あらすじ
新宿のビル街で大規模な爆破事件が発生。爆心部にいたのはiPS細胞の実用化に関わる研究員だった。警視庁は“モール”を中心に捜査を開始する。一方、重体の紗由美に付き添い、竜司が滞在する医療施設では小学生の患者が突然姿を消した――。これは人間の念願か狂気か!? 神をも凌駕する再生医療ビジネスが生んだ悪魔が竜司たちを襲う!!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今作は影野の活躍が控えめ
前作からの続きで紗由美さんが爆発に巻き込まれ、意識が戻らないまま。
事件が起きようと彼女の側にいる影野が意外でもあり、影野らしくも思えた。
最後にはしっかり主人公の活躍をしていた
影野の代わりに垣崎が奔走。
臓器売買や人体実験を行う組織を追う。
被人道的なやり方で神になろうとする仲川は、側に置く人間すら仲間と思わず、使い捨て殺す。
血の通っていない人間の様が狂気だった。
前作の人間関係を強く引き継いでいて、シリーズの面白みがあっていい。
Posted by ブクログ
今回は爆破事件から始まる。
竜司は紗由美に付き添い、浜名湖の病院にいる。
今回はモールからの要請はないが、事件を引き付ける竜司の元には何かが起こる。
今回も強敵で、手に汗握る。
2022.9.23
Posted by ブクログ
いつもよりは死人が少ない。
シリーズ全てに言えることだけど、ホントいいキャラがおおいよなぁ。
無理矢理な展開なのに、ハマってしまう。
ラストもよかった。
Posted by ブクログ
シリーズ5作目。
珍しく死んでほしくない人たちがみんな無事だった。でも、相変わらず。。
事件から遠ざかろうとしたのに、見事な巻き込まれっぷり。シュワちゃんよりもジョン・マクレーンか。
益尾と愛理の二人が微笑ましく、殺伐とした雰囲気が和んだ^^
Posted by ブクログ
再生医療ビジネス×爆破事件=?
全ての登場人物が一歩大人になった印象。
垣崎と益尾がこんなに良いキャラになるとは想像以上のストーリー展開。
やっぱり竜司と沙由美の関係はまだはっきりしないのか…
6弾に期待が持てる1冊。
Posted by ブクログ
今までとは若干毛色の違うかんじ。
垣崎警視が一皮剥けて大人になっていく様が妙にリアルでよかった。今までよりもぐんと魅力的な人物に仕上がったかんじをうける。
Posted by ブクログ
ついにシリーズ第五弾。話題のiPS細胞などが描かれており、今回も大幅改稿。中盤まで影野竜司はおとなしく、不安になったが、後半はいつも通り暴れまくる。これまでのところ、第四弾の『もぐら 醒』が一番かな。
Posted by ブクログ
新宿のビル街で大規模な爆破事件が発生。爆心部にいたのはiPS細胞の実用化に関わる研究員だった。警視庁は“モール”を中心に捜査を開始する。一方、重体の紗由美に付き添い、竜司が滞在する医療施設では小学生の患者が突然姿を消したー。これは人間の念願か狂気か!?神をも凌駕する再生医療ビジネスが生んだ悪魔が竜司たちを襲う。
Posted by ブクログ
もぐら第5弾。
今作はもぐら(主人公)が脇役になり、管理官の垣崎が主役に近い役割。
新宿の爆弾爆発から物語がはじまる。細胞を再生させるips細胞の研究と人智を超える野望が渦巻いてきく。
通常では起こりえない設定だからこそ、小説として割り切って、ストーリーを楽しむのが良いと思う。
でも、すごく人が死ぬ。
Posted by ブクログ
シリーズ第5作。
iPS細胞の実用化を含む再生医療ビジネスのあたりが、オリジナルとどう変わったのかは読み比べていないので不明だが、絵空事としてはまずまず楽しめます。
Posted by ブクログ
もぐらシリーズ5作目。
前作で爆発事件に巻き込まれた沙由美の治療に付き添っているため、今作での竜司の活躍は少なめ。代わりに管理官の垣崎がよく動いており、管理官としての壁にぶち当たる。
前作がとにかく人が死にまくり、ちょっとげんなりしていたので、幾らかおとなしめの今作の方が面白く読めた。シリーズものとしたら、これくらいの緩急がある方がいいかな。とりあえず次作も継読しようと思う。