降田天のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ降田天4作品目
狩野雷太シリーズであるが、前作とは異なり、第一部と第2部からなる長編である。
いずれも親子の物語であるが、その様相は異なる。
第一部は、映画「万引き家族」を連想させられる。
第2部は、大阪2児餓死事件を連想させられるが、山田詠美作品の「つみびと」
とは異なり、作品独自の設定、解釈によるものである。
プロットの巧みな作家さんであるので、スピーディーな展開で、物語が進められる。
叙述も的確で、伏線も張り巡らされていて、スムーズに読み進められた。
ただ、子どものことばという点で、少し?と感じるところはあった。
イヤミスが多い作家であるが、今作は、結末が温かいものであったのは、新しく感 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白い作品だった
正直あだ名で呼んでる時点で叙述トリックを使っているんだろうなという目線で読んでいた
多分読者のほとんどがそう感じただろう
2章は時系列が違うか他の学校などの話だろうとそう思っていたら案の定だった
ただ男女の入れ替わりは流石に気付けずメグがマキを好きだったとは思わなかった
あまりにもやり尽くされていたトリックの中にちゃんと驚きを用意してくれたのは良かったと思う
そしてなによりテーマとなっているいじめの残虐性だろう
小学生が1番が残酷だというところ、純粋ゆえに気に食わないものを受け入れない残酷さに目をつけた着眼点
非常に勉強になる作品だった -
Posted by ブクログ
久々に読みました!
本友のまっちゃんからもらった本。
相変わらず、いい味の交番勤務のカノー。
ゆるさ加減とキレっぷりが最高です。
今回は子どもが絡んだ事件で、、、ちょっと胸が痛む、、、すくわれない、、、、
ちょっと、、、、、
子ども目線で語られる親への信頼が、なんだかとても胸を圧迫してくるようでした。
子どもを持つって。
本当に。
本当に幸せなことだけど。
こんなにも無条件で信頼してくれる人間がそばにいるっていうのは。
ある意味で、すごいことだよなぁ、、、と。
プレッシャーもあるし。
自分で自分を追い詰めるのもわかる。
自分も子ども時代が必ずあって、
親になって子どもを持つ。
この -
Posted by ブクログ
地下鉄内で、男が刃物を振り回し、乗客が死傷する事件が起きた。最初に切られたのは、隣に座っていたマタニティマークをつけた女。そして、それを助けようと男に向かっていった老人が、メッタ刺しにされて死亡。その様子はスマホで撮られていて、ネットに上げられる。乗客たちの、後日譚。
いち早く車内から逃げた男は、そのことをネットで責められ、社会生活が送れなくなり、マタニティマークの女は霊の影に怯えるようになる。その時の記憶を失ったテニス選手の高校生は、見ないようにしていた自分と向き合うことになり、ホストの男は、植物状態で寝たきりの息子の幻影を見るようになった。電車に乗れなくなったジャーナリスト志望の女子高生