降田天のレビュー一覧

  • すみれ屋敷の罪人

    Posted by ブクログ

    読みやすくて入り込めた本だった。
    すみれの丘の洋館、今は廃墟。この二つだけでも大好物なのもあって夢中で読めた。
    そして表紙がすこぶるいい味だしているので、愛蔵書。

    0
    2024年10月01日
  • 少女マクベス 【無料お試し版】

    ネタバレ 購入済み

     舞台は演劇学校。舞台の奈落へ転落した女子生徒、了の死の真相とは。そして、彼女が「魔女」と呼んだ人物とは誰なのか? 

    #ドキドキハラハラ

    0
    2024年09月30日
  • 女王はかえらない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子どもたちが怖すぎる…。ミスリードにはしっかりひっかかりました。一部と二部の間、20年の経過があるとは。確かになんかみんなキャラ変わりすぎじゃない?マキちゃんこんなだっけ?主人公も…ていう違和感は随所に散りばめられていた。一部は苗字が愛称の子が多い。襟川でエリカか…ちょっと無理があるような気も…(笑)あとオッサンが僕っ子だったって真相はちょっと雑な気もするけど…(笑)スラスラ最後まで読めて、楽しめました。
    マキが覚醒してからは清々しくて好きだったので死んじゃって残念。罪を隠しながらも穏やかに暮らしている二人の平穏がこのまま続きますように。

    0
    2024年09月15日
  • 少女マクベス 【無料お試し版】

    購入済み

    鮮烈な印象

    冒頭部分から鮮烈な印象を受ける作品である。学園ミステリーとしての王道をゆく展開なのだが、普通の高等学校ではなく、宝塚歌劇団を思わせる女性のみの演劇専門学園という特殊性が話を盛り上げる。シェイクスピアの助けも借りた謎解きはなかなかに面白い。

    0
    2024年09月01日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    表紙だけ見ると悪い人に見えますが、読み終わった後に見ると違う表情、観察をされているように見えました。
    短編で読みやすく、繋がりもありドキドキしながら読めました!!

    0
    2024年08月29日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    読みやすくて面白かったです!
    最初から犯人が分かっている上で進んでいくお話でした。
    追い詰められていく犯人と一緒に自分もヒヤヒヤしながら読みました。
    ちょっとのことも見逃さない、狩野さんが凄すぎます。

    0
    2024年08月03日
  • 女王はかえらない

    Posted by ブクログ

    このミス大賞、受賞作。
    スクールカーストを題材にしたミステリ。
    流石は受賞作といったところか、スクールカーストという題材を使った叙述トリックに綺麗にハマってしまいました。

    こういう物語は種明かしの後に、最初から読み返してみたらまた違った楽しみ方ができますね。
    最初から最後まで楽しませてくれる傑作ミステリでした。

    0
    2024年07月31日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら元作品を知らず、「小説の神様」と言う単語から作られたアンソロジーかと思って読んでいたら、現実にそんな小説があると知ってびっくり。
    でも元作品を知らずとも十分に楽しめました。
    『果たして自分はこの物語ときちんと向き合うことができているだろうか』『作者の名前だけで読んでいたり、他作品と比較してしまったりしてはいないだろうか』と考えさせられた、初心に帰してくれた物語たちでした。

    0
    2024年07月18日
  • 女王はかえらない

    Posted by ブクログ

    文体が見やすくサクサク読み進められる。
    いじめ描写はあるが、そこまで鬱屈した気持ちにならずに読めるのでストレスがない。
    ミステリー初心者向け。

    0
    2024年07月17日
  • 女王はかえらない

    Posted by ブクログ

    2016年に気になって買ったまま放置してたのを片付けの時に発掘したので読んだ

    最初は小学生同士のいじめ合いが激しすぎてエグくてびっくりした
    2章になって先生サイドの話かなって思って読んでたら途中でアレ?ってなって読み返しながら進んでいったら
    最終章でそう言うことか〜!ってなった
    ミスリード?みたいなのがすごい!

