降田天のレビュー一覧

  • 彼女はもどらない

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    かなり面白い。展開が読めずに、ハラハラしながら、ラストまで一気に読切ってしまった。
    途中、重たい部分もあったが、ネットの誹謗中傷などもテーマとして描かれており、現代の闇も感じさせる。ラストに仕掛けが分かったところで、混乱から感動へと目まぐるしく感情が揺さぶられ、打ちのめされる。意図せぬ悪意が重なることが、謎を呼び、悲劇が生じるというストーリーに、何とも言えぬ爽快感と悲哀を感じる。
    戻らぬ彼女とは、誰か。是非多くの人に手に取って確かめて貰いたいと思う。

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    2021年04月09日
  • 彼女はもどらない

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    すごい話があるものだと思いました。
    まさかの結末に本当にびっくりしました。

    主人公の楓や棚島は仕事はかっこいいですが、相当病んでいると思いました。

    途中ホラー小説かとも思い気持ちが悪くなりました。
    最後の最後まで驚きの連続で、途中までの感想がふっとびました。

    SNSがどうこうでなく話の全体の構成がすごいと思いました。

    最初の2ページを何度も読みながらめくり返しましたが、最後まで読まないと本当の意味はわかりません。

    練りに練られた構成力の完成度の高いミステリーだと思います。
    すごく怖かったです。
    詳しいストーリーはちょっと書けないです。

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    2021年04月06日
  • すみれ屋敷の罪人

    購入済み

    あたたかなミステリー

    人からおすすめされて読みました。
    ミステリーはそこまで得意ではなく普段あまり読まないため、この本も読めるかな、と思っていましたが、読み始めると続きが気になり、一息に読んでしまいました。
    ミステリーですが、それだけではない、あたたかなお話しだと思います。

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    2020年11月07日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    桜いいよさんがすごく好きで
    とても読んでいて良かった。
    相沢さんも好きで、小説家の気持ちが
    全面的に出ていてよかった!

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    2020年10月31日
  • 彼女はもどらない

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    心理描写がうまくて、読んでて辛くなるくらいに伝わってくる。
    第三部の真実から怒涛の伏線回収が始まって、どんでん返しの連続 素晴らしかったです。

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    2020年01月18日
  • 彼女はもどらない

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    ネタバレ

    読友サンが絶賛されていた本。
    やっと手に入りました。
    名前のトリックと言うのかなぁ。
    確かにアッと驚く展開でした。

    最後の最後に「そーいう事か!!」って
    ここまで読むまでに全然気づかなかったから
    文句なしの☆5を付けました。

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    2019年11月28日
  • すみれ屋敷の罪人

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    人は嘘をつく。よく目にするセリフだ。
    嘘が罪だとすれば、書名のとおり、本作品にはさまざまな「罪人」が登場する。善良に話をしているようにみえて、次第に嘘が暴かれていく。

    では、一体誰が真の「罪人」だったのだろう。
    読み終えても、わたしには答えは出せなかった。
    「もし、あの時こうしていれば」
    「あの時ああしなければ」
    誰でも一度は思う「もし」。それが、ゆくゆくはその人を嘘に導いていくように思った。
    誰が悪いわけではない。でも確かに「罪人」はいたのだ。

    少しずつ暴かれていく嘘。
    少しずつ明かされていく「罪人」の思い。
    誰の立場で読み、考えるか。
    こうした楽しみのある作品だった。

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    2026年07月14日
  • 少女マクベス

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    降田天さんの『少女マクベス』を読んだ。期待以上の作品でとてもテンションが上がっている。最後の伏線回収もお見事。まだまだ知らない優れた書き手さんが多くいるだろうこの世界は、なんと素晴らしい。これまでに天性の才能を目の当たりにしたことのある方には特に刺さると思う。手にとって良かった!

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    2026年07月12日
  • 彼女はもどらない

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    イヤミス?ってジャンルになるのかかなり面白かった。
    湊かなえの別名義かなってくらい読みやすくて、一気に読み終むことができた。
    様々な伏線を貼って、最後にすべて回収して納得感を持たせて終わったので非常に満足度の高い一冊でした。

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    2026年07月11日
  • 少女マクベス

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    三人の魔女と犯人、貴水、さやか、それぞれの後ろ暗い背景が描かれていて面白かった
    人を勝手に神聖視するのは意外と迷惑な時もあるんだなー。逆に神聖視されたくてたまらない人もいそうだけど。

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    2026年07月09日
  • 事件は終わった

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    地下鉄で起きた無差別殺傷事件、その現場に居合わせた人たちの事件後の日常が連載短編で書かれている。でもそこから想像する内容とは全く違うので最初の2作は正直戸惑いのほうが大きかったかも。ある意味予想外すぎて途中でページめくるスピードは遅くなったのも事実。だけど結局最後まで読んでみて、すごくいい!物語の終わり方もすごく好きでした。

