矢月秀作のレビュー一覧

  • D1 警視庁暗殺部 人間洗浄(下)

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    D1 警視庁暗殺部シリーズ、3作目。上下巻。

    謂わば、現代版必殺仕事人である警視庁暗殺部のメンバー。トンデモ設定ではあれど、これもエンタメと割り切ってしまえば全然OK。スピード感もあるし、スリルもあるしで最後まで飽きさせないし、暗殺部のメンバーだけでなく、元MI5のマリアのキャラも魅力的で、キャラ読みでも十分楽しめマス。
    ただ、私は下巻の発売を待って上下巻を読み通しましたが、あまりにも下巻の発売が遅すぎ。先に上巻を読んで待ってた人たちが気の毒。あの上巻の終わり方では生殺し状態だったんじゃないかしら。

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    2018年10月04日
  • リンクス

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    ネタバレ

    「もぐら」が気に入った!と言ったら、それをおススメしてくれた読み友さんから、別シリーズをいただく・・・w

    おいおい!主人公、爆死か!? ww

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    2018年09月30日
  • 警視庁公安0課 カミカゼ

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    一介の警察官が、公安に引き抜かれ反社会組織に立ち向かう話。
    公安の教育風景なんて普段知らないエリアの話なので、斬新でした。
    いくらなんでもそんなことないだろと思いながらも、楽しく読めました。

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    2018年05月13日
  • 烏の森

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    気になりつつ読めてない「もぐら」シリーズの著者の作品ってことでーw

    西新宿のビル街から外れた一角の“烏の森”にある、事情を抱えた者たちが身を寄せる下宿「鳩屋敷」

    その住民の椎堂圭佑は、全寮制高校でのイジメを苦にして脱寮した少年・三並良和の自殺を思いとどまらせ、鍛え上げて立ち直らせる。
    だが彼は、高校に戻ったその日、寮生たちに殺害されてしまう・・・って、ここでまず、おいおい!ってなるよね?w

    とか言いつつ、ハラハラしながら一気読みw

    んー、設定が安易すぎる気もするけど、まぁよかったですw
    (なんつー、上から目線!!www)

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    2018年05月07日
  • D1 警視庁暗殺部 人間洗浄(下)

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    新作ごとにアラが少なくなり、派手だが緻密で面白くなってきている。神馬の戦闘シーンは映画のプレデターを彷彿とさせて読み応え充分。マリアみたいな婦人は怖いけど魅力があるね。内容とは関係ないが下巻が出るのが遅すぎる!

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    2018年04月18日
  • 刑事学校

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    我が故郷のO県が舞台なので読んでみた次第。

    ・・・・・しかし、何故にO県?

    主人公の幼馴染があちこち配されすぎてたり、新米たちが全員そこそこ仕事ができたりと、御都合主義的な面も少し見えたりするものの、お話の舞台に知ってる地名があっちこっち出てくるのでナカナカ楽しめた。

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    2018年02月26日
  • D1 警視庁暗殺部

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    警察が暗殺部を作るなんてありえないが、軽めでエンタメな感じで面白かった。
    続きがあるなら見たいかな。

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    2018年01月03日
  • 光芒

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    両親を失い、バイト先も首になったそらは、元やくざの窃盗団に連れられ仲間になる。
    そこは、盗難車を売りさばくことと通常に自動車の解体工場を営む工場であったが、工場員の大半は元やくざで形成されていた。

    やくざは堅気になれるのか。が掲題の作品。

    話の転換がスピーディーで息もつかせぬ展開が読んでいてドキドキしました。

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    2017年12月14日
  • ACT 警視庁特別潜入捜査班

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    潜入捜査員が詐欺グループに潜入してミッションをこなす物語。
    かなり面白い。
    テンポもキャラクターも良い。
    潜入捜査員も情とかが入ってしまうんじゃないかな?って考えてしまった

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    2017年06月29日
  • リンクス

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    初めての作家さん。
    友達が「面白かったよ」と言って貸してくれました。
    続きもあるので読みます。
    東京臨海中央署地域課の巡査部長日向太一、天才科学者嶺藤亮が事件に巻き込まれその後が気になります。

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    2017年04月03日
  • AIO民間刑務所(下)

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    矢月秀作『AIO民間刑務所(下)』中公文庫。

    2002年に刊行された『獄の極』を改題、文庫化。昭和時代の劇画チックな勧善懲悪の単純ストーリーと暴力描写。兎に角、これでもかと言わんばかりに次々と登場人物が死んでいく。

    極悪非道の悪の蔓延る日本初の民間刑務所に秘かに潜入した内偵監査員の正体は…主人公の若林耕平は悪を潰滅するために孤軍奮闘する。

    ところで2年前に上巻が刊行された『人間洗浄 D1 警視庁暗殺部』の下巻は何時になったら刊行されるのだろうか。

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    2017年04月03日
  • AIO民間刑務所(上)

