矢月秀作のレビュー一覧

  • もぐら 闘

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    今までとは若干毛色の違うかんじ。
    垣崎警視が一皮剥けて大人になっていく様が妙にリアルでよかった。今までよりもぐんと魅力的な人物に仕上がったかんじをうける。

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    2013年02月09日
  • もぐら 闘

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    今までどおり読みやすく面白い。

    臓器移植とかips細胞とか遠い世界のことで自分と接点がないから、理解はするけど、のめりこめなかった

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    2012年12月31日
  • もぐら 闘

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    ついにシリーズ第五弾。話題のiPS細胞などが描かれており、今回も大幅改稿。中盤まで影野竜司はおとなしく、不安になったが、後半はいつも通り暴れまくる。これまでのところ、第四弾の『もぐら 醒』が一番かな。

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    2012年12月22日
  • もぐら 乱

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    中国の組織相手にどんぱち。

    執行猶予のために、警察に協力するという良くわからない特例で警察に戻り、殺し屋とどんぱちどんぱち。
    アメリカのアクション映画ですか?というくらい、ところ構わず。
    殺し屋の中にはナイフ使いもいるので、その人とは格闘したり。
    そして不死身。

    恋人?の女の人が前作もそうだけど軽率すぎというかなんと言うか。おとなしくしておけば良いのに、と思うばかり。
    ハラハラ度合いは毎回上がってきている気がする。

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    2012年12月07日
  • もぐら 醒

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    もぐらの通った跡は、何人死ぬのだろうか?小説の外格が固まり、
    葛藤と信念で揺れ動くストーリーが軽くて丁度良い具合。

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    2012年11月27日
  • もぐら 讐

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    対宗教団体。
    舞台は刑務所。

    相変わらず血みどろで、敵も味方もひたすら銃を撃ちまくる。
    描写も残酷だ。

    が、それはさておき、ハラハラしながら読めた。暴力的なところはさておき、話は前のやつより面白い。
    もはやCG使ったアクション映画のようで。相変わらず竜司は不死身だし。

    面白かったのでシリーズ全部読んでみる。

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    2012年11月21日
  • もぐら 乱

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    もぐらシリーズの第三弾。もぐら、影野竜司が今回も超人的な活躍を見せる。中国の暗殺団・三美神との対決が見所。ご都合主義的なところもあるが、テンポの良い展開が心地よい。

    このシリーズは10年以上前の作品。文庫化にあたっては大幅に改稿されているようだ。

    10月には第四弾が出るらしい。楽しみだ。

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    2012年08月25日
  • もぐら 讐

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    もぐらシリーズ2作目。

    前作の事件で逮捕された主人公の影野は刑務所に服役中。その刑務所が新興宗教の教団テロに狙われ、影野に極秘の捜査命令が下される。

    相変わらず突っ込みどころ大アリな設定だが、それに目を瞑れば、エンタメ本として十分楽しめる。逆に変に突っ込まずに、素直に楽しんで読みたいシリーズ。
    1作目は、影野一人の大立ち回りで終始したが、今作はサブキャラの楢山や、柿崎の活躍もあったりで、キャラが拡がり楽しかった。シリーズモノとして今後にも期待できる。

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    2012年07月26日
  • もぐら 讐

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    『もぐら』の第二弾。かなり昔に出た本が最近、文庫になった。しかも、全面改稿。第三弾、第四弾と出版されるのだろうか。こういう面白本が復活してくれるのは嬉しい。第一弾で刑務所に収監された竜司が今回は刑務所の中で警察に協力し、悪と闘う。第一弾の方が圧倒的に面白かった。第三弾に期待だな(^_^)

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    2012年06月29日
  • 桜虎の道

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    過去を隠して真っ当に生活しているが仕事の絡みで極悪人と対峙する羽目に。
    普段は冴えない人物に成り切っているがいざという時には本性を現す展開はわかりやすくて小気味良い。
    バイオレンスな作品だけど悲喜交々の感情が生々と描かれているのが良かったな。

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    2025年11月12日
  • 死してなお

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    ネタバレ

    初めての作家さん。
    犯人はわかっている事件の、犯人の過去を追っていくスタイルの小説。
    稀代の凶悪犯罪者とされる萩原の過去を追うことになった三浦。
    「犯罪者だから障害があるに違いない」「犯罪者だから幼少期から歪んでいたに違いない」「犯罪者だから普通じゃない過去があっても当たり前」そんな常識に囚われず、萩原親子の歩んできた道と真摯に向き合う姿が良かった。

    物語に大きな動きはなくて少し物足りない感じはあるかも。

    人間ドラマが好きな人にはオススメ。

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    2025年09月29日
  • 警視庁公安0課 カミカゼ : 3 首都爆発