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    2026年07月08日
  • すみれ屋敷の罪人

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    名家・旧紫峰邸から発見された白骨死体を巡り、戦前・戦後の動乱期に隠された一族の秘密が明かされる。かつての使用人たちの証言によって過去が何度も掘り返され、証言者が変わるたびに人々の見え方がガラリと変わる多重解決の展開に、私は一気に引き込まれた。

    何より胸を衝かれたのは、女中・ヒナの壮絶な覚悟だ。彼女はすべての嘘を自分で被り、自ら顔に火傷を負うという過酷な道を選んだ。そこまでして彼女が守りたかったのは何か。

    紫峰家の当主や三姉妹、使用人たち。彼らは決して私利私欲のために罪を犯したわけではない。誰もが「誰かを守るため」に、自ら進んで嘘をつき、秘密を抱え、罪人になる道を選んでいたのだ。
    タイトルに

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    2026年07月04日
  • 少女マクベス

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    ネタバレ

    本格謎解きであり、女子高生青春譚であり、演劇もの。この3つの要素をしっかり鼎立させてくるあたりはさすが降田天。

    伏線がアチコチ張られていることに気付かず、演劇って怖いなぁ、宝塚音楽学校もこんなんなんだろうか?みたいな思いにふけりながら読み進めて、後半怒涛の伏線回収パートにやられる。ミステリーはこうでないと!

    何が起こったのか…の仕組みに少々荒っぽさ(トリックは納得するが、その状態でその動きをするのは無理筋やろ)があるけど、ノンフィクションならまぁ許容範囲かな。

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    2026年06月29日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    足もとで、おまわりさん、と小さな声がした。幼い女の子が今にも泣きだしそうな顔でこちらを見上げている。
     
    狩野はその場でしゃがみ込み、にっこりと笑いかけた。
     
    ──神倉駅前交番は今日も忙しい。
     
     
    『女王はかえらない』ぶりに読んだ降田天氏の作品。本作は全5篇の連作短編集であり、表題作『偽りの春』は、第71回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。
     
    この連作短編集は全ての作品が『犯人の視点』で描かれているミステリーという、一風変わった設定で描かれていることで、犯人側の心情の変化や追い込まれていく描写が、かなり斬新で楽しめました。

    個人的には1話目の『鎖された赤』と、5話目『サロメの遺言

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    2026年06月06日
  • 事件は終わった

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    短編連作。
    さすが降田天さん!!
    という箇所が多々あって読み応えあり。

    事件は終わっても、居合わせた人達は一生終わらないというリアルが感じる。


    英雄の鏡
    が好き。

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    2026年05月11日
  • 少女マクベス

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    ★★★★ 何度も読みたい

    演劇の名門・百花演劇学校で最大の公演・定期公演の最中、脚本の天才・設楽了が事故死した。そんな天才の下、万年2位だったさやかと、百花には了の死の真相を探りに来たと豪語する貴水が、了の最後の作品・『百獣のマクベス』の関係者を調べていく話。

    物語が進む中で明らかになっていく様々な少女の苦悩に読む手が止まらなかった。いじめられていた過去を抱える少女も登場し、その過去や現在とのつながりに胸が締め付けられることもあったが、そこまで生々しい演出ではない。

    「舞台のためにすべてをー限りなく全てに近いものを犠牲にできる人はいるのだろう。舞台に立つために生まれてきたとか、舞台を作れ

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    2026年04月29日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    原作『小説の神様』の世界を8人の作家が描く、豪華なアンソロジー。作家、編集者、読者など、様々な視点から紡がれる「小説の神様」の物語は、どれも個性的で一気に引き込まれた。

     特に心に響いたのは、相沢沙呼さんの『神様の探索』だ。帆舞こまにの誕生秘話、シリーズでは語られなかった余白の部分をスピンオフならではの面白さがある。
    一也と詩凪を見守る編集者・河埜が、若い才能の居場所を守るために戦う姿が最高に格好いい。神崎部長を熱い思いで説き伏せる場面や、「帆舞こまに」の傑作が誕生した瞬間の喜びは、読んでいるこちらまで胸が熱くなった。

    一方、紅玉いづきさんの作品は、まるで私小説のような『小説の神様』誕生秘

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    2026年04月12日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    倒述式のいいところ、犯人が追い詰められていく様はまさに緊迫。息をするのも忘れるくらい、というのも大袈裟ではなく夢中になった。その裏で登場人物の苦しい過去が垣間見えるところも心を動かした。

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    2026年04月09日
  • すみれ屋敷の罪人

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    スラスラ頭に入ってきて、形が想像しやすい言葉たちであった。綺麗な脆さを抱き込んだ作品であるように思う。

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    2026年03月23日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    名もない薔薇が良かったなぁと思いながら読み進めていたが、最終章の衝撃度がすごかった。まさに殴られた感じ。とても面白かった。

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    2026年02月18日