あらすじ
国家権力で悪を追い詰める公安0課作業班。“刑事の匂いのしない者”として引きずりこまれた瀧川は、一見穏健な新興政治団体MSLPへと潜るも、待ち受けていたのは意外な人物のまさかの裏切り−−仲間の藪野や白瀬にも魔手が迫るなか、浮かび上がってきたのは、日本を恐怖に陥れるミサイル計画だった。瀧川ら0課作業班は暴走する巨悪を止められるか。超人気シリーズ最新刊!
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Posted by ブクログ
面白かった。スパイの中にさらにスパイ!?誰が味方で敵なのかが終盤まで分かりにくいところが読ませる気持ちをより高めてくれた。ちょっとACTシリーズに近い気がする。心理学的な要素がやや強い点がちとくどいかな。
Posted by ブクログ
上下巻になってないけど話まとまるのかな
と思うくらい組織の深さがあって
一段一段深く潜って行くのがハラハラしもどかしかった
前作までの今村の立ち振る舞いで、
やや公安に不満があるような表現もあって
『寝返ったな、やると思った』と思ったが
それもまた読者も騙す表現で
ちゃんと公安の仕事をしていて安心した
矢月先生のもぐらシリーズが大好きだから、雰囲気感じるこのシリーズもすごく好き
Posted by ブクログ
2023.05.22 Audibleにて
いや、私が悪い。
仕事しながら聞いてしまった私が悪い。
もう、最後は誰が誰だか。。。
とりあえず、イマムラがなんかやったんよな?
3巻目の今作は、潜入していた捜査官のチバが帰ってこなくなってから話は始まる。
チバの様子を探るため、チバ同様のルートで潜入するタキガワだが。。。
途中、騙し騙されで、そっちに頭もってかれて、結局、潜入目的忘れちゃうんだよね。
だから、最後の方で誰がどうでどうなった?ってなっちゃうんだよな。
以下、ネタバレあり
手柄を上げる、成果を上げるっていう意味で、イマムラの策略は必要なのかもしれないけど、いらぁ~ってする。
だけど、スパイ役で現れたイマムラが、信じたくないけど、心強いなって思ってしまった。。。
ほいで、タキガワとフナダの話し方がなんか、気に食わないんだよなぁ。クセが強い。。。
まぁ、この2人は騙されて公安になった人たちだけど、ズブズブなヤブノとシラセが、やっぱり好きよ。騙されたとしても、選択したのは自分らだろと思うのは、選ぼうとする彼らが羨ましいのかな。それでも、タキガワが仕事となると、なり切ってるのは好き。だからこそ、そこから、戻そうとするフナダとアヤコが好かんのよな。やばい、話に触れずに、好きだ嫌いだしか書いてない。。。
あと、「やおら」を久々国語辞典引いたわ~
この作者さん、「やおら」好きすぎやろ。
あんまり、本で見た事ないんだけど。