降田天のレビュー一覧

  • 朝と夕の犯罪 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    ネタバレ

    長かった…。400ページ弱なので、そこまで長いわけではないはずなのに、なかなか進まなくて読み終えるのに数日かかった。
    これは狩野雷太シリーズなのかな?タイトルにある狩野が出てくるまで、これは一体誰が主人公なんだ?と思いながら読んだ。

    家がなく、車でその日暮らしをしていた父親とアサヒ、弟のユウヒ。こんな生活じゃなくて家が欲しいと願ったアサヒは車を壊しちゃえばいいとユウヒに言われて車のガソリンタンクにスティックシュガーを入れる。その後、父親は車で死んでしまった。自分のせいだと責任を感じるアサヒ。その後アサヒは実の母親の元へ引き取られ不自由ない生活を送っていた。ある日、幼い頃に共に暮らしていたユウ

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    2024年10月21日
  • 彼女はもどらない

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    ブログに批判的なコメントをしたことから始まる、負の連鎖に恐ろしさを感じます。

    仕事や私生活でのストレス、SNSの怖さなどの現代的な要素と、フィクションならではの驚きの融合も巧みです。

    登場人物が抱く、悪意や嫉妬や妬みなどの感情が表出する瞬間もリアルで、イヤミスと呼ぶに相応しい、息苦しさを覚える作品でした。

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    2024年10月05日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    老老詐欺グループを仕切っていた光代は、メンバーに金を持ち逃げされたうえ、『黙っていてほしければ、一千万円を用意しろ』と書かれた脅迫状を受け取る。要求額を用立てるために危険な橋を渡った帰り道、へらへらした警察官に声をかけられ――。第71回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した表題作「偽りの春」をはじめ、“落としの狩野”と呼ばれた元刑事の狩野雷太が5人の容疑者と対峙する

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    2024年09月30日
  • すみれ屋敷の罪人

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    今は廃墟となったすみれ屋敷の庭から発掘された白骨死体
    その謎を解明するために、屋敷の関係者から話を聞く「第一部 証言」
    そして解決編の「第二部 告白」

    第一部の感じが特に好きですね
    証言ひとつとっても、人によって見え方・感じ方が違っていて面白いです

    それなりの数の登場人物がいるけれど、いわゆる登場人物一覧のようなページがありません
    ので、自分で意識してキャラ相関図を把握する必要があるのでより深く物語に入り込めます

    それとは逆に時系列の把握が苦手な自分、この出来事はどのタイミングで起きてるんだ?って、証言が行ったり来たりするもんだから混乱してしまいました(笑

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    2024年09月18日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    ネタバレ

    連作短編集。
    1話めはめちゃ良かった。倒錯された世界で江戸川乱歩を彷彿とさせる(かな?)。
    2話めから徐々に飽きてきた。事件がショボくなってきたからか、計画性が薄れてきたからか。
    徐々に明かされていく主人公の過去が気になる。
    最後の話は良かった。

    こういう系って緻密な計画にちょっとしたことから破綻が生じてくるところに醍醐味があると思うんだけど(コロンボや古畑みたいな)、1話めと最終話以外はあまり計画的でなくて、追求されるまでの話にあまり斬新さがなくて途中で飽きてくる。
    でも最終話で綺麗に纏まっててなかなかおもしろかった。

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    2024年02月12日
  • 女王はかえらない

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    「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したデビュー作。

    小学生女子のスクールカーストによるいじめをきっかけにして、起こる事件の顛末を描いた物語です。

    ミステリを読み慣れた方なら、ある程度はトリックの見当がつけられるかもしれませんが、最後に明らかになる真相は、残酷で衝撃的なものでした。

    幼稚さと陰湿さが合わさったいじめの描写もリアルで、読み進めるたびに息苦しさを覚えます。
    その歪んだ作品世界は、イヤミスと呼ぶに相応しいものがありました。

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    2024年02月03日
  • 彼女はもどらない

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    意識の戻らない寝たきりの妻と幼い娘を抱える官僚の棚島
    雑誌編集者の楓

    それぞれが生活に問題や憤りを抱え、匿名の掲示板でも不満を抱き…

    完全に盲点だったと言うか、想像できない展開に言葉を失うと共に、登場人物たちの「些細な悪意」が引き起こした最悪の未来に少しリアルさを感じて怖かったです

    タイトルの「彼女」は誰なのか
    失った、失われた彼女たちがあまりに多い

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    2023年12月11日
  • ネメシス4

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    「父が愛した怪物」は、海に転落し溺死した天狗サーモンの社長の死には不審な点がある。それを調査して欲しいとの依頼を受けて風間探偵はオーベルジュにやって来た…というお話。「探偵Kを追え!」は不審な行動をする栗田所長をアンナと風間探偵が尾行するも…というお話の2話。どちらも面白かったです。

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    2023年10月09日
  • 女王はかえらない

