矢月秀作のレビュー一覧

  • 警視庁公安0課 カミカゼ

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    公安物はどうも人間不信になっていかんなぁ、と思いつつ最近なぜかよく遭遇してる気がするなw

    ちゃんと人間味のあるキャラだとホッともするし。
    しかし、今回も騙されまくってたので、しんどくなったら距離をおくかもだけどww

    シリーズ続刊されてるみたいなので、また読んでみよっと♪

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    2023年04月12日
  • 死してなお

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    大分県警の若い三浦賢太郎刑事は、既に解決した事件ではあるのだが、過去に世間を騒がせた犯罪者である萩尾信の半生を再度調査し、犯行に及んだ動機などの考察をまとめろとの命を受ける。
    三浦刑事が配属されている部署は刑事部刑事企画課捜査支援室で、犯罪は何故起こったのか、動機は何にあったのかを調べ、今後の犯罪捜査の手助けとなる資料として、そして似たような犯罪の再発防止を目的として、事件を様々な角度から解析している部署だ。
    萩谷信が起こした犯罪は、全国を股にかけ、凶悪な強盗や侵入窃盗を繰り返し、荒稼ぎをしていた。
    萩谷信の特筆すべきは、子供の時からの常軌を逸した行動にあった。
    後に逮捕された仲間たちは、口々

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    2023年03月21日
  • もぐら新章 昴星

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    矢月秀作『もぐら新章 昴星』中公文庫。

    『もぐら新章』第一部の完結編。

    これぞ『もぐら』と言わんばかりの昭和の劇画のようなストーリー展開。安達竜星の成長の過程と竜星の母親・紗由美、楢山に迫る危機が描かれる。そして竜星の怒りは頂点に達し、単身、反社会勢力の事務所に殴り込む。

    影野竜司の息子・安達竜星の母親・紗由美の会社で派遣社員の失踪事件が起きる。その社員はデリヘル嬢に入れ上げ、二人で沖縄から逃げ出そうとしている所をデリヘル経営者の反社会勢力のユージングループに拉致されていた。

    紗由美は派遣社員の行方を独自に捜査しようとするが……

    その裏で金武の空手道場では、竜星と楢山が対決し、竜星は

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    2023年01月25日
  • ACT3 掠奪 警視庁特別潜入捜査班

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    今回は、全個体電池と呼ぼれる最先端技術の関係者たちが疾走する。背後に中国資本の企業やファンドが関係することを突き止め、今回も田宮を始めとする潜入捜査官たちが事件に挑む。

    日本での研究者の待遇の低さは、以前から言われてきていますが、愛国心だけでは、やっていけない部分もあるのかなと思う。リソースも無限ではないですが、人の生活を変える根底の技術は一朝一夕では生まれないことを思うと、ある程度の余裕や遊びがある方が望ましいのだろうと思う。

    今回は田宮を含めた4人の潜入捜査官が、危険な場面や事態に遭遇するだけに、いつもよりアクションシーンが多いなという印象でした。
    冒頭と物語の最後が、素の田宮を見られ

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    2022年11月29日
  • D1 警視庁暗殺部 人間洗浄(上)

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    みんながそれぞれ自分の役目を理解していて
    自分のできることをやっていくところとか
    周藤の決断とかドキドキしたし
    これからどうなるのかたのしかったあ!

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    2022年10月11日
  • D1 警視庁暗殺部

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    勢いがあってあっという間に読み終わった!
    ストーリーも面白いし、
    戦う時?の、細かい描写説明も
    すごく迫力があってたのしい^^
    周藤かっこいい

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    2022年10月11日
  • 死してなお

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    矢月秀作『死してなお』文春文庫。

    ノンシリーズかと思ったら、結局は『刑事学校』の続編という位置付けになるのだろう。

    これまでの矢月秀作作品には無かった、しっとりした趣の作品。何しろ事件自体は遥か昔に決着しており、新たな事件が起きる訳ではないのだ。

    『刑事学校』の卒業生、県警の三浦は、かつて大分県警を震撼させた異常犯罪者の萩谷信の半生を調べる。調べを進めるうちに壮絶な最後を遂げた犯罪者とは全く違う萩谷の人生が見えて来る。

    本体価格610円
    ★★★★

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    2022年10月09日
  • もぐら 闘

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    今回は爆破事件から始まる。
    竜司は紗由美に付き添い、浜名湖の病院にいる。
    今回はモールからの要請はないが、事件を引き付ける竜司の元には何かが起こる。
    今回も強敵で、手に汗握る。

    2022.9.23

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    2022年09月24日
  • D1 警視庁暗殺部 死桜