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    矢月秀作『AIO民間刑務所(上)』中公文庫。

    2002年に刊行された『獄の極』を改題、文庫化。さすが矢月秀作作品だけに、相変わらずストーリーは単純で非常に読み易い。

    沖縄の離島に造られた日本初の民間刑務所の更生員となった主人公の若林耕平が刑務所に秘められた謎を探る。この若林というのが笑えるくらいの正義感の塊で、空回りしているかのような言動が悪の正体を炙り出していく。

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    2017年04月02日
  • ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班

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    どんなに綿密な計画を立てても、思いもかけないトラブルに見舞われることがある。
    潜入捜査においても、ほんの少しの油断や警戒心の緩みがつまづきの原因となってしまう。
    常に危険と隣り合わせの仕事なのだと、今回の物語を読んであらためて気づいた。
    潜入捜査班に所属するメンバーたちには、彼ら独特のプライドがあるらしい。
    捜査員としてふさわしい力量があれば尊敬もするし、逆に力不足だと思えばチームの一員として危惧を抱く。
    だが、いずれも一線で活躍する潜入捜査員たちなのだ。
    それぞれに得意な分野は違っても、みな一流の役者であることは間違いない。
    それでも、トラブルは起きてしまうものなのだろう。
    矢月さんの書いた

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    2017年03月09日
  • ACT 警視庁特別潜入捜査班

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    とにかく設定が面白かった。
    まるで劇団が公演を行なうように、シナリオに沿ってそれぞれが与えられた役を自分のもにしていく。
    サポート体制があるとはいえ、危険な捜査であることに変わりはない。
    チームを組んだメンバーたちは、それぞれの役を与えられた舞台で完璧に演ずる。
    主人公である田宮の人物造形がいい。
    リアルな生活で劇団に所属はしている田宮は、俳優としてまったく使い物にならない。
    けれども潜入捜査官としての田宮はプロ意識が強く、役に完璧になりきることを得意としている。
    新人捜査官の吉沢に心構えを伝える場面では、多くを語らずともその行動で捜査官としてのあるべき姿を伝えている。
    体型や声色、話し方まで

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    2017年03月09日
  • ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班

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    シナリオ変更しつつも淡々と公演が進んでいると思いきや、最終章はなかなかの緊張感があり面白かったです。
    ぜひまた次の公演を。

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    2017年02月11日
  • 光芒

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    良かった。何が正しいのか、自分はどうしたいのかということを考えることの大切さを問うているように感じた。

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    2017年01月14日
  • 光芒

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    物語、アクション描写ともに素晴らしい。最後まで一気読み。傑作だと思います。
    あらすじ(背表紙より)
    伝説の元暴力団員・奥園が設立した自動車解体工場は裏では窃盗を繰り返していた。が、社員を想い、奥園が裏稼業から手を引こうとした矢先、ヤクザ時代の因縁の相手の縄張り荒らしに気づく。裏切りの疑惑。背後で蠢く謎の敵対者。微かな雑音が亀裂となり血で血を洗う巨大抗争に変わる時、男たちは問う。「所詮ヤクザは堅気になれないのか?」

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    2016年11月13日
  • D1 警視庁暗殺部

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    暗殺とは 政治的、宗教的な理由で 要人を殺害することである。
    この場合は 犯罪者 を殺すことで、暗殺と言う概念とは
    ちょっと、違うのではないか?
    警察が 官僚組織の最たるもので、官僚が そのような仕組みを
    みとめるわけがない のであるが、
    これは フィクションだから、楽しみたい。
    問題は 暗殺の対象者を 誰にするかである。

    エボラウイルスに 抗体をもっている人間を
    人体実験で 探し当てる。まるで 731部隊に近い。
    研究の目的は間違っていないが 手法が間違っている。
    『悪の飽食』的なグループで なぜか つながりが ロシアとは
    みょうな 方向へ 突っ走っている。
    この物語で言うならば イスラム

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    2016年10月17日
  • 光芒

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    これまでの矢月秀作の超人的なヒーローが活躍するアクション小説とは違う、闘う男たちの哀しみを描いたピカレスク小説。

    伝説の元暴力団員・奥園の車両窃盗を裏稼業にする自動車解体工場に拾われた天涯孤独のそらは少しずつ工場の仲間と打ち解けていく。車両窃盗の利権を巡る仲間の裏切りから、奥園は再び血で血を洗う暴力の世界に舞い戻る…

    今どき珍しい男たちの闘争をストレートに描いた劇画チックな作品。まるで大昔の東映映画のようだ。

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    2016年10月10日
  • リターン

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    今から15年前に刊行されたハードアクション小説の文庫化。最近は、このようなストレートなハードアクション小説には出会う機会が少なくなったように思う。良い意味でのストーリーのB級ぶりは、あの『もぐら』シリーズにも共通するところがある。

    主人公の静岡県警銃器対策課の一ノ瀬は、沼津市議会議員となった高校時代の友人、阿南を救うべく奔走する。男の友情と、捨て切れぬ忌まわしき過去、亡くした友のために悪に立ち向かう男に未来は…

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    2016年08月24日