降田天のレビュー一覧

  • 女王はかえらない

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    ネタバレ

    小学生の話は面白くなさそうだなーと読み始めたけど、ほぼ一気読み
    1章のこどもたちはドキドキしながらも読んで、2章の教師は違和感と戦いながら読んで。
    最後の真相は驚いたわ!!!

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    2026年10月02日
  • 女王はかえらない

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    女王はかえらないよ、というお話(?)。

    小学生女子のカースト制度、転校生がやってきたことで関係性が崩壊し、対立構造へ。
    様々な事件がおこるなか、やがて最大の事件が起こってしまう。

    生徒視点の第一部、教師視点の第二部、真相の第三部、という三部構成。

    第一部の事件ののちの第二部、大事件が明るみになるかならないかのドキドキ展開ながら謎の決着。
    おかしいなおかしいなぁと思ったらまさかの真相。
    つながっているようでつながっていないようでつながっている。

    第一部の語り手は誰なのか?、あだ名での記述に何かしらのあるのだろうなぁ、と思ったらやっぱりだった。

    今作もきれいに騙されたわぁ、となりました。

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    2026年09月30日
  • 彼女はもどらない

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    ネットトラブル・炎上により彼女はもう元にはもどらない、というお話(?)。

    仕事の失敗で担当を外された女性編集者はそのイライラを人気ブロガーへとぶつける。
    一方、人気ブロガーのほうは奥さんが意識不明の状態にあり、仕事と子育てに追われながら、批判に対応していく。

    両者の視点を交互に描きながら、お話が進んでいく。
    最初に裁判描写があり、事件の顛末が明らかになっている。
    どうやってそこに辿り着くのかを考えながら読み進めていくと、どうにもそういう結果にはならなそうだぞ、となる。

    そして後半怒涛の真相が次々と明らかになっていく。
    そことそこがつながって、あそことあそこもつながって、あれとこれもつながるんかーい!となる。

    裁判描写があることで見事にミスリードさせられた感がありましたなぁ。

    批判や誹謗中傷、それぞれに抱える事情があったとしても、他人にぶつけていいものなんて何もないんだな、ということがわかりました(?)。

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    2026年09月29日
  • すみれ屋敷の罪人

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    久しぶりに、ラストでじんわり涙が出ました。ああよかった、救いがあった、と。

    数十年前の秘密を、関係者への聞き取りから少しずつ明らかにしていくミステリです。それぞれに話せない事情や嘘、記憶の齟齬があり、証言を重ねるたびに真相が二転三転します。主題は一貫しているのに、見えていたものが次々と覆されていく構成と、伏線の回収が見事でした。

    もちろん行為としての悪はあり、許されない行いは多々ありましたが、明確な悪人も善人もいないところも印象的です。誰もが自分なりの事情や思いを抱えていて、それぞれの選択が思いがけない形でつながっていく様子には、塞翁が馬という言葉が浮かびました。

    最初の信子の聞き取りから最後の全容の解明となる告白まで、一人ひとりの切実な語り、そして何よりも市川含めて誰もが守りたいものを守ろうとした思いが心に残ります。

    ミステリとしての面白さだけでなく、人間の不完全さや愛情が胸に迫る作品でした。巻末の古山裕樹さんの再読を勧める解説まで含めて、とてもよい読書体験でした。

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    2026年09月27日
  • 女王はかえらない

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    面白かった!
    途中でいくつか予想しながら読んでいたけれど、思っていた以上に何度も「そういうことだったのか!」と驚かされた。

    読者に自然と思い込ませる構成がとにかく秀逸で、読み終わってから振り返ると、違った見え方がするのが面白い。

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    2026年09月25日
  • 少女マクベス

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    ネタバレ

    ものすごくストレスを抱える環境、強い意志を抱く人が大勢集まるところでは、なにかしら起こってしまうのかな。その中で、全部どうでも良い、というところに行き着いた人は怖いな。全てぶち壊しにくるから。
    タブーに手を出し、狂っていった天才は痛々しかった。特に、天才にとっての「神」との最後の通話で、独りよがりに気がつくシーンがつらい。あなたからすればどうでもよかったんだ、っていう絶望。胸がぐっとつまった。
    一日経ってもこの物語のことが頭から離れない。あと舞台に興味が沸いた。シェイクスピアにも。

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    2026年08月15日
  • 事件は終わった

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    題名もよい
    事件は全然終わってない
    ちょっとホラーぽく連作短編は進んでいき、最後の章はちょっと感動した。
    つらいこと大変なことばかり起きているのに、最後は心温かくなるお話

    てことで、他の作品も読んでみよう

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    2026年08月01日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    短編集だと思えないほどの満足感…!
    神倉駅前交番のおまわりさん狩野が、冴え渡る推理と状況証拠でへらへらと被疑者の失言を誘う、いわゆる倒叙ミステリ。
    元捜査一課の「落としの狩野」がなぜ交番勤務になったのか、その原因となった事件を描いた後半2作"見知らぬ親友"と"サロメの遺言"の重厚さに参りました。
    ほかの作品も読んでみたい。

