和田秀樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
年末(2011)に凄いタイトルを付けられた本を読みました。40代の成果がその後の人生の評価を決定してしまうことです。今度の3月に4度目の年男を迎える私は、あと2年しか猶予がありません。
自分を振り返ってみると、あと2年後には今年に私が手掛け始めたプロジェクトを完遂させる必要があるということですね。また過去を振り返ると、30代後半から40代前半に決断して行動した結果が、今の自分をもたらしていることも実感しました。
この本の著者である和田氏が、人生の正念場でやっておくべき39のルールを解説しています。今度の2年間の社会人生活の指針として役立てていきたいです。
以下は気になったポイントです
・40代になったら何を読んで「そうだったのか」で納得するのはやめて、「そうかもしれない思考」へ転換すべき(p17)
・その著者を師として仰ぎたいのであれば、最低で3冊は読んでおくべき(p29)
・会社で出世していくための勉強での課題として、1)心理学を用いたマネジメント、2)ビジョン(こうあるべきというイメージ)がある(p32)
・10年後の日本で確実なのは、中国語を勉強したり、中国人相手のビジネスを考えることは生き残りの手段になる(p36)
・勉強にあたってのスケジュール管理は、1週間の小目標を設定する(p46)
・ネタが多いから書けるのではなく、たくさん書いているからネタが引き出せる(p52)
・日常レベルでつながりのある人たちとなるべく連絡を絶やさないように、たまには飲んで関係性を深めておくべき(p66)
・特殊な技術は、特許を取得している技術ではない、特許の期限が切れて公開されても誰もが真似できないものを作れる技術である(p68)
・40代以降は、役員レースでも部下の人望が厚い人のほうが勝ち残りやすい(p71)
・40代の過ごし方として、広く浅くの異業種交流会的なものはやめて、数は少なくても、互いに深く信頼し合える相手との密な人間関係を確保する(p80)
・子供の年齢として、50代後半くらいから介護の本番を迎える時期である(p98)
・日本では家族が在宅で介護することを美徳としているが、それは戦前の日本人平均寿命が50歳にも満たなかったころのもの、長生きする人は使用人が複数いるような富裕層(p102)
・年金制度が破たんするときには、貨幣価値が下落しているので外
貨貯金以外は、無意味(p108)
・持ち家があれば、貯金は夫婦合わせて、1000万円もあれば十分(p109)
・老後の介護費用が心配であれば、民間の介護保険に加入して、要介護状態になったときにお金を受け取れるようにしておく(p111)
・労働者の給与を上げるという方策をとらない状態が続く限りは、日本のデフレは止まらない(p113)
・1000万円の資金で、月6-10万円の収入を目標に回すことを考える(p117)
・40代に入ったら、趣味にはある程度はお金をかけて、単なる気晴らしや遊び以上のハイレベルを目指すべき(p125)
・メタボ対策が懐疑的なのは、メタボシンドロームの提言者として知られる医学者が「痩せ型」とはいえない体型である(p131)
・病気で活力があり、若々しい状態が続くのが理想的、40代のやせ願望や過度の節制は、そこから遠ざかる可能性あり(p134)
・40代で、脂肪・コレステロール・タンパク質が不足すると、肌は荒れ、しわや白髪が増えて活力がなくなって明らかに老け込む(p136)
・体に良い脂肪は、イワシ・さんま・マグロの脂にふくまれる「オメガ3」、肉を食べた後には、魚の脂を積極的に摂って、脂肪を燃
すべき(p142)
・野菜を多く食べることと、補助的にビタミン剤をとることがアンチエイジングに効果的(p146)
・うつ病を防ぐには、1)適度に肉を食べる、2)十分な睡眠、3)太陽の光を浴びる、である(p160)
2011年12月31日作成 -
Posted by ブクログ
日本の三大死因はガン(31%),心疾患(15%),脳血管疾患(14%).「心筋梗塞で死ぬ」欧米型の健康キャンペーンに異を唱え,「ガンで死ぬ」国の国民性に合った健康法を提唱している.ガンになりたくないのなら,出来損ないの細胞をなるべく作らないためにフリーラジカルを増やさない生活習慣の維持や,免疫機能を高めて維持することが大切である.
ガン発生モデルの一つは,細胞分裂でミスコピーが発生しそれが増殖すること.通常,出来損ないの細胞は免疫細胞(NK細胞)に排除される.しかし,加齢と共にミスコピーは増え,NK細胞の活性が低下する.ミスコピーの数に追いつけなくなるとガンが増殖する.
現在はミスコピーをコントロールできないが,NK細胞の活性は漫才を見て笑うことで低い人も異常に高い人も正常値に近づくという報告がある.
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人間の老化は体力,知力よりも感情から始まる.感情の老化の原因は,①前頭葉が縮む(好奇心の低下),②動脈硬化(自発性の低下),③セロトニンという脳内伝達物質の減少(うつになりやすく意欲が低下).感情が老化すると刺激を受けることが億劫になり,体も動かさなくなる.
2005年の日本人の一人当たりのエネルギー摂取量は戦後(2001年)並みの1904kcal.ピークは1970年の2210kcal.「厚生労働省:平成17年国民健康・栄養調査」
医者はいくつかの症状が重なったらうつと診断する.精神的な症状は,気分の落ち込み,悲観的な認知,精神運動静止やイライラ感の増加.身体的な症状は,食欲の低下と睡眠障害.他には性欲の低下や日内変動(午前中は億劫で午後に調子が良くなるなど).
