あらすじ
強姦や殺人を繰り返し、その動画を公開して狂喜する者が集うネットゲーム〈フレンジーフェロウズ〉。影野竜司はゲーム主宰者を突き止めるべく動き出すが、高度な戦闘技術を持った元自衛官らが襲いかかる。ゲーム内で竜司の首に賞金が懸けられたのだ。姿なき主宰者の目的は、復讐か、それとも快楽か……。常軌を逸した凶人の群れに竜司が挑む!
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Posted by ブクログ
一気に読める。と言うか読まされる。
ネット世界の、匿名性とか、気づかないうちに流してる個人情報とか、ヴァーチャルな世界での感覚とか、怖い世界を見た。
次が楽しみ。
Posted by ブクログ
もぐらシリーズの第四弾。シリーズで一番の傑作ではないかな。ネットゲームに巣食う悪魔に影野竜司が挑む。
この作品は、1999年に出版された『もぐら狂い蟲』を大幅改稿した作品なのだが、10年以上の時を経て何故という疑問が残る。しかし、今、読んでも違和感が無く、楽しめる。
再来月には、もぐらシリーズの第五弾が出るらしい。恐らく、シリーズ最後の作品。もしかしたら、続編が出るのではと淡い期待を抱いている。
矢月秀作さんの作品は、たまたま古本屋で見付けた『いかさま』を読んだのが最初である。あまり知られていない作家だが、あまりに面白かったので名前を記憶していた。そこにもぐらシリーズが中公文庫で出るのを知り、飛び付いた。
Posted by ブクログ
順番が多少前後してますが一気読み中。
ネット犯罪とアクションはなかなか相容れないのか、
今回は控えめでした。
キャラクターとスピード感はやっぱり好きです。
VSネット住人
Posted by ブクログ
サイバー犯罪vs影野
自らの手を汚さず流されやすい人間を唆し、それを論文のための研究材料という犯人の歪んだ考えに不快感を感じる。
そんな犯人の思惑通りに動かされてしまい、後手に回る影野らにもどかしさを感じた。
現代らしい犯罪で、シリーズのなかで1番現実味があった。
紗由美さん早く起きてほしい
Posted by ブクログ
今回はネットからの事件。
邪悪なネットゲームで暴行や殺人の計画や話がなされ、実際に煽られて殺ってしまう奴らがいる。
たまたま今回は、竜司が自分のトラブルシューターとしての仕事で依頼を受けた女性がターゲットになってしまう。
そして、今回はそのネットゲームに参加していて犯罪未遂で竜司に捕まった男子高校生も捜査に協力させることになったり、なんともハチャメチャ度が高い。
相変わらず、警察官も一般人もたくさん巻き込まれる。
でも面白い。
2022.8.13
Posted by ブクログ
主犯の狙いは面白いんだけど、実際にどう発表するつもりなのか、ってのがずっと気になっていた話。
犯罪行動はいつものえぐい感じなんだけど、後半の犯罪シーンがスピード感を出すためか、被害者側の描写があっさりしすぎて、ひどいことをしている感が減っているような気がします。
あと、ネットで煽られて、っていう部分は良いとしても、仮想空間の描写というか、作り上げられている仮想空間がイマイチダサい感じが。(^^;
変に映像化されるより、文章だけの掲示板の方が煽りやすい気がするんだけどなぁ。
Posted by ブクログ
今回はフレンジーフェロウズというネットゲームを媒介として、殺人事件が発生する。
時代を感じるなぁと思いながらも、こんな風に人間を動かすことが出来るものかと興味深く読み進めました。
守るものがあるからこそ、守りたいという強い気持ちがあるからこそ、強くなれるのであると、自分を見てくれていないと思っていた父親から言われ、自分自身を見直すきっかけとするって場面は、子供とのコミュニケーションの難しさを感じるとともに成長の過程で自然と伝わるものなのかなぁと楽観してしまいそうになる。
が、きちんと伝えるということも必要だし、伝えるためにはきちんと見ないといけないな。
話はそれましたが、前作ほどのスケール感はないが、人間の持つ表と裏の心理をうまく描写されていて面白かった。
ただ、相変わらず人が簡単に、たくさん死ぬなぁ。日本じゃないみたい。
でも読んでしまうんだなぁ。
次作を手にしながらコメント書いてます。
Posted by ブクログ
シリーズ4冊目
痛快エンターテイメント
あまりストーリー性は感じないが、読みやすく一気読みできる作品だ。人がやたら死ぬが、影野の近くの人間は変わらないせいか、全体が単調になっていると思う。
でもきっと、新たな展開になれば感動すると思うので、読み続けていこうと思う。
Posted by ブクログ
うーん、相変わらず人はいっぱい死ぬけど、ちょっと迫力にかける気がする。
それにしても、毎回、紗由美は被害受けるなー。ちょっとは黙って隠れてればいいのに(笑)。
Posted by ブクログ
シリーズ4作目。
女性がターゲットになったこともあり、かなり痛々しかった。。
益尾が成長したのが、唯一の希望。もぐらはいじいじし過ぎではないかと思う。
Posted by ブクログ
今までのもぐらシリーズの中ではインパクトに欠けたかな。
だから★3で!
ネット上で殺人を唆してそれを真に受けるのもどうかと思うけど、今の世の中、あり得ない話じゃないからなー。
ネットだから何をしても言い訳じゃないし、むしろ全世界の人が見れるからこそのマナーって必要だと思う。犯人もインパクトなくて残念(笑)。
それより竜司と沙由美さんがどうなるのか気になる!
Posted by ブクログ
荒削りなハードボイルド風小説。
けっしてよい出来ではなく、人にもすすめられないが、読んでしまう。
ちなみに、私は昔、大藪春彦作品を全作読んでいる。そんな人には受けるかもしれない。
Posted by ブクログ
強姦や殺人を繰り返し、その動画を公開して狂喜する者が集うネットゲーム“フレンジーフェロウズ”。影野竜司はゲーム主宰者を突き止めるべく動き出すが、高度な戦闘技術を持った元自衛官らが襲いかかる。ゲーム内で竜司に賞金が懸けられたのだ。姿なき主宰者の目的は、復讐か、快楽か、それとも…。常軌を逸した凶人の群れに竜司が挑む。
Posted by ブクログ
第4段。対ネット犯罪。
暴力と予定調和な展開なんだな、とやっと気付いた。
事件が起こって、竜司の周囲の人がうっかりだったり何だかんだ止められてる行動をしたためにピンチに陥り、竜司自身もピンチに陥るけど最後は大暴れして解決、と。
全部そんな感じで、さすがに展開も読めるけど、肉付けは面白いし、続きが気になって読み進めたくなるのは変わらないので、また読む。