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    2026年07月16日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    へらへらとした元刑事の現在交番勤務の狩野
    悪徳警官の話かと思って読み始めたら全然違いました
    短編集でしたが全ての作品が容疑者が主役
    狩野がジワジワとどんどん容疑者を追い詰めていく感じは古畑任三郎を思い出します 全然タイプは違いますが
    サブキャラの月岡も面白い人物です
    降田天さんの他の作品も読んでみたいです

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    2026年07月11日
  • 朝と夕の犯罪 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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     前作に引き続き面白かった。良いシリーズに出会いました。主人公があまり出てこない面白いシリーズ。出てきたら凄みが。自作あるのかな。良かったです。

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    2026年07月05日
  • すみれ屋敷の罪人

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    今は廃墟となった戦前の名家の屋敷から、遺体が三体発見された。
    この遺体は誰なのか。華やかなりし頃、すみれに彩られたこの家に何があったのか。
    話は複数の関係者へのインタビューで進んで行く。
    様々な立場の視点で、一転二転しながら明らかになっていくのがおもしろい。

    みんなが誰かのために。すべてが誰かのために。
    美しく切ないミステリだった。余韻がすごい。
    まだ帰って来られないでいる。

    それから、表紙がとても綺麗。
    魅入られる。

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    2026年05月03日
  • 事件は終わった

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    地下鉄で起きた無差別殺傷事件。この小説は事件そのものではなく、その場に居合わせた人たちの後日譚を連作短編の形で描いた作品。

    まずその発想が面白いし、一つの事件を巡ってこれだけ様々な物語を紡ぎ出し、またそれを最終章で帰結させるのも見事。

    初めての作家さんでしたが、他の作品も読んでみたくなる。

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    2026年04月13日
  • 彼女はもどらない

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    油断していたら騙されてしまった。構成は見事だし種明かしまでのストーリー展開も細かく書かれていてよかった。何が本当に大事なのか見直す大切さに気づけた良い作品でした。

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    2026年02月19日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    犯人目線なのも短編ミステリーなのも面白かった。犯人目線って自分はなかなか読んだことなかったから新鮮で、かつ短編だからサクサク読めた。

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    2026年02月16日
  • 偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    倒叙ミステリーとしては、もっともっと犯人をいじめてほしかったので星4だけど、狩野に惹かれてしまったので、星5にします。
    以下ネタバレです








    短編の中で、狩野の実力が最も現れていたのは、やはり第一章である。
    自分の罪がバレないためについ余計な言い訳を言ってしまう犯人たち。
    何気ない会話から、ちょっとした違和感を無視せず、遠慮なく問い詰めていく狩野でした。過度な聴取から、被疑者を自殺に追い込んだせいで、おまわりさんになった狩野という設定です。作中からは、狩野が善良な人間なのかはわからない。でも、犯人逮捕するためには、いい人ではいられない。犯人にはそれなりに事情があるにせよ、職業的意識が優先されれば、時に意地悪なほど、問い詰める必要があるだろう。
    狩野の活躍を楽しみたいので、続編も読みます。ヘラヘラしてるように見えて、鋭い狩野を楽しみたいです。

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    2026年01月24日
  • 女王はかえらない

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    何度も読み返している作品。
    どの章も読み応えがあり、作者に騙されるワクワク感を体験できる作品。
    タイトルの意味も読むとわかる。

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    2026年01月06日
  • 女王はかえらない

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    めちゃくちゃ面白かった❗️
    そりゃ、このミス大賞取れるわけだ。
    なぜ今まで読まなかったやら❓

    思い立って、降田天祭り開催して良かったな〜♪o(^o^)o

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    2026年01月01日
  • 有限会社さんず スーサイド・サポート・サービス

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    ほ〜…いやぁ、なんちゅうか…誰かにオススメするって感じではないかもだけど、個人的には非常に面白かった。
    ドラマ化しても面白そうな感じだけど、それにはやっぱセンシティブなのかな。

    今、勝手に降田天祭り開催中なんだけど、改めてこのユニットすげーな❗️って思ってる。

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    2025年12月30日
  • 少女マクベス

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    演劇✖️少女(青春)✖️寄宿舎(女子校)ものは大好物。
    マクベスを舞台に、シナリオと事件が交差し、それぞれの抱える悩みや思惑を浮かび上がらせる。最後はタイトルで華麗に総まとめ。エネルギッシュで全力疾走した後のような爽快感。
    ただし、タイトルとイラストでファラオの密室に続くシリーズものと勘違いしていたことはここだけの秘密。

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    2025年12月06日
  • 朝と夕の犯罪 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

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    最後までどんでん返しがあってずっとハラハラさせられる物語でした。この本は兄弟がテーマであり、それぞれのキョウダイの物語が一直線に繋がり、考えされられる話でした。兄弟同士の絆、切っても離れない兄弟という関係は人によって異なることがわかる。

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    2025年09月24日