいです。
あ、でも最終的には寂しさなんて忘れて、無心で蟹しゃぶってました。
五郎も物思いに耽るときもあるけど、無心でむしゃむしゃ食べてるときもあるよね。
そういうのもあるんだな。
どっちも良い飯だ。 -
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ネタバレ美人とイケメンしかいないなぁ、この漫画。
いや、ルックスじゃなくて、生き方が。
いやいや、ルックスもいいんだけどね?
色々上手くいかないタイラ(平)とヨネが出会って、面白おかしく…いや、単純にハッピーになっていく感じが凄くいい。
出会うべき人に出会った、って感じがするんですよねぇ。
しかも、二人とも凄く魅力的なんですね。
美人と評されながらも内気で周囲と上手く噛みあわないタイラ。だけど応えるべきところはきちっと応える。ヨネに引っ張られて彼女の魅力がキラキラ引き出されていくのが凄く良い。
ヨネも後悔しながら何にもなれない自分に焦ってたり不安になってたり。でも大好きなもの(者)を譲らない芯の強さがホントにイケメン。凄く良いコンビです。
あとタイラの地獄師匠がこれまたイケメン。大人の魅力というか一歩引いてタイラを見ている所に余裕を感じてカッコイイ。ほのかにツンデレ臭もするしw
それから音楽の描写が非常に好み。
技術的な云々は分かりませんが、とにかく演ってる二人(+α)の「楽しい!」っていう気持ちがよくわかる。
音楽をやる事の意味や目的は色々あるだろうけど、やっぱり何より楽しい、ってのが良いと思うんですよねー。
で。
…こうなると、本来この漫画の売りであるはずのグルメシーンが無くてもいいんじゃないかなぁ、って。
いや、シーン自体は胃に直撃で夜には読まない方がいいんですが…w
毎回食べる事が確定してる展開がちょっと勿体ないような気もしてきて。…贅沢だな、これは。
個人的には2話のチキン食べたい(結局)。
正直、人を選ぶとは思うんですが、もっともっと読んでいたい漫画です。 -
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赤塚先生生誕80年記念「バカ田大学」講義録。
泉麻人氏の「シェー論」を皮切りに赤塚ワールドにどっぷり浸ろうかと思ったのだがなにか雲行きが怪しい…みうらじゅん氏は孤高のマニアックネタ全開で畳み掛けて来るし坂田明氏に至ってはミジンコを壮大に語り出す始末!そう、この講義のお題は作品論ではなく赤塚イズムの根源にある「バカについて」だったのだ。
で気を取り直して各氏の講義に耳を傾ければやはりみなさん一芸に秀でたバカばかりで読めば納得の充実感。
このスピリッツを受け継いで行かねばこの国は亡びるぞ、灰色のシャム猫は言った「悪バカは良バカを駆逐する」と…これでいいのだ