矢月秀作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もぐらシリーズ第六弾。10年以上前に書かれた作品を改題、大幅改稿。影野竜司が環境ビジネス会社とその背後に潜む悪と闘う。竜司が不死身と分かっているのだが、次々と立ちはだかる敵との死闘にハラハラする。まるで劇画を読むかのようだ。
数年前に『いかさま』というピカレスク小説で矢月秀作を知り、もぐらシリーズが復活してから読み続けている。理屈をこね回したりせずに肩の凝らないハードアクション仕立てになっているのが良い。
エピローグは文庫化に当たり、追加されたのだろうか。10年前には無かったJRのICカード、スマホなどの記述も追加されている。
いよいよ夏には書き下ろしのシリーズ完結編が出るらしい。 -
Posted by ブクログ
矢月秀作『もぐら伝 〜蛇〜』中公文庫。
『もぐら』第3シーズン、『もぐら新章』の第二部の第2弾。
このだらだらとした煮え切らないストーリーはなんだろう。やはり『もぐら』は影野竜司があってこそだ。安達竜星では役不足の感がある。
少女たちを救うため違法売春組織を壊滅させたが、懲役3年執行猶予5年の判決を受けた竜星は生花店に身を寄せていた。その生花店が放火未遂に遭い、親友の刑事である真昌に相談すると周辺では奇妙な連続放火事件が起きていることを話す。
強引に土地買収を進めるために目的の土地を更地にするために都市再開発事業で起死回生を狙う政治家が闇バイトを使い、放火を繰り返していたのだ。そんな闇