【感想・ネタバレ】AIO民間刑務所(上)のレビュー

あらすじ

20××年、日本で設立された初の民間刑務所「AIO第一更生所」。そこに新たに若林耕平ら四人が就職した。だが、彼らがそこで目にしたのは、刑務所の経営者、刑務官、囚人、更には設立に関係した議員たちの渦巻く欲望だった。はたして四人は刑務所に巣食う闇を暴けるのか? 日本の未来を戦慄的に描く名作、待望の文庫化。(『獄の極』改題)

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Posted by ブクログ

矢月秀作『AIO民間刑務所(上)』中公文庫。

2002年に刊行された『獄の極』を改題、文庫化。さすが矢月秀作作品だけに、相変わらずストーリーは単純で非常に読み易い。

沖縄の離島に造られた日本初の民間刑務所の更生員となった主人公の若林耕平が刑務所に秘められた謎を探る。この若林というのが笑えるくらいの正義感の塊で、空回りしているかのような言動が悪の正体を炙り出していく。

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2017年04月02日

Posted by ブクログ

主人公があまり腕っ節が強そうじゃないのは作者の作品としては珍しいが、作者のテイストは随所に感じる。後半に入ると一気にテンポが上がってきた印象。下巻を早く読みたい気にさせてくれる。

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2017年05月28日

Posted by ブクログ

あらすじ(背表紙より)
20××年、日本で設立された初の民間刑務所「AIO第一更生所」。そこに新たに若林耕平ら四人が就職した。しかし、そこでは、刑務所の経営者、更生官、更生者、更には設立に関係した議員たちの欲望が渦巻いていた―。日本の未来を戦慄的に描く名作、待望の文庫化。

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2017年03月26日

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