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    ネタバレ

    上下巻になってないけど話まとまるのかな
    と思うくらい組織の深さがあって
    一段一段深く潜って行くのがハラハラしもどかしかった

    前作までの今村の立ち振る舞いで、
    やや公安に不満があるような表現もあって
    『寝返ったな、やると思った』と思ったが
    それもまた読者も騙す表現で
    ちゃんと公安の仕事をしていて安心した

    矢月先生のもぐらシリーズが大好きだから、雰囲気感じるこのシリーズもすごく好き

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    2025年08月26日
  • 桜虎の道

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    ★★★
    今月1冊目
    矢月作品。
    いつも盛り上げて終盤終息タイプだがこれはまさにそう。バイオレンスさもさほど無い

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    2025年08月14日
  • D1 警視庁暗殺部 壊人

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    ネタバレ

    警視庁の暗殺部対私的暗殺部の戦いのようなお話

    私的暗殺部の言い分もよくわかる。
    法の抜け穴を潜り生きている人間たちに何の価値があるか、
    斬り刻み、本当に困っている人の身体に役立てる
    良いことをしているような、とんでもなビジネス。

    暗殺で見えなくしているだけで、根本解決ではないなと。

    矢月先生の作品にしては体術のスピード感が無かったかなという印象

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    2025年07月06日
  • 桜虎の道

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    ネタバレ

    元・極悪な取り立て屋が更生して司法書士事務所で働いていると、ひょんなことからヤクザや元カラーギャングとのトラブルに巻き込まれ、的なお話。 主人公は漫画「CUFFS〜傷だらけの地図〜」の沢渡優作っぽい。
    この作者の話はいい意味でワンパターンなので安心してスカッとできるというか、まあそんな感じで。

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    2025年06月10日
  • SAT-light 警視庁特殊班

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    矢月秀作『SAT-light 警視庁特殊班』講談社文庫。

    SATやSITなどの特殊部隊が出動するまでもないが、一般の警察官が対処するには危険すぎる凶悪事件に発展しそうな事案を担当する新設部隊の『SAT-light』と呼ばれる警視庁特殊班の活躍を描く、警察小説らしい。

    しかし、精鋭を集めた警視庁特殊班 SAT-lightと大層な組織と言う割りに今回出動したのが、地下アイドルの警護というオタクが喜びそうなチープな事案に思わず失笑。

    さらには、警視庁特殊班が地下アイドルの芸能事務所の管理売春の実態を暴くために、特殊班のメンバーがオタクになりすまし、ライブに潜入すると言うのだからさらに笑える。こ

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    2025年05月28日
  • 警視庁特務部逮捕特科アレストマン

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    警察に新設された逮捕に特化した課の活躍を描くアクション。良くも悪くもいつも通りの作者節。サクッと読めてサクッと気分転換が出来るのが良い。

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    2025年05月12日
  • もぐら伝 ~狼~

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    矢月秀作『もぐら伝 〜狼〜』中公文庫。

    いまいちパッとしない『もぐら新章』の第二部の開幕。

    竜星では役不足であるのは明らかであるのに強引に押し切ろうとしている感がある。ベタベタのストーリーとアクション。強いことが当たり前のような主人公の竜星という、まさにベタベタのベタ。

    やはり、元祖『もぐら』影野竜司が主人公の方が読み応えがあったな。


    高校を卒業し、楢山と紗由美の結婚を見届けた竜星は沖縄を後にし、留学やワーキングホリデーを名目に若い女性を海外に送り込み、売春させるという非合法企業を一つずつ叩き潰していた。裏社会では正体不明の竜星の暴れぶりから『狼男』と呼ばれていた。

    竜星の友人で、

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    2025年04月08日
  • 死してなお

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    【意味のある死】

    事件は解決し、犯人も自死。であるのにも関わらず、なにかが気になり事件と犯人の半生を追う、警察であり主人公の三浦賢太郎。

    ページをめくる事に犯人の人生や人間関係が紐解かれていくのに、当初の人物像からはどんどん離れていく。この真相から遠のいていくさまは、よんでいて焦れったくもあり、逆にそこに惹き込まれていく自分がいました。

    人間という生き物が、どんなに環境に左右されて生きているのかをまざまざと見せつけられる本作。

    ぼく自身、家庭環境、学生生活がボロボロであったならば、今作の犯人と同じような人生の最後と似たようなものに向かうこともあったのではないか……。どうにも他人事に思え

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    2025年04月07日
  • ACT 警視庁特別潜入捜査班

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    ネタバレ

    詐欺グループへ潜入し、黒幕を追う物語

    潜入することを公演とし、言葉を使うのが面白い
    その場だけなり切るではなくその世界に生きる様が、違和感がなく面白かった

    役に入るための準備期間、役を演じてる期間に周囲の人間を変えていく様子が、何を演じていても正義に生きるのは変わらないという意志を感じられてよかった。

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    2025年03月05日