矢月秀作のレビュー一覧
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矢月秀作『紅の掟』徳間文庫。
『紅い鷹』の続編。笑えるくらいに昭和の劇画風のハードアクション小説。ご都合主義と荒唐無稽のぶっ飛んだ展開の連続は相変わらず。今の世の中でこれだけ善と悪のはっきりしたストーリーは珍しい。
殺し屋組織の頂点に君臨する証である拳銃・レッドホークを継承した工藤雅彦は内縁の妻・亜香里と共に地方に身を潜め、ひっそりと暮らしていた。ところがある日、工藤の元に殺し屋組織の長老が何者かにより殺害されたという報せが入る。図らずも、再び闘いの場に身を投じることになった工藤と亜香里は……
一応、ストーリーとしては完結しているのだが、果たして続編があるのか、無いのか。
本体価格71 -
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矢月秀作『警視庁特例捜査班 幻金凶乱』角川文庫。
シリーズ第2弾。まあまあかな。詐欺師の沢村、天才的オタクの光野、元傭兵の神園、そして元暴力団幹部の村越が警視庁の一之宮祐妃警視正の元に集結。元指定暴力団員の三輪谷が経営する『アップルハウスファンド』のマネー・ロンダリングの実態を暴くために、過激な捜査を決行する。
元指定暴力団員の三輪谷の犯罪が小物過ぎて、一之宮祐妃警視正率いるワケあり犯罪者集団とのバランスが取れていない感じがする。例えるなら、地方の暴走族を蹴散らすのに海外の傭兵部隊を投入したという感じなのだ。
本体価格640円
★★★★ -
Posted by ブクログ
全員ワケありと言うことで、メインとなる登場人物たちは元犯罪者たち。詐欺師の沢村。パソコンおたくの光野。女性ながら元傭兵の神園。元暴力団の村越。
4人で仮想通貨詐欺を立証していく。
暴力団の資金源が仮想通貨というのを読んで、インテリでないと暴力団もやっていけないのだろうなと感じました。実際はどうかは知りませんが。
任侠学園を読んだばかりですが、常にお金が必要なのは、どんなヤクザも同じなのですね。そしてヤクザに最も必要なのはコミュニケーション能力だと改めて実感。
元傭兵の神園の存在は何だか反則のような気もしましたが、また4人の活躍を見てみたいです。