降田天のレビュー一覧

  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    自分とは違う受け取り方、感じ方をする人間を読書を通して体感することができる面白さを再認識した。
    短編だけどすぐに話に引き込まれサクサク読めた。読みやすくどの話にも違う雰囲気や個性があった。他の作品も読みたくなった

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    2024年03月04日
  • 女王はかえらない

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    ★3.7
    スクールカースト蠢くクラスに、小学三年生のぼくはいた。転校生の出現によりパワーバランスは崩れ権力闘争が始まり、そして。
    一筋縄では終わらせない残酷で切ない学園ミステリー。


    ミステリー慣れしてる人から見れば、勘付くポイントは多々あったと思う。しかし本も映画も久しく離れていたせいか、種明かしまで全く気づかず、気恥ずかしさすら感じた。
    多少感じてた違和感も、自分の中で補完し納得してしまっていた。
    後半はまさに「つるべ打ち」。どんでん返しの連続が心地よい。

    タイトルに込められた意味を味わってほしい。
    気持ちのよい叙述トリックだった。

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    2023年07月30日
  • 彼女はもどらない

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    2人の視点からなる物語。
    驚くようなどんでん返しが決まっていて、それでいて随所随所に張り巡らされていた設定が全て意味を持っているため、モヤモヤする部分が全くなかった。
    もちろんどんでん返しは凄いのだが、普段周りの人に自制できているのに、SNSやネット上の相手にはとんでもない言葉の攻撃をすることは、悲劇を生むことにつながるのだなと教訓になる作品でもあった。

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    2023年07月22日
  • ネメシス4

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    ノリのいい作品で読みやすくて好き。
    でも話の内容云々よりもサーモン好きとして一体天狗サーモンがどれくらい美味しいのか、そっちに気を取られてしまって……。
    泣くほど美味しいって一体どれだけ美味しいんだ天狗サーモン。

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    2023年06月21日
  • 女王はかえらない

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    3部で構成されているミステリー

    第一部は小学生のスクールカーストの話しを小学生の目線で語られる
    転校生エリカがやってきたことで、今までトップに君臨していたマキとのパワーゲームへ発展し最悪な展開に…

    第二部はクラスの担任目線で語られる

    第三部は伏線回収

    第一部は読み進めていくほどに鬱積する
    それほどクラスのいじめ、争いが重い
    読んでいる私が「どうにかして…誰かどうにかしてよ…」と思っていた
    意外な形で終わるのだけど…

    この小説の凄さは二部からかなぁと思う
    一部の話しのアンサー的な位置付けなのかな?と思いつつも感じる違和感
    からの三部でのネタばらしが凄かった

    この、騙された感を味わいた

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    2023年06月19日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    どの作品にも不動詩凪と千谷一夜、帆舞こまにの影を感じて新鮮だった。
    お気に入りの話は、詩凪と一夜の担当編集者河埜視点の話。原稿を待ち作家たちの輝く場をつくる編集者としての思いが描かれている。こういう生き様も格好いいなと思った。

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    2023年01月12日
  • ネメシス4

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    今まで読んだネメシス4冊の中では一番面白かった。相変わらずドラマになっていないスピンオフのほうもいい。今巻はネメシスの真の目的についてほのめかす場面も見られ、次巻に期待させるようになっている。

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    2021年09月25日
  • 彼女はもどらない

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    ネタバレ

    冒頭 ずっこくないですかね。棚島=ソラパパが楓を殺すっていう結末に向けて物語が加速してる、と思わせといてのジェットコースター。もちろんしてやられましたとも。
    楓への悪意の集中度合いがえぐい。匿名性の怖さというより、本当の自分を「埋めて、忘れて、存在しないことにしたい」楓の歪みが引き寄せてしまったように思う。
    気になったこと一つ。
    第一部の終わり、十一月十一日(2)にある4つの証言。これを言ったのは誰か、について。
    最後深雪の墓参りに行った利一が裁判の中で棚島、水峰、夢乃、楓の母の四人の思いが語られた、と回想する。となると、「血まみれになった姿を見て、ようやく我に返りました」は夢乃の証言なんだよ

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    2021年08月21日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    相沢砂呼は小説の神様の編集者河杢目線のお話を書いていて、これは小説の神様が好きな読者なら絶対面白いと思う。あとの作品は小説の神様をどっかに取り入れたお話達だった。
    これまでのアンソロジーは知ってる作家さんが多く書いてるもの読むことが多かったので、知らない人が一杯で新鮮だった。こういうので次の推し作家さんを見つけるのもアリです。実際発行数が少ない本を手に取ることは稀だと思うので。
    斜線堂有紀さんは気に入って読んでいて、この本の話も良かったです。
    後は櫻いいよさんの、本を読めなくなった書店バイトさんの話も好きでした。

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    2021年05月16日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    意識してなかった自分の小説への考え方に読んでいて気づいたり、好感が持てる文章の作家が多く作品の雰囲気がどれも良かった。

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    2021年05月13日
  • 彼女はもどらない

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    女王はかえらない を読み終わって
    この本に辿り着きました。

    相変わらずどんでん返しが面白かったです。
    女王で散々騙されたので、薄々こうかな?とか沢山考えましたが、今回もまた騙されました(^。^)
    私は降田先生の美味しいカモでしょうね。