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    矢月秀作『死桜 D1警視庁暗殺部』祥伝社文庫。

    『D1警視庁暗殺部』シリーズ第5弾。

    今回は警視庁暗殺部の上位組織である第三会議の内部に裏切者がいるという設定で、危機に陥ったD1、D2のメンバーが共闘し、裏切者を炙り出し、鉄拳制裁を加えるというストーリー。派手なアクションが際立つ昭和の劇画風警察小説。

    処刑執行のため医療ベンチャーに乗り込んだ警視庁暗殺部D3が罠に嵌められ、メンバー全員が返り討ちに遭い、全滅する。

    警視総監をトップとする第三会議に暗殺部D1、D2のメンバーが緊急招集され、D3を罠に嵌めた敵の正体を探り、敵を排除せよとの命令が下る。

    第三会議のメンバーの中に裏切者がいる

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    2022年08月25日
  • 警視庁公安0課 カミカゼ : 4 神島幻影

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    思った以上に緻密で、スピード感もあり面白かった。一瞬テロリスト言うことも一理あるなと思わせるなど、どんどん上手くなっている気がするな。今村の非常さには呆れるが、現場にも出てきているので良しとしよう。瀧川、薮野、白瀬は公安なのに人が良すぎるけど、それが肝なのかな。

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    2022年08月04日
  • もぐら 戒

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    環境ビジネス会社が権利を強奪、殺人事件を起こす。モグラの弱点・紗由美を誘拐してお腹に時限装置付きの爆弾を巻きつける。

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    2022年07月03日
  • 警視庁公安0課 カミカゼ : 4 神島幻影

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    矢月秀作『警視庁公安0課 カミカゼ 神島幻影』双葉文庫。

    シリーズ第4弾。前作で完結と思っていたら、何と約2年振りに続編が刊行された。

    いつもと似たような展開。主人公が不本意ながら潜入捜査を命ぜられ、窮地に陥るが超人的な活躍により巨悪を捩じ伏せるという感じの大味なストーリーだ。何しろ矢月秀作の作品なのだから昭和の遺産のようなワンパターンも致し方無しか。

    今回、公安0課作業班の瀧川達也が潜入するのは大手人材派遣会社。

    非正規雇用を常態化させ、労働者の価値を著しく低下させたあのパソナを彷彿とさせる大手人材派遣会社アノンGHDは本社機能を神子島に移転させようとした。その裏でアノンGHDの創業

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    2022年06月30日
  • もぐら 醒

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    今回のモグラの敵は、ネットゲームを主宰して人を心理的に操り、強姦、殺人に導く心理学を研究する大学生。

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    2022年06月26日
  • もぐら 乱

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    刑務所を特赦で出たモグラは探偵もどきの仕事に就き、警察を外から手伝うことになる。ハングマンみたいなもんだね。中国黒社会のヤバい4人の殺し屋が君臨する集団を捜査するんだけど、これがほぼ戦争規模。
    人情捜査とか刑事ドラマとは一線を画したアクション活劇。
    この作家の作風はこんなんでした?

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    2022年06月23日
  • もぐら 讐

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    絶対的な暴力で世直しを目指す教団が、新宿アルタ前で爆発事件を起こす。その1時間後に下関の刑務所でも大爆発が起こる。モグラは刑務所で服役中で事件解決に動く。
    教祖の警視総監への個人的な復讐たが、警察庁内の出世争いの結果。
    バイオレンス小説。
    面白い。

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    2022年06月19日
  • もぐら

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    ハードボイルド好きだなぁー。
    人が死んだりとか殺したりとかは凄いけど、主人公に凄くのめり込んでいくしまう。
    悲しい部分もあるけど、面白かった。

    2022.6.15

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    2022年06月15日
  • 刑事学校II 愚犯

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    同シリーズを続けて読みましたが中々面白く読めました。只前作同様終わり方は残念な感想です。このシリーズはそういう物として読めば楽しく読めます。このシリーズはTV向でいつかは飽きがきそうです。

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    2022年04月15日
  • 刑事学校

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    他の人の感想から余り期待していなかったが、案外面白く読めました。残念なのは最期の部分が中国が出て来て公安絡みで 何となく終わるかなと思いましたが そこはハズレましたが なんかサッと終わった感は強い。

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    2022年04月15日
  • 警視庁公安0課 カミカゼ : 2 鳩の血

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    前回同様前半はダラダラでやっと本筋に入る流れ。話自体は面白いが前半部分は残念。そして最期は次作へとの流れ。次作で終わりみたいですが、楽しみに待ちたいと思います。

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    2021年11月18日
  • 警視庁公安0課 カミカゼ

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    小説自体は面白く読めました。只残念なのは前半部分は公安になるまでの過程で私自身はイライラされらた。これまで読んだ公安物の小説よりは面白おかしくかかれてる。次作次第では終わりかも!

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    2021年11月16日