降田天のレビュー一覧

  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    とにかく読みやすい!一つ一つの事件は短編として完結していますが、通底する空気感や繋がりがあり、先が気になってドキドキしながら一気に読んでしまいました。派手なアクションではなく、あくまで「観察」と「推理」で真実を導き出す狩野雷太のスタイルが最高にかっこいい。日常の隙間に潜む「偽り」を鮮やかに暴き出す、知的でスリリングな傑作短編集です。

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    2024年08月29日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    読みやすくて面白かったです!
    最初から犯人が分かっている上で進んでいくお話でした。
    追い詰められていく犯人と一緒に自分もヒヤヒヤしながら読みました。
    ちょっとのことも見逃さない、狩野さんが凄すぎます。

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    2024年08月03日
  • 女王はかえらない

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    このミス大賞、受賞作。
    スクールカーストを題材にしたミステリ。
    流石は受賞作といったところか、スクールカーストという題材を使った叙述トリックに綺麗にハマってしまいました。

    こういう物語は種明かしの後に、最初から読み返してみたらまた違った楽しみ方ができますね。
    最初から最後まで楽しませてくれる傑作ミステリでした。

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    2024年07月31日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    恥ずかしながら元作品を知らず、「小説の神様」と言う単語から作られたアンソロジーかと思って読んでいたら、現実にそんな小説があると知ってびっくり。
    でも元作品を知らずとも十分に楽しめました。
    『果たして自分はこの物語ときちんと向き合うことができているだろうか』『作者の名前だけで読んでいたり、他作品と比較してしまったりしてはいないだろうか』と考えさせられた、初心に帰してくれた物語たちでした。

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    2024年07月18日
  • 女王はかえらない

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    文体が見やすくサクサク読み進められる。
    いじめ描写はあるが、そこまで鬱屈した気持ちにならずに読めるのでストレスがない。
    ミステリー初心者向け。

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    2024年07月17日
  • 女王はかえらない

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    2016年に気になって買ったまま放置してたのを片付けの時に発掘したので読んだ

    最初は小学生同士のいじめ合いが激しすぎてエグくてびっくりした
    2章になって先生サイドの話かなって思って読んでたら途中でアレ?ってなって読み返しながら進んでいったら
    最終章でそう言うことか〜!ってなった
    ミスリード?みたいなのがすごい!

    田舎の雰囲気が出ててジメジメしてる感じだった

    そのうちマキとエリカの百合展開なのかなって表紙から思ってたけどそんなの何もなかった

    最後まで読んで恋は盲目だなあ〜って思った

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    2024年05月15日
  • 女王はかえらない

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    ★3.7
    スクールカースト蠢くクラスに、小学三年生のぼくはいた。転校生の出現によりパワーバランスは崩れ権力闘争が始まり、そして。
    一筋縄では終わらせない残酷で切ない学園ミステリー。


    ミステリー慣れしてる人から見れば、勘付くポイントは多々あったと思う。しかし本も映画も久しく離れていたせいか、種明かしまで全く気づかず、気恥ずかしさすら感じた。
    多少感じてた違和感も、自分の中で補完し納得してしまっていた。
    後半はまさに「つるべ打ち」。どんでん返しの連続が心地よい。

    タイトルに込められた意味を味わってほしい。
    気持ちのよい叙述トリックだった。

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    2023年07月30日
  • 彼女はもどらない

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    2人の視点からなる物語。
    驚くようなどんでん返しが決まっていて、それでいて随所随所に張り巡らされていた設定が全て意味を持っているため、モヤモヤする部分が全くなかった。
    もちろんどんでん返しは凄いのだが、普段周りの人に自制できているのに、SNSやネット上の相手にはとんでもない言葉の攻撃をすることは、悲劇を生むことにつながるのだなと教訓になる作品でもあった。

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    2023年07月22日
  • ネメシス4

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    ノリのいい作品で読みやすくて好き。
    でも話の内容云々よりもサーモン好きとして一体天狗サーモンがどれくらい美味しいのか、そっちに気を取られてしまって……。
    泣くほど美味しいって一体どれだけ美味しいんだ天狗サーモン。

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    2023年06月21日
  • 女王はかえらない

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    3部で構成されているミステリー

    第一部は小学生のスクールカーストの話しを小学生の目線で語られる
    転校生エリカがやってきたことで、今までトップに君臨していたマキとのパワーゲームへ発展し最悪な展開に…

    第二部はクラスの担任目線で語られる

    第三部は伏線回収

    第一部は読み進めていくほどに鬱積する
    それほどクラスのいじめ、争いが重い
    読んでいる私が「どうにかして…誰かどうにかしてよ…」と思っていた
    意外な形で終わるのだけど…

