降田天のレビュー一覧

  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    ★3.9
    盲信は破滅への道しるべ。
    才能と傲慢、崇拝と孤立が交錯し、覚醒と堕落の群像劇。
    シェイクスピア「マクベス」を巧みに翻案した、現代学園ミステリー。


    物語の舞台は演劇学校。
    この舞台の「王」である設楽了という“カリスマ”は、その周囲の生徒たちの欲望と嫉妬を掻き立てる。
    絡み合う野心は、「王」の死を引き金に、疑心暗鬼と混乱を加速させていく。
    この“マクベス構造”を現代の心理劇として巧みに再構成した点が、本書の最大の魅力だ。

    劇中劇「百獣のマクベス」は、内容が語られぬまま象徴的な外枠として機能する。
    このメタ構造が、原典「マクベス」の気配を忍ばせながら本作に独自の深みを与えている。

    0
    2025年06月14日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    神倉(地名)で起こる様々な犯罪。それを解決する巡査。事件ごとの短編…だけど、繋がってます。
    ・鎖された赤
    ・偽りの春
    ・名前のない薔薇
    ・見知らぬ親友
    ・サロメの遺言
    楽しかった〜^ ^
    何が楽しいかって、最初は犯罪者目線で後半に狩野雷太の活躍に移る。
    のらりくらりしていながら鋭い!
    狩野雷太、ファンになりました!
    これからも活躍を読ませていただきます♪

    0
    2025年05月30日
  • すみれ屋敷の罪人

    Posted by ブクログ

    読みやすい。
    屋敷から3人の遺体が見つかり、1人の青年が過去の真相を求めて、関係者に話を聞いていく。
    登場人物それぞれに真相がある。
    もう一度読んで整理したい。

    0
    2025年05月18日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    演劇に無知でも面白かった。
    話が出来すぎじゃないかと思いつつ、続きが気になり一気に読んだ。
    周りを圧倒するほどの才能。どうしようもなく惹かれる相手。いるよね。

    0
    2025年05月17日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。続きが気になって一気に読んでしまった。特に良かったのは、「鎖された赤」と「見知らぬ親友」
    「鎖された赤」は女の子を監禁したい欲求を満たす大学生の話。古い蔵に監禁するために色々準備したり、想像するところはすごく狂気的だった。
    狩野の追い詰め方も、犯人が自白してしまうやり方で、狩野が出てくるとどんな事で犯人の綻びを見つけるのか、読んでいて楽しかった。

    0
    2025年05月12日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    Audibleで視聴。
    ナレーターの方の声の使い分けがとてもうまくて、演劇を観ているようで楽しかったです。
    ラストの展開がとんとん進んでしまい、もっと心理描写があったら…もっと深く神と呼ばれた少女の内面に触れたかったな。

    0
    2025年05月02日
  • すみれ屋敷の罪人

    Posted by ブクログ

    白骨死体が誰なのかを探求するミステリーなのかと思いきや、優しくて悲しい真実が明らかになり心がキュッとなりました。

    0
    2025年04月22日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。ただし、あちこちに置き去りの"ライフル銃"に気づいてしまったので、犯人は割と早めにわかってしまった。

    0
    2025年04月20日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    おもろでした。
    少女マクベスたちの物語。
    舞台はある、演劇専門の女子校。1人の天才が命を落とした。その少女をめぐる少女たちの葛藤が描かれる。

    少女たちの心の機微がうまく表現されていて、没入することができた。ある個人に注目するとき語り手がその本人に移り、回想していく語り方は、漫画でよくみる気がする。(ミステリばかり読む弊害かもしれない。)感情移入しやすく、一人一人に愛着が湧く。総じて人物の描き方が魅力的でした!!

    0
    2025年04月20日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    どの話も面白かった。神倉駅前交番と書いてあったので警察側かと思ったらどれも犯人側だった。最初の話が全編の中で一番嫌悪感を抱いたのに何故か一番ドキドキしたのもこの話だった。ページをめくる度に自分が追い詰められていくようで手汗を書きながら読んだ。

    0
    2025年04月16日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結城さやかが通う百花演劇学校は、演劇のプロを育てる名門校。それだけに生徒のレベルも高く、なかでも設楽了は神と崇められるほどの天才劇作家だった。そのおかげで、おなじく劇作家を目指すさやかは万年2位に甘んじていた。
    さやかが2年生のとき、公演中に了が奈落へ転落するという死亡事故が起きてしまう。そのときは事故として処理されたが、翌年、了の死の真相を調べに来たという新入生が現れたことで、事件は再び動きだす。
    果たしてそれは事故だったのか、自殺だったのか、それとも……。

