降田天のレビュー一覧

  • 少女マクベス

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    大きな展開はなく少しずつ真相が明らかになっていくテンポがゆっくりな作風だなと思った。真相がわかったところで、だからなんなの?とは思うけど、読むほど没入する感じがする。ミステリーとしてのおもしろさとか意外性はあまりないし、好みは分かれそう。登場人物に共感できるところはあまりないが、演劇の世界はこんな感じなんだろうか。星3.5

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    2026年04月26日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    交番勤務で元刑事の狩野雷太が、犯人のちょっとした綻びから犯行を暴く、犯人視点の短編ミステリー。
    全て毛色の違う事件で飽きないが、女子高生同士の微妙な関係性を見事に描写した「見知らぬ親友」が印象に残る。

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    2026年04月06日
  • 朝と夕の犯罪 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    兄弟の物語。せつなかった。
    2部構成で物語が進み、1部は兄弟中心に進み、2部で事件がからんで、どんどん展開てしていく。前作の狩野雷太は2部で登場し、伏線回収もあり読み応えあり。個人的には前作が好みかな。

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    2026年04月05日
  • 女王はかえらない

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    読み返したくなる、という感想も納得の作品
    小学生ならではの陰湿さがリアルな感じがして少ししんどかった

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    2026年03月26日
  • 女王はかえらない

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    ネタバレ

    面白い作品だった
    正直あだ名で呼んでる時点で叙述トリックを使っているんだろうなという目線で読んでいた
    多分読者のほとんどがそう感じただろう
    2章は時系列が違うか他の学校などの話だろうとそう思っていたら案の定だった

    ただ男女の入れ替わりは流石に気付けずメグがマキを好きだったとは思わなかった
    あまりにもやり尽くされていたトリックの中にちゃんと驚きを用意してくれたのは良かったと思う

    そしてなによりテーマとなっているいじめの残虐性だろう
    小学生が1番が残酷だというところ、純粋ゆえに気に食わないものを受け入れない残酷さに目をつけた着眼点

    非常に勉強になる作品だった

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    2026年02月26日
  • すみれ屋敷の罪人

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    それぞれの視点から過去を探っていくミステリー。二転三転とするけど、自分的には衝撃度も少なく普通かなといった感想。

    デビュー作「女王はかえらない」も読んだけど、どうやら降田天さんはあまりハマらないみたいです。

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    2026年02月01日
  • 彼女はもどらない

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    ネタバレ

    イヤミスあるある全員やばいアウトレイジ。
    叙述トリックを読み漁ってる人ならすぐに仕掛けに気付くはず。でももう一、二段オチがあります!『すみれ屋敷の罪人』もそうでしたが、思いがけないホラー展開を入れるのが作者さんはおそらくお得意でその辺りも面白いです!顔の半分を巨大な目が占めるアニメキャラのお面を被った、ホットパンツ・デカアクセのアラフォーおじさんはあまりにも怖すぎる。

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    2026年01月25日
  • 事件は終わった

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    地下鉄S線内無差別殺傷事件に居合わせた被害者たちのその後を描く連作短編集。
    毎日のようにニュースで理不尽な事件を知る現代社会。他人事ではなく、いつ自分が当事者になるのか分からない不安を抱く。そのあたりの心情を突いてほしかったが、視点がズレていったような気がする。

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    2025年12月17日
  • 事件は終わった

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    とある地下鉄内で無差別殺傷事件が起こる。
    その場に居合わせた人達のその後の生活が少しスピリチュアルな展開で描かれている。
    そして殺されてしまった老人は、本当はどんな人だったのか──

    何か事件が起こった時、どこか他人事で遠い世界の出来事のように感じている。
    でも当事者たちはなかなか事件を忘れられないし、心に傷を負いながら事件後も生活は続いていく。
    全員良い方向に人生が進んでいきそうで良かった。

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    2025年12月05日
  • 朝と夕の犯罪 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    久々に読みました!
    本友のまっちゃんからもらった本。

    相変わらず、いい味の交番勤務のカノー。

    ゆるさ加減とキレっぷりが最高です。

    今回は子どもが絡んだ事件で、、、ちょっと胸が痛む、、、すくわれない、、、、
    ちょっと、、、、、

    子ども目線で語られる親への信頼が、なんだかとても胸を圧迫してくるようでした。
    子どもを持つって。
    本当に。
    本当に幸せなことだけど。
    こんなにも無条件で信頼してくれる人間がそばにいるっていうのは。
    ある意味で、すごいことだよなぁ、、、と。

