パリッコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
好きすぎた。
わたしは、森下典子さん、平野紗季子さん、スズキナオさん、そしてパリッコさんのエッセイが好きだ。最近は千早茜さんも好きになりつつある。
パリッコさんの本はどの各タイトルでも笑ってしまって、穏やかで満たされたように読み終われる。
目の付け所が違うな〜わくわくや無邪気さを失った友達へ気が向いたら読んでって渡したい。
今回は「レシピカードに見つけたコレクション性」「お汁がじゅわっと染み込む食材王座決定戦」「フレッシュフルーツ×酒の世界に無限の鉱脈があった」が特に好きでした。
じゅわっと染み込む〜の「高野豆腐」と「厚揚げ」の各コメントがツボりまくりで吹いた。
今回もお酒への愛がたっぷ -
Posted by ブクログ
遠い国とか絶景よりも、街や人に興味を覚える人が一定数いるし、外国コンプレックスが減少して、しかもお金が潤沢に無い人が増えている今、身近な所に興味、魅力を感じる人が増える事は必然でしょう。そしてそれがおしゃれ方向に行くのか、がやがやした方面に行くのかは人次第ですが、個人的にはがやがやした方面にあこがれを抱きます。
町中華(という言葉と共に流行っていますね)、赤ちょうちん、スナックなんかの常連になりたいという憧れはずっと変わらないです。
そしてそんな楽しみを具現したパリッコさんと、赤羽マンガで一世を風靡した清野さんタッグの町飲みレポートですから面白いに決まっています。一筋縄ではいかない話ばかりで本 -
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デイリーポータルZは愛読しているので、この本に入っている話は9割以上読んでいます。しかし面白さを減じるどころか、知っているだけに仲間入りしているような気持で読んでいます。そもそもデイリーポータルZ自体が、規制の価値観だけではなく、色々な事を面白がれる感性を育ててくれる優良サイトなので非常に楽しいのですが、この2人はその中でも最も僕の感性にフィットします。
酒を軸に色々な街や場所をうろついているのですが、いわゆる名酒場がどうとかではなくて、街、人、場所を愛してその生活を愛おしむ感じなんですよね。
だから大阪から南極、練馬から北極を5時間だけ目指してみたり。ご自由にお持ちくださいを探してひたすらさ -
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漫画自体は読んだことがないのだけれど、常にマスクで素顔を隠すそのキャラクターの奥(闇?)深さが好きな清野とおるさん。
彼が、旧知の友人である酒場ライターのパリッコさんと、赤羽以外の色んな街で飲み歩き、そこでの珍事やエピソードを写真とイラスト満載で記録した一冊です。
おもしろかったー!いいな、私も彼らと一緒に酒場巡りしたい。それかどこかの街で偶然居合わせたい。
葛飾区お花茶屋の小林家もすごく良かったけど、台東区鶯谷の大衆酒場が特におもろかった。ドーン「おにぎり」の提灯。型で握るエッジの立ったおにぎり。これ目の前で見たら絶対笑っちゃうだろうなぁ。
ガード下や立ち飲みや角打ち、あやしげなスナックなど -
Posted by ブクログ
酒というのは不思議なものです。飲んだ事なければ一生不必要だし、ある程度の年になるまでは飲んでも全く美味しくなかったのに、いつの間にやら欠かせない存在になってしまいました。
しかし、どこでもかしこでも飲みたい訳ではなく、楽しんで飲みたいですよね。何も豪華な場所で飲みたい訳ではなく、立ち飲みだったり、いなたい酒場だったり、川辺だったり砂浜だったり。友達とだったり知らない人とだったり。しみじみと噛みしめて飲みたいんですよね。
そんな飲みたい気持ちに寄り添った本を書いてくれるパリッコさんと盟友ナオさん。この安心の二人がコロナにも負けないシチュエーション飲みを100個提唱してくれています。本当は天国酒場
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