    田舎の雰囲気が出ててジメジメしてる感じだった

    そのうちマキとエリカの百合展開なのかなって表紙から思ってたけどそんなの何もなかった

    最後まで読んで恋は盲目だなあ〜って思った

    0
    2024年05月15日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    犯人目線で進む古畑任三郎スタイルです。捜査一課とか刑事ではなく、おまわりさんが事件解決って珍しいパターンだなと思いました。

    ヘラヘラした軽い感じのおまわりさんがかなりキレ者でネチネチ問い詰めてくるのが癖になります!ドキドキしました。

    このシリーズは長編もあるようなので、そちらも読んでみたいです。

    0
    2024年05月11日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    YouTube「ほんタメ」で紹介されていた一冊です。

    表紙のデザインが秀逸というか、
    不穏な気持ちにさせられます。
    その印象通り、
    本書は犯罪を犯した犯人目線で物語は展開し、
    突然、町のお巡りさんである狩野に出会います。

    読者としては犯罪を知っているだけに、
    ひょうひょうと現れる狩野さんに緊張するし、
    退路や逃げ道をふさがれていくような息苦しさに
    どきどきしました。苦笑
    読んでて古畑任三郎を思い出しました。苦笑

    登場する犯人も、
    決して完璧なサイコパスというわけでなく、
    焦ったり平静を装ったり、
    読んでるこっちまで不安になりました。苦笑

    通勤で読みましたが、一気読みでした。
    個人的には

    0
    2024年04月08日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    面白かった!決してサイコパスではなく、普通に常識ある一般人寄りの犯人視点で進んでいくので、狩野雷太に追い詰められる時のハラハラ感がすごい。全話卒なく面白いけど、私は「偽りの春」と「見知らぬ親友」の2つが好きだったな。

    0
    2024年03月20日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    自分とは違う受け取り方、感じ方をする人間を読書を通して体感することができる面白さを再認識した。
    短編だけどすぐに話に引き込まれサクサク読めた。読みやすくどの話にも違う雰囲気や個性があった。他の作品も読みたくなった

    0
    2024年03月04日
  • 女王はかえらない

    Posted by ブクログ

    ★3.7
    スクールカースト蠢くクラスに、小学三年生のぼくはいた。転校生の出現によりパワーバランスは崩れ権力闘争が始まり、そして。
    一筋縄では終わらせない残酷で切ない学園ミステリー。


    ミステリー慣れしてる人から見れば、勘付くポイントは多々あったと思う。しかし本も映画も久しく離れていたせいか、種明かしまで全く気づかず、気恥ずかしさすら感じた。
    多少感じてた違和感も、自分の中で補完し納得してしまっていた。
    後半はまさに「つるべ打ち」。どんでん返しの連続が心地よい。

    タイトルに込められた意味を味わってほしい。
    気持ちのよい叙述トリックだった。

    0
    2023年07月30日
  • 彼女はもどらない

    Posted by ブクログ

    2人の視点からなる物語。
    驚くようなどんでん返しが決まっていて、それでいて随所随所に張り巡らされていた設定が全て意味を持っているため、モヤモヤする部分が全くなかった。
    もちろんどんでん返しは凄いのだが、普段周りの人に自制できているのに、SNSやネット上の相手にはとんでもない言葉の攻撃をすることは、悲劇を生むことにつながるのだなと教訓になる作品でもあった。

    0
    2023年07月22日
  • ネメシス4

    Posted by ブクログ

    ノリのいい作品で読みやすくて好き。
    でも話の内容云々よりもサーモン好きとして一体天狗サーモンがどれくらい美味しいのか、そっちに気を取られてしまって……。
    泣くほど美味しいって一体どれだけ美味しいんだ天狗サーモン。

    0
    2023年06月21日
  • 女王はかえらない

    Posted by ブクログ

    3部で構成されているミステリー

    第一部は小学生のスクールカーストの話しを小学生の目線で語られる
    転校生エリカがやってきたことで、今までトップに君臨していたマキとのパワーゲームへ発展し最悪な展開に…

    第二部はクラスの担任目線で語られる

    第三部は伏線回収

    第一部は読み進めていくほどに鬱積する
    それほどクラスのいじめ、争いが重い
    読んでいる私が「どうにかして…誰かどうにかしてよ…」と思っていた
    意外な形で終わるのだけど…

    この小説の凄さは二部からかなぁと思う
    一部の話しのアンサー的な位置付けなのかな?と思いつつも感じる違和感
    からの三部でのネタばらしが凄かった

    この、騙された感を味わいた

    0
    2023年06月19日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

    Posted by ブクログ

    どの作品にも不動詩凪と千谷一夜、帆舞こまにの影を感じて新鮮だった。
    お気に入りの話は、詩凪と一夜の担当編集者河埜視点の話。原稿を待ち作家たちの輝く場をつくる編集者としての思いが描かれている。こういう生き様も格好いいなと思った。

    0
    2023年01月12日
  • 女王はかえらない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ぼくの目線で始まるクラスの女子のいじめやオタマジャクシのくだりはとてもリアルでぞくっとした。ふと自分の小学校時代を思い出す。最後にネタあかしが次から次へとあっててんこ盛りな感じ。性別までだまされていたのは驚いた!
    ただ、他のレビューにもあるとおり、あだ名が覚えきれず何回も読み返してしまった。

    0
    2022年12月16日