あらすじ
この俺を野蛮人にしてくれる、狂わせてくれる、そういう食べ物の中に間違いなくカレーライスがある(本文より)。焼肉、ラーメン、とんかつ、ナポリタン、大根、塩辛、立ち食いそば、キャベツ……。『孤独のグルメ』原作者である著者が、愛する二十六品目のメニューについて、熱く語ります。あなたはこのエッセイに抱腹絶倒しながら、やがて激しく共感している自分に気付くでしょう。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
食い意地…というと卑しい感じがするが、それは著者のちょっとした謙遜&照れ隠しであろう。
その実は、食に対する愛…かな。
お品書き(目次)に並ぶのは、誰でも食べた事のあるメニュー。
自分が食べた事のない物は、『韓国のお刺身』だけだ。これはぜひ食べたい!
こういう、国民食みたいなものを、他の人はどんな事考えながら食べているか、そんな興味も尽きない。
抜粋したい、すごい表現もたくさんあったのだけれど、夢中で読んでいるうちに忘れました(笑)
Posted by ブクログ
20年前か…世の中の様子も変わったことと変わらないこととあって、自分の体験と照らして読むのがおもしろい。
語り口もライトな森見登美彦ですらすら読める。
今日はとんかつが1番。「今なら勝てるんじゃないか」は共感できないけどイカした文句
食エッセイはサクサク読める。後は書き手の味が好きかどうか。
Posted by ブクログ
まるで『孤独のグルメ』の五郎さんのモノローグが本になったようだ。原作者だから当然と言えば当然なのだが(笑)イラストと4コマ漫画のギャップがすごく、私的には4コマ漫画はなくていいです。「いもや」の天丼、ぜひ食べたい!
Posted by ブクログ
孤独のグルメのような語りが最初は読みにくく感じましたが慣れました。
当たり前に美味しいものばかりでなく
絶妙なポイントをつくチョイスで
さすが久住さん、分かってらっしゃる!
夜中に読むものじゃなあないですね。
Posted by ブクログ
文体というか、語り口というか、東海林さだお氏の丸かじりシリーズとほぼ一緒。
ただし、東海林氏ほどサラリーマン目線ではないが…
丸かじりシリーズ好きなので、同様に楽しめた。
Posted by ブクログ
美味しいものを食べているときのことを頭に想像してしまう、料理屋さんでのあるあると作者のこだわりをふんだんに、身近な言葉で語ったほっこり系エッセイ。「とんかつ」あたり、あーわかるわー、って感じになる。
庶民派で誰もが一度は食べたことあるだろう、なラインナップの中に何故か混ざってる、韓国の黒鯛の刺身エピソード…
Posted by ブクログ
「孤独のグルメ」原作者の、26の料理・食材についての言いたい放題、思ったことを書き綴ったエッセイともいえるかどうかの、心の叫び的なもの。まあ、どうということでもなかったけど、テーマがあまりに身近なので、空腹時に読むと間違いなく食べてしまいそう。「ねこまんま」とか、「塩辛」とか…飾った言葉もなく、言いたいことを書いているのみ。本当に美味しそう。
Posted by ブクログ
孤独のぐるめの人による、ゆるい食べ物エッセイ。同じくゆるいイラストとともに、細かい視点で細かいネタを綴る。豚と納豆のところは大きく同感。そのとおり!と膝を打つ。他は極私的記述、感覚のせいかそれほどの共感を得られず残念。孤独のグルメのように松重氏のセリフを想像しつつ読むも、あっという間に終わってしまったので、次回はもう少し大盛りでお願いしたいところ。
というか、孤独のグルメ(漫画)をまず読むべしか。
Posted by ブクログ
『孤独のグルメ』の原作者なので期待してたのだがイマイチ。最初の『焼肉』を読んだ時点であらら…なんだかそこらへんのおっさんのうんちくって感じ。『あんぱん』あたりはよかったかなぁ。