降田天のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
舞台は演劇学校。舞台の奈落へ転落した女子生徒、了の死の真相とは。そして、彼女が「魔女」と呼んだ人物とは誰なのか?
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Posted by ブクログ
ネタバレ子どもたちが怖すぎる…。ミスリードにはしっかりひっかかりました。一部と二部の間、20年の経過があるとは。確かになんかみんなキャラ変わりすぎじゃない?マキちゃんこんなだっけ?主人公も…ていう違和感は随所に散りばめられていた。一部は苗字が愛称の子が多い。襟川でエリカか…ちょっと無理があるような気も…(笑)あとオッサンが僕っ子だったって真相はちょっと雑な気もするけど…(笑)スラスラ最後まで読めて、楽しめました。
マキが覚醒してからは清々しくて好きだったので死んじゃって残念。罪を隠しながらも穏やかに暮らしている二人の平穏がこのまま続きますように。 -
購入済み
鮮烈な印象
冒頭部分から鮮烈な印象を受ける作品である。学園ミステリーとしての王道をゆく展開なのだが、普通の高等学校ではなく、宝塚歌劇団を思わせる女性のみの演劇専門学園という特殊性が話を盛り上げる。シェイクスピアの助けも借りた謎解きはなかなかに面白い。
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Posted by ブクログ
YouTube「ほんタメ」で紹介されていた一冊です。
表紙のデザインが秀逸というか、
不穏な気持ちにさせられます。
その印象通り、
本書は犯罪を犯した犯人目線で物語は展開し、
突然、町のお巡りさんである狩野に出会います。
読者としては犯罪を知っているだけに、
ひょうひょうと現れる狩野さんに緊張するし、
退路や逃げ道をふさがれていくような息苦しさに
どきどきしました。苦笑
読んでて古畑任三郎を思い出しました。苦笑
登場する犯人も、
決して完璧なサイコパスというわけでなく、
焦ったり平静を装ったり、
読んでるこっちまで不安になりました。苦笑
通勤で読みましたが、一気読みでした。
個人的には -
Posted by ブクログ
3部で構成されているミステリー
第一部は小学生のスクールカーストの話しを小学生の目線で語られる
転校生エリカがやってきたことで、今までトップに君臨していたマキとのパワーゲームへ発展し最悪な展開に…
第二部はクラスの担任目線で語られる
第三部は伏線回収
第一部は読み進めていくほどに鬱積する
それほどクラスのいじめ、争いが重い
読んでいる私が「どうにかして…誰かどうにかしてよ…」と思っていた
意外な形で終わるのだけど…
この小説の凄さは二部からかなぁと思う
一部の話しのアンサー的な位置付けなのかな?と思いつつも感じる違和感
からの三部でのネタばらしが凄かった
この、騙された感を味わいた -