降田天のレビュー一覧

  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    高校生で演劇の台本書けるとか演出なんかもできるとはすごい。登場人物のキャラ立ちもいいのでアニメや深夜ドラマなんかでやると面白そう。

    0
    2025年07月16日
  • 有限会社さんず スーサイド・サポート・サービス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自殺幇助業者という、これまで読んだことのない職業がメインキャラの物語だった。
    殺し屋とか殺人事件を解決する探偵とか、そういう話はたくさん読んできたけど、自殺を手助けすることを物語にしてしまおうというのはユニークな発想だと思った。

    それぞれの章は話が長すぎず、視点もコロコロ変わるので気持ちを切り替えて読みやすいと感じた。
    4章目のラストでやっと本名が出て、そこから5章へのつながりがとても面白く、ドキドキしながら読み進めた。
    最後あれで終わるのはちょっと心がムズムズするというか、もう少しゆっくり話が展開していってもよかったのかなあとは思う。
    まあ、自殺の理由は本人にしかわからないというのと同様に

    0
    2025年07月15日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    犯人目線で進んでからのーー急にぬるっと現れたおまわりさんによってじわりじわりと追いつめられる…。
    さりげなく、でも確実に迫ってくる感じが読んでいて面白かった。
    嘘は積み重ねると綻びが出てくる、そう痛感させられた。

    0
    2025年07月12日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    犯人目線で話が進むので、なぜか犯人に肩入れしてしまい、そんな小さなことで気付くなよ!と警察に苛立ちを感じる謎現象を味わえました笑

    他の方も書いていましたが、古畑任三郎感あり。
    狩野さんのへらへらして人を小馬鹿にした感じがあまり好きなキャラクターでなかったのが残念。映像化するなら中村倫也や高橋一生あたりなら上手に腹立たない感じで演じてくれそう。

    犯人を見抜く同じ型の繰り返しではなくいろんなパターンがあって、すごく考えられていておもしろかったです。

    0
    2025年07月01日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    人間の心に潜む闇。
    誰にだって人には知られたくないトラウマや自分自身の醜い部分がある。
    そこに立ち向かって、必死に生きている彼女たちの人間模様が心に染みる作品。

    0
    2025年07月01日
  • 本格王2021

    Posted by ブクログ

    ミステリが読みたーい!でも最近の作家さん知らなーい!となってる方におすすめなシリーズ。本格ミステリ作家クラブが選んだ、その年の本格ミステリ短編が収録されています。澤村伊智さんの「笛を吹く家」と方丈貴恵さんの「アミュレット・ホテル」が好みでした!

    0
    2025年06月22日
  • 女王はかえらない

    Posted by ブクログ

    小学生でこんなスクールカーストがあるのか……
    恐怖の学園ミステリー。
    東京の小学生怖いて。ってなるよ。(笑)

    0
    2025年06月15日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    おもしろくなくはないけれど、小説よりマンガに合う内容な気がするな。

    私が何かを突き詰めて妄信的にどっぷりな人たちが苦手だからかな。
    それにしても学校なのに先生の存在感がなさすぎじゃない?
    先生も了を神と崇めていたならば、根本的に間違った学校で、やっぱりマンガっぽい。

    それに女子校なら横の繋がりとか噂とかそういうのがもっとある気がするけど、なんだか個々の話が多かった。

    0
    2025年06月14日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    ★3.9
    盲信は破滅への道しるべ。
    才能と傲慢、崇拝と孤立が交錯し、覚醒と堕落の群像劇。
    シェイクスピア「マクベス」を巧みに翻案した、現代学園ミステリー。


    物語の舞台は演劇学校。
    この舞台の「王」である設楽了という“カリスマ”は、その周囲の生徒たちの欲望と嫉妬を掻き立てる。
    絡み合う野心は、「王」の死を引き金に、疑心暗鬼と混乱を加速させていく。
    この“マクベス構造”を現代の心理劇として巧みに再構成した点が、本書の最大の魅力だ。

    劇中劇「百獣のマクベス」は、内容が語られぬまま象徴的な外枠として機能する。
    このメタ構造が、原典「マクベス」の気配を忍ばせながら本作に独自の深みを与えている。