    という話。もうね、めちゃくちゃおもしろかった!
    読みやすい文章と、真相がわかるまでのプロセスがきれいで、展開が滞りなく進むから中ダレ

    0
    2025年04月11日
  • 彼女はもどらない

    Posted by ブクログ

    どうなるの?どうなるの?と読んだらそうだったんかあーい!!
    って感じ。
    編集者の楓
    官僚の棚島が主人公の物語。
    途中棚島の娘と妹に対する勝手な考えに腹が立った。
    夫がこんな考えだったら嫌。

    0
    2025年03月30日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    どの短編も面白かった!特に「鎖された赤」が奇妙で驚きの展開で好き。「名前のない薔薇」もおしゃれでダークで良い。お花の図鑑とか読みたくなる。
    狩野さんのヘラヘラしてて掴めなくて、洞察力が鋭くて犯人につい口走らせるところがすごすぎる。警察官のキャラの中で一番好きかもってくらい鮮やか。最初から犯人がわかっている倒叙ミステリーなのも面白い。

    降田天さんが二人のタッグだったの初めて知った。

    0
    2025年03月27日
  • 朝と夕の犯罪 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    前作を読んで、続刊もあるって知って……
    元刑事、現おまわりさん狩野のキャラに惹かれるものがあって(というか、飄々として腹に一物抱えてるキャラクターが好きなんですが…照)、相変わらずのんびりとおまわりさんライフを楽しみながら目の奥にあるギラギラと獲物を射抜くような目は健在。そんな雰囲気に酔いしれた。寡黙な相棒・みっちゃんとの掛け合いをもう少し欲しかった……(笑)
    次回作、期待したい!

    0
    2025年03月26日
  • すみれ屋敷の罪人

    Posted by ブクログ

    4.5
    ミステリで一番好きかもしれない。それくらいの物語だった。すみれ屋敷に隠された秘密。愛する人たちのために必死で隠した秘密。切ないし儚い。展開が面白くて先が気になって気になって仕方がなかった。お嬢様たちや使用人たち一人一人のキャラクターがとてもよくて、それだけで楽しかった。
    ヒナさん生きてたの、、?それとも幻なの、、?作中に出てきたすみれの装飾がついた小箱と「祈り」という絵が見てみたい。きっとため息が出るほど綺麗なんだろうな。
    やっぱり本当に降田天さん読みやすい

    0
    2025年03月18日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集で5つの話し。ヘラヘラしてチャラチャラしてるけど洞察力が鋭いお巡りさんというキャラがキャッチーで好き。
    犯人が4話目まで弱めというか、そんなに強力な敵ではない感じだったけど、最終話に計算高いキレ者の犯人が登場する&ちょこっとずつ散りばめられた伏線が回収される流れも好み。天才美大生の話しは独立して成り立ちそうだけど。

    シリーズ化希望。ドラマ化もされそう。

    0
    2025年03月10日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    狩野の飄々とした謎な雰囲気がなんだか癖になる。
    短編集はあまり好きじゃないのに、これぼ面白く読めた。
    犯人目線での犯行の記述と、狩野の的確な指摘であっさり追い詰められてしまう感じがよかった。

    0
    2025年03月03日
  • 女王はかえらない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    見事に騙されました。
    子供目線と教師目線の時間軸が違うのは
    教師目線の話はなんだったんだろうとなりましたが。あとメグが男性はまだ叙述トリックとして成り立つ気がしますがオッサンが僕っ子なのは少し無理があるような…
    しかし全体的に感情の表現がリアルで生々しくて好きです。でも少し難しかったです

    0
    2025年03月02日
  • すみれ屋敷の罪人

    Posted by ブクログ

    すみれの咲く屋敷での、群像劇、事件を丁寧に描いていた。戦時中な事もあって、落ちぶれていく様子や使用人達の思いが辛い。
    ヒナの存在がトリックスターで鍵となるのは予想していたけど、名前の意味は予想していなかった。
    騙し騙されていた理由が優しさなのが余計に辛い。

    0
    2025年02月15日
  • すみれ屋敷の罪人

    Posted by ブクログ

    まさにアガサ、横溝正史風です。私は二人の大ファンで楽しく読ませていただきました。こういった作風はもう古典的推理小説になりそうですね。現代ではあり得ない人間関係です。他の作品も読んでみたいです。

    0
    2025年02月10日