    プレッシャーもあるし。
    自分で自分を追い詰めるのもわかる。

    自分も子ども時代が必ずあって、
    親になって子どもを持つ。
    この

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    2025年11月18日
  • 事件は終わった

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    年の瀬に起きた《地下鉄S線内無差別殺傷事件》は大きな爪痕を残した。
    事件は終わったものの、居合わせた被害者達は“ある症状”に悩まされている。
    傷ついた心が癒えるまでの話を、スピリチュアルな展開で描くのって斬新だなあと。
    でも意外な真相もちゃんと用意されている。
    個人的に『壁の男』が好きだった。

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    2025年11月17日
  • 少女マクベス

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    マクベス全くわからんので知ってたらもっと楽しめただろうか
    了に何が起こったのかは4割くらい途中でわかった
    登場人物がみんないいキャラしてるので
    アニメ化したら映えそうな気がする

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    2025年11月07日
  • 彼女はもどらない

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    なかなかどうして、ラスト予想を裏切る形で良い。
    ほんの少しのことか、大きく歪むところが良かったので、最後はやりすぎな気もするが、一気読みであった

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    2025年10月29日
  • すみれ屋敷の罪人

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    うーむ、途切れ途切れに読んでたから、実はうまく理解してないのかもしれない。いや、面白かったんですけどね?

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    2025年10月28日
  • 女王はかえらない

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    小学生のぼくのクラスで起こっているスクールカーストをめぐる少女たちの争い
    そして夏祭りの日に起こった事件

    第一部 子どもたち 第二部 教師 第三部 真相
    と三部構成になっている

    予想していた部分もあったが面白かった

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    2025年10月22日
  • 事件は終わった

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    地下鉄内で、男が刃物を振り回し、乗客が死傷する事件が起きた。最初に切られたのは、隣に座っていたマタニティマークをつけた女。そして、それを助けようと男に向かっていった老人が、メッタ刺しにされて死亡。その様子はスマホで撮られていて、ネットに上げられる。乗客たちの、後日譚。

    いち早く車内から逃げた男は、そのことをネットで責められ、社会生活が送れなくなり、マタニティマークの女は霊の影に怯えるようになる。その時の記憶を失ったテニス選手の高校生は、見ないようにしていた自分と向き合うことになり、ホストの男は、植物状態で寝たきりの息子の幻影を見るようになった。電車に乗れなくなったジャーナリスト志望の女子高生

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    2025年10月15日
  • すみれ屋敷の罪人

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    ミステリーとしての風呂敷の広げ方、閉じ方が丁寧で安心して楽しめる一作だった。
    「証言」という形でパズルをはめていくような仕掛けに、真実のディテールが形取られていき読み進める手が止まらない。

    ただ作品の仕掛け上、情緒的な表現は少なめで「当時はこういう考えの人が多かった」という一般論で片付けられてしまう部分がやや多く感じられた。

    感情の揺れや余白を楽しみたい人には、やや淡々と感じるかもしれない。

    繰り返しになるが、ミステリーとしての仕上がりは几帳面でスッキリとした読み心地があり、さすが「このミス」だと感じた。

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    2025年10月10日
  • 少女マクベス

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    演劇学校の内輪のお話。
    天才、神と呼ばれた人物の死について疑問を持ち共に探ることになった主人公ら。次々に秘密や過去が明かされていく。
    節冒頭に出てくるセリフにより説得力が増した印象。
    少女による少女の為の作品であると思った。

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    2025年10月09日
  • 事件は終わった

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    降田天『事件は終わった』集英社文庫。

    地下鉄内で起きた無差別殺傷事件の終わりから始まるという面白い構成の連作短編集。

    降田天の短編は幾つかのアンソロジーで何作か読んだことがある。

    ホラーや都市伝説のようなテイストを漂わせながら、事件と関わった人びとの人生を描くのだが、爽快感も納得感も無く、尻すぼみにつまらなくなっていくという残念な作品だった。


    『00 事件』。以前は、年末になると何時も陰惨な殺人事件が起きていたが、今は毎日のように殺人事件のニュースを目にしているように思う。それだけ、何気ない日常の中に危険が潜んでいる恐い時代になったということだろう。

    物語の発端となる事件が極めてシ

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    2025年10月01日
  • すみれ屋敷の罪人

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    前半は、お屋敷の秘密をインタビュー形式で明らかにしていく。主観が入るから仕方ないけど、その人に見えていたことと、また別な人では見え方が違っていて話すことも微妙に齟齬が出てしまい、後半は登場人物みんなが怪しく見えてしまった。
    最後まで読むと悲しくも優しい秘密の話。戦争でうやむやになってよかった、という単純な話ではないから当事者はずっと苦しんでしまった。最後は許しあえたらいいなぁと思った。

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    2025年09月11日