    0
    2025年06月14日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    神倉(地名)で起こる様々な犯罪。それを解決する巡査。事件ごとの短編…だけど、繋がってます。
    ・鎖された赤
    ・偽りの春
    ・名前のない薔薇
    ・見知らぬ親友
    ・サロメの遺言
    楽しかった〜^ ^
    何が楽しいかって、最初は犯罪者目線で後半に狩野雷太の活躍に移る。
    のらりくらりしていながら鋭い!
    狩野雷太、ファンになりました!
    これからも活躍を読ませていただきます♪

    0
    2025年05月30日
  • すみれ屋敷の罪人

    Posted by ブクログ

    読みやすい。
    屋敷から3人の遺体が見つかり、1人の青年が過去の真相を求めて、関係者に話を聞いていく。
    登場人物それぞれに真相がある。
    もう一度読んで整理したい。

    0
    2025年05月18日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    演劇に無知でも面白かった。
    話が出来すぎじゃないかと思いつつ、続きが気になり一気に読んだ。
    周りを圧倒するほどの才能。どうしようもなく惹かれる相手。いるよね。

    0
    2025年05月17日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。続きが気になって一気に読んでしまった。特に良かったのは、「鎖された赤」と「見知らぬ親友」
    「鎖された赤」は女の子を監禁したい欲求を満たす大学生の話。古い蔵に監禁するために色々準備したり、想像するところはすごく狂気的だった。
    狩野の追い詰め方も、犯人が自白してしまうやり方で、狩野が出てくるとどんな事で犯人の綻びを見つけるのか、読んでいて楽しかった。

    0
    2025年05月12日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    Audibleで視聴。
    ナレーターの方の声の使い分けがとてもうまくて、演劇を観ているようで楽しかったです。
    ラストの展開がとんとん進んでしまい、もっと心理描写があったら…もっと深く神と呼ばれた少女の内面に触れたかったな。

    0
    2025年05月02日
  • すみれ屋敷の罪人

    Posted by ブクログ

    白骨死体が誰なのかを探求するミステリーなのかと思いきや、優しくて悲しい真実が明らかになり心がキュッとなりました。

    0
    2025年04月22日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。ただし、あちこちに置き去りの"ライフル銃"に気づいてしまったので、犯人は割と早めにわかってしまった。

    0
    2025年04月20日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    おもろでした。
    少女マクベスたちの物語。
    舞台はある、演劇専門の女子校。1人の天才が命を落とした。その少女をめぐる少女たちの葛藤が描かれる。

    少女たちの心の機微がうまく表現されていて、没入することができた。ある個人に注目するとき語り手がその本人に移り、回想していく語り方は、漫画でよくみる気がする。(ミステリばかり読む弊害かもしれない。)感情移入しやすく、一人一人に愛着が湧く。総じて人物の描き方が魅力的でした!!

    0
    2025年04月20日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

    Posted by ブクログ

    どの話も面白かった。神倉駅前交番と書いてあったので警察側かと思ったらどれも犯人側だった。最初の話が全編の中で一番嫌悪感を抱いたのに何故か一番ドキドキしたのもこの話だった。ページをめくる度に自分が追い詰められていくようで手汗を書きながら読んだ。

    0
    2025年04月16日
  • 少女マクベス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結城さやかが通う百花演劇学校は、演劇のプロを育てる名門校。それだけに生徒のレベルも高く、なかでも設楽了は神と崇められるほどの天才劇作家だった。そのおかげで、おなじく劇作家を目指すさやかは万年2位に甘んじていた。
    さやかが2年生のとき、公演中に了が奈落へ転落するという死亡事故が起きてしまう。そのときは事故として処理されたが、翌年、了の死の真相を調べに来たという新入生が現れたことで、事件は再び動きだす。
    果たしてそれは事故だったのか、自殺だったのか、それとも……。

    という話。もうね、めちゃくちゃおもしろかった!
    読みやすい文章と、真相がわかるまでのプロセスがきれいで、展開が滞りなく進むから中ダレ

    0
    2025年04月11日
  • 彼女はもどらない

    Posted by ブクログ

    どうなるの?どうなるの?と読んだらそうだったんかあーい!!
    って感じ。
    編集者の楓
    官僚の棚島が主人公の物語。
    途中棚島の娘と妹に対する勝手な考えに腹が立った。
    夫がこんな考えだったら嫌。

    0
    2025年03月30日