    女王よりも薄くて、数時間で読めちゃいます。もっと読みたい!これで終わっちゃうの!?という気持ちがあるので、星4です。(内容の満足度は5)

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    2020年11月25日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    ネタバレ

    読後にまず思ったのは「小説の神様」であって「小説家の神様」じゃないんだ、ということ。小説に関わる人――書く人、読む人、売る人、評する人――すべての人の神様なんですね。だから、小説家以外の人達にも「小説の神様」と関わる物語があって、それぞれの人たちが小説と真摯に向き合って……というお話が生まれ、小説好きな私はそうしたところで本作が気にいったんだろうな、と思いました。

    個別の作品で言えば、収録作群の中では異色に映りますが「モモちゃん」が一番気に入りました。ラノベテイストに最初は違和感を覚えましたが、自作の世界に入り込んで自分の描写力の無さや知識の浅さを身をもって痛感するところなど、それこそ宮沢賢

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    2020年11月20日
  • すみれ屋敷の罪人

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    再読3回目。
    はじめ、嘘つきばっかり出てくる話だと思って読んでいた。だんだん、これはそうではないな、と思い始め、何人ものやさしい人の話だと気が付いた。結局、幸せな結末ではなかったけれど、なぜか泣けた。

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    2023年06月19日
  • 彼女はもどらない

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    まさに現代の問題。ストレートな悪意ではなく、あちらこちらから疑惑が・・それもネットを発端として。ネット社会の怖さという点で、似た小説は多いけど結末に少し救われた。

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    2019年07月08日
  • 彼女はもどらない

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    ネタバレ

    『ぼぎわんが、来る』のイクメンのふりした嫌な野郎とそれにイチャモンをつける高飛車女子の対決で、『スマホを落としただけなのに』みたいな殺人鬼が出没する話(どんな話やねん(笑))だと勝手に思い込んでいました。全然ちゃうがな。

    えーっ。見事に騙された。しかしどいつもこいつも嫌な奴ばかりで誰も信用できません。好感の持てる人がいない話というのは、面白いとは思っても気が休まらず、酷いやっちゃなぁで終わってしまう。でも相当面白かったです。正月に酒飲みながら適度に酔っぱらって読むにはうってつけ。やっぱり怖いのよ、SNS。

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    2019年01月01日
  • 彼女はもどらない

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    極上ミステリー!仕掛けがいっぱいで、読み応えのある一冊になりました。
    SNS、コスプレ衣装、ストーカー、匿名、炎上…イマドキミステリー
    誰にでも人に見せたい顔がある。知られたくない顔がある。顔の見える相手には遠慮があるけれど、顔の見えない相手には必要以上に攻撃的になる。
    そんなごく普通の人たちが陥る闇を上手くえぐっていると思う。
    キャリアウーマンの楓は、仕事で知った男性《ソラパパ》のSNSへ批判的なコメントをする。
    そこから始まる嫌がらせ、SNSの炎上、ストーカー…被害者は誰で加害者はどこ?視点によって目まぐるしく変わるのは、今の私たちのリアルにも当てはまるような気がする。
    楓の事情、棚島の事

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    2018年06月21日
  • 事件は終わった

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    地下鉄S線内無差別殺傷事件に居合わせた被害者たちのその後を描く連作短編集。
    毎日のようにニュースで理不尽な事件を知る現代社会。他人事ではなく、いつ自分が当事者になるのか分からない不安を抱く。そのあたりの心情を突いてほしかったが、視点がズレていったような気がする。

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    2025年12月17日
  • 事件は終わった

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    とある地下鉄内で無差別殺傷事件が起こる。
    その場に居合わせた人達のその後の生活が少しスピリチュアルな展開で描かれている。
    そして殺されてしまった老人は、本当はどんな人だったのか──

    何か事件が起こった時、どこか他人事で遠い世界の出来事のように感じている。
    でも当事者たちはなかなか事件を忘れられないし、心に傷を負いながら事件後も生活は続いていく。
    全員良い方向に人生が進んでいきそうで良かった。

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    2025年12月05日
  • 朝と夕の犯罪 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    久々に読みました!
    本友のまっちゃんからもらった本。

    相変わらず、いい味の交番勤務のカノー。

    ゆるさ加減とキレっぷりが最高です。

    今回は子どもが絡んだ事件で、、、ちょっと胸が痛む、、、すくわれない、、、、
    ちょっと、、、、、

    子ども目線で語られる親への信頼が、なんだかとても胸を圧迫してくるようでした。
    子どもを持つって。
    本当に。
    本当に幸せなことだけど。
    こんなにも無条件で信頼してくれる人間がそばにいるっていうのは。
    ある意味で、すごいことだよなぁ、、、と。

    プレッシャーもあるし。
    自分で自分を追い詰めるのもわかる。

    自分も子ども時代が必ずあって、
    親になって子どもを持つ。
    この

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    2025年11月18日
  • 事件は終わった

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    年の瀬に起きた《地下鉄S線内無差別殺傷事件》は大きな爪痕を残した。
    事件は終わったものの、居合わせた被害者達は“ある症状”に悩まされている。
    傷ついた心が癒えるまでの話を、スピリチュアルな展開で描くのって斬新だなあと。
    でも意外な真相もちゃんと用意されている。
    個人的に『壁の男』が好きだった。

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    2025年11月17日