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    小学校3年生の僕のクラスには女王がいる。クラスのカーストの頂点に立つ彼女にはクラスの女子全員が逆らえない。そのクラスに東京から来た転校生エリカが出現しクラスの勢力がガラッと変わっていき事件が起こる。
    前半〜中盤、第3章まで話についていけなかった。最後の最後まで裏の裏の裏があるストーリー。
    ぞくっとするエンディング。
    さすがのこのミス大賞作でした。

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    2023年07月18日
  • 女王はかえらない

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    読みやすい。3.5かな。まぁ面白い。タイトルの
    「女王はかえらない」は確かにその通り。
    人物相関図を書いて読んだので、比較的すんなり理解して読めた。名前がポイントだね。
    良くあるパターンだと思います。

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    2023年03月25日
  • 女王はかえらない

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    一部でところどころ違和感を感じながら読み進め、二部でさらにそれが広がり、三部で見事にひっくり返され、あの違和感が何だったのか回収してくれます。
    物語がテンボよく進むので、サクサク読め進められます。
    あのトリックは全く分からなかったです。

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    2023年01月28日
  • 女王はかえらない

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    ネタバレ

    いわゆるどんでん返し系。
    前半のパワーゲーム、別視点、ネタバラシの順。よく出来ている。
    名前が最初カタカナで第二章で漢字になるところからミスリードの匂いは大分してたけど、メグの正体は最後まで分からなかったなぁ。

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    2022年12月23日
  • 本格王2021

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    【収録作品】「コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎」笛吹 太郎/「弔千手」羽生 飛鳥/「顔」 降田 天/「笛を吹く家」 澤村 伊智/「すていほぉ〜む殺人事件」 柴田 勝家/「犯人は言った。」倉井 眉介/「アミュレット・ホテル」方丈 貴恵
    つまらなくはない。でも、これがトップクラスの短編だと言われると…… 「アミュレット・ホテル」は、既視感があるものの、連作でまとまったら読んでみたいと思える。続きあるかな。

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    2022年01月15日
  • 彼女はもどらない

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    ネタバレ

    叙述トリックの作品ぽさが序盤から香ってくる。だから、叙述トリックが待ち受けてるんだろうなと気構えて読んでしまう。ただ、その展開自体は相応にショッキングで、叙述トリックのためだけの物語にはなってしまっているものの、ハラハラしながら楽しめた。主人公の楓の精神がおかしくなってからは、読みにくさが目立った。ただ叙述トリックってどうしてもご都合主義というか、作者の切り取り方がすごく不自然だから、最後の怒涛のネタバレ描写のときにちょっと引いちゃうんだよな。

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    2022年01月01日
  • ネメシス4

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    ブランド鮭養殖場の社長が海に転落死。真相を探るため、風真はグルメライターになりすまして一族に接近するが‥
    アンナの出番が少ないのがちょっと寂しい。風真とアンナが栗田を尾行するスピンオフの話も面白かった。

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    2021年12月18日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    【収録作品】「イカロス」 降田天/「掌のいとしい他人たち」 櫻いいよ/「モモちゃん」 芹沢政信/「神様への扉」 手名町紗帆/「僕と“文学少女”な訪問者と三つの伏線」 野村美月/「神の両目は地べたで溶けてる」 斜線堂有紀/「神様の探索」 相沢沙呼/「『小説の神様』の作り方-あるいは、小説家Aと小説家Bについて」 紅玉いづき

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    2021年05月29日
  • 彼女はもどらない

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    1回読んだだけではちょっと私には理解できなかった
    2回読んでも無理だった
    1年置いて読んだらやっと理解出来ました
    自分自身の成長も感じました

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    2021年04月13日
  • 彼女はもどらない

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    『女王はかえらない』に続き、降田天2作目です。
    前のより読みやすくて面白かったです。あっという間に読んでしまいました。所要時間3時間くらいかな。
    前作は舞台が小学校だったけど、今回はSNSが関係してきます。知り合いからの嫌がらせは勿論怖いけど、顔も名前も知らない人から向けられる悪意って得体が知れない恐ろしさがあります。

    ネットの匿名性に守られて、人は酷いことを平気で書き込む。わたしが時々見るYOUTUBEのコメントも「君は何様のつもりなんだ」と思うようなものがあったりして驚く。
    知らない人たちと繋がれるメリットと、顔の見えない誰かにけなされるデメリットと、それぞれを集めて丸めたら、果たしてど

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    2021年01月24日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    「小説の神様」シリーズの作品は1作品のみで、他の7作品はシリーズをネタにした(?)アンソロジー。どの作品も元のシリーズ同様にネガティブベースの話が多く、好きじゃない。と云いながら読み終えたわ。シリーズの続編としては帆舞こま誕生秘話(?)が明かされて、それは良かった

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    2021年01月16日
  • 彼女はもどらない

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    前作、「女王はかえらない」では仕掛けが豊富すぎてどこが盛り上がりポイントか理解出来なかったのだが、私も成長したのだろうか。本作品はとても楽しんで読むことが出来た。

    怒涛の伏線回収は次々と小波が押し寄せてきて自分のキャパシティを試されている様だ。ワクワクした。

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    2022年03月02日