降田天のレビュー一覧

  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    ネタバレ

    短編やけど章同士がどっか繋がっててめちゃ面白かった。
    みっちゃん最初はあんまり出てこんかったけど最後の方でめっちゃ活躍してたの良かった。
    狩野さん出てきてから罪暴かれてくまでがトントン進んで読みやすい。
    最後になるにつれて狩野さんの過去がちょっとずつ明かされて行くんも良い。

    あと夏生なんか可哀想笑笑
    そう言う子おるなって感じ笑

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    2025年01月01日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    本屋で何気なく手にとった。「犯人視点!」と書かれた帯、早速ネタバレか?なんて思ったり。
    主人公の飄々としたお巡りさんがどこで登場するのか……ドキドキしながら読みすすめていくのがたまらなかった。自分も犯人になったようなジリジリ感も。また推しが増えた。
    続編も読まなくては……!
    【自分的 人に薦めたい小説No.1】

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    2024年12月16日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    何気なく本屋で手にした本だったが、当たりの作品。短編集で、犯人視点で物語が進むというのもおもしろいが、ひとつひとつの作品の終わりに「へぇ」という驚きがあるのもよかった。短編の集まりだが、一冊を通してひとつの物語になるという構造は、小市民シリーズにも似て、楽しめる作品。

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    2024年12月08日
  • すみれ屋敷の罪人

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    ネタバレ

    戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から二つの白骨死体が発見される…
    その白骨化死体は誰のものなのか?
    誰によって埋められたものなのか?
    というお話。
    とある人物から依頼を受けて調査をする謎の男により、戦前や戦時中にその家で何があったのかが、少しずつ明らかになっていきました。
    当時の話を聞いていくにつれて、三姉妹は殺されて使用人たちが太一郎から金銭を奪っているのか?!とゾッとしていましたが…
    真実が凄く沢山の層に覆われていて、真相に辿り着くまでに何度どんでん返されたことか!
    ↓驚きポイントネタバレ
    •亭主の太一郎•娘の葵•桜•茜の三人の姉妹が東京で大空襲に巻き込まれて死亡したとされていた→実際はその前

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    2024年11月04日
  • すみれ屋敷の罪人

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    まず、表紙の美しさ!すみれってこんなに魅力的だったんだなあ。一度も飽きることなく読むことができた、王道なミステリ作品。
    花にいろんな種類があるように、女性にも一人一人違った魅力があるよね。
    降田天さんの作品は初めてだったけど、他の作品も読んでみたいと思った。読みやすいのでミステリ初心者にもオススメ。報告書があることで、要点を繰り返し確認できるから整理しやすいと思われる。

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    2024年09月26日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    大好きな"小説の神様"のアンソロジーに、敬愛する野村美月先生の名前を見つけ即購入しました。
    きっかけこそ野村美月先生でしたが、どのお話も凄く面白かったです。
    沢山の作家さんから様々な角度で描かれる小説の神様はまた新しい発見ができて、ページを捲ることすら楽しかった。
    やっぱり自分は小説が好きなんだと再認識することが出来た作品です。

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    2024年08月29日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    評判を聞いて読んでみた。
    五つの連作短編集で、全てが犯人視点で進んでいく。
    へらへらしてるのに洞察力が半端ではない狩野が魅力的過ぎた
    会話しているだけで、常に首元にナイフを突きつけられているかのような感覚(作中にも出てきた表現)が、下手なこと言ったら全て暴かれてしまいそうな感じが痺れた。
    そのような評判は聞いていたので、まさにその通りだなと思いました。
    それでいてどんでん返しが一話一話の中にあったり、進んでいく中で狩野の過去について少しずつ明らかになったりと、とにかく読んでいて面白い要素が多かったです。
    次作と早く読みたい!

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    2024年03月17日
  • 女王はかえらない

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    自分の小学生時代は楽しかった部類に入るかもしれない。
    もちろん、当時も嫌なことや辛いこともあっただろうが、今となっては、あまりそういうことは思い出されない。
    まあ、自分はバカな男子小学生だったので、余計にそんな感じだったのかもしれないが。
    しかし、それはたまたまそうだっただけで、本作のようなギスギスした小学生時代を送っていたかもしれない。
    恐ろしさに一気読みだった。
    もちろん、このミス大賞受賞作でもあり、ミステリとしても非常に楽しめたことも、一気読みの理由ではある。
    どんでん返しの連続で、色々な違和感が解消された解決編では思わず唸ってしまったと同時に、騙されたことの気持ちよさも味わえた。
    こう

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    2023年05月19日
  • 本格王2021

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    方丈さんが好きで方丈さん目当てで買った。
    アミュレットホテル、とても楽しく読めて好き。

    他にも初読みの作家さんが多く、楽しく読め気になる作家さんが増えた。

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    2023年04月30日
  • 女王はかえらない