    この小説の凄さは二部からかなぁと思う
    一部の話しのアンサー的な位置付けなのかな?と思いつつも感じる違和感
    からの三部でのネタばらしが凄かった

    この、騙された感を味わいた

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    2023年06月19日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    どの作品にも不動詩凪と千谷一夜、帆舞こまにの影を感じて新鮮だった。
    お気に入りの話は、詩凪と一夜の担当編集者河埜視点の話。原稿を待ち作家たちの輝く場をつくる編集者としての思いが描かれている。こういう生き様も格好いいなと思った。

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    2023年01月12日
  • ネメシス4

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    今まで読んだネメシス4冊の中では一番面白かった。相変わらずドラマになっていないスピンオフのほうもいい。今巻はネメシスの真の目的についてほのめかす場面も見られ、次巻に期待させるようになっている。

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    2021年09月25日
  • 彼女はもどらない

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    ネタバレ

    冒頭 ずっこくないですかね。棚島=ソラパパが楓を殺すっていう結末に向けて物語が加速してる、と思わせといてのジェットコースター。もちろんしてやられましたとも。
    楓への悪意の集中度合いがえぐい。匿名性の怖さというより、本当の自分を「埋めて、忘れて、存在しないことにしたい」楓の歪みが引き寄せてしまったように思う。
    気になったこと一つ。
    第一部の終わり、十一月十一日(2)にある4つの証言。これを言ったのは誰か、について。
    最後深雪の墓参りに行った利一が裁判の中で棚島、水峰、夢乃、楓の母の四人の思いが語られた、と回想する。となると、「血まみれになった姿を見て、ようやく我に返りました」は夢乃の証言なんだよ

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    2021年08月21日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    相沢砂呼は小説の神様の編集者河杢目線のお話を書いていて、これは小説の神様が好きな読者なら絶対面白いと思う。あとの作品は小説の神様をどっかに取り入れたお話達だった。
    これまでのアンソロジーは知ってる作家さんが多く書いてるもの読むことが多かったので、知らない人が一杯で新鮮だった。こういうので次の推し作家さんを見つけるのもアリです。実際発行数が少ない本を手に取ることは稀だと思うので。
    斜線堂有紀さんは気に入って読んでいて、この本の話も良かったです。
    後は櫻いいよさんの、本を読めなくなった書店バイトさんの話も好きでした。

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    2021年05月16日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    意識してなかった自分の小説への考え方に読んでいて気づいたり、好感が持てる文章の作家が多く作品の雰囲気がどれも良かった。

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    2021年05月13日
  • 彼女はもどらない

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    女王はかえらない を読み終わって
    この本に辿り着きました。

    相変わらずどんでん返しが面白かったです。
    女王で散々騙されたので、薄々こうかな?とか沢山考えましたが、今回もまた騙されました(^。^)
    私は降田先生の美味しいカモでしょうね。

    女王よりも薄くて、数時間で読めちゃいます。もっと読みたい!これで終わっちゃうの!?という気持ちがあるので、星4です。(内容の満足度は5)

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    2020年11月25日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    ネタバレ

    読後にまず思ったのは「小説の神様」であって「小説家の神様」じゃないんだ、ということ。小説に関わる人――書く人、読む人、売る人、評する人――すべての人の神様なんですね。だから、小説家以外の人達にも「小説の神様」と関わる物語があって、それぞれの人たちが小説と真摯に向き合って……というお話が生まれ、小説好きな私はそうしたところで本作が気にいったんだろうな、と思いました。

    個別の作品で言えば、収録作群の中では異色に映りますが「モモちゃん」が一番気に入りました。ラノベテイストに最初は違和感を覚えましたが、自作の世界に入り込んで自分の描写力の無さや知識の浅さを身をもって痛感するところなど、それこそ宮沢賢

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    2020年11月20日
  • 彼女はもどらない

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    まさに現代の問題。ストレートな悪意ではなく、あちらこちらから疑惑が・・それもネットを発端として。ネット社会の怖さという点で、似た小説は多いけど結末に少し救われた。

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    2019年07月08日
  • 彼女はもどらない

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    ネタバレ

    『ぼぎわんが、来る』のイクメンのふりした嫌な野郎とそれにイチャモンをつける高飛車女子の対決で、『スマホを落としただけなのに』みたいな殺人鬼が出没する話(どんな話やねん(笑))だと勝手に思い込んでいました。全然ちゃうがな。

    えーっ。見事に騙された。しかしどいつもこいつも嫌な奴ばかりで誰も信用できません。好感の持てる人がいない話というのは、面白いとは思っても気が休まらず、酷いやっちゃなぁで終わってしまう。でも相当面白かったです。正月に酒飲みながら適度に酔っぱらって読むにはうってつけ。やっぱり怖いのよ、SNS。

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    2019年01月01日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    これの続編を『ほんタメ』のあかりんが薦めてて、少し気になって1作目を。短編集でしたが、まぁ可もなく不可もなく、といった感じかな…

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    2026年05月16日