診療療法の行動主義や行動療法が注目されている.
血糖値や血圧に問題がなく,やや肥満という人が食事の量を減らしていくとビタミンやたんぱく質,コレステロールなどの栄養素が足りなくなり,代謝を悪くして老化を加速する場合がある.
もし,体重を落とすのならば標準体重レベルまで.カロリーを控えるならば,甘いものや炭水化物を控えて,脂肪やたんぱく質,ビタミンなどが不足する状況を作らないこと.
思春期のダイエットは臓器の発達期にあたるために多くの問題がある. -
Posted by ブクログ
士業にとって勉強は仕入れそのものです。
資格をとってからいかに学び、いかにアウトプットしていくかがとても重要となります。
この本の著者、和田秀樹さんは精神科医でありながら、和田式勉強法で知られるベストセラー作家。受験勉強ノウハウでお世話になった人も多いはず。
この本は、30代のビジネスパーソンにターゲットを絞り、ビジネス戦国時代ともいえる今を勝ち抜く勉強スキルについて紹介されています。
僕自身も30代も終盤に差し掛かり、明らかに20代の頃のやり方とは違います。
30代前半くらいから、記憶力や瞬発力のようなものに限界を感じて、それなりに工夫してやってきています。自分自身の頭には限界があるので、メモを工夫するとか、図解してみるとか…そんな単純な話なのですが。
思えば新入社員のころって恥も外聞もなく、なんでも先輩に聞けたのに、今ではなかなか人にも聞けず、インターネットなどでこっそり調べたりしています。この本によると検索して自分で調べることも勉強法としてはいいみたいです。
タイトルにもあるように30代ではある程度、ターゲットを絞って勉強して、強みを発揮することも大事です。もちろん、20代である程度広い範囲での知識を得ておく必要があるのでしょうが。
この本は、プロ野球のピッチャーが、速球主体の本格派から、ベテランになってから技巧派に変わっていくように、年齢に応じて仕事や勉強のスタイルも変えていきたいと願う30代の社会人にはお勧めの本です。 -
Posted by ブクログ
30代のビジネスパーソン向けに書かれた書。
30代に限らず、どの年代の人にも当てはまることが多い。
が、それがために抽象的な話が多く、あまり胸に響く内容が無かった。
昔(受験~大学時代)は好きだったんだけどな、和田さん。
・10分の空き時間では「復習」
15分なら「アウトプット」
30分なら「調べる勉強」
1時間あれば「知識をまとめて人にさら」し
2時間あっら「本を読む」
・読書は必ず批判しながらする
中々アウトプットを意識したインプットが出来なかったり、
読んだ本はすぐに「うんうん」と合点してしまう僕には
上記2点は大事と感じました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新しいことへのチャレンジがなかなか出来ない。日々の仕事がルーチン化されたものばかりだけど安心する。安全・平穏のみを求める、、、といったことが多くなったと感じた場合、「思考の老化」が始まっているかもしれない。
「大人のための勉強法」等、学習に関する著書で有名な著者の最新刊。老年精神医学者の立場から、「思考の老い」を防止するための方法についてわかりやすく解説されている。
ただ知識を埋め込み、正確に解答する「賢さ」ではなく、前頭葉を活性化し、答えを導き出す訓練をしておかないと、たとえ年齢が若年であっても脳は老化していくらしい。
定説・前例を疑い、新しいものに興味を持ち、過去にとらわれず、どのように解決策を生み出すか、、、脳に刺激を与え続けることが思考の老化防止には最適であるようだ。
個人的には、日本人の平均年齢が上がり、且つ少子化ながらもゆとり教育等で前頭葉を活性化する機会が少なかった世代が多くなっているということは日本全体の「思考の老化」が顕著になっているというくだりに危機感を感じた。職場でも高齢化が進むとともに、平成生まれが入社してくる時代になり、「企業の思考」も老化していく状況にあり、社員を育成する立場としては、何かしらの工夫をしていく必要性を強く感じた一冊であった。 -
Posted by ブクログ
私は何事にも慎重になってしまい、動けずじまいのことが多い。それを払拭したくて、自分の背中を押してくれそうな本書を手にとった。
案ずるより産むが易し、とにかく思い立ったらすぐ動こう。慎重になりすぎて動けない人が動くための指針となるノウハウが書いてある。
・考える前に動く
・時間は限られている
・出来た!という経験をもつ
この三つが基本。ここから
「例え嫌なことでも、すぐに出来ることから取り掛かる」
ということがいえる。完璧主義者ほどノロマなことが多い。そういう人は、中途半端な出来でもいいから設定時間がきたら終える、ということを意識すべき。
精神的な面に関してのポイントは
・人は誰も他人のことなんて気にしてない
・やってみないとわからない
・引き際はきちんと決めておく
・人生を豊かにしたいなら、痛い目をたくさん経験する
・ちょっと恥でもかいたろか、という心意気
つまり、失敗したらカッコ悪いと考える人は、いつまでたっても人生を楽しめない。
以上が私にとって大事だと思った部分。最後にまとめてみると、
動けない人はマイナスを過大評価しすぎる。行動にはプラスの面とマイナスの面があるから、何事も動いてみないとどうなるかはわからない。動いてみて結局はマイナスの結果に終わったとしても、「自分が動いたことの中にプラスの要素を見つける」、これこそが本来あるべき姿勢なのではないか。