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    マキとエリカの抗争。「ぼく」からの視点で物語が進んでいき、小学生女子でよくあるグループでのやり取りをリアルに表現されている。内容が徐々にエスカレートしていき…夏祭りの夜の惨劇…いや、最初は小学生のかわいい言い争いだったじゃん?なんでこうなるの?!って正直思った。
    中盤の「先生」の視点は正直ダレたかなって思った。正直読むのやめようと思った。
    でも…
    ミステリー読みなれてる人は同じ感じでだましてく作品があり、分かるトリックも確かにある。
    でもね…
    まだ読んだ事ない人は必ず最期まで読んで!!ミステリー好きは後悔はしません笑

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    2023年01月15日
  • 彼女はもどらない

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     ブログへのコメント等、ネット投稿を通して悪意がエスカレートし、やがて悲劇へとつながっていく様を描いた作品。
     3部からなる。

          * * * * *

     主人公は2人。出版大手で編集者を務める綾野楓と経産省の職員・棚島。この2人の視点での物語が交互に展開されていきます。

     互いにストレスフルな職場です。
     ささくれ立った気持ちの捌け口を求めるかのように、攻撃的なコメントをネット上で闘わせる2人。
     顔も知らない相手への口撃に、読んでいる方ももやもやハラハラが募って疲れるばかりでした。

     プロローグでの衝撃的な描写からも、殺人事件が起きるまでの軌跡を辿るだけのイヤミスかと思ってい

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    2022年09月15日
  • 彼女はもどらない

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    ネタバレ

    序章と帯のあらすじで
    すっかり騙されたまま読み進んで

    最後の最後まで勝手に思い込んで
    えっ?
    うそやん?
    そういうこと?

    伏線回収で
    あー

    ってな小説でした。

    面白かった!

    強くて嫌なやつ2人の登場人物だと思ったけど
    やはり
    人間は弱い生き物です。

    0
    2022年09月08日
  • 女王はかえらない

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    ネタバレ

    小学生たちの今でも続く罪と呪縛の物語。まさかオッサンとメグの性別が逆だとは思わなかったけれど、どちらも性別は描かれていなかったため、上手いなあと思った。子供というのは純粋で、それでいて恐ろしいものと思わせる作品だった。

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    2022年08月18日
  • ネメシス4

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    さくさく読めて面白いです。
    アンナちゃんのお父さんの件が解明に近づいているようで続きが気になります!

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    2022年01月27日
  • 彼女はもどらない

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    記憶を消してもう一度読みたい作品。
    楓のストーカーやヒロイン問題と、棚島の家庭がふたりの視点で進んでいくが、2周目と1周目とでは訳が違う。
    伏線回収も綺麗で終わり方も収まりが良かった。

    0
    2021年08月22日
  • ネメシス4

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     テレビシリーズの1話より、私的にお気に入りは2話の書き下ろしの方です。
     役者ネタがちょっと散りばめられててクスっと笑えて尚且つ本格ミステリー。一番ドラマに近いキャラ感でした。

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    2021年08月18日
  • 彼女はもどらない

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    かなり面白い。展開が読めずに、ハラハラしながら、ラストまで一気に読切ってしまった。
    途中、重たい部分もあったが、ネットの誹謗中傷などもテーマとして描かれており、現代の闇も感じさせる。ラストに仕掛けが分かったところで、混乱から感動へと目まぐるしく感情が揺さぶられ、打ちのめされる。意図せぬ悪意が重なることが、謎を呼び、悲劇が生じるというストーリーに、何とも言えぬ爽快感と悲哀を感じる。
    戻らぬ彼女とは、誰か。是非多くの人に手に取って確かめて貰いたいと思う。

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    2021年04月09日
  • 彼女はもどらない

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    すごい話があるものだと思いました。
    まさかの結末に本当にびっくりしました。

    主人公の楓や棚島は仕事はかっこいいですが、相当病んでいると思いました。

    途中ホラー小説かとも思い気持ちが悪くなりました。
    最後の最後まで驚きの連続で、途中までの感想がふっとびました。

    SNSがどうこうでなく話の全体の構成がすごいと思いました。

    最初の2ページを何度も読みながらめくり返しましたが、最後まで読まないと本当の意味はわかりません。

    練りに練られた構成力の完成度の高いミステリーだと思います。
    すごく怖かったです。
    詳しいストーリーはちょっと書けないです。

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    2021年04月06日
  • すみれ屋敷の罪人

    購入済み

    あたたかなミステリー

    人からおすすめされて読みました。
    ミステリーはそこまで得意ではなく普段あまり読まないため、この本も読めるかな、と思っていましたが、読み始めると続きが気になり、一息に読んでしまいました。
    ミステリーですが、それだけではない、あたたかなお話しだと思います。

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    2020年11月07日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    桜いいよさんがすごく好きで
    とても読んでいて良かった。
    相沢さんも好きで、小説家の気持ちが
    全面的に出ていてよかった!

